2008年01月27日
・ガソリン暫定税率は炭素税に

特別処置の暫定税率が撤廃されれば、ガゾリン税が軽減されて家計を助けるかもしれない。
しかし、道路族は「道路財源がなくなって困るのは生活者」と言い張る。
たしかに、身近な生活道路の不備は放置されたままのものが多い。
では、道路財源が今のままなら生活道路の整備が格段に進むのかと言えば、そうとも言えない。
財源が今のままなら、道路を整備するほうの意識もそのままとなるので、変わらないのが当たり前となるからだ。
暫定税率が廃止されれば道路整備に支障が出るのは、大規模事業の方だろう。
これに比べれば生活道路の整備費は大したことはない。
この辺りの区分がされずに「道路は一体」で論議するからおかしくなってしまう。
駒ヶ根市を例に取れば判りやすいが、大きな道路を新たに作れば街が壊れる。
街が壊れるということは生活者の不利益になる。
生活者を助ける生活道路の改善を後回しにして、生活者を苦しめる幹線道路を優先的につくる財源として暫定税率が生かされているのが現実です。
いっそのこと、暫定税率は廃止にして、そのまま炭素税として地球温暖化対策の財源にすればいい。
民主党は、消費者を金で釣ろうとするようなことをせずに、日本の責任政党として世界に温暖化対策の道筋を示す第一歩に利用すべきです。
Posted by komachan at 09:06│Comments(2)
│温暖化防止
この記事へのコメント
これ以上の高速道路は要らないから生活道路の整備を進めてもらいたい。
ガソリン税は下げず、二酸化炭素排出削減策に使う目的税として、炭素税を設けてもらいたい。炭素税は経団連が反対しているから、福田内閣では導入されそうにない。ガソリン税を下げるという人気取り政策しかできない民主党が炭素税を設けるなどできそうにない。頼れる政党がないのは悲劇である。
ガソリン税は下げず、二酸化炭素排出削減策に使う目的税として、炭素税を設けてもらいたい。炭素税は経団連が反対しているから、福田内閣では導入されそうにない。ガソリン税を下げるという人気取り政策しかできない民主党が炭素税を設けるなどできそうにない。頼れる政党がないのは悲劇である。
Posted by 竹島 at 2008年01月30日 19:14
頼りないけど民主党に頑張ってもらうしかない現状がつらい・・・。
Posted by komachan
at 2008年02月01日 08:37

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