2009年02月26日
・村井長野県知事側近が首吊り死亡

謹んでご冥福を申し上げます。
◇ ◇
西松建設の違法献金疑惑の渦中にあった長野県の右近謙一参事(59)が、電柱にロープをかけて首をつって死亡していた。
警察では自殺と見ているようです。
ブログの読者からも情報が寄せられたので、可能性について考えてみたいと思います。
村井知事が2006年8月に初当選した際には、選挙運動を陣頭指揮した腹心です。
知事就任に伴い、同年12月から4年4カ月の任期で危機管理担当の参事(部長級)を務めていた。
村井仁の裏も表も知り尽くした人物が死んだことに長野県民が疑惑の目を向けるのも当然です。
ケース1 自ら死を選んだ
村井仁の罪を庇って死を選んだとすれば、なぜ、人目につく場所で自殺したのだろうか。
危機管理のプロが、あの場所を選んだことにメッセージが隠されているように思えます。
死をもって罪の重さを親分に示したのか、死ななければならない状況に追いやられたことを広く知ってほしかったという、ダイイングメッセージではないか。
ケース2 自殺に追い込まれた
特捜の捜査が村井仁の周辺におよび親分が危なくなったことで、腹心の詰め腹を切らせてトカゲの尻尾切りを図った。
親分がそうさせたのか、親分の周辺や背後にいる黒幕が工作したのか。
人知れず死ぬことは、自分を死に追いやった者たちを利することになると考え、人目につく死に場所を選んだとすれば・・・。
ケース3 自殺と見せかけた他殺
長野県にはびこる自民党恐怖政治集団の存在がかかわっているのでは。
周りから伝わってくる噂も、この可能性を指摘するものが多い。
義憤に駆られて真実を公表しようとして始末されたということが考えられるほど、村井仁を取り巻く自民党政治家集団の闇は深いらしい。
読者の皆さんから寄せられた今回の事件の可能性をまとめると、こんな感じになる。
どのケースが該当しているのか分からないが、いずれにしても長野県民はとんでもないのを親玉を据えてしまっていることに違いはないようだ。
長野県政にかかわる死亡事件はこれが初めてではない。
つい先ごろ県議の事件があったばかりだ。
長野県政の背後になにがあるのか。
県政を操っている自民党とはどれほど恐ろしい組織なのか。
ここまで書いて本当に恐ろしくなったけど、見ない振りをしているとこれからも犠牲者が続くのではないかと心配になったので、あえて書きます。
情報を寄せてくれた読者の皆さん、ありがとうございました。
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