2008年11月11日
・温暖化防止に好都合な真実

本日、午後1時30分から市役所 南庁舎 大会議室で「家庭における省エネルギー講座」 。
家庭のエネルギー消費改善を目的として、家電製品の省エネな使い方や省エネ家電の上手な選び方など省エネ行動を紹介します。
講師は社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の宮本眞知子さん。
16日の午後2時からは、駒ヶ根市駅前 アルパビル3F 多目的ホールで、「好都合な真実 in 伊那谷」。
『地球温暖化に今私達ができること』と題して、講師に田中優さんを迎えて開催します。
こちらは参加料が1000円です。
田中優さんのブログ
前者が『できることから始めましょう的』な内容なのに対して、後者は『やるべきことはなんだろうか』を効果的に捉える視点。
どちらも大事ですが、現状を知らずにできそうなことだけやって「温暖化防止だ」と自己満足に陥らないためには、後者の話を聞いておくべきだと思います。
京都議定書で日本が約束したマイナス6%は、到達が危ぶまれています。
長野県では、全国平均を大きく上回る温室効果ガスの増加が発表されたばかりです。
駒ヶ根市は、さらに状況が深刻です。
長野県は、1990年比で15%も温室効果ガスの排出量が増えています。
マイナス6%するためには、差し引きで20%もの削減に取り組まなければなりません。
駒ヶ根市はさらに上をいっていて、30%もの削減が必要です。
削減義務を放棄して先延ばししていることを市民のほとんどが知らない。
身近なエコで自己満足して、必要なエコに遠く及ばない現状を知らない。
知らないでいることはとっても楽ですが、後になってまとめて苦労することになります。
アリとキリギリスの寓話を地でいく話しです。
Posted by komachan at 09:27│Comments(0)
│温暖化防止
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