2011年01月07日
・太陽光発電の売電額を最大化7

このところ安定して動いている独立型のハイブリッド発電ですが、少し改良しました。
これまでは、太陽光50wと風力72wのハイブリッドの組み合わせを、基本は12V系統において、正弦波系統のバッテリーの電圧が低いときには切り替えて充電できるようになっていました。
100V系統の立ち上がりを早めるためです。
しかし、100V系統のモジュールは増設したので465wと、かなりの容量になり、補助が不要になりました。
また、12V系統は24時間電力を供給するので、夜間の風力発電を100V系統に振り分けるのは効率がよくないと判断しました。
そこで、太陽光50wは常時12V系統のバッテリーを充電し、風力72wも12V系統のバッテリーの電圧が一定以上にならなければ切り替えないようにしました。
風力発電を100V系統に切り替える場合の条件は、12V系統のバッテリーが14.5Vを超えた時です。
バッテリーの電圧がこの程度になると、風力発電のレギュレーターが発電を抑制して、風車の回転を抑えてしまいます。
発電を抑えるくらいなら、その間は100V系統に充電したほうが無駄がないと考えました。
独立型のハイブリッド発電から供給する電力量は、一日に1kwh程度です。
月に20~30kwhですから、太陽光の売電額に換算すると千円強になります。
大した電力ではありませんが、昼間の電力のほとんどをまかないますから、系統連携の太陽光発電を99%中部電力に売電できるようになります。
独立型のハイブリッド発電が最も威力を発揮するのは災害のときです。
中国地方では、年末年始の数日を停電したようですが、このような時でも不自由なく電気が使える設備です。
災害がやってこないのが一番ありがたいですが、やってきたときの備えが万端なら安心して暮らせます。
備えあれば憂いなしです。