2018年07月27日

SP851はエンジン交換の方が部品交換よりも安い



エンジンが壊れた自走式草刈り機SP851スパイダーモアだが、補修部品が到着した。
なんとエンジンセット。

壊れた部品単位で交換するよりもエンジンセットの方が安いから。
前回の大修理はピストンとシリンダーを交換して4万円近くかかったが、ピストンとシリンダーを含む数十点のパーツの集合体であるエンジンセットだと3万円でおつりがくる。

想像するに、このエンジンは故障頻度が高いために修理業者からエンジンセットでの安価な提供を求められているのだろう。
サービスマニュアルにはエンジンセットで補修部品としては掲載されていないから裏メニューなのかもしれない。

今回はメーカーに故障のことで問い合わせたのでエンジンセットを取り寄せられることを教えてもらえた。
バルブなどの微妙なセッティングを省けるので修理がとても簡単になった。
  
Posted by komachan at 21:36道具

2017年11月30日

止まってしまうPAPAGOのドラレコ



PAPAGOのドラレコを取りつけているのだが時折撮影していないことがある。
原因を探っていたのだがようやく突き止めた。
瞬間停電に対応できないのだ。

リーフを急速充電中にナビを操作しようとメインスイッチを押してACC電源をONにすることがある。
充電を終えて発進するにはもう一度メインスイッチを押す必要がある。
この際に一瞬だが12vバッテリーからの電力供給に瞬間停電が発生する。
PAPAGOのドラレコは電力が遮断されたとして停止してしまう。
瞬間停電だからすぐに通電するのだが、PAPAGOのドラレコは瞬間的に電源が落ちたら再起動しない「仕様」になっている。

また、シガーソケットからドラレコの電源を取っていると振動などにより接触不良が発生して瞬間停電の状態になることもある。
ここでもPAPAGOのドラレコは停止して再起動しない。
ユピテルのドラレコも使っているが、瞬間停電してもすぐに再起動するから問題ない。

おそらく衝突の衝撃で瞬間停電が発生すれば止まってしまうのだろう。
ドラレコとしては致命的な欠陥だと思うのだが、PAPAGOでは「仕様だから問題ない」との認識だ。  
Posted by komachan at 14:09道具

2017年09月24日

充電式草刈機には笹刃が合う



草刈り機をエンジン式から充電式に変更したことによって大きく変化したのが草刈り刃。
これまでも刃持ちは良いが切れ味で劣るチップソーを敬遠して八枚刃を重用してきた。

エンジン式草刈り機と八枚刃の組み合わせはとても使いやすく、刃の再生も自前で簡単にできるようになったこともあって、これで決まりかなと思っていた。

ところが、充電式草刈り機を使い込んでみると、刃の切れ味をさらに高めると電池の持ちが違うことを実感するようになる。
八枚刃を上回る切れ味の笹刃を使ったときだ。
叩いて切るチップソー、当てて切る八枚刃、触れて切れる笹刃の違いといったら判りやすいだろうか。

笹刃は目立てが面倒だといわれるが、そこは使い手の技量が大きく影響するところだ。
グラインダーの砥石を一つ笹刃専用に成型してあると、わずか数分で画像のように目立てできる。

切れ味に優れる反面石などに当てると刃先がすぐに摩耗してしまう笹刃を使うにはジズライザーなどの補助具を使うといい。
ジズライザーとは刃先を地面からほどよく浮かせるための器具なのだが、刃先の水平移動もスムーズになって疲れにくくなる。
石が多いところは目立てがすぐにできる八枚刃との使い分けになる。

切れ味が良い、疲れにくいなどの要素は、結果として人と機械のエネルギー消費量を減らすことになる。
エンジン草刈り機をブンブン回して悦に入る人たちとは対極にある賢い草刈り術だと思っています。  
Posted by komachan at 09:34道具

2017年09月03日

スパイダーモアSP851(AZ851)のキャブ調整


最新の農機具は繊細だ。

自走式草刈り機(通称スパーダーモア)のエンジンを載せ換えてキャブ調整にとりかかったが、今一つ満足できない。
感覚頼りではだめなようだ。
エンジン回転計を入手して、マニュアル通りにセッティングを試みた。

一連の調整方法は下記の通り。
・アイドリング設定ネジを規定回数締め込み。
・アイドリング回転数が最も高くなる状態に低回転調整スクリューを調整する。
・アイドリング設定ネジを調整してアイドリング回転数を3200rpmにする。
・低回転調整スクリューを反時計回りに回転させてアイドリング回転数が2200rpmになるように調整する。

さすがにマニュアル通りにセッティングするとエンジンは快調になったのだが、この調整をエンジン回転計なしに感覚でやるにはかなり高度な技術が必要だろう。

ガソリンエンジンは農機具といえども排ガス規制が厳しくなっている。
それに伴ってエンジンの調整はより繊細になってしまう。
このエンジンも素人がいじれないようにキャブレターをセッティングするネジは特殊形状で特殊工具でなければ回せない構造になっている。

そこを特殊工具を自作するなどしてクリアしたことに達成感がある。  
Posted by komachan at 19:04道具

2017年08月31日

草刈8枚刃研磨機SK-205チューンアップ

草刈8枚刃研磨機の使い勝手を向上させるべく手を入れる。


8枚刃の形を決める型板はプレス裁断されたままなのでバリがある。
バリをヤスリで取り除き、摺動面もサンドペーパーで研磨して抵抗を減らす。


刃を固定した状態で研磨に適した位置に動かすベースを取りつけているボルトナットの締め付け位置を調整する。
動きが滑らかでかつガタが生じない位置で締め付ける。


刃型をなぞる部分にはグリースを塗布する。
回転する部品や動く部品にもグリース注入もしくは注油する。

市販の工具はそのままでも使えるが、自分の好みに性能を向上させると使いやすいし、作業時間も短縮され疲労も減る。
買ったままの「工具」は手を入れることで「道具」になる。

一連の手入れの結果、とても使いやすくなった。
これまで以上に早く、楽に草刈8枚刃が研磨できる。


  
Posted by komachan at 07:16道具

2017年07月04日

窓用エアコンで家全体を冷房



エアコンを取りつけた。
冷涼な信州でも盛夏には35℃に達することもあり、夏はやっぱり暑いから。
一般家庭なら当たり前のことなのだが、我が家ならではの特異な出来事でもある。

まずは設置場所。
隣に鎮座するのは薪ストーブだ。
薪ストーブとエアコンが隣接しているなんて他にはないだろうし、本来はあってはならない組み合わせだ。
エアコンはプラスチックで囲まれているから薪ストーブから発せられる遠赤外線で簡単にとろけてしまうし、エアコンに使われている電子部品の耐熱温度をはるかに超えて故障してしまう。

次に冷房能力。
家庭用のエアコンは最小モデルでも2.2kWまで。
ところが取りつけたエアコンは1.6kWの弱小機種。
小さな一部屋を冷房するだけなら役に立つかもしれないが、これ一台で家じゅう全部を冷やす。
外気温34℃なら室温は26℃に保たれるはずだ。
理由は、家の作りがそうなるようにできているから。

これらの条件を満たすために選んだのは窓用エアコン。
薪ストーブを焚く時期には取り外せるから併設も問題ない。
窓用エアコンだからこそ冷房能力が大きい機種がない。

2020年には太陽光発電の余剰買取制度が終了して、昼間に発電した電気は有効活用することが必須。
どうせ付けるなら早い方が良いだろうと3年前倒し。
エアコンの価格は今月から高騰するから先月末に2万円台で購入しました。
  
Posted by komachan at 11:23道具

2017年05月21日

スパイダーモアをロープで操縦



草刈り機をリモートコントロール。
土手が高い河岸段丘地帯ならではの草刈り機の操縦方法です。
進行方向の逆転は土手を下ってハンドル手元まで行って操作しますが、それ以外は道路から操縦できるのでとても楽です。
  
Posted by komachan at 22:18道具

2017年04月03日

風呂釜故障で更新


今朝、風呂釜の回りが水浸し。

察するに、昨日の風呂釜清掃で水漏れが生じたのだろう。
こうした作業に慣れていない奥さんに任せたのがまずかったようだ。

家を買ったときに知り合いの解体業者に頼んで中古の風呂釜をたくさん集めたものの中から選りすぐって使っているのだが、今回故障した風呂釜は二番目に程度が良かったもので10年以上使えた。

当然だが、一番程度の良いものは保管してある。
やっと出番が回ってきた。

新品を買い求めるのはいつになることやら。


薪風呂釜の更新完了。

壊れた古い風呂釜を撤去して、さらに古い風呂釜を取りつけた。
メーカーはイソライト。
耐火断熱煉瓦やセラミックファイバーなどの工業製品を製造販売をおこなう企業である。
知る人ぞ知るイソライト竈のメーカーでもある。

およそ40年前に作られたイソライト製風呂釜は、超が付くほどの珍品だ。
イソライト竈とともにほとんどコレクションの一品といっていい状態にあったが現役として活躍してもらうことになった。

予想通り取りつけにはかなり苦労させられたが、そこを克服するところが楽しい。
ついでに灯油バナーも復活させたが、化石燃料の消費は極力避けているので活躍の場が与えられるかどうかは未定。  
Posted by komachan at 22:21道具

2016年10月07日

スパイダーモア SP851 AZ851の車高調整ワイヤーは不良部品



スパイダーモア SP851 AZ851の車高を調整するワイヤーがつぶれてしまった。
主原因はワイヤーが不良品だったから。
しかし、不良部品が取りつけられていたことをメーカーに認めさせるのはユーザーとしては難しい。
一応問い合わせたが、返答は「部品交換してください。2,700円(税別)です」という、予想通りのものだった。

交換しても再発する可能性があるので自分で対応する。
つぶれて短くなった対策は、ナットを加工してカラー(スペーサー)を作り、ワイヤーの下に必要な長さ分挿入。
さらに潰れが広がらないようにワイヤーをギプスで補強。


ワイヤーがつぶれた原因は圧縮とねじれが同時に加わったからだと推測される。
圧縮は車高調整で生じ、ねじれはハンドルを回転させることによって生まれる。
この二つの力が複合して加わって、不良だったワイヤー被覆がねじれて、らせん状の重ね面がずれたものと考えられます。

ハンドル回転によるねじれを逃がすようにワイヤーの固定点を改良する必要があるとメーカーには助言しました。  
Posted by komachan at 08:41道具

2016年01月09日

食洗器パナソニックNP-TR8


食洗器を取りつけました。
手間を惜しんで機械に頼ることを嫌っていましたが、正月にのんびりしている時にフッと購入を思い立ちました。
奥さんの手荒れ防止に役立つだろうと。

省エネになるし、経済的だと確証を得たのでYahooショップでポチッ!
メーカーの試算だと2.5年、省エネルギーセンターによる試算でも5年で元がとれるという。
5年保証に加入したから損することはないだろうという打算です。

設置は何とかなるだろうと必須の分岐水栓も含めてオプションは一切なし。
でも、付属部品だけでは足りません。
純正だと1万円、社外品でも5千円とかなり高額なオプション部品がないと取り付けできない仕様です。

家にある廃材を物色して、据え付け説明書を無視して接続しました。
貧弱な接続カプラーを使ってある標準の給水ホースは蛇口側で切断してホースニップルにバンドで固定。

洗濯機にも共通している標準の給水ホースは、漏水シールが脆弱で試しにちょっと無理をしたら一瞬で破れました。
だから取扱説明書にも「運転終了後は必ず分岐水栓を閉じてください。」とある。

置き台を作ったり、瞬間湯沸かし器の取り付け位置を変更したりと付帯工事がいろいろあって半日かかりました。

ちなみに置き台は贅沢なブラックウォールナット材。
理由はちょうどよい大きさの廃材があったから。
もちろん耐水性に優れているという選択基準をクリアしています。  
Posted by komachan at 07:35Comments(0)道具