2009年04月10日

・注目の飯田市議会選挙直前の自殺

注目している飯田市議会議員選挙の直前に自殺者が出た。

9日午後3時45分ごろ、飯田市八幡町の北辰神社脇の雑木林で、飯田市議の代田剛嗣氏が首をつっているのが見つかった。

代田市議は直前に自動車による物損事故をおこしており、飯田署では自殺とみて調べている。

ご冥福をお祈りします。


同市議は、19日開票の市議選への立候補を表明していました。

前回の市議選では、落選した次点候補との票差は21票であり、今回も苦戦が予想されていた。

南信州日報に掲載されている候補紹介で支持者が語ったところによると、「初当選直後はその役割に悩み、自信を喪失した時期もあったと聞いていた」とある。

事故直後に同乗していた支持者に「えらいことをしてしまた。議員生活終わりだ」と話していたというから、精神的にも追い込まれていたのかもしれない。


不幸な事故により、飯田市議会議員選挙は定数23に対して立候補予定者24の激戦となった。

伊那谷の地球温暖化防止の先陣を切る飯田市ですから、市議選といえども注目に値します。


そこで、地球温暖化防止を政策に掲げている市議を探してみました。

google検索で「飯田市議 地球温暖化防止」とすると、上位5件は下記のような結果になっています。


1位 飯田市議会議員、原勉さん

2位 飯田市議会議員、原勉さん - にほんブログ村

3位 飯田市議の原勉さんを勝手に応援するブログ - 政治家、応援批判掲示板

4位 人口減少化を見据えた地域政策 | 飯田市議会議員、原勉さん

5位 フルーツカクテル - 登録ブログリンク集 - 原勉さんを応援します

圧倒的に原勉(はらつとむ)市議が、温暖化防止の面では際立っています。

飯田市議会議員選挙の重要候補として注目していきたいと思います。  
Posted by komachan at 09:45Comments(0)市政

2009年04月09日

・佐久市長選、市民と歩む柳田候補

佐久総合病院再構築イメージ 同院HPより読者から佐久総合病院の将来を左右する選挙に関する情報が提供されました。

土建・箱物の村井県政との絡みも非常に濃い佐久市長選挙ですが、佐久病院の今後は、田中前知事の流れを汲むと思われていた木曽候補と、田中知事と対立した過去がある柳田候補の一騎打ちに託され、前回の県知事選挙のしこりが影響することも考えられます。


さて、時が経てば人は変わるうようで、現時点では、田中氏の理念に近いのが柳田候補で、木曽候補は現市長のハコモノ政治を継承する立場にあるというから、まったく逆転してしまったんですね。

木曽候補を田中前知事の流れにあると勘違いする佐久市民が出ないことを願うばかりです。

では、読者投稿を紹介します。

     ◇                    ◇

佐久市ではこの12日に告示、19日が投票日の佐久市長・市議選があります。
今回の選挙結果いかんでは佐久病院が崩壊の危機に立たされてしまいます。
地域医療の要として今まで佐久のみならず、広域の人たちのいのちを守ってきてくれた佐久病院。
再構築問題を最優先課題として早期着工に取り組もうとする候補者を選ぶと同時に、私たち市民自身も声を上げて佐久病院を支えようと下記のようなデモを計画しました。
もしこの時間に佐久方面を通りかかる方がいましたら、車からの声援だけでもかまいませんので、ぜひ応援をお願いいたします。
佐久にお知り合いのいらっしゃる方はどうぞお知らせくださいませ。
以下転送・転載大歓迎。

********* 転載ここから **********

<「求む!早期着工」デモ行進実施のご案内>

佐久総合病院・高度医療センター・ツガミ跡地への建設については、県知事裁定「三者合意」で「レール」は敷かれましたが、
その後の進展はなく、このままでは病院はダウンしてしまうのは必定です。
そこで、早期着工を求めて、下記によりデモ行進を行ないます。
直前の連絡で恐縮ですが、皆様にも、是非ご参加くださいますようご案内いたします。
完歩が望ましいですが「途中から~途中まで」「沿道の声援・拍手」も歓迎です。
お気軽にご参加ください。

☆ 日時と場所
  4月11日(土)正午佐久病院バス停ウラ出発

☆ コースとポイント時刻
  正午・佐久病院前出発→12:35野沢・ケヤキ角右折、商店街ヘ、野沢橋渡る
  →13:00中込駅バス停→13:15中込交差点直進、旧道・滑津駅
  →13:50北中込駅横・ツルヤ→14:20岩村田・セブンイレブン
  →14:30岩村田・ローソン左折→14:50佐久平駅
  →14:55ミレニアムパーク→15:00解散   
       
  以上です。

********* 転載ここまで **********


繰り返しますが、田中さんと仕事をした木曽候補は三浦市長とがっちり組んで、現市政の継続(ハコモノ行政)を公約として掲げていることをお忘れなく。  
Posted by komachan at 10:05Comments(0)長野県政

2009年04月08日

・駒ヶ根市が賭博施設の計画を隠蔽

駒ヶ根市で計画が進む場外車券売り場(競輪場外の車券販売場)の概要が明らかになりました。

きっかけはもちろん、地元の勇気ある住民が当ブログに情報を寄せてくれたからです。

ブログの記事を見た新聞記者が、詳細に取材して本日の紙面に掲載されました。

皆さんの読者投稿は、隠された情報を掘り起こすのに、とっても役に立っています。


昭和伊南総合病院のすぐ近くにあるパチンコ店を改装して、年間15億円の売り上げを見込むギャンブル施設ができる計画です。

駒ヶ根市には、昨年の10月に計画を説明したというのですから、市長は知っていながら市民に隠していたんですね。

市内にギャンブルがやってくるということは、施設ができる地元だけの問題ではなく、市民全体に問いかけなければならない大問題です。


市が広報できなくても、報道機関に情報を提供することは可能だ。

建設計画を市長が隠していたとなると、裏でどんな工作があり、世間を騒がしている裏金が疑われても仕方がないですね。

しばらくして、「私はギャンブルの誘致に失敗して市長を辞めました」なんて、杉本市長がコメントを発表することになったりしたら大変です。


信毎の記事によると、場外車券売り場を計画しているのは、下伊那郡松川町の竹村工業。

駒ヶ根市北割二区の広域農道沿いで同社が経営するパチンコ店が不採算のために建物活用策として浮上したようだ。

地元では、今後、同様の売り場を視察して住民生活への影響を判断する予定という。


誘致に向けて前向きに検討するというなら、そういう対応になるのだろうが、迷惑施設として県内でも諏訪・辰野地域で大反対運動が起きています。

真剣に反対するなら、こういった地域と連携して実のある検討を早急に進めるべきだと思います。

「青少年の健全育成に良くない」などと甘いことを言っているようでは、ギャンブルの旨みに呑み込まれてしまう。

駒ヶ根の町が、周辺の地域に、賭博の空気が漂い、南信の良さを一気に吹き飛ばしてしまう。


まもなくゴールデンウィークが始まり、信州にもたくさんの観光客が訪れます。

ギャンブル施設ができれば、自然豊かな南信州のに惹かれて訪れる観光客ではなく、金の亡者と金に見放されてすさんだ姿のギャンブラーがたむろする町になる。

計画する竹村工業では「実害はないと考えている」としているようだが、地域の風紀が一変しても実害はないと言い切れるのだろうか。

できてしまってから「しまった・・・。」と思っても遅い。


計画は2007年11月にも駒ヶ根市に報告されていたという。

杉本市長以下、駒ヶ根市が計画の存在を知りながら広く市民の声を聞こうとしてこなかった裏に何があるのかは今後明らかになると思いますが、利権の絡まない市民が自分たちの生活環境を守るために声を挙げなければ彼らの思う壺にはめられてしまう。  
Posted by komachan at 09:26Comments(0)市政

2009年04月07日

・森田健作知事の無所属は虚偽で告発

「無所属」のたすきをつけ選挙運動に臨んだ森田健作氏 毎日新聞ここ連日、読者の皆さんからの情報提供が続いて、大変にありがたく思っています。

本日も、自民党の汚さを暴く読者情報が寄せられました。


     ◇                    ◇

皆さまへ・・・(重複ご容赦、転送歓迎)

千葉県知事選挙は、森田健作氏の圧倒的な勝利に終りました。
しかし、選挙期間中、徹底的に自民党とのつながりを隠し、「完全無党派」として有権者をあざむいた手法は、公職選挙法に違反すると指摘されています。
また、大手の安売りショップ、ドンキホーテからの献金が政治資金規正法違反だと新聞でも大きく報道されました。
「選挙のやり方で、その後の政治姿勢が決まる」とは、元宮城県知事浅野史郎さんの言葉ですが、今回の森田氏の情報隠蔽は千葉県の情報公開の大幅な後退につながる恐れがあります。
また、このような不正な選挙がまかり通るようなことになれば、全国に大変な悪影響と政治不信を与えます。
時機を逃さず、きちんと告発する必要があると考えます。
千葉県内外からも、「森田健作の不公正な選挙を市民として告発したい」という意見が多々寄せられています。
そこで、以下の会をたちあげ、森田氏への告発を行うことになりましたので、皆さまの積極的なご参加をお願いします。

根拠となる公職選挙法、およびドンキホーテ献金の新聞記事を末尾に添付しましたのでお読み下さい。

             (記)

1)『森田健作を告発する会』の立ち上げ
  日時:4月11日(土) 18:30~20:30ごろまで
  場所:市民ネットワーク千葉県 4F 会議室
     千葉市中央区中央4-10-11
     電話 043-201-1051
     (千葉駅から徒歩15分、千葉県庁向い、千葉地方裁判所トナリ)

2)女性弁護士として活躍中の西島和さんが『千葉県民および弁護士』の立場で
  「ボランティア」で代理人になっていただける。感謝、感謝
  西島和(にしじま いずみ)さんは八ッ場ダム住民訴訟の弁護士でもあります。

3)4月13日(月)『必着』で全国から出来るだけ多くの委任状を集める。(費用は無料)
   ※添付ファイルの委任状には三文判で押印と捨て印(用紙の一番上)をお願いします。
   ※現在約80名の告発申込みがありますが、100人以上の目標です。(千葉県民以外でもOK)
    ※80円切手5枚~10枚程度のカンパ歓迎です。強制ではありません(笑)
 
4)委任状の郵送先
 ・吉川ひろし(無所属市民の会 代表 千葉県議)
  〒277-0861 千葉県柏市高田754の24

5)4月15日(水)に千葉地方検察庁特別刑事部に『告発状と委任状』を
  提出し、午後(時間は未定)に千葉県庁記者クラブで記者会見をおこなう。
  記者会見には多数の告発人の参加を期待します。
  ※記者会見の時間が決まり次第、委任者の皆さまにお知らせします。

≪公職選挙法≫
> (虚偽事項の公表罪)
> 第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは
> 公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の
> 「政党その他の団体への所属」、その者に係る「候補者届出政党の候補者の
> 届出」、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に
> 対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し「虚偽の
> 事項」を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。

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(読売新聞4月4日)
千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が支部長を務める
自民党東京都衆議院選挙区第2支部が2005年と06年に、当時の政治資金規正法が禁じた企業から計1010万円の政治資金を受けていたことが3日、分かった 森田氏側は、返還を含めた対応を検討している。
献金したのは、ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)。
政治資金規正法は06年12月の改正で外資規制が大幅に緩和されたが、それ以前は、外国人や外国法人の株式所有割合が50%を超える企業からの政治献金を禁止していた。
有価証券報告書や同支部の政治資金収支報告書によると、ドン・キホーテは同割合が50・62%だった05年に計650万円、51・82%だった06年に計360万円を同支部に寄付していた。
双方とも同法の規定を知らず、森田氏の事務所は、「返還の要否などを専門家と相談し、適切に対応したい」とコメント。
ドン・キホーテも「専門家に相談した上で適切な処置をしたい」としている。

     ◇                    ◇

委任状


平成21年  月  日


住所
                   
  
  
委任者                 印



私は、弁護士 西 島  和 を代理人と定め、下記の事項を委任します

1.当事者 告発人  
被告発人 森田健作こと鈴木栄治
事件  公職選挙法違反及び政治資金規正法違反告発事件
検察庁 千葉地方検察庁
2.復代理人の選任
3.告発の取下げ

上記事件に関する一切の件

弁 護 士   西  島   和 (東京弁護士会所属)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7
新大宗ビル1号館1001号
電話 03-3477-1487
FAX03-3463-5368
  
Posted by komachan at 09:05Comments(0)読者

2009年04月06日

・飯田市が呆れる昭和伊南病院人事



駒ヶ根にある昭和伊南総合病院が危機的な状況にあることは、地域の住民で知らない人はいないでしょう。

経営形態の見直しでは、現行は一部を適用している地方公営企業法の全部適用に09年度移行し、組合長が任命する企業管理者を配置することになっています。

企業管理者は経営に一定の権限を持ち、予算調整や職員給与・勤務条件などについて弾力的な運用が可能となる。

その経営トップが適切な判断をするために必要な支援を担うのが経営企画室であり、そこの室長に飯田市の元副市長が就任しました。


しかし、この人事について飯田市の読者から、「とんでもない人をそちらに送り込んでしまった・・・」と、衝撃の報告が舞い込んで来ました。


市長の一期目、当時の助役を民間からとのことで市長が開発銀行出身(政府系)で県内で唯一人脈のあった82BKに依頼し、慶応、早稲田出身の2名が浮上。
市長が早稲田OBであったせいかO氏に決まった。
地元では慶応OBとの下馬評であったがO氏に決まった。
早稲田ラインで市長は進もうと思ったが結果として飯田地区での経済界の影響力は慶応閥が強く、この事は後にあらわれてきました。(2期目は確実に早慶戦の様相になった)

その後副市長になる訳だが、その間元々銀行においても営業畑ではない為、人脈に乏しく、出身高校、地元と松尾でもほとんど名前さえ知らないのが現状であった。
行政改革本部長となる訳だが何一つ実績を上げられず、議会でも答弁さえできず市職員からも相手にされず、本来副市長(助役)は従来、部、課長をはじめ、市長に伝えたい事を相談したりするのが役目の重要性を理解できず副市長の来訪者もほとんどなく、市職員、市役所の活力の低下はひどい状態となり、まあ任命責任のある牧野市長にその原因はあるのだが、その結果、市の関連団体三セク等で本人が取締役をしていた会社がほとんどこの間どうにもならなくなり、天竜峡温泉宿舎破たんは全くひどいものであり、議会側も調査委員会を作る(市で初めて)いわゆる所管事務調査を実施するに至り市長支持議員からも反対、追求の火の手が上がるありさま。
逆に言うとO氏の唯一の功績は82BKの3000万近い負債を公的資金(市)を導入して片がわりし、その会社を解散させ、新たに4000万を投入して市の直営会社にしてしまった。
破綻した会社の社長(地元自治会長)はあて職はまだしもO氏以下、取締役も何ら責任もとらず市民の税金を利用しただけで、何らの具体的責任もとらずに今期、退職金を1600万もらって1期4年でやめちゃった男です。

私の聞いている話では、病院の医師の不足に関連して、病院関係者と信大を含め、依頼活動をしていたが病院関係者もあきれるほど何んにも熱意もなく、積極的なアプローチもしないので、市長が彼に対して真剣に取り組む様、相当強くせまったところ、本人はびっくりして急に仕事に対する意欲を失い、辞意を口に出し、ここにいわゆる銀・銀コンビが解消する事になり、この事は議会における副市長人事の混乱を招き、牧野市長のリーダーシップの弱さを露呈する事となった。

いずれにしても、病院経営の能力はゼロ、一般企業の財ムもほとんど期待することはできない

<おまけ>
82BKの長野時代の「オリンピック室」では、あの吉村知事の裏金疑惑の関係者として、その筋では当たり前の話しで、投資会社の社長など、結果としてここ5、6年で、82退職→投資会社→飯田市副市長→駒ヶ根病院と天下りをつづけ都合3回の退職金をもらいながら、さて昭和伊南ではどうするのか、注目にあたいする。

飯田の心のある人達はあきれているのが本音です。

情報提供者は飯田市の政治・行政に深く関与し、内情に精通している方ですから信頼度はきわめて高い。

昭和伊南総合病院は危機的な状況にあり、財務に優れる人材が求められていた。

しかし、その着任した人物の能力に外部からも疑問の声が出ている。杉本市長は、しっかりと調査した上で採用に及んだのだろうか。

長野五輪の裏金疑惑の関係者でもある人物が駒ヶ根市の財政問題にも深く関与することが市民感情としては受け入れられない。


それにしても、飯田市の内部から「病院経営の能力はゼロ、一般企業の財ムも期待できない」と酷評される人物を病院経営の中枢に招き入れた杉本市長の人選能力の低さにはほとほとあきれてしまう。

市長公約で副市長を外部の民間から連れてくると、大嘘を市民についた杉本市長だからと納得できてしまうことに、駒ヶ根市民は落胆するしかない。


12日からは飯田市議会議員選挙が始まる。

飯田市の過去と将来を駒ヶ根市と比較して注視する必要が出てきたようだ。


**飯田市議会議員選挙 google検索上位4件
4月19日(日)は飯田市議会議員一般選挙の投票日です!
ザ・選挙 -選挙情報
飯田市議会議員、原勉さん
原勉さんを応援します - にほんブログ村  
Posted by komachan at 08:42Comments(0)市政

2009年04月05日

・手前味噌を仕込みました

手前味噌と言いますが、自宅の味噌を自慢するとの意味合いよりも、語源としては自分自身をほめる言葉のようです。

味噌という言葉自体に自慢の意味が含まれることから、自分を自慢する言葉として手前味噌が使われるようになったんだそうです。


前置きはさておき、手前味噌を仕込みました。

かれこれ16年目になります。

都会に暮らしているころからの習慣で、ず~と手前味噌だけです。

こだわりの自家製味噌かというと、そんな身構えたものではなくて、手軽に、ずぼらに、なんちゃって手前味噌です。


大豆は、無農薬で栽培に成功した年は自家製でまかないますが、虫害でやられたときは生協や農協で買って済ませます。

麹(大豆の70%)は市内の酒屋さんで、塩はいわゆる天然塩ってやつです。

大豆を一晩水に漬け、朝から薪で4時間煮ると、小指と親指でつまんでもホロッとくずれるほどに柔らかくなります。

4時間も薪を燃やすため、子供たちが家の周りに散乱している木っ端をかき集めては薪としてくべるので、きれいになるオマケ付です。


煮えた大豆はかなりの年代物の味噌すり器(ミンサー)ですりつぶします。

たらいで受けて、麹と塩を混ぜ合わせ、煮汁で硬さを調整します。

手のひらで団子状にして30cmの高さから落としてペチャとつぶれる硬さを目安にしています。


出来上がった味噌の下地を常滑焼の瓶に打ちつけるようにして入れていきます。

打ち付けるのは空気を抜くためですよね。

表面にカビが生えないようにクッキングシートで空気を遮断するのが「味噌」らしいです。

中くらいの瓶と小さな瓶の二つで16kgを仕込み終わりました。

我が家が一年で消費する味噌がこの量なんです。


もっと大量に仕込んだ年もあったんですが、ナベ(15L)で一回に煮れるを基準にするとちょうど良く、作業も簡単で短時間に終わってしまう。

始めたころは一大行事だったものですが・・・。

今年は、無農薬大豆を自家栽培して、翌年に備えたいと思います。  
Posted by komachan at 09:03Comments(0)一休み

2009年04月04日

・駒ヶ根市に場外車券売り場の計画

山梨県のサテライト双葉長野県はギャンブルとは無縁な県として全国でも稀有な存在です。

競馬場や競輪場はもちろん、場外馬券(車券)売り場もありません。

長野県以外では、沖縄県だけだったと思います。

教育県としての名に恥じぬ、健全な社会環境を維持していることは県民の誇りです。


ところが、駒ヶ根市がこの県民の誇りに傷をつけようとしているというのです。

読者から寄せられた情報によると、駒ヶ根市に場外車券売り場の建設計画が持ち上がっているらしい。

場所は駒ヶ根市赤穂北割で昭和伊南総合病院の近くで、小中学校の通学路に面しているという。

かなり具体的に計画が出来上がっているようです。


自転車競技法などで、場外車券場設置には「文教施設や医療施設から相当の距離」があり、それらに「著しい支障を来すおそれがない」ことが必要だ。

しかし、経済産業省車両課の見解では、「『相当の距離』がなくても著しい支障が出る恐れがなければよい。」と、ずさんな設置許可が横行しているようです。
自転車競技法施行規則第15条 法第5条第2項の経済産業省令で定める基準(払戻金又は返還金の交付のみの用に供する施設の基準を除く。)は、次のとおりとする。
(1)  位置は、文教上又は保健衛生上著しい支障を来すおそれがない場所であること。

地元の自治体や住民の同意は必要とされていないので、業者と国と地元の実力者が結託すれば建設の障害はほとんどないといっていい。

唯一、県知事が意見を述べられるが、「意見書を提出することができる」とあるだけだし、長野県の知事は自民党の飼い犬である村井仁なんだから、住民の利益を代表するなんてことはありえない。


さて、とんでもないギャンブル施設が長野県、それも駒ヶ根市に具体的に計画されているとなったら、黙っていては大変です。

市議会はもちろん、市長にも住民の側になって反対を表明してもらいたい。

まさか、杉本市長が市の収入増を見込んで誘致しようとしているなんてことは無いだろうな。

いかに財政が厳しいからといってギャンブルに手を染めるような自治体に成り下がってもらっては困る。


教育的な立場から教育委員会もはっきりと建設反対を表明するべきだ。

しかし、駒ヶ根市の教育長は金目当てに教育を犠牲にすることを厭わない性質の方だ。

建設利権に与して中学校を移転させようと住民の洗脳役をかってでたり、小学校の敷地を建設会社の住宅開発に提供するなど前歴はたくさんお持ちだ。

杉本市長も駒ヶ根の恥としての顔を前面に出し始めているこの時期だから、不安は募るばかりだ。


ギャンブル場と無縁だった長野県民、そして駒ヶ根市民には競輪場の場外車券売り場ができるということの実害は想像できないだろう。

少なくとも私は競輪場がある街で育ったから、どんな悪影響が発生するのかこの目で見てきた。

駒ヶ根には絶対に作らせてはならない。

これだけは強く伝えたい。  
Posted by komachan at 08:15Comments(0)読者

2009年04月03日

・原発で温暖化防止も環境は汚染

敦賀発電所スウェーデン政府は地球温暖化対策の一環として、1980年の国民投票で決めた原子力発電所の全廃政策を転換する方針を打ち出した。

欧州では、イタリアが昨年末に一度は廃止した原発を再開すると表明したほか、ロシアへのエネルギー依存を減らしたいポーランドも今年1月に新規原発の建設計画を発表。

ロシアや英国、フランスも新たな原発建設を計画し、フィンランドがすでに着工した。原発推進の流れは今後、一層強まりそうだ。


スウェーデンのフォルスマルク原子力発電所で2006年7月炉心緊急冷却システムと予備の冷却装置が電気的トラブルにより動かなくなり、炉心溶融につながりかねない状態となっている。

スウェーデンではこの事故を受けて、国内に10基ある原子炉のうち4基を停止させた。

なおこの事故のニュースは2日間にわたり非公開とされた。


地球温暖化防止の対応策として、地球環境を汚染する原子力発電に手を染めなければならない。

欧州各国は、この矛盾に突き当たっている。

チェルノブイリの原発事故を例に挙げるまでもなく原発は人類史上最も危険なシステムのひとつだけに、快適な生活を得る代償として環境汚染と放射能事故の危険にさらされる先進国の社会は真にいびつだ。


日本では多数の原発が稼動しているが、地震により原発事故の発生が極めて高いと予想される。

経済産業省原子力安全・保安院がこのほどまとめた資料によると、全国の原発で耐震性の評価を見直すように指導されている。


一方では、原子力発電所の耐震設計の是非が争われた北陸電力志賀原発2号機の運転差し止め訴訟で、控訴審の名古屋高裁金沢支部が「具体的危険性は認められない」との判断を示した。

控訴審は、新指針による評価に比重が置かれている。

旧指針より想定地震の規模は大きくなるが、志賀原発の強度余裕を考えれば、新指針にも適合している、という北陸電力の主張を全面的に認め、新指針にも信任を与えたことになる。


ところが、その新指針による検証作業の中で周辺活断層による地震の想定が小さい例やデータが不十分な例が判明している。

判決は現場を把握せずに、空文化している指針に基づいた点において、実態に則していない。


地球温暖化防止に原発が必定だとの考え方は、人間のエゴだと思うし、不条理な人間社会の縮図ともいえる。  
Posted by komachan at 09:06Comments(0)温暖化防止

2009年04月02日

・鳥インフルエンザを招くふるさとの家

駒ヶ根ふるさとの家HPより駒ヶ根市は「駒ヶ根ふるさとの家」という、お荷物施設を抱えています。

前市長の中原正純による箱物大好き行政の副産物で、多額の赤字が市の財政を圧迫しています。

この4月1日より管理会社が替わり、「株式会社トヨタエンタプライズ」が運営責任者となったようだ。

ころころと管理会社が替わるところからして、順調な経営状態ではない様子が伺える。

市長の施政方針に盛り込まれている施設だから、駒ヶ根市が最終的な責任を負う施設であることは間違いない。


さて、このお荷物施設がとんでもない爆弾を抱えていることを知っている人はほとんどいない。

話はちょっと飛ぶが、2月27日、愛知県豊橋市のうずら飼養農場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。

豊橋市のウズラ飼育農場から見つかったのは高病原性鳥インフルエンザウイルスのH7型。

愛知県は同農場の消毒作業を行い半径10キロ以内の鳥や卵の移動を禁止。


全国の養鶏場では、渡り鳥との接触を含めてウィルスの侵入の防止に必死になっている。

駒ヶ根市内の養鶏場でも細心の注意を払っているようです。

しかし、養鶏場外の鳥でもウィルスに感染すれば、その周囲にある養鶏場は出荷停止の処分を受ける。

個人で飼っている鶏でもまったく同じ処置を受ける。


駒ヶ根市で、鳥インフルエンザというと新型インフルエンザの予防処置にばかりに目が行ってしまい、鳥インフルエンザウィルスの伝播防止には無頓着。

その証拠が、市の施設で鶏を放し飼いにしていることにある。

前述のふるさとの家では、HPで放し飼いの様子を掲載しているのだからあきれてしまう。

この鳥がウィルスに感染したら、市内の養鶏場が多大な損害を被ることに配慮がまったく行き届いていない。

駒ヶ根ふるさとの家は、新規就農研修の拠点施設と位置づけ農林課が担当しているのにだ。


行政の危機管理が機能していないことの現れの一つだが、市役所の機能が著しく低下している結果でもある。

このブログを常時ウォッチしている市の職員さんや杉本市長親衛隊の皆さん。

すぐに手を打ちましょうね。  
Posted by komachan at 08:42Comments(0)市政

2009年04月01日

・京都議定書に寄与しない森林

北海道立林産試験場HPより昨日に続き、温室効果ガスの排出削減に関する日本政府の中期目標検討委員会の話題です。

同委員会では、森林が吸収する二酸化炭素(CO2)の量が、このままでは20年には2割以上減るとの見通しを示している。

京都議定書に基づく12年までの削減では、日本は約6割を森林吸収分で賄うことにしているが、13年以降は森林への依存度を少なくしなければならなくなる。


戦後に植林した杉が老齢化し、CO2吸収量が減っていくという。

京都議定書の削減義務である90年比6%の3.8%分は森林吸収を見込んでいるのに対し、現状程度に間伐を進めても20年には90年比で2.9%減、管理する範囲を広げても3.2%減にとどまる。

管理範囲を広げるには、新たな林道整備や労働力が必要になり、追加コストは年間1千億~2600億円にのぼるという。

試算した天野正博・早大大学院教授によると、削減策としては「コストパフォーマンスはよくない」としている。


元々、削減の努力をしないで森林の吸収量を過剰に算出した国の責任が重い。

森林の吸収分にしても、樹木にCO2が固定化されたと架空の条件の下で試算されているに違いない。

実際は切り捨て間伐が横行して、木材はシロアリによって分解され土壌に還元されていく。

この過程で固定されているはずの炭素はメタンとなるものもあり、CO2の20倍とも言われる強力な温室効果ガスとなって温暖化を加速する。


京都議定書に定められた日本の削減義務6%のうちの大半を占める森林吸収が、実際は机上の空論でしかないと発表されるのは2013年以降だと思います。

産業界と一蓮托生の自民党政権では、地球環境は食い物にして儲ける対象でしかない。

アメリカがブッシュ政権で示していた一国主義を自民党政権は今も引きずっている。

オバマにチェンジしたアメリカでは、実効性のある温暖化対策に取り組む姿勢が明確になってきた。

日本は、ごまかしの温暖化対策が麻生政権が居座り続けている間じゅう、続いてしまうのは悲劇だ。  
Posted by komachan at 09:11Comments(0)温暖化防止