2009年10月31日

・脱穀し直したら10kg

米の脱穀がようやく終わった。

先週も脱穀したのだが、一部の籾の乾燥が不十分だったので一週間先延ばしにした。

ところが玄米の水分量は15.4%と意外に下がっていない。

先週が16.3%で一日雨に降られたがあとは比較的天気は良かったはず。

乾燥しすぎていてもおかしくないと思っていただけに意外だ。


さて、脱穀が終わったところで、ふと藁をみるとかなりの数の籾が付いたままになっている。

いつもよりも多い気がする。

稲の丈が低かったので、結束紐の位置に穂が来てしまっているなどが理由だ。


十本ほどの藁束をサンプリングして、脱穀ミスによる籾の量を予測してみた。

すると全体では10kgほども藁に籾が付着したままになっているようだ。

藁束から穂を抜き出してみようとやりかけたが手作業ではいつまでたっても終わりそうにない。


そこで、再び脱穀機を動かし脱穀ミスの藁束を入れてみた。

結束紐の位置をずらして、わらをほぐして広げたり、脱穀されやすいように手を入れつつ。

すると、きれいに脱穀できるではないか。

脱穀機(ハーベスタ)には、ただ単に藁束を入れれば脱穀できるわけではないんですね。


すべての藁束を脱穀しなおしたらコンバイン袋に半分ほどもたまった。

藁ごみも含まれているので、予想通り約10kgの籾が藁束から得られたようだ。

これを少ないとみるか貴重と見るか。


今年は不作で、反収は7俵しかなかったから我が家にとっては貴重でした。

無農薬、無化学肥料、無除草だからこの程度でも十分ではあるが、例年だと9俵は採れていたのでショック・・・。  
Posted by komachan at 21:32Comments(0)百姓

2009年10月30日

・使えないバス路線を考え出す公共交通協議会

田舎に暮らしていて不便だなと実感するのが公共交通の貧弱さ。

それに輪をかけて交通インフラを整備する能力のない行政。

我が家の近くを通る路線バスも、ほとんどの場合一人乗っているかどうかといった状態だ。


こまちゃんバスといって主に老人の足として提供することを目的としているようだ。

そこが勘違いのもとであって、公共交通を最も利用するであろう交通弱者は、市外に通学する高校生だったりする。

駅へ歩いて行けない距離に住まいがある場合、ほぼ100%の家庭が自家用車で送り迎えしている。


自転車やバイクという手もあるが、秋から春までは寒くて凍てついてしまうし、女子の場合は夜道を走らせるには今のご時世は危険すぎる。

こまちゃんバスを利用しようと思っても、通勤通学電車との連絡が全く無視されているので使えない。

路線を検討している人たちは、住民のニーズを自分たちの足で集めることはせず、コンサルタントに丸投げされた当てにならないアンケートだけが頼りだから、効果的な路線を作れるとは思えない。


現在も『駒ヶ根市地域公共交通協議会』という検討会が組織されて路線の見直しをしているというが、実行部隊となるワーキンググループが使い物にならないらしい。

ワーキンググループのメンバーがそう言っているのだから間違いはないだろう。

他の市町村の精力的で実効性ある取り組みと比べると、駒ヶ根のレベルの低さにはあきれてしまう。


下伊那では、飯田市地域公共交通改善市民会議が参考になる。

路線ごとに部会を設けて、実情に即した検討に取り組んでいる。

高校生の利便性を高めるために通学定期の上限を1万円に値下げするなどの、実効性のある提案が実現に結びついている。


家族による自家用車の送迎の増加という現状を認識し、これを打開するための対策として考え出されたものだ。

送迎を追認してしまっている駒ヶ根市とは雲泥の差があると言わざるを得ない。

市長がリーダーシップを発揮すれば、この程度の問題はそう難しくないはずだが、杉本・駒ヶ根市長はどうにもやる気がない。

市民の声という形でなければ市の重要施策を決められない状態がずっと続いている。


市長選の時から操り人形が義務付けられていたから仕方がないが、曲がりなりにも市長なんだからもうちょっと勉強して、自分の意思で駒ヶ根市をリードする姿勢を発揮してもらいたいと思う。

強引な中原前市長の手法もほめられたものではないが、何でも人任せの杉本市長のありかたは市の職員の士気にも影響している。


市長選の最中、市職労と対立候補が交わした密約に杉本候補(当時)は、「私が市長になったら市職労には厳しくいく」と言っていた。

ところが市長に当選した途端に、批判していたはずの市職労と、あろうことか密約を交わしたという。

選挙に勝つためには嘘も方便なんだと。


選挙の際に示されたマニュフェストも、本人が作ったものではなくて支援者が考え出して作成したもの。

整合性のないマニュフェストだったからと、本人に問いただすとしどろもどろだったことを思い出す。

市長になってからも議論のテーブルにはなるべくつかない。

重要案件で職員を差し置いて市長自ら説明に立つ姿を市民の多くは「一生懸命だね」とほめてくれるだろうが、市長がすべきは説明ではなく決済だ。


市民のニーズをどうやって掘り起こし、改善策に結び付けていくのかという基本的なプロセスに対して杉本市長はビジョンを持たない。

100人委員会という形で市民に丸投げして、提言されたものから取り組んでいるという。

市民協働の形はとっているが、市長のビジョンがあって、それに則して市民の知恵を借りるというのが順番だろう。


今の駒ヶ根市の市民協働は、行政の下請けとして便利に使いまわされているだけだ。

ほんとに必要とされる行政の案件は、なかなか手につかないのが現状だ。

市民が使える路線バスになるかどうかは、もう少し様子を見てみないとわからない。


市民会議では通学電車と路線バスの融合について提言する用意がある。

市民から提言されたら無視することはできないだろう。

しっかりやれよ、杉本幸治。  
Posted by komachan at 22:37Comments(0)市政

2009年10月29日

・長野市の大量無効票の原因

長野市の選挙で大量の無効票が投じられた原因について、当ブログでは「鷲沢陣営陰謀説」に触れた。

当てずっぽうではなくて、過去の類似例から判断したものであって、結構自信があった。

保守系の多選市長で土建屋を支持母体とし、対立候補に共産党が味方している、あたりがポイントだ。


さて、検証のしようがないと思っていたら、読者からお墨付きを頂いた。

そのものずばりの指摘を表に出すにはまずいので、におわせているブログから。

ミルクとココアの眼: 長野市長選挙 敗因?

『抜粋』
2000年の田中さんが知事選に立候補したとき、上田方面で開票立ち会いをされた方が知り合いでいますが、その方が
「カタカナでしかも普段文字と縁遠いと思われる人の書いた文字(カナ釘文字)の票が、吉村の後継者の名前を書いていた。投票の時も見ていたが、土建屋のワゴンバスでわぁーとやってきて、投票を済ませるといそいそとワゴン車に乗っていく。土建屋の組織票はこういう時に効くのだと恐ろしさを覚えた」
と、私に話してくれたのが強く印象に残っていますが、それと同じ事が起きたのでしょう。

このような過去の事例が今回も発生していたというのだ。


また、対立候補に共産党が動けば、現職陣営に某宗教団体が加勢するのは当然の成り行きだ。

これもまた今回の市長選挙で「実働」したようだ。

長野市の選挙事情はよくわからないが、他の市町村の選挙で発生した過去の事例とさして違いはないだろうと思っていた。

だからこそ、尋常ではない無効票が明らかになった時に、「やっぱりな」と感じた。

読者から生々しい実情について報告があり、予想が的中していたとわかったことで選挙の怖さを改めて実感させられた。


表ざたにはなっていないが、福祉施設などからの『送迎サービス』や選挙日限定の『オンデマンド送迎』も少なからず実行されていただろう。

保守本流の多選市長がとる戦術は、『なりふり構わず』だから接戦にはめっぽう強い。

保守票を割る戦術で臨まなければ、現職の壁を突き破るのは難しい。


だからこそA級戦犯の罪は重いのだが、しばらくこの戦犯については触れないでおこう。

すべては県知事選挙で村井仁や後継候補を落選させるためだから。  
Posted by komachan at 19:50Comments(0)選挙

2009年10月28日

・稲わら焼きは社会の迷惑

稲わら焼きが社会問題化しているという。

秋田県では公害防止条例の規定により、稲わらスモッグの発生を防止するため、10月1日から11月10日までの期間は、稲わら等の野外燃焼行為が全面的に禁止されている。

青森県では、県議会が条例制定に向けた作業部会を設置し、わら焼き防止に向けた適切な対策をした上で政策提言する方針を示している。


なんで藁を焼くのかな。

田んぼに施す貴重な有機質なのに、もったいないじゃないか。

化学肥料に頼った稲作だから、わらが邪魔になるのだという。

また、焼かないで春に田んぼに犂(すき)込んでも全部犂込まれない、代かきをするとコンバインで切った稲藁が田んぼに入らずに浮くなどと、わがままを言う農家があるようだ。


百害あって一利なしかというとそうでもなくて、田面に落ちている稗(ヒエ)などの種が稲藁を焼くことで一緒に焼けて発芽しなくなるという効果もある。

しかし秋田県横手市では、厳しく取り締まっている。

同市のHPによると、

今まさに、横手の米農家の品格が問われているものと思われます。

今年度は次の地域が、稲わら燃焼禁止に係る重点地域に選定されています。(秋田県指定)
横手市大沢、赤坂、睦成、大屋新町、大屋寺内、境町、増田町増田、平鹿町醍醐、浅舞、上吉田、中吉田、雄物川町今宿、砂子田、十文字町植田
稲わら焼き等の煙による視界障害は、重大な交通事故を引き起こす原因となります。
稲わら焼き等の煙は目やノドを痛める原因になります。特に体の弱い方や病気の方には、煙害により体調をくずす人がでてきます。
稲わら等の焼却を行なった場合、県では氏名公表も含めた厳重な措置をとることがあります。

農家のわがままで地域社会に迷惑をかけているのでは、厳重な措置もやむを得ないか。


一方で「くん炭製造に伴う『もみ殻』の燃焼も、稲わら燃きと同様です。」という一文には異論がある。

犂込んで有機質肥料にするべき藁と異なり、籾殻は薫炭処理することで効果的に田んぼの肥料として利用される。

また、くん炭で生じる煙は、燃焼させた時に比べて極めて微量にとどまる。

「もみ殻焼き」と「もみ殻薫炭」の違いはしっかりと区別するべきではないかな。


確かにハザ掛けで米を乾燥させた場合、残った藁の始末は大変だ。

稲わらカッターを田んぼに持ち込んで、細かく裁断してからでないと犂込めない。

でも、これをやることで良い米ができる。

手抜きをしてわらを焼却処分し、肥料は化学肥料で手間なしと手軽な農法に手を染めてしまっては、まずい米になってしまっても仕方がない。


稲わらをすき込むと、藁が分解するためには相当量の窒素肥料を施す必要がある。

藁のC/N比は70前後なので、良好な土壌のC/N比である10程度にまで下げるために窒素が求められる。

窒素を補い炭素率を30程度に引き下げなければ腐熟が進みにくくなる。

求めているのは藁でも土でもなくて、藁を分解したいと待ち構えている微生物なんだけど。


**備忘録

 <10a当たりの稲わらすき込み量は概ね500~600kgなので、稲わら500kgの場合の算出例>
稲わらの成分は、おおむねC(炭素量)=45%、N(窒素量)=0.6%ですので、炭素率(C/N)=75になる。
稲わら500kgすき込みの場合、C(炭素量)=225kg、N(窒素量)=3kgとなり、C/N比を75から30にするために必要な窒素成分量(X)は次のとおり。
   炭素量(225kg)÷窒素量(3kg)=75→30
   225÷(3+X)=30
   X=4.5kg
我が家で仕入れている鶏糞は窒素成分2.4%だから、
  4.5÷2.4×100=188kg
 藁すき込みの時に、一緒に鶏糞を200kg程度は入れる必要がある。

翌年の稲作肥料として考えると、総量で1トン入れるということになる。  
Posted by komachan at 22:23Comments(0)社会問題

2009年10月27日

・高野氏よ、次は長野県知事選挙だ。

長野県民主党のアホ議員(もちろん国会議員を先頭に)のせいで、高野氏が落選したことは誰もが認めるだろう。

一方で、投票した長野市民の民度にも問題があったことが明らかになっている。

市議補選で投じられた異常なまでに大量の無効票がそれだ。


25日に長野市長選と同時に投開票された同市議補選(欠員定数1)で、無効票が投票総数全体の約16%に相当する2万3652票もあった。

市長選、市議補選とも投票率は過去最低だった前回を約12ポイント上回る48%台だったが、市長選の無効票は1083票にとどまった。

市長選挙にだけ投票するという無責任な有権者が長野市民に大勢いるということだ。



無効票のうち、約1万6000票が白票。

「○」や「×」などの記号を書いたものも約4000票あった。

候補者2人の姓と名前を組み合わせた票もあったという。


これらのうちの相当数が、鷲沢陣営による動員であることは想像に難くない。

「市議補選など無視していいから、鷲沢と書いて投票してくれ」

このような指令が自民党から出ただろうし、もしかすると民主党からも出ていた可能性もある。


高野氏が落選したA級戦犯は民主党に違いないが、B級戦犯はこういった無責任な投票を平気で行う長野市民でもある。

長野の県都を長野市に置いておいていいのかと、不安になる長野県民が少なくないのではないか。

このような長野市民が選らぶからこそ鷲沢のような「ミスターコンクリート」が市長の座に安住していられるのかもしれない。


高野氏は敗退したといえども、支援組織さえもう少ししっかりしていれば選挙に勝てることもはっきりした。

不幸中の幸いで、次は長野県知事選挙が控えている。

民主党の看板に頼っても、長野県民主党では県民の信頼が伴わないことが今回の選挙で如実に現れた。

長野県民主党が猛省して、高野氏を県知事に押し上げる縁の下の力持ちになると態度を決めてもらいたい。  
Posted by komachan at 20:34Comments(0)長野県政

2009年10月26日

・長野市長選挙の戦犯は民主党長野

長野市長選挙の結果は、予想していたよりも僅差でしたがやはり現職の勝利に終わりましたね。

とっても残念です。

勝てる選挙を落とした罪は誰にあるのだろうか。


A級戦犯はもちろん長野県民主党だ。

市議補選でも当選が危ぶまれた人物を「お友達だから」と市長候補に抜擢してしまった。

有力候補だった高野氏の選挙を民主党が独り占めできないからという理由で・・・。


裏返せば、鷲沢市長の続投を望んだ長野県の民主党が裏工作したでんしょうよ。

自民党との相乗りは小沢幹事長が絶対に許さないから、鷲沢のフォローは自民党に任せて高野氏の足を引っ張る役を担った。

実態は、考えなしに「民主党の勢いがあれば勝てる」と思い込んだ、県連所属の議員がバカだったに過ぎないけど。


長野県民主党の国会議員の質は、全国区に名を轟かせるほどに低い。

長野五区の加藤学が人格失格なのはご存じのとおりだが、秘書給与の問題では下条みつや篠原孝が全国ニュースで違法性を問われている。

今日も篠原孝の事務所で2007年の一時期、男性秘書が勤務日である土日祝日に欠勤した場合、1日2万円を給与から減額する罰則を設けていたことが報じられた。


民主党に吹いた風に煽られて国会へ送り込まれはしたが、選挙を主体的に取り仕切る能力は持ち合わせていない。

それを理解せずに市長選挙に乗り出したものだから、市民が周到に準備してきた高野氏の選挙をもぶち壊しにしてしまった。

長野県の政治を腐敗させている元凶といっていいかもしれない。


ところで、高野氏を推した市民派が651票差で敗れたのは本当に惜しい。

万策尽きたと言えないところがさらに惜しい。

勝手に応援していた県内外の支援者たちに、積極的に助力を求めていたとはいえないからだ。

人間関係の好き嫌いが関係しているのかもしれないが、大義のために小異は不問にする度量の広さが発揮されなかったことが残念だ。


198票差で現職が再選された5年前の駒ヶ根市長選挙に共通するものがある。

有力な候補者を立て、勝てる見込みが出た選対には慢心が生まれる。

はるかに離れた長野市のことだから内情は分からないが、外から見て「できることがあるのに・・・」という指摘がいくつも寄せられた。


これに対して追い込まれた現職はあらゆる手段で票を獲得しに出る。

違法だろうが、ばれなければ何でもありだ。

政権政党となった民主党でもローカルな地方県連なら容易に利用してしまう。

したたかな長野県の自民党政治に対して、ボンクラの民主党では手玉に取られてしまう。


長野県の政治を変えるには、県民が虚心坦懐に一致結束することが望まれる。  
Posted by komachan at 20:13Comments(1)選挙

2009年10月25日

・籾殻薫炭で焼き芋は最高

静岡・神奈川の参院補選や長野市長選挙の開票が待ち遠しいですが、疲れたので待たずに寝ます。

果報は寝て待てと言いますから。


なぜそんなに疲れたかというと、百姓仕事三昧の週末のせいです。

今日は、麦の種まきから始まり、サツマイモの収穫、籾殻薫炭作り、トラクターの燃料タンク内部洗浄など、めまぐるしく作業が入れ替わる。

麦の種播きは、サツマイモを掘った場所も含んでいて、肥料の散布を直前にやるという手抜き栽培ですから、朝から忙しい。


サツマイモを急いで掘り上げ、鶏糞と米ぬかを散布してからトラクターで耕し、できるだけ均平にする。

小麦は変形の畑にすじ播きするから、筋毎の種まき量が微妙に異なる。

あらかじめCADで図面を引いて、筋毎の長さを想定して種の量を算出しておく。


種を計るのは末っ子の役目。

お菓子作りが趣味なので、細かな分量を計り慣れているから。

種が用意できたら、四人がかりで畑を計って印をつけて播き溝をつけて播いていく。


並行して籾殻を焼いて薫炭も作る。

おまけに掘ったばかりのサツマイモを焼き芋にしようというから、たくさんの作業が同時進行だ。

朝食の時に、家族五人の作業分担を決めて、効率よくこなしてやっと何とかなるという忙しさ。


ところで、籾殻で焼き芋は最高ですよ。

全く焦げない。

籾殻が薫炭になる遠赤外線効果で、中までふっくら。

午前中の疲れはこれで吹っ飛びます。


が、午後も休む暇なく作業が続く・・・。

懸案だったトラクターの燃料タンク内のゴミもきれいにした。

BDFを使っている影響で、タンク内にスラッジが溜まり燃料フィルターが頻繁に詰まってしまっていた。


燃料をすべて抜きとり、空になったタンクを掃除機(もちろん業務用の液体も吸えるもの)でスラッジを吸い取る。

びっくりするくらい大量の液状や固形化したスラッジが掃除機のタンクに入りました。

これじゃすぐにフィルターが詰まるわけだわ。


何やかやとあれこれと夕方まであくせくしたところで本日の予定は終了。

日が暮れようとするころ、籾殻薫炭も大量に生産できました。

灰にならないように丁寧に、かつ大量に水をかけてトタンでふたをして一晩置きます。

今日の締めは、昨日壊した籾すり機の組み立て。


やっぱり百姓は、週末も休む間がありません。  
Posted by komachan at 20:08Comments(0)百姓

2009年10月24日

・新米を食べました

明日は注目の長野市長選挙ですね。

でも、はるかに離れた南信の駒ヶ根では、まったく実感がない。

読者から寄せられる情報では、高野氏の市長としての可能性に期待が高まりますが、決め手に欠けるようです。

長野市のことだから、長野市民にお任せするしかなさそうです。


さて、今日は休日とはいえ、平日よりも、すごく忙しい一日だった。

午前中のメインは脱穀。

朝一番に、ハザに掛けられた稲をサンプリングして、水分計で計る。

12日に刈り取った稲は15%まで乾燥が進んでいるが、17日に刈り取った稲は16%を超えている。

12日に刈り取った、全体の約4割のハザ掛け米をハーベスタで処理する。


収量は籾で225kgだった。

全体の収量予想は577kgで玄米だと460kgだから、かなりの不作だ。

例年の2割減・・・、トホホ。


それでも新米が食べられるのは嬉しい。

籾すり機を倉庫の二階からフォークリフトで降ろして、すぐに玄米に。

そして精米機で真っ白な白米に。


ついでに、昨年産のコシヒカリをたっぷりと籾すり。

新米を食べるのは一袋のみで、普段は昨年産の米を食べる。

一年分の保有米を確保しておくのは、凶作に見舞われた時の保険だ。


さて、使い終えた籾すり機を倉庫に収納する際にアクシデントが発生。

籾すり機を倉庫の梁(鉄骨)にぶつけて、かなりの損傷を負わせてしまった。

昨日に引き続き、機械の厄日だ。


忙しいうえに仕事が増えてしまったが、このままでは使用不能なので直さないと。

バラして、ひたすら板金修理。

何とか元の姿に戻した時にはとっぷりと日が暮れていた。


明日は小麦の種まきと籾殻薫炭づくり、今日できなかった野良仕事で忙殺されそうだ。

冬支度にも手をつけなければと気ばかり焦る。

百姓には平日と週末の区別はあるが、休日はないですね。  
Posted by komachan at 21:54Comments(0)百姓

2009年10月23日

・機械整備のつもりで壊してしまうこともある

今日は、機械との相性があまりよくなかった。

麦の種まきの準備をしようとトラクターを動かそうと思ったら、後ろに荷物を置いてしまってあったので、どかさなければならない。

幸い、パレットに載っていたのでフォークリフトで運ぼうとエンジンをかけた。

ところが一瞬かかった後は、うんともすんとも言わない。


最近、フォークリフトのエンジンが不調だが、全くかからないのは今日が初めて。

プラグの火花やキャブレターまでの燃料の供給には問題がないので、キャブレターの詰まりが疑われる。

気乗りはしなかったが分解して整備することに。


買ってから五年間はキャブを開けたことがなかった。

案の定、かなり汚れている。

手当たり次第に外せるものは外して、エアーガンで詰まりを除去していく。


それなりに順調に作業していたところ、ダイヤフラムを支えるスプリングを外したところで、手元が狂った。

一瞬スプリングから目が離れて、フォークリフトの操作席の足もとに飛んだ(ように思えた)。

探しても見つからない。

床のカバーをすべて取り外して、内部をくまなく探しても見つからない。

地面に落ちているかと探しても見つからない。


無くなることはないのだから「どこか」にあるはずだが、見つからないこともある。

日が改まって見つかることもあるので、今日のところは代用のスプリングを取り付けてごまかすことにする。

いろんな機械を分解したときに出てきた様々なスプリングが在庫してあるので「それなり」のものはあるはずだから。


外した時の感触に近いスプリングを「スプリング入れ」から物色して、取り付けてみる。

アクセルのレスポンスが少々遅れるが、使えないことはない。

始動性は改善したからよしとするか。


気乗りしない時に、日ごろ触らない機械を分解整備すると、良くない結果に終わることがある。

今日はそういう日だったのかもしれないな。  
Posted by komachan at 21:25Comments(0)一休み

2009年10月22日

・長野市長選挙に再び渡辺喜美

長野市長選挙に関連した読者投稿です。

     ◇                    ◇

渡辺喜美事務所からの連絡によると、最終日24日の18時~20時まで応援に来てくれるとのことです。

ちょうど24日は菅さんが来るので、なかなか面白いことになりそうです。

24日の渡辺さんの前には、元NHK長野支局記者で、都議を経て今回衆議院議員になった柿沢未途氏が応援に来てくれることになりました。
  
Posted by komachan at 22:03Comments(0)読者