2007年06月21日
・三菱商事がバイオ燃料プラント受注

受注額は約60億円で、2009年3月の稼働を目指しています。
地元農協など事業者がてん菜や小麦などをもとにエタノールを製造。
石油製品と合成する「ETBE」の原料として販売される見込みです。
プロジェクトは農林水産省の実証事業として北海道農業協同組合中央会などが実施。
ホクレン清水製糖工場の一角に年間製造能力1.5万キロリットルのエタノール製造施設を設ける。
バイオエタノール製造設備では国内最大級になります。
三菱商事が中心になってキリンビールの発酵技術を生かしたプラント構築のノウハウと、日本化学機械製造の蒸留設備の技術を融合するようです。
バイオエタノール製造プラントは、北海道・苫小牧市でも年間製造能力1.5万キロリットルが計画されています。
こちらは米を原料にしています。
米どころといえば新潟県ですが、JA全農が主体となって年間製造能力0.1万キロリットルのエタノール製造施設を設ける計画があります。
両県で国内の米の生産量の15%を占める北海道と新潟ですから、先進地として選ばれるのも当然だと思います。
エネルギーと食料の自給をどのようにバランスを保っていくかが、これからの政治の重要な要素となってきていると思います。
Posted by komachan at 08:00│Comments(0)
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