2009年01月08日
・自動車のCO2排出量が悩ましい

正月の帰省のように家族みんなで出かけるにはミニバンが必要だし、仕事に軽トラックは不可欠なのでこの組み合わせに落ち着きました。
日常の足は、もっぱら軽トラックに集中します。
その理由は、ずばり燃費。
シエンタが日常1リットル当たり11kmのところを、軽トラックなら15km走れるからです。
シエンタのカタログ燃費は1リットル当たり14km。
高速型のエンジンらしく街乗りでは2割落ち。
ところが高速道路へ出ると一変して元気が出て、駒ヶ根から中央高速を東へ向かうと甲府あたりでは17.4km/Lにまで伸びます。
今年の正月の帰省は、箱根駅伝の大渋滞と東名の帰省渋滞に遭いながらも、中央-東名-関越-長野道の周回でちょうど14km/Lでした。
燃費の17.4km/Lは中央高速を時速95kmくらいで走ったときですが、関越を時速105kmくらいで走ったときは14.9km/Lに落ちます。
シエンタの経済速度は時速90km前後だと考えています。
駒ヶ根は起伏が激しい地形なので、特に東西に走行しようとするとアップダウンが続きます。
高速走行が得意なシエンタでは経済性が悪いので、しかたなく日常の足は軽トラックになります。
我が家の昨年のガソリン代は約16万円だったので、シエンタの燃費と軽トラックとでは4万円もの違いが出るからです。
ちなみにガソリンの総量は、業務用も含めて1,127リットルでした。
CO2の排出量は2.6トンにもなり、我が家から出るCO2の7割以上を占めています。
軽トラックとシエンタの燃費の差は、CO2にすると0.7トンの違いに相当します。
さらに大きなミニバン(トヨタのアルファードなど)では、実燃費は街中だと5km/Lという報告もあるので、財布にも地球にも悪影響なのでとても手が出せません。
アルファードにはハイブリッド車もありますが、実走行データで比較すると我が家のシエンタとほぼ同等です。
ハイブリッドだから地球に優しいと勘違いして購入している人も多くいると思いますが、大きいことの罪滅ぼし程度にしかなってないんですね。
ミニバンでガソリン車と同程度の走行性能を備えた電気自動車ができてくれないかな~。
そしたら太陽光発電と組み合わせて、一気にCO2の排出を減らせるのに・・・。