2014年09月25日

バッテリ性能の大幅な再生に成功


これまで蓄積してきた日産リーフの走行用リチウムイオンバッテリー再生のノウハウをまとめて実験しました。
結果は、予想以上の成果が得られました。

バッテリーの健全性を表すHxは、過去最高を大幅に上回って76.9まで向上しました。
これに伴ってバッテリー容量を表すSOHも88%に回復しました。
一か月前のSOHは85%まで下がっていたので、3ポイントもプラスです。

12セグメントから11セグメントへと欠ける「セグ欠け」はSOH84%を境にすると予想されますが、近づくどころかかなり遠ざけることができました。
次の遠出の旅までは2週間ほど間隔があるので、それまでは上げる操作をせずに、下がらないよう維持します。
しばらくはバッテリー容量40%の運用を続ける予定です。

課題は、劣化防止の40%運用後に遠出して劣化が急速に進んだ現象の再発抑止です。
グラフの円で囲んだところが該当します。

これまでは遠出で劣化が大幅に進行したことはなかったのですが、劣化防止の40%運用との因果関係があるのかないのか…。
リーフのバッテリーを使いこなすには、まだまだ解明しなければならない課題が山積しています。

同じカテゴリー(リーフ)の記事画像
ストラットサスペンションアッパーの錆対策は無料
リーフに30日乗り放題の仕事募集
足裏ヒーター装着
ENGEL ( 澤藤電機 ) MHD14F-D
電気自動車の特典
・バッテリーを消費しないタイマーエアコンの使い方
同じカテゴリー(リーフ)の記事
 リーフで北海道6600kmの旅 報告会 (2018-11-05 10:13)
 サービスキャンペーンでバッテリー容量が増えるが (2018-07-26 07:50)
 日産との対決に勝利 (2018-07-21 09:51)
 実測データから見る充電量と走行性能 (2018-05-27 07:45)
 亀マーク異常をリコール隠しホットラインへ報告 (2018-04-05 07:35)
 日産、リーフ30kWhのバッテリー劣化に関する声明を発表 (2018-04-04 14:09)
Posted by komachan at 08:01│Comments(0)リーフ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。