2014年07月13日

走行用リチウムイオンバッテリーを再生するルート



身近で、景色が良く、半日程度で出かけられ、効率よくリチウムイオンバッテリーを再生するルートを開拓しました。
御岳ロープウェイが中間点になりますから、景色は申し分なし。

ほぼ50kmごとに急速充電し、その中間区間で走行モーターに20kWほどの負荷を断続的に与えると、約150kmの走行でHxが1%再生します。
※Hx:走行用リチウムイオンバッテリーの健全性を表す指標。

Hxの1%はバッテリー容量に換算すると0.5%に相当します。
日産では一年に1.5%経年劣化すると想定しているので、三回で一年分を取り戻すとみなせます。

250kmほど走行すれば1.5~2%再生できるルートも開拓してありますが、一日中走り続けるのは疲れてしまうので、半日のルートを探していました。

再生のメカニズムは未解明ですが、再生に至る条件はいくつか発見しています。
リチウムイオンバッテリーそのものが再生するのではなく、バッテリーを制御するシステムを整合させる効果が発揮されるのではないかと考えています。

理屈は追々説明できるようになると思いますが、大事なことは日常の延長線上にあるドライブで劣化したバッテリーを復活させることができるところにある。
特殊なショックなどでバッテリーに刺激を与えるのではなく、行楽に出かけたら結果としてバッテリーが再生しているので安心です。

運よく、日常のドライブルートが再生効果を発揮しているリーフは状態が良いでしょうね。
逆に、再生現象にほとんど遭遇しないリーフは・・・。
時折見かけるひどい状態のリーフに怒るユーザーさんのケースは、これなのかもしれませんね。

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Posted by komachan at 22:21│Comments(0)リーフ
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