2007年06月04日
・B-1GPソースかつ丼に偽りあり

駒ケ根ソースかつ丼は、前日より二百食多い千五百食を準備し、一人二食までの販売制限にもかかわらず、三時間余りで完売する繁盛だったという。
報道によれば、
投じられたはしの目方総量で争った結果、駒ケ根ソースかつ丼会は八位だった。
下平勇会長は「結果よりも、ソースかつ丼のおいしさを二十五万人の来場者にPRできたことが一番の収穫」と胸を張った。
8位/21チームですから、健闘したと言っても良いでしょうが、気になることが多々あります。
今回提供されたソースかつ丼は、肉質も量も値段も、通常は食べることができないスペシャルだったからです。
他の参加者の対応がわからないので一概には言えませんが、会場では「特別価格の300円」で食べた人は、『安くて美味い!』と思ったかもしれません。
しかし、実際のソースかつ丼では、同じものが300円の破格値で提供されている店はありません。
大会規定では、ご当地B級グルメの定義は、
『身近にあって誰にでも親しまれる存在と解釈してほしいところです。』
と、されています。
身近な食堂では食べられない、n肉質まで変えられた親しみのない「別物のソースかつ丼」による成績なので、手放しでは喜べませんね。
大会参加を機に、出品したものと同じものをソースかつ丼会の店舗でメニューに加えないと、B級グルメの信頼を失ってしまうのではないかと思います。