2015年07月28日

10分充電

今さらですが、充電に30分使ってませんか?

日産を始め、ありとあらゆるところに「30分で80%」と書いてあるので、リーフに乗る初心者ユーザーは30分充電しなければいけないと思い込んでいる。
かなりのベテランユーザーでも、漫然と30分充電しながら走り続けていることが多い。

30分充電すれば80%になるのだが、それは一つの現象であって実用に適しているわけではない。
充電器の設置者やEVメーカーは、充電効率についてユーザーにほとんど伝えていない。

今の時期なら大雑把に言って効率が良いのは、日産や高速に設置してある大型なら10分、コンビニの小型なら15~20分までだ。
チャデモの充電器は10~15分充電を想定していることを知らないユーザーがほとんどだろう。
CHAdeMO方式の特長 最大出力の決め方


大型の44kWだと10分で7kWh超の充電になる。
電費8km/kWhで60km走れる。
一般道だと一時間半はかかるだろうから、休憩のタイミングとしてはちょうどいい。

高速道路では各駅停車になってしまうかもしれないが、スタートを満充電で出て食事やティータイムを活用して30分充電すれば、それ以外は10分充電でSAの一つ飛ばしも可能になって走り続けられる。


先日、山陽道を炎天下で700km走ったが、大半を時速100kmで巡航できました。
SA・PAでは10分充電して、一つおきに利用する目安でした。
ぐるっと山陽山陰1800キロ 充電レポート (前半)

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30分充電する理由の一つは、「不安だからできるだけ充電しておこう」という安全側の思惑です。
必要以上に充電することで充電時間が長くなり、他のユーザーも充電待ちが長くなる。
無駄の連鎖だ。


高速道路事業者に提案したいのは、次の充電施設までの目安表示です。
無駄な充電時間を削減して、充電待ちのリスクを大幅に低減できる。

例えば、次の充電施設まで法定速度で走行した場合の消費電力をkWh単位で表示する。
充電器にも充電量をkWh単位で表示すれば、これを越えて20分も充電するユーザーは少なくなるだろう。

あくまでも目安だが、搭乗人員や天候、気温を反映して判りやすく一覧表にまとめれば、安心感は大幅に向上すると思われます。


個人ユーザーが提言しても聞き入れてくれるほどNEXCO各社は頭が柔らかくないので、県や国を巻き込んだ事業に組み込んでみようと思っています。
ここから先は、これからのお楽しみにしておきます。

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Posted by komachan at 07:03│Comments(0)リーフ
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