2009年06月10日
・駒ヶ根の酒のマルキョウに強盗

つい先日、コンビニ強盗が逮捕されたばかりだというのに・・・。
どうして駒ヶ根が狙われるんでしょうか。
◇ ◇
駒ヶ根市で昨夜、閉店後の酒店に押し入った男が現金を奪って逃げ、警察が強盗事件として、男の行方を追っています。
昨夜7時半ころ、駒ヶ根市赤穂の「酒のマルキョウ駒ヶ根店」に男が押し入り、店の売り上げを計算していた45歳の男性店員にけん銃のようなものを突きつけて「金よこせ」などと脅しました。
男は現金5万円から6万円を奪って逃走しました。
店員にけがはありませんでした。
店は閉店していましたが、男は鍵のかかっていない従業員の通用口から突然入ってきたということです。
男は身長170センチくらいでやせ型、上下黒のジャージ姿で、黒い目出し帽をかぶっていたということです。
◇ ◇
思い当たるとすれば、駒ヶ根で発生した強盗事件を駒ヶ根警察署が解決したという話は、最近聞いたことがない。
先月の5人組強盗も解決したのは長野県警捜査三課と岡谷署です。
車上荒らしの共犯として逮捕した犯人が、たまたま強盗の一味だった。
平成15年12月に発生した強盗傷害事件は未解決のまま。
直接関係はありませんが、昨年の市長選挙で市職労と市長候補が公職選挙法に抵触する恐れで捜査が入った模様ですが、その後のおとがめはなし。
民主党の政治活動には、細かに警察の目が行き届いているとのことですが、どうしてそのきめ細やかさが犯人逮捕に結びついていかないのでしょうか。
2009年06月09日
・麻生太郎が伊那谷に来るらしい

さらに、伊那市あたりまで出向くとの情報も入ってきました。
自民党長野県連の決起集会が21日に予定されているので、便乗して首相らしいところを見せようとしているそうです。
また、長野一区の小坂憲次が今回はすごーく危ないというので、テコ入れにお邪魔しに来るとも言われています。
なんにしろ、麻生太郎が来るということで、軽口による汚名の上塗りが楽しみになります。
長野五区には先月、民主党の小沢代表(当時)が来たばかりです。
麻生首相はこれに張り合おうという気概も持っているのかもしれません。
世襲首相の麻生太郎に応援される小坂は118年前の第1回総選挙から世襲を続ける「世襲の権化(本人の弁)」。
長野五区の宮下一郎も地元には住まいも家族もいない世襲票田として悪用する世襲のおぼっちゃま。
肩身の狭い世襲が身を寄せ合って、傷をなめあう姿は痛々しくもあります。
21日の自民党決起集会は、伊那と飯田ではしご開催のようなので、麻生太郎が飯田まで南下することも考えられます。
117億円のマンガ喫茶を作ろうという、オタク首相の哀れな姿を見ることができるかもしれませんね。
2009年06月08日
・票にならなくても政権党は主張すべき

20年までの温室効果ガスの中期目標として、先進国全体で90年比で40%以上の削減を義務づけるよう提案している。
この削減幅は中国など途上国側の主張に沿っており、今後の国連などでの交渉に影響を与えそうだ。
日本では麻生総理のもとで90年比4%増という何とも無責任な案も含めて目標の設定に苦慮している。
特定の産業界に遠慮して温暖化防止に二の足を踏む麻生総理には、将来ビジョンなどはない。
目の前の選挙で支持を得るには地球がこの先どうなろうと関係ないというのが本音でしょう。
民主党は岡田幹事長を地球温暖化対策本部長に据えて1990年比で25%を削減する案を主張ししているが、経団連側からは「25%削減では、到底戦えない」と反論が出ている。
自民党との違いをはっきりさせるためにも、自民党が示す4%増から10%削減までのずさんな目標ではなく、国際的に評価される25%削減を堅持してもらいたい。
温暖化対策は票にならないといわれていますが、票目当てに場当たり的な政策を乱発する自民党との政権担当能力を鮮明に打ち出す好機だと捉えるべきではないでしょうか。
2009年06月07日
・一駅族

運動靴など健康関連グッズを販売するビーウェルが、東京23区内に勤務する20代から50代までのビジネスマン600人を対象に、『平日の運動に関する意識調査』を実施した。
平日「ウォーキング」をしているという人を対象に、どの時間帯にウォーキングしているかを聞いたところ【通勤時】が最も多く30.5%、続いて【帰宅時】が17.0%という結果に。
【通勤前】(10.6%)の早朝や【帰宅後】(15.2%)よりも多いことがわかった。
同社は、この調査結果を踏まえて「仕事後に皇居周辺などでランニングをする人も増えてきているといわれていますが、“通勤・帰宅時に、いつも利用する駅のひとつ隣の駅から一駅分歩く”というような、効率的で気軽な運動をするビジネスマンが増えている傾向にあるのでは?」と“一駅族”という言葉を使いながら解説している。
◇ ◇
東京でサラリーマン生活を送っていた頃は、この「一駅族」の先鞭をつけていました。
毎日の帰り道、一駅前で下車して1.3kmを徒歩で。
その頃住んでいた団地が駅前だったので、ほとんど歩けないことがネックだったからです。
会社も地下鉄駅の真上にあって、駅入り口と会社のドアとの距離は5mほどしか離れていない。
だからと行って運動不足ではなかったです。
会社帰りには一日おきに公営のスポーツジムに通ってました。
バイクのサンデーレーサーだったこともあって、基礎体力つくりには熱心でした。
ジムでの運動前と後では体重が1~2kgは落ちていましたから、かなりハードなトレーニングでした。
その帰りに一駅歩いたのは、電車内で固まった筋肉をほぐすクールダウンの意味合いが強かったです。
あのころに比べて、今は歩きませんね。
毎朝、田んぼの水を見に行くのと、畑の様子を見に出かけるくらいです。
ぐるっと一周しても500mもないから大した運動にはならない。
日常の運動量は、都会にいたころに比べたら雲泥の差があるように感じます。
ただし、草刈りの時だけは過酷な労働ですね。
運動と違って体に負担がかかるばかりで、健全な負荷にはなかなかなりません。
根をつめて何日も刈りつづけていると、腰が悲鳴をあげてしまってぎっくり腰と同様の状態になったこともありました。
作業と運動を兼ねた、田舎に適したものは何かないですかね。
2009年06月06日
・自民党の改革は全面中止
今朝の紙面より。 東京新聞編
◇ ◇
世襲・定数・政治資金 本気度『?』 自民 帳尻合わせの改革
2009年6月6日 07時07分
自民党の党改革実行本部は五日の総会で、党・国会改革などに関する最終報告案を提示。大筋で了承され、取り扱いを武部勤本部長と拡大幹部会に一任した。しかし、その内容は、改革の本気度や実現性が疑われるものが多く、民主党への対抗意識から“ゼロ回答”を避けるために「帳尻合わせ」をした感が強い。 (冨江直樹)
焦点の世襲制限は、実施時期を明記せず、「オープン・プロセス(透明な選考過程)による厳正なスクリーニング(審査)を公認の条件とする」。世襲であっても公募や予備選を経れば、公認に含みを残す内容だ。
総会では「世襲候補を制限するとは見えない」(小野次郎衆院議員)との意見も出たが、「(ルールが)決まった時点からの適用でいい」(河野太郎衆院議員)と、次期衆院選からの実施見送りに理解を示す意見が大勢。
国会議員の定数削減では、一院制への移行を視野に衆参両院で定数の三割削減という数値目標を掲げた。
しかし、実施時期は「○年後」と空白で、衆参の削減割合も不明。一院制への移行には憲法改正が必要なためもともと現実味が薄い。
定数削減への道筋が見えない内容に「四年以内に三割削減を打ち出してほしい」(山本一太参院議員)と、注文も付いた。
「政治とカネ」の問題でも、企業・団体献金の見直しについて「一年以内に結論を出す」と、判断を事実上、先送りした。
同本部での党・国会改革をめぐる議論は、もともと今年一月の党大会で、麻生太郎首相(党総裁)が検討を表明し、武部氏に指示したのが始まり。
しかし、党内の反発で後退したことは否定できず、この間、首相が説得に乗り出した形跡もない。骨抜きとなった報告書の内容は、首相の指導力と本気度の欠如を強くにじませるものとなった。
同本部は週明けに報告書を最終決定し、十日に首相に提出するが、積極的な党・国会改革をアピールしている民主党との違いは、次期衆院選で自民党のマイナスイメージを増幅しかねない状況だ
◇ ◇
これが政権与党の真の姿だと有権者は見定めるべきですよ。
首相が公式に表明した重要な指示が、なし崩しにされてしまう。
それに対して首相が何のアクションも起さない。
すでに、政府としての体をなさない。
解散総選挙に踏み切りたくないだけの理由で国会が延長されましたが、重要法案は粛々と採決されて消化試合の様相が濃くなりつつあります。
じっと待っていれば自民党に有利な「何か」が起こって解散総選挙のチャンスが巡ってくるかもしれないという、『神頼み状態』はあきらかです。
国民に改革をアピールすることもできず、自民党内は自壊が進んで神頼みのはずが地獄行きを待つ破目になりそうです。
◇ ◇
世襲・定数・政治資金 本気度『?』 自民 帳尻合わせの改革
2009年6月6日 07時07分
自民党の党改革実行本部は五日の総会で、党・国会改革などに関する最終報告案を提示。大筋で了承され、取り扱いを武部勤本部長と拡大幹部会に一任した。しかし、その内容は、改革の本気度や実現性が疑われるものが多く、民主党への対抗意識から“ゼロ回答”を避けるために「帳尻合わせ」をした感が強い。 (冨江直樹)
焦点の世襲制限は、実施時期を明記せず、「オープン・プロセス(透明な選考過程)による厳正なスクリーニング(審査)を公認の条件とする」。世襲であっても公募や予備選を経れば、公認に含みを残す内容だ。
総会では「世襲候補を制限するとは見えない」(小野次郎衆院議員)との意見も出たが、「(ルールが)決まった時点からの適用でいい」(河野太郎衆院議員)と、次期衆院選からの実施見送りに理解を示す意見が大勢。
国会議員の定数削減では、一院制への移行を視野に衆参両院で定数の三割削減という数値目標を掲げた。
しかし、実施時期は「○年後」と空白で、衆参の削減割合も不明。一院制への移行には憲法改正が必要なためもともと現実味が薄い。
定数削減への道筋が見えない内容に「四年以内に三割削減を打ち出してほしい」(山本一太参院議員)と、注文も付いた。
「政治とカネ」の問題でも、企業・団体献金の見直しについて「一年以内に結論を出す」と、判断を事実上、先送りした。
同本部での党・国会改革をめぐる議論は、もともと今年一月の党大会で、麻生太郎首相(党総裁)が検討を表明し、武部氏に指示したのが始まり。
しかし、党内の反発で後退したことは否定できず、この間、首相が説得に乗り出した形跡もない。骨抜きとなった報告書の内容は、首相の指導力と本気度の欠如を強くにじませるものとなった。
同本部は週明けに報告書を最終決定し、十日に首相に提出するが、積極的な党・国会改革をアピールしている民主党との違いは、次期衆院選で自民党のマイナスイメージを増幅しかねない状況だ
◇ ◇
これが政権与党の真の姿だと有権者は見定めるべきですよ。
首相が公式に表明した重要な指示が、なし崩しにされてしまう。
それに対して首相が何のアクションも起さない。
すでに、政府としての体をなさない。
解散総選挙に踏み切りたくないだけの理由で国会が延長されましたが、重要法案は粛々と採決されて消化試合の様相が濃くなりつつあります。
じっと待っていれば自民党に有利な「何か」が起こって解散総選挙のチャンスが巡ってくるかもしれないという、『神頼み状態』はあきらかです。
国民に改革をアピールすることもできず、自民党内は自壊が進んで神頼みのはずが地獄行きを待つ破目になりそうです。
2009年06月05日
・幸福の科学が全区の候補発表へ
本日夕方、幸福実現党が全国300選挙区の立候補予定者を発表するそうです。
長野五区には、上伊那の「幸福の科学」幹部が立候補する模様。
記者会見は東京で一括して行われる見込み。
ここの選挙区には民主党が加藤学、自民現職の宮下一郎、比例票の捨て駒で共産が三沢、社民が池田の四陣営のはずでした。
ところが、ここへ来て宗教団体の候補が名乗りを上げてくることになり、各陣営への影響がどうなっちゃうんでしょうか。
公明党に続いて、政教分離に反する新たな政党が誕生したことで政治不信がさらに深まる可能性も出ますね。
自民党長野五区の宮下一郎は21日、町村信孝前官房長官を弁士に総決起集会を開く。
宮下一郎の街頭看板は、長野選挙管理委員会から違法ポスターとして指摘を受けているらしい。
しかし、21日の告知を兼ねているので、違法状態を放置してやり過ごそうとしているようです。
現職の強みでしょうか、軽微な選挙違反は無視を決め込んでも選管が厳しい処分に打って出ないんでしょう。
長野五区には、上伊那の「幸福の科学」幹部が立候補する模様。
記者会見は東京で一括して行われる見込み。
ここの選挙区には民主党が加藤学、自民現職の宮下一郎、比例票の捨て駒で共産が三沢、社民が池田の四陣営のはずでした。
ところが、ここへ来て宗教団体の候補が名乗りを上げてくることになり、各陣営への影響がどうなっちゃうんでしょうか。
公明党に続いて、政教分離に反する新たな政党が誕生したことで政治不信がさらに深まる可能性も出ますね。
自民党長野五区の宮下一郎は21日、町村信孝前官房長官を弁士に総決起集会を開く。
宮下一郎の街頭看板は、長野選挙管理委員会から違法ポスターとして指摘を受けているらしい。
しかし、21日の告知を兼ねているので、違法状態を放置してやり過ごそうとしているようです。
現職の強みでしょうか、軽微な選挙違反は無視を決め込んでも選管が厳しい処分に打って出ないんでしょう。
2009年06月04日
・長野県内の松くい虫空中防除が中止に

松くい虫防除の空中散布が各地で中止に。
◇ ◇
埴科郡坂城町の「松くい虫防除対策会議」(議長・柳沢哲副町長)は3日、本年度の松くい虫対策の農薬空中散布を中止すると決めた。小県郡青木村、上田市に続いての中止決定。中沢一町長は、会議後の信濃毎日新聞の取材に対し「隣の上田市や青木村の決定を考慮した。坂城町としても空中散布の健康への影響を否定する判断材料はなく、本年度は代替策がないか検討する期間にしたい」としている。
坂城町は1985(昭和60)年に空中散布を開始。本年度は今月15日に苅屋原、上平の両地区の計25ヘクタールで散布する計画で、費用約150万円を当初予算に計上していた。散布地域は山の急斜面やがけの上部が中心で、松枯れによる土砂崩れを防ぐなど治山の意味合いが大きいという。
会議は町林業委員、散布地域の自治会長ら委員15人が参加し、町役場で非公開で開催。担当する町産業振興課が中止方針を提案した。町によると、「空中散布の代替策はあるのか」と心配する声も出たが、最終的には全員が了承したという。
産業振興課によると、上田市に通勤する町民から昨年、「上田市の空中散布の時期に体調が悪くなったので坂城町も中止してほしい」と要望があったことも考慮して中止を決めた。同課は「散布地域が山の上なので、被害木の伐採などでどこまで対応できるかはまだ分からない」としている。
信濃毎日新聞 6月3日
◇ ◇
先月25日には小県郡青木村、30日には上田市も中止を決めています。
様子を見てから考えるとしている駒ヶ根市はどうするつもりなのか。
決断できない市長としての特徴をもつ杉本市長の判断がどうなるでしょうか。
2009年06月03日
・飲酒運転を許す国の方針
自動車産業で飯を食っている北陸スバルの社長まで飲酒運転で逮捕されました。
◇ ◇
酒気帯びで車を運転し交差点で接触事故を起こしたとして、石川県警金沢東署は3日までに、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、北陸スバル自動車(本社金沢市)社長の廣瀬研二容疑者(61)=同市彦三町=を現行犯逮捕した。
同署によると、廣瀬容疑者の呼気からは、1リットル当たり0.25ミリグラム以上のアルコールが検出された。「ビールを中ジョッキで10杯、水割りを数杯飲んだ」と供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑によると、廣瀬容疑者は2日午後11時10分ごろ、酒気帯び状態で自家用車を運転し、同市彦三町の交差点で、信号待ちをしていた隣車線の乗用車に接触した疑い。
同署によると、廣瀬容疑者は接触事故後、いったん車を止めたが、再発進し現場から走り去ったという。当て逃げされた車を運転していた会社員男性(41)は廣瀬容疑者の車を追跡しながら110番。合流したパトカーが約20分後に廣瀬容疑者の車に追い付いた。
(時事通信 2009/06/03-19:22)
◇ ◇
30日には山形市の警部補が飲酒運転で逮捕されました。
市町村の職員や自衛隊員の飲酒運転も続発しています。
一般市民よりも法令順守が求められるこれらの地位にある人でも、気軽に飲酒運転できてしまうところに問題の根深さがあります。
何度でもいいますが、飲酒運転は故意による犯罪であって過失ではない。
相当に悪質な犯罪者です。
厳罰に処する必要があるにもかかわらず、自動車にかかわる犯罪は大目に見られる傾向にある。
自動車産業の保護を理由に、運転免許はほぼ誰にでも与えられ、高齢で運転技能を満たさなくても取り上げられることはない。(一部例外を除く)
自動車をたくさん国民に買わせるために免許をばらまき、危険を蔓延させているのは国による自動車産業優先政策の弊害です。
飲酒運転に甘いのも、その影響から来ている。
自動車産業が国の原動力であった時代は終わろうとしている。
自動車に乗って起こした犯罪が軽くなる悪弊は早期に是正することが望まれる。
◇ ◇
酒気帯びで車を運転し交差点で接触事故を起こしたとして、石川県警金沢東署は3日までに、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、北陸スバル自動車(本社金沢市)社長の廣瀬研二容疑者(61)=同市彦三町=を現行犯逮捕した。
同署によると、廣瀬容疑者の呼気からは、1リットル当たり0.25ミリグラム以上のアルコールが検出された。「ビールを中ジョッキで10杯、水割りを数杯飲んだ」と供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑によると、廣瀬容疑者は2日午後11時10分ごろ、酒気帯び状態で自家用車を運転し、同市彦三町の交差点で、信号待ちをしていた隣車線の乗用車に接触した疑い。
同署によると、廣瀬容疑者は接触事故後、いったん車を止めたが、再発進し現場から走り去ったという。当て逃げされた車を運転していた会社員男性(41)は廣瀬容疑者の車を追跡しながら110番。合流したパトカーが約20分後に廣瀬容疑者の車に追い付いた。
(時事通信 2009/06/03-19:22)
◇ ◇
30日には山形市の警部補が飲酒運転で逮捕されました。
市町村の職員や自衛隊員の飲酒運転も続発しています。
一般市民よりも法令順守が求められるこれらの地位にある人でも、気軽に飲酒運転できてしまうところに問題の根深さがあります。
何度でもいいますが、飲酒運転は故意による犯罪であって過失ではない。
相当に悪質な犯罪者です。
厳罰に処する必要があるにもかかわらず、自動車にかかわる犯罪は大目に見られる傾向にある。
自動車産業の保護を理由に、運転免許はほぼ誰にでも与えられ、高齢で運転技能を満たさなくても取り上げられることはない。(一部例外を除く)
自動車をたくさん国民に買わせるために免許をばらまき、危険を蔓延させているのは国による自動車産業優先政策の弊害です。
飲酒運転に甘いのも、その影響から来ている。
自動車産業が国の原動力であった時代は終わろうとしている。
自動車に乗って起こした犯罪が軽くなる悪弊は早期に是正することが望まれる。
2009年06月02日
・宮下一郎は親の縁で世襲議員

自民党は2日、新人の世襲候補の出馬制限に関し、次期衆院選からの導入を見送る方針を固め、次々回からとする方向です。
小泉純一郎元首相の次男の進次郎氏(神奈川11区)と、臼井日出男元法相の長男の正一氏(千葉1区)は、次期衆院選で公認されることになる。
民主党は次期衆院選から3親等以内の親族について同一選挙区からの立候補を禁じることを決めており、自民党も次期衆院選から実施する方向で調整していたが、公認内定を取り消せば党の信用問題になるとの判断に傾いた。
世襲制限に対する自民党の姿勢が後退したと受け止められるのは必至で、民主党は衆院選に向け自民党との違いをアピールする見通しだ。
◇ ◇
自民党の世襲議員の数は他党を圧倒している。
長野県には世襲を家業としている小坂が君臨し、ここ長野五区には票田として利用しているだけの宮下一郎がいる。
宮下一郎は、東京育ちで東京暮らし。
家族も全員が東京暮らし。
長野五区に縁があるのは父親の宮下創平だけ。
宮下一郎は生活の実態は伊那谷にはまったくなく、選挙区として親の世襲を利用するために長野五区から立候補している。
最も悪質な世襲候補です。
2009年06月01日
・核兵器の持ち込みは官僚主導

官僚だけが事実を知り、官僚の判断で首相に伝えていた。
民主党が主張する、官僚による官僚のための政治が裏付けられた。
1960年の日米安全保障条約改定に際し、核兵器を積んだ米軍の艦船や航空機の日本立ち寄りを黙認することで合意した「核持ち込み」に関する密約は、外務事務次官ら外務省の中枢官僚が引き継いで管理し、官僚側の判断で橋本龍太郎氏、小渕恵三氏ら一部の首相、外相だけに伝えていたことが31日分かった。
共同通信の取材に次官経験者が明らかにしました。
核の「持ち込み(イントロダクション)」について、米側は安保改定時、陸上配備のみに該当し、核を積んだ艦船や航空機が日本の港や飛行場に入る場合は、日米間の「事前協議」が必要な「持ち込み」に相当しないとの解釈を採用。当時の岸信介政権中枢も黙認した。
しかし改定後に登場した池田勇人内閣は核搭載艦船の寄港も「持ち込み」に当たり、条約で定めた「事前協議」の対象になると国会で答弁した。
密約がほごになると懸念した当時のライシャワー駐日大使は63年4月、大平正芳外相(後に首相)と会談し「核を積んだ艦船と飛行機の立ち寄りは『持ち込み』でない」との解釈の確認を要求。大平氏は初めて密約の存在を知り、了承した。こうした経緯や解釈は日本語の内部文書に明記され、外務省の北米局と条約局(現国際法局)で管理されてきたという。
◇ ◇
自民党政治が国民主権でないことを示しています。
完了(官僚)が自民党政府を操り、国民の主権は存在していません。
民主党による政権交代が直前に迫ったことで、官僚たちが自民党を見限り、早めに懺悔する道を選択し始めたようです。
総選挙を目前に控えて、自民党政治の悪だくみはぞろぞろと出続けることでしょう。
解散の時期を引き延ばせば、それだけ敗因が増えてしまうジレンマに麻生首相が陥りました。