2008年04月06日
・草刈機が壊れた、延命か環境性能か
ピストンがシリンダーにくっついてしまって動かない。
以前に添加したBDFが固着したのが原因のようです。
仕方がないのでエンジンを分解して、シリンダーも外そうと思ったら、ピストンリングが固まってしまっていて取り外せません。
ピストンの周りはBDFが固形化して強固に付着しています。
一目見て「こりゃ、あかん・・・」
しかし、思いと裏腹に手が動いてしまいます。
スクレパーで地道に固着物を剥がしにかかる。
ピストンリングはバラバラに折って”掘り出し”、BDF固着物が薄く張り付いた溝も丹念に削り取る。
頭では「新しいのを買ったほうがいい」と思っているのですが、直さずに入られなくなってしまう性分が作業を止めさせません。
二時間ほどかけてピストンの表面研磨まで終えましたが、古い機械なので適合するピストンリングが入手できるかどうか、月曜日に農協へ問い合わせてみないとわかりません。
念のために、次期機種の選考にも着手しました。
環境のことを考えると、草刈機の主流である”2サイクルエンジン”は避けたいところ。
ホンダの4サイクルエンジン機種が良さげですが、欠点は最新の機種の中ではちょっと重い。
それでも古い2サイクルエンジン機種と比べれば軽くなっているのだからと、安く入手するための情報収集を開始したところです。
庭の草をちょっと刈り払うくらいのレベルならホームセンターの安物でもいけますが、一度刈り払うだけでも数日を要するほど草刈機を活躍させなければならないので、業務用・プロ機じゃないと使い物にならない。
修理して2サイクル機を使い続けるか、これを機に4サイクル機に切り替えるか。
今の2サイクル機も、廃棄処分されたものを復活させて、さらに10年も生き長らえさせた機械なので、十分使ったといえるのですが。