2009年08月10日

・有権者一人に840万円の借金

財務省は10日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、6月末時点で860兆2557億円になったと発表した。

前回公表した3月末時点に比べ13兆7587億円増加し、過去最大を更新した。

経済対策に伴う国債増発が主因だ。


7月1日時点の推計総人口(1億2761万人)から算出すると国民1人当たり約674万円になり、3月末から3カ月間で約10万円増加した。

内訳をみると、借金の約6割を占める普通国債が8兆4885億円増え、554兆4241億円となった。

特殊法人などへの貸し付けにまわる財投債は、償還額が増えたことから4兆102億円減少し、127兆400億円。

政府短期証券は119兆1062億円だった。 =8月10日 時事通信=


自民党による自民党のための自分党として積み上げた借金の山が国民一人当たり674万円です。

生まれたばかりの赤ちゃんから、間もなく天命を全うするお年寄りまで、とんでもない金額の借金を背負わされてしまっています。

望んだ借金ならまだしも、官僚の天下りや利権の温床を維持するための経費に使われた過去を考えれば、負担する義務は感じられません。


民主党政権を樹立して、徹底的にこういった無駄な税金の使い方を是正するように目指しましょう。

天下りを根絶することは勿論、過去の天下りで膨らんだ懐から徹底的に徴税しましょう。

天下りで得られた所得は、ほぼ100%の所得税をかけるとすれば、天下りが一気になくなると思います。


国民から見て無駄な予算は、利権や天下りから見れば宝の山でした。

宝を山分けしてこの世の春を謳歌した人たちには、これから奈落の底が待っていると思い知らせましょう。


有権者は約1億人。

一人当たり840万円の借金を押し付けられた事実を胸に、衆院選で自民党候補者に怒りをぶつけましょう。  
Posted by komachan at 23:59Comments(0)09衆院選

2009年08月09日

・高速道路を無料にしてもCO2は増えない

民主党が総選挙のマニフェストに掲げている高速道路料金の無料化とガソリン税など自動車関連の暫定税率廃止の公約について、気候ネットワーク(京都市)など環境NGO10団体が5日、「二酸化炭素(CO2)の排出を増加させ、地球温暖化対策に逆行する」として反対する声明を出した。

声明では、自公政権が実施した高速道路料金値下げについて、個人や企業の自動車利用が増える兆候が出ていると批判。
そのうえで、民主党の掲げる無料化は「利用を加速させる」と指摘した。
暫定税率は「利用抑制の効果を果たす」とし、「廃止するなら同時に導入をうたう環境税の税率を示し、温暖化に影響を及ぼさないと明らかにする必要がある」と主張している。  =asahi.com 2009年8月6日=


高速道路が無料になれば利用者が増えてCO2の排出量が増えるとするNGOの主張にも一理あると思う。

しかし、温暖化防止の役目を有料道路の料金に負わせるのは本来、筋違いではないだろうか。

道路建設は高速道路も含めて国や地方自治体の公共事業であって、有料道路が存在することの方がおかしい。

受益者負担を主張する声もあるが、それは地方道や生活道路にも当てはまることで、「自分は使わないのに負担させられる」と、自民党の口車に乗せられて民主党批判の片棒を担がされるおバカな人の仲間入りだけは避けたい。


では、どうすればいいかと考えると、道路が悪いのではなくて大量に消費される燃料に問題があるのだから、ガソリンや軽油に炭素税をしっかりと課税すればいいと思う。

そもそも、数億年の地球の営みによって作り出された石油が一リットル100円ちょっとで手に入ることがおかしいのだ。

そのコストで石油を再生産できるのか?

再生産コストに見合った価格で販売されてこそ、地球温暖化との整合性が取れるのだと思います。


一リットル1000円くらいでも再生産コストには見合わないのではないかと思うが、仮にそうなったとしたら高速道路が無料でも遠出をする数は激減するだろう。

こっちの方が本論だと思う。

ガソリンや軽油に掛けられた複雑な暫定税率などの課税は一切廃止して、高率の炭素税を上乗せして「貴重な石油」に、見合った価格にすればいいと思う。


車がなければ生活できない地方では、炭素税を減税すればバランスがとれる。

ゆがんだ道路行政の仕組みをそのままにして、地球温暖化防止に利用しようとするNGOの考え方には無理があると思います。  
Posted by komachan at 20:24Comments(0)温暖化防止

2009年08月08日

・自民教という悪質宗教集団

郵政民営化が日本にバラ色の未来を約束するとした2005年の衆院選。

民営化の結果は、特に田舎の利便性を奪い去った。

お隣の山梨県のものですが、克明で秀逸なリポートがありますのでご紹介します。

     ◇                    ◇

夏の太陽が照りつける中、増穂町大久保の井上カヨさん(75)は、町の中心部にある青柳郵便局まで、自転車に乗って用を足しに行く。往復4キロの道のり。帰りの上り坂は自転車を引いて歩くことが多く、「近くにあった郵便局が毎日営業しなくなった。年寄りにとって、この坂道はきつい」。
 井上さんの自宅近くには、40年以上前から、大久保簡易郵便局があった。郵便だけでなく、貯金の出し入れから年金の受け取りまで金融窓口として重宝したが、2年前の10月、郵政民営化で「一時閉鎖」扱いになった。

 局の入り口付近には「ご不便をお掛けしますが、ご了承願います」の張り紙。毎週火、木曜の3時間だけ、南アルプス郵便局の職員が出向き、切手やはがきの販売、貯金の預け入れや払い戻しに対応している。だが、貯金を下ろすには通帳をいったん預け、次の出張日まで現金を受け取れない。
 障害のある娘と2人暮らしの井上さん。年金のほかに、独立した長男からの仕送りがあるが、娘の面倒もみているため、とてもお金に余裕のある暮らしとはいえない。
 「冠婚葬祭などで急にお金が必要になると、青柳の局まで行かないとならない」。身近だったサービスが、遠くなったことを痛感するという。
 民間金融機関の店舗がない過疎地域にもネットワークを持ち、金融サービス以外にも「子供110番の家」など、さまざまな役割を担ってきた郵便局。民営化後も、県内の拠点はほぼ存続したが、委託契約の一部簡易局の業務は縮小。大久保のように一時閉鎖となった局は現在10ある。

 前回衆院選で、当時の小泉純一郎首相は「郵政民営化は、すべての改革の本丸。賛成するか、反対するのか。国民に問いたい」とアピール。「造反組」の選挙区に“刺客”を送り込み、身内同士で戦わせる「小泉劇場」に仕立て、国民の注目を集めた。その結果、自民党が圧勝した。
 あれから4年。近所の郵便局が閉鎖され、聞き心地の良かった「改革」は、暮らしに影を落とす。井上さんは「みんな小泉さんの改革という言葉に踊らされてしまった」と思うようになった。
 今回の衆院選。各政党のマニフェスト(政権公約)は、子育てを中心にした家計支援の政策が目立つ。
 井上さんは言う。「地方の暮らしを良くしてくれる政党はどこか。私を含めて、みんなが各候補の主張に耳を傾けて、慎重に一票を投じなければいけない。これ以上、生活が悪くなるのはごめんだ」  =山梨日日新聞 8月8日=

     ◇                    ◇

自民党のマニフェストには嘘が書かれていることは、2005年のマニフェストを見れば明らかです。

自民党が今回の2009年マニフェストに示した政策は、政権政党ならこれまでにやれたはずのものです。

やらなかったものがどうしてこれからならできるのか。


簡単な話ですが、自民党の公約(マニフェスト)は絵に描いた餅であって、やる気は鼻からないんですよ。

選挙のときは、おいしいネタをばらまいておいて国民をだます術に長けているのが自民党。

その自民党に、なおだまされ続けている日本人が少なくないことに驚かされます。


自民党の嘘に救いを求める哀れな「自民教信者」を覚醒させるためにも、身近な民主党の候補者を当選させる必要があります。

自民党と公明党が連立を組めるのも、両者ともに政治を利用する宗教団体だったからなんですね。  
Posted by komachan at 22:09Comments(0)09衆院選

2009年08月07日

・宮下一郎は名古屋生まれの東京育ち?

宮下一郎という東京育ちの候補が、長野県伊那市が故郷だと経歴詐称に抵触しそうなプロフィールをばらまいています。

ネット上でも、つい最近まで「出身:愛知県名古屋市出身となっていたものが、次々と改変されてきました。


不思議に思って秘書さんに電話で聞いたこともあるのですが、教えてくれませんでした。

出生地は秘密のようです。


なぜ、生まれた場所を秘密にするのでしょうか。

ちょっと調べればわかることなのに。

本当に長野県伊那市なら堂々と問い合わせに答えればいいのに。

なんだか胡散臭い感じがします。


胡散臭いと感じる根拠をちゃんと示しておきますね。

janjanの選挙情報には、現時点(8月7日午後10時現在)で、はっきりと愛知県名古屋市出身と明記されています。
http://www.janjan.jp/bin/candidate/2005/representatives/00000422.html

これは2005年の選挙の時のものが、宮下陣営の目に留まらずに残っている貴重な情報です。


陣営で見つけたものは、つい最近改変したようです。

●現在の宮下一郎プロフィール

●7月28日現在のキャッシュ


候補者の出身地を気にする人の多くは、高校がどこなのかということに目を付けるようです。

高校までは、生まれ育った土地で過ごす人が多いからでしょう。

では宮下一郎はというと、東京都立戸山高等学校ですからやはり長野県伊那市で幼少期を過ごしたのではないようです。


出身を長野県伊那市とする根拠はどこにあるのか?

隠された真実を知りたいと思ってしまいますね。  
Posted by komachan at 22:12Comments(1)09衆院選

2009年08月06日

・自民党の小泉元首相が敗北宣言

自民党の総選挙敗北宣言が出始めました。

政権交代「悪いことない」と言ったのは小泉元首相です。


自民党の小泉純一郎元首相は6日夜、神奈川県藤沢市で開かれた同党前衆院議員の会合で講演し、衆院選について「わたしは決して政権交代が悪いとは思っていない。たまには野党の立場に立つのも悪くない」と述べた。

同時に衆院選情勢に関して「これまでにも逆風選挙があったが、これほど自民党にとって厳しい選挙は結党以来ない」と指摘。

「過去50年間、ほぼ自民党が政権を担当したが、民主主義社会では異例中の異例なことだ。公正な選挙が行われる限り、政権交代があって当然だ」と述べた。


弱気の小泉氏ですが、持論の郵政民営化には、郵政民営化をはじめ構造改革を批判する民主党について「私が首相だった当時、『改革が遅い、生ぬるい、中途半端だ』と言っていたが、今は『行き過ぎだ、拙速だ』と言っている」と批判。

「行財政改革がこれからの日本にとって最重要課題の一つだ。郵政民営化に反対している勢力に改革ができるわけがない」と持論を展開した。


小泉氏自身は引退するものの息子が世襲で後を継ぐことが決まっている。

今後は2005年の郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」を中心に応援に入る予定で、この日が応援の本格的なスタートとなる。

森元総理といい、小泉元総理といい、過去の人が偉そうにふるまうところからして硬直化した自民党の今を見る思いがします。  
Posted by komachan at 22:08Comments(2)09衆院選

2009年08月05日

・学校の成績も金次第ではね

小6正答率、世帯年収で差=学力テストの追加分析-文科省

衝撃的な見出しの記事です。


年収が多い世帯ほど子供の学力も高い傾向にあることが、2008年度の小学6年生を対象にした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を基に行われた文部科学省の委託研究で4日、分かった。

学力テストの結果を各家庭の経済力と結び付けて分析したのは初めて。


委託研究では、5政令市にある公立小100校を通じて、6年生約5800人の保護者から家庭環境などのデータを新たに収集。個人名が分からないよう配慮した上で、学力テストの結果と照合した。

学力テストには、国語、算数ともに知識を問うA問題と活用力を試すB問題があるが、世帯年収ごとに子供を分類すると、いずれも200万円未満の平均正答率(%)が最低だった。

正答率は年収が多くなるにつれておおむね上昇し、1200万円以上1500万円未満だと200万円未満より20ポイント程度高まった。ただ、1500万円以上では正答率が微減に転じた。 =2009/08/04 時事通信=


やはり塾の影響が大きいのではないでしょうか。

うちの娘が通う高校では、塾通いしていない人の方が圧倒的に少ないようです。

進学校とされているので、入試に際して塾通いが当たり前となっているのが現実のようです。


我が家の教育方針は、塾で詰め込まれる受験のための知識よりも、日々の生活の中で手伝いなどではぐくまれる知恵に重点を置いています。

答えを導き出すためのテクニックよりも、課題を解決するための道筋やヒントを感覚的にとらえる素養を身につけることが大切だと思ってきました。

家庭教育と呼べるものはほとんどなくて、朝の掃除から夕方の風呂焚き(薪風呂)といった日常の仕事、除草や薪つくりなどの年間を通した作業に従事することで自分の頭を使って体を動かし、その結果、体と頭を連動させる。

機転が利くといったらいいのかもしれませんが、そういった日常生活に根付いた日々の学習に重きを置いています。


「勉強は後回しにして手伝いしろ!」と号令を飛ばす『おやじ』が、普段のわたしの姿です。

子供が手伝ってくれれば親は楽になるし、子供は手に技を覚えるし、知恵もつく。

学校で基本的な知識は教えてくれるので、それがなんとか理解できていれば地元の高校ならなんとか入れるのではないかと思っていますし、今のところなんとかなってます。


金で子どもに知識を身につけさせれば、てっとり早く頭のよい子は作れるかもしれませんが、頭と体と心がバランスよく育つとは思えません。

子育てとは、有名な学校に通わせるとか、高学歴を与えるとか、そんなことが目的ではないと思います。

良い親になって、よい子(私から見れば孫)を育てるようになってほしい。

その上で社会の役に立つ役割も担ってくれればさらに嬉しい。

金で成績を買うような親にはなりたくないですね。  
Posted by komachan at 23:02Comments(0)教育

2009年08月04日

・森元総理が駒ヶ根で無駄話

宮下一郎の当選を願って熱弁をふるう杉本・駒ヶ根市長森元総理が駒ヶ根に来るというので出かけてみました。

壇上には、自民党の飼い犬となった杉本・駒ヶ根市長もいました。

あいさつに立った彼の口からは、宮下一郎を称賛する美辞麗句が並べられ、杉本幸治が無所属で市長選に臨んだと思いこまされた駒ヶ根市民の多くは聞くに堪えない思いだったと思います。

でも、会場に来ていたのは自民党の連中ばかりなので、市長はもともと味方だと知っていたと思います。


さて、森さんの話ですが、コメントする価値もありません。

ただただ長いだけ。

一時間の語る会で、一人で45分ほども話し続けるKYな人だというのが率直な感想です。

話の中身は、民主党の悪口ばかりではなくて身内の自民党もやり玉にあげて、延々と世襲候補の擁護に終始しました。

宮下一郎とその横に並んだ父創平のコンビに免罪符を与えようとして、だらだらと長時間にわたって世襲の言い訳が続きました。


退屈な森さんの話の途中では、会場で居眠りする人も少なくなく、抑揚がなく、話の盛り上がりに欠ける退屈な時間を自民党の支援者ですら持て余していました。

続いて登壇した主役のはずの宮下一郎は、これまた演説とは言い難い一人語り。

自分の話に感極まって絶句するところもあって、会場との一体感など微塵もありませんでした。


大げさではないことは、宮下一郎の演説の途中でほとんど拍手が起こらなかったことが示しています。

主役の決意表明が述べられているというのに、会場に詰めかけた300人ほどの支持者が拍手で喝采しないのは異様な光景でした。

両者の話の内容には、日本のこれからを語る力強さは探し出せません。

目の前の選挙を勝ち抜いて、会場で熱視線を送る土木業者や利権団体の関係者に無駄な公共事業をばらまくことしか頭にないようでした。


道路をつくるためには宮下一郎が必要だ。

駒ケ根商工会館の会議室で語られた森元総理の話も、杉本・駒ヶ根市長の話も、結局はそこへ行きついてしまう。

国民の税金に群がって自分たちの懐を温めようとする金の亡者の集会という感じでした。


日本を食い物にする自民党とその支持者たちの罪の深さを、より一層痛感した一時間半でした。  
Posted by komachan at 22:06Comments(0)09衆院選

2009年08月03日

・宮下一郎の援軍に自衛隊が行進

伊那市内を軍隊が行進する予定なのをご存じだろうか。

明後日5日、陸上自衛隊松本駐屯地第13普通科連隊が伊那市で小銃(実弾なし)を携行して20キロ前後の徒歩行進訓練を行う。


朝8時に同市長谷の美和ダムを出発し、国道152号線で市内へ向う。

三峰川にかかる高遠大橋は渡らずに左岸の堤防沿いに自転車道路を東進する。

竜東橋を渡って再び国道152号線に出て、伊那市役所を目指す。

約15キロの行程と予想される。


予定路には高遠小学校や高遠高校があり、校舎の窓から軍隊の行進を眺めることになるかもしれない。

校庭の脇を通り抜ける銃を所持した軍人を目の当たりにするかもしれない。

子供たちの目につくことを狙った時間帯だ。


松本市でも行軍が予定されており、市民団体が中止を申し入れているが、強行されるようだ。

同市は「松本駐屯地には住民への訓練実施の周知や通学時間を避けて行うよう申し入れをしてる。」とのことだが、伊那市ではそのような申し入れはしない意向だ。

住民は不意を突かれて、びっくりするに違いない。

伊那市が住民への周知を怠り、通学時間帯にもかかわらず静観するにはわけがあるはずだ。


その理由を紐解くカギは前日にある。

4日には自民党の森元総理が宮下一郎の応援に伊那市(かんてんぱぱ)にやってくる。

翌日に自衛隊の存在を誇示する狙いは、一郎の父「宮下創平」の権威を地元住民に再認識させるところにある。


行軍に使われる道は通称「創平道路」と呼ばれている。

宮下創平の威光を地元住民の脳裏に焼き付ける狙いがあるのは明らかだ。

元防衛庁長官がつくらせた道路を自衛隊が行進すれば、一郎の父、宮下創平の偉大さが何倍もの大きさを持って地域社会に意識づけられる。


宮下一郎の選挙対策は、自衛隊をも選挙の演出に利用できるのだからすごい。

民主党加藤学の戦う相手は、小者の宮下一郎ではなく、長野県自民党の歴史に名が刻みつけられた「宮下創平」に変わったとみていい。

逆の見方をすると、「父は偉大だったが」と息子のひ弱さが浮き立つ危険性もある。  
Posted by komachan at 21:34Comments(0)選挙

2009年08月02日

・サーファーが原発再処理工場にSTOP

原発に反対するのは環境保護に取り組む団体ばかりではない。

サーファーが原発の再処理工場に反対の署名を政府に提出したことはあまり知られていないだろう。

朝日新聞の記事が克明に伝えているので、引用させてもらいます。

     ◇                    ◇

各地のサーファー有志が、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の本格稼働に「待った」の声を上げている。「海を放射能で汚さないで」と訴えるサーファー団体が、反対署名を5月末に政府に提出。これに合わせて、定額給付金からの寄付を求める活動も始まっている。

 署名活動をしているのは、海辺の環境保護を目的にしたボランティア団体「サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S・F・J)」(事務局・東京)。全国のサーファーら約1200人や協賛企業約50社がサポーターとして登録し、海岸、水質の調査や子供たち向けのサーフィン教室などを開いている。「サーフポイントが汚染されるのは問題」と、再処理工場の本格稼働に反対してきた。

 メンバーは今年5月28日、参議院議員会館に原発反対のメッセージ入りのサーフボードを持ち込み、南国の衣装で約1万2千人分の反対署名を経済産業省や農林水産省など関係省庁の職員に提出した。

 S・F・J代表で、京都府京丹後市で旅館を経営する守山倫明さん(50)は、旧久美浜町(現京丹後市)で持ち上がった原子力発電所の建設計画(06年に撤回)の反対運動にかかわるなかで、六ケ所村の再処理工場のことを知った。

 守山さんが幼いころから慣れ親しむ遠浅の海は、透明度が高い。それでも海水温の上昇が一因で海藻が減るとされる「磯焼け」が進み、赤潮がよく発生するようになった。S・F・Jの調査でも、似た現象は全国の海で起こっていることがわかった。「ましてや放射性物質を海に流すなんて愚の骨頂。子供たちの遊びや教育の場でもある海を汚されるのは我慢できない」

 S・F・Jに登録する宮城県石巻市の水産会社員、武藤北斗さん(33)は、定額給付金からカンパ金を求める「STOP再処理!基金」を創設した。集まった資金は、市民レベルでのグリーンエネルギー政策大綱づくりや、再処理に関するデータバンクづくりなどに使うという。

 再処理工場に関心を持ち始めたのは、六ケ所村を舞台に住民の生活を記録したドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督、06年公開)を見てから。これまで宮城県内で、自主上映会や原発の勉強会を数回開き、「海流にのって放射性物質が千葉の房総半島まで流れることもある。他人事じゃない」と伝えた。

 地元のサーファーが賛同して、会場に足を運んでくれた。彼らとの出会いをきっかけに、2年前からサーフィンを始めた。「海と一体になる感覚を覚えて、汚したくないという思いが強くなった」

 映画では、再処理工場をめぐって賛否が分かれる村民の姿が描かれていた。「未来の子供たちに押しつけているのは、争いと、放射性廃棄物というゴミだけ。電気を使うから原子力は仕方ないという理屈ではなく、電気の使い方を考えるべきだ」と話す。

 「STOP再処理!基金」は郵便振替で、口座番号は02290・1・124244、口座名は「6ラプ市民サミット・STOP再処理基金」。振込用紙に「定額給付金より寄付」と記入する。問い合わせは基金事務局(0178・22・3269)へ。 =2009年7月30日=  
Posted by komachan at 23:35Comments(0)温暖化防止

2009年08月01日

・白肌の胸元にドキッ!

伊那市に民主党の鳩山代表が訪れ、1500人もの聴衆を集めた大集会が開催された7月30日の午前中に、健康診断を受けていました。

駒ヶ根市の武道館を会場に行われたんですが、駐車場が狭くて停めるところがない。

路肩ぎりぎりに止めようとしたら路肩にホイールカバーがこすれて傷が付いてしまった。出だしがよくない・・・。


会場に入ると番号札が置いてあって係員が「健康保険証はお持ちですか?」と聞く。

しまった。

「持ってかなきゃ」と思いながら、夜の集会のことに気を取られて持たないままに出かけてしまっていました。


38番の番号札を受け取って、スリッパを履こうと思ったら、ない。

私の前後は最も込み合っていたようで、スリッパの数が足りなくなっていました。

受付を待つこと20分くらい。

健康保険証を忘れたことを告げると、市役所に電話で照会する念の入れよう。

これまでは書類に記載されている「国保」の一文字で市民と役所は信頼関係が築かれていましたが、証明書を持参しないと信用されないようになってしまったんですね。

全国的なことなのか、駒ヶ根市が変わってしまったのか、理由はわかりません。


健康診断は問診、会計(2500円でした)、身長体重、血圧と進みますが、ここでちょっとしたアクシデントが発生。

私の血圧はかなり低い方でして、高い方で100未満、低い方は50台が通常です。

ところが、この日の血圧は107。


血圧を計る係の女性が胸元のはだけた服着ていて、私の血圧を測り始めたところで、前かがみで目の前に・・・。

真白な肌の胸があらわに目に入って「ドキッ!」

普段よりも10以上血圧が高くなって計測されてしまったのでした。


目の保養をさせてもらったと良い方に考えることもできますが、今日の目的は健康測定なので正確な測定に気を配ってもらいたいと思いました。

余計なお世話と思いましたが、受付の市の職員に「つまらないことですが・・。」と、ありのままを。


些細なことだと思っていたら、関係者にとってはかなり重要な注意点だったようで、「とりあえずいちばん上のボタンを締めさせて、昼の休憩に着替えに行ってもらうわ」との話し声が聞こえました。

職員の話では、襟元の閉じた服を着用することが原則となっていたようですが、なぜか「リゾート気分の服装」で一名来てしまったのだそうです。

その方が、たまたま血圧測定の係りになったので、困ったことになったんだそうです。  
Posted by komachan at 22:05Comments(2)一休み