2009年06月20日

・警察の民主党攻撃は野党だから

総選挙がいつあるのか、麻生総理にはヤキモキさせられ続けていますが、警察は動き出すのだそうです。

すでに西松疑惑と郵便不正の両事件を利用して、民主党を集中的に攻撃する警察による自民党の援護射撃が激化しています。

次に来るのは、地方の民主党候補者いじめではないでしょうか。


長野五区にお住まいの方々なら、自民党の宮下一郎が設置している違法看板を目にすることがあると思います。

桝添さんとのツーショットと町村さんとのツーショットの二枚が目につきます。

これらのうち、町村さんとのものは明らかに違法。

桝添さんとのものは、真中を白い帯に張り替えたものは違法状態を改善したものですが、それ以外のものは違法なまま。


再三の選挙管理委員会からの改善指導を無視して違法状態を放置しても、宮下一郎の場合はおとがめがないのはなぜでしょうね。

少しずつ改善しているから大量に違法ポスターがあっても目こぼしされるということでしょうか。

このポスターは、一部市民から違法との告発が出されているようです。

それでもなお宮下一郎の場合は警察が介入しないとしたら・・・。


自民党を利するために警察の動きがコントロールされていると思ってしまいますよね。

彼らもサラリーマンの一部でありますから、動きに何らかのバイアスがかかるのは理解できます。

これも政権交代の生みの苦しみの一つなのかもしれません。

民主党が政権を取れば、次は自民党が同じ制裁を食らうことになるのでしょう。

権力を握っていれば、犯罪の定義も変わるのですから、自民党が大政奉還しないのもうなづけます。  
Posted by komachan at 21:09Comments(0)選挙

2009年06月19日

・自民党の世論調査で新人有利と出た?

2005年の衆院選に出馬表明した加藤学氏衆議院選挙の長野五区では自民党の現職が落選の可能性が強まった。

自民党内部から漏れてきた話です。


自民党が独自に世論調査を実施したところ、長野五区の宮下一郎候補者が民主党の加藤学候補者に対して劣勢に立たされているとの結果が出たらしいです。

これを受けて宮下一郎選挙事務所では、組織の引き締めと事前活動に力を増すことにしたようです。

ところが、父親の宮下創平の地盤、看板、カバンを引き継いだ世襲候補にすぎない宮下一郎なので、戦力の高齢化が著しく、加藤学事務所のスタッフの平均年齢に20才足してなお、お釣りが来るのではないかと冗談めいた噂が伝わってきます。


世襲の現職に新人候補が挑む構図なので、新人の善戦に終わるとの当初の見込みは当然ですね。

民主党の新人である加藤学候補に投票したところで、盤石の現職に勝てるはずがないと有権者が思い込んでいたのがこれまでの現実です。

ところが、自民党の世論調査で加藤学の当選確率が高いというデーターが出たのであれば、反自民の票は雪崩を打って加藤学に流れ込むことになりそうです。

勝てる候補に投票するのが自分の一票の価値を最大限発揮することになるからです。


共産や社民が候補者を立てていますが、絶対に当選する見込みがないので、「三沢」や「池田」と」書かれた投票は無駄になってしまいます。

ところが、「加藤」と書かれた票の一つ一つは、世襲ブランドの「宮下」の票を無意味にするために重大な一票となる。

政権交代で自民党から国民が主権を取り戻すためには、「加藤」と書かれた票が決め手になる。

それ以外の名前(宮下、三沢、池田、・・・)を書いてしまうと自民党政治が続いてしまう可能性を高める。


自民党が民主党の加藤候補の強さを証明してくれるのは、信頼度が高いから有権者としても歓迎だ。

自民党関係者の話だから真偽の程は計り知れないが、選挙事務所のあわてぶりからして間違いなさそうです。

選挙は、判官びいきとも言われるが、勝ち馬に乗るともいわれる。

前者は現職には当てはまるものの、今回の野党の新人候補の場合はなじまない。

後者が長野五区の流れとして定着する可能性が高い。


民主党の加藤学への支持拡大が雪崩を打って、一気に広まると見たほうがよさそうです。  
Posted by komachan at 21:57Comments(2)選挙

2009年06月18日

・リニア迂回は1兆円

リニア新幹線を迂回させると6400億円の工事費が多くなる。

JR東海が試算を公開しました。

当面の維持管理費用も含めるとコストの差は1兆円前後に達する見通し。

リニア「迂回」なら建設費6400億円増 JR東海提示 朝日新聞


アルプスを貫通する直線ルートの場合、JR東海は工事費の全額(駅建設費除く)を負担すると表明している。

しかし、長野県の一部が主張している迂回ルートで生じる工事費の増加分は、同社が負担しなければ迂回させた自治体が負担することになる。

結局は県民の負担になる。


村井知事になって借金を増やし続けている上に、さらに1兆円もの巨額な財政圧迫は許されない。

どうしてもやろうというなら、県知事の職を賭して挑んでもらいたい。

要するに出直し選挙が必要ということだ。


リニア新幹線のルート問題は、環境破壊がすさまじいと予想されるアルプス貫通の直線ルートと、地域エゴ丸出しの迂回ルートのせめぎあいになっている。

県民としてはどちらの論法にも与したくないというのが本音だ。

かつての成田空港を連想してしまうが、できることなら建設阻止でお願いしたい。


しかし、国家プロジェクトとして建設断念の余地がないというのが衆目の一致するところだとすれば、地域の環境や県民負担が軽くなる選択に向けて検討を重ねていくことが求められます。

そこから考えれば、地域エゴで迂回させようとする長野県のバカ者たちの動きは、わがままに過ぎる。

長野県の自然環境と生活環境の視点から、アルプスを貫通させるのがいいか、迂回させて狭い伊那谷を通すのがいいのか、専門家を交えて論議するほうが先ではないか。

こうした論議を経て、仮にアルプス貫通の影響が大きすぎると判断されたなら、地元で1兆円を負担してでも迂回ルートでお願いするという選択が生じても理解される余地がある。(理解されないだろうけど・・・)


ところが、今の迂回論者たちは、地域振興という地域エゴを錦の御旗に掲げて、土木利権勢力が懐を肥やすことを目的にうごめいている。

これでは県民の理解が得られるわけがない。

論点を整理する仕掛け人としては県民新聞と位置付けられている信毎が役割を果たすべきだ。

社主一族の意向を受けて利権集団にすり寄っている今の信毎上層部にはそれができない。

現場の記者の良識が発揮されることを期待する。  
Posted by komachan at 16:51Comments(0)長野県政

2009年06月17日

・党首討論第二ラウンド、麻生の完敗

2回目の党首討論。 =時事通信社=麻生総理の負け!

今日の党首討論では、民主党の鳩山代表による迫真の論議に自民党の麻生総裁は受け流すのがやっとの状態でした。


圧巻だったのが母子家庭の生活保護削減で窮状を訴える市民の声を鳩山さんが紹介したあたり。

麻生さんは絶句してしまって、応答も的外れになってしまった。

国民を苦しめている自分の悪政に直面して一瞬我を忘れたようでした。


鳩山さんも力が入りすぎてしどろもどろになるところがありましたが、言わんとするところは国民の共感を得たと思います。

麻生さんが最後になって支離滅裂の論議展開でひんしゅくを買ったのとは大違いです。

政権交代が現実味を帯びてくる実感がひしひしと伝わって来ました。


これを受けて自民党内部からは麻生下しの準備が始まりました。

同党の清水議員が次期衆院選前に麻生太郎首相(総裁)の信任投票を実施するため、党内の賛同者を呼び掛ける活動を始めたことを明らかにしました。

信任が得られなければ、9月に予定される総裁選を衆院選前に前倒しするよう党執行部に求めるというものです。


麻生総理も手をこまねいていられないとばかりに、精力的にテコ入れしている都議選で負けても責任は自分ににはないと側近に触れまわらせています。

河村建夫官房長官は17日午前の記者会見で、東京都議選で自民党が敗北した場合、麻生太郎首相の責任に結び付くと考えていないと述べた。

負けることを見越して予防線を張り始めたんですね。


麻生さんのお得意は、決断しないと決断できていること。

日本の政治の歴史に悪名を残すことは間違いなさそうです。  
Posted by komachan at 22:18Comments(0)政治一般

2009年06月16日

・SM新聞がバカ者首長と結託して

SM新聞の本領発揮。

信濃毎日新聞という自民党の世襲議員が支配する地域紙が地域エゴの先頭に立つ姿勢を明確にしました。


リニア新幹線 地元の結束を固めながら =SM新聞=
ダイヤが過密になって輸送力が限界にきた東海道新幹線のバイパス路線-。JR東海は中央新幹線をそう位置付ける。諏訪・伊那回り(Bルート)だと、直線に近いCルートに比べ約60キロ長くなり、建設費も増えるという。
企業が自費で造るから、国が整備する路線とは異なる-。そんな論法が広い支持を集めるとは思えない。県会は6月定例会で「Bルートでの建設促進」を決議する方向で調整を始めた。
複数駅の設置も粘り強く訴える必要がある。沿線の地域も結束して対応するときだ。

「外に向かっては「地域エゴ」と見られないよう、しっかり説明していかなければならない。」

どこから見ても地域エゴなのに、どうやって言い繕うつもりなのか。

昨日も書いたが、地域の交通網は自動車に偏重していてリニア新幹線の機能に適する接続交通機関が存在しない。

鉄道マニアからも鈍行列車の代名詞となっている飯田線と並行してリニア新幹線が走ることが地域の発展につながると考える人がいるとしたら、それは欲に目がくらんでしまっているからに違いない。


村井知事や伊那市長のような欲に目がくらんだバカ者を諌めるべきジャーナリズムが、結託して県民に間違った考えを押し付けるようでは困る。  
Posted by komachan at 09:42Comments(0)長野県政

2009年06月15日

・リニア説明会で地域エゴが炸裂

リニア新幹線の地域説明会が県内各地で開催されました。

12日は松本市、13日は伊那市。

上伊那地区の建設促進期成同盟会(会長・小坂樫男伊那市長)を対象にした説明会では、地域エゴ丸出しの小坂・伊那市長が、「リニアは地域振興を含めた国の一大プロジェクト。単に首都圏や中京圏を結べばいいものではない、長野県は、伊那谷を通るBルートで一本化されている。今日はいい機会なので、Bルート実現に向け強くお願いしたい」とあいさつしたようです。

同じ伊那谷に暮らす者として、恥ずかしいの一語に尽きる。


国家プロジェクトと言いつつも、地域のわがままを押し付けて憚(はばか)らないバカ市長がお隣の市にいるとは・・・。

村井知事も負けず劣らずのバカ知事だもので、呼応してBルートの大合唱です。

直線が当たり前の超高速交通機関であるリニア新幹線を迂回させようというBルートを主張しているのは、バカ知事とバカ市長を取り巻く一部のバカ者どもだけであって、一般市民はそれほどバカではありません。

長野県が一本化されているなどと偉そうなことを言う資格はあんたたちにはない。

長野県内の土木利権は、リニアを迂回させることで一本化していると、正確に言いなおさせなければ地域住民まで日本全国から笑い物にされてしまう。


総選挙の争点にしてもらって、自民党の宮下一郎を筆頭にした土木利権に追随するか、多くの民意を代表する民主党の加藤学が示す飯田線の高速化を交換条件に飯田に駅を受け入れるかの選択を迫ってもらいたい。

地域振興を本当に考えるなら、日常の足として重要な飯田線の高速化は絶対に必要だ。

リニア新幹線が開通しても接続する地域鉄道が「超ローカル線」では、時間短縮の意味がなくなってしまう。

東京から一時間ちょっとで長野入りしても、そこから周辺の目的地へは鈍行列車に揺られてさらに一時間というのでは笑い話にもならない。


麻生政権の支持率急落で、総選挙の時期が早まることも噂されるようになった。

決断できない首相の評判とおりだとすれば、任期切れまでずるずるとじり貧に陥ることも予想されるが、取り巻きもこれまでのように見過ごしてはいられなくなるだろう。

禁断の麻生下しに打って出るしかなくなるのも時間の問題だ。


鼻先に人参としてぶら下げる自民党お得意の無駄な公共事業にリニア新幹線がなるのか、審判を仰ぐときは遠くない。  
Posted by komachan at 22:45Comments(0)長野県政

2009年06月14日

・郵便不正の逮捕も国策捜査の臭い

凛の会が障害者団体として厚労省から認可されたという実物の証明書中央省庁のキャリア幹部が逮捕された汚職事件は、背後関係が複雑です。

障害者割引郵便制度の悪用事件で、大阪地検特捜部は14日、実体のない自称障害者団体「凛(りん)の会」を制度の適用対象とする偽の証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者(53)を逮捕しました。

村木容疑者は当時、障害保健福祉部企画課長を務め、決裁文書を偽造したとして逮捕された同課係長上村勉容疑者(39)の上司だった。


特捜部はまた、上村容疑者と凛の会代表倉沢邦夫(73)=郵便法違反罪で起訴=、同会発起人河野克史(68)両容疑者を同容疑で再逮捕した。

逮捕容疑は2004年6月上旬、凛の会が割引制度の適用条件を満たしていないのに、村木容疑者が上村容疑者に企画課長の公印を押した虚偽の証明書を作成させ、河野容疑者らが郵便事業会社(日本郵便)に提出した疑い。

報道によると、上村容疑者はこれまでの調べに証明書の偽造を認め、「村木容疑者に手渡した」と供述。倉沢容疑者も「村木容疑者から証明書を受け取った」と供述したという。

証明書発行をめぐっては、村木容疑者の上司だった元障害保健福祉部長(退職)が「04年2月ごろ、国会議員から依頼を受けた」と話しているといい、倉沢容疑者はこの議員の元秘書を名乗り同省側に働き掛けたとされる。


この議員の名前は、伏せられている場合と石井一議員と明記されている場合があって、報道機関により使い分けられている。

郵便不正:「凛の会」加盟3度拒否 偽証明で制度認可 毎日新聞

またしても民主党議員の関係するルートのみが逮捕の対象となった。

犯罪に関与した疑いがもたれるのは身から出た錆かもしれませんが、なぜ民主党側だけなのか。


自民党の広報紙であるところの読売と産経が盛んにこの件を報道しているのも胡散臭い。

この件を伝えるヤフーニュースの記事のほとんどはこの二社から配信されている。

事件を民主党のスキャンダルに仕立て上げようとする自民党機関紙の意図が見え透いている。


自民党の犯罪者予備軍は、民主党のそれよりもはるかに多いと言われているが警察は動かない。

国策捜査としての恣意的指導力が働いていると疑って間違いなさそうだ。

自民党は権力を保持するためなら警察をも駆使して延命を図る極悪組織と化してしまったようだ。  
Posted by komachan at 22:40Comments(1)政治一般

2009年06月13日

・太郎に見放された一郎が独りぼっち

麻生太郎・自民党総裁は長野と松本で止まってしまいましたね。

民主党県連では伊那まで来ると見込んでいたようですが、見込み違いに終わったようです。


麻生太郎は来ませんでしたが、長野五区の宮下一郎が伊那のアピタで街頭演説をしていたようです。

お付きは支援者が4名。

一般聴衆はたったの1名!

それも演説の途中で飽きて帰ってしまったというのですから、あまりに無様ですね・・・。

麻生太郎にも見放された宮下一郎が閑散とした演説をしていたと目撃情報が寄せられました。


また、宮下一郎が住所を置いている地域の住民からの憤りが伝わって来ました。


「あの人はパフォーマンスばかりで、地元でもあまり良く言わない人もいる。地域の川掃除にカメラマンを連れてきて、川に入ったとたんに写真をぱちり。そして、『みなさん、ご苦労様です。それでは失礼します。』と帰ってしまう。そして、配布されてきたチラシには、しっかり《宮下氏、地域の川掃除に参加!》と書かれて、写真が載っている。」

選挙区に暮らして、地域に根を張って生活してこそ地元の候補のはずですが、選挙が近くなると週末にやってきて地元をうまいこと利用して去っていくだけ。

選挙目当てのパフォーマンスも、東京暮らしの世襲議員ならではですね。  
Posted by komachan at 22:02Comments(0)選挙

2009年06月12日

・鳩山弟の辞任で解散に口火

鳩山氏辞任!

字面だけを追うと、民主党の鳩山代表が早くも窮地に追い込まれたのかと、勘ぐる人がいないとも限らない。

実は、麻生首相の盟友であるところの鳩山弟ですがね。


自民党内のごたごたが、閣僚の辞任にまで及んだ今回のドタバタ劇は、政権が断末魔に苦しんでいることの現れですね。

辞任劇を鮮やかに演出した鳩山弟の今後の行動から目が離せません。

離党して新党を立ち上げるのか、民主党の舞い戻るのか。


永田町では解散近しとの憶測が飛び交い、地方にまで8月2日総選挙で準備しろとの号令が発せられました。

7月上旬解散をめどにして、各陣営が一気に本格的な選挙体制に取り組むようです。



しかし、政界の常識が通用しない麻生総理のことなので、またまた解散引き延ばしで総理在任期間を延ばすことだけに必死になることも予想されます。

つくづく国民不在の自民党政治の最後を飾るにふさわしいエゴ総理ですね。  
Posted by komachan at 23:52Comments(0)政治一般

2009年06月11日

・麻生の温暖化対策は世界の笑い物

地球温暖化防止の国際的な取り組みで日本が後退した印象を世界各国に与えてしまった。

麻生総理が昨日発表した温暖化防止の中期的な取り組み目標は、数字のつじつま合わせでごまかそうとした卑劣なものです。

日本の立場を極端に低落させるもので、麻生総理の政治的な責任は極めて重い。


2012年までの削減を取り決めた京都議定書の取り組みを引き継ぐ、2013年から20年までの削減幅を麻生総理が2005年を基準として15%と決めました。

欧州の取り組みよりも優れていると自画自賛した麻生総理のおバカさんブリにはほとほとあきれてしまいます。

日本の京都で基準年とした1990年を無視して、削減幅が大きく見える基準にすり替えるのはあまりにも姑息なやり方です。


EUでは2020年までの削減を20~30%に設定しています。

もちろん基準年は1990年で。

麻生総理が自信満々に発表した15%という値は、国際的な評価基準からすると実質は8%にすぎません。

京都議定書に定められた2012年までの日本に課せられた削減量は6%ですから、わずか2ポイントの上積みしかしないあまりにも粗末な目標です。


自民党が温暖化防止へ積極的に取り組まなかったので、温室効果ガスの排出が増加し、その増加したところを基準にすれば、増加してしまった分だけ削減量が見かけの上では大きくなるという都合のいい数字合わせをしたに過ぎません。

こんなまやかしが国際的に通用するはずもなく、民主党が主張する1990年比で25%削減するという国際的に評価が高い目標とは雲泥の差があります。

日本国民の多くが温暖化対策への見識が深まっていないことを逆手にとって、馬鹿にしているに他ならない。


首相がこのような馬鹿げた政策を発表する背景には、政治にかかわる多くの人たちが地球温暖化という地球規模の課題に対して関心が低いことが原因として挙げられます。

総選挙が迫っていますが、温暖化防止を意識して選挙に臨む陣営はわずかにすぎないと思います。

票を取るためには省エネや廃棄物の抑制などのきれい事は言っていられないといった、選挙エゴがまかり通ってしまいます。


有権者はそこのところをしっかりと見極める必要があると思います。

選挙事務所を眺めてみて、地球温暖化防止への取り組みがはっきりと感じられない候補者は、利権や政党のエゴに選挙を利用しているとみていいでしょう。

選挙の時からできていないことを当選してからやれると思ったら大間違いですからね。  
Posted by komachan at 09:02Comments(0)温暖化防止