2011年01月24日
・耐震補強と断熱リフォーム 2

もともと断熱材がまったく入っていない外壁の断熱リフォームのためですから仕方がない。
画像を見てお分かりのとおり、まったく断熱材は入っていません。
旧省エネルギー基準が設定される直前の建築とはいえ、当時の大工さんの住環境に対する無頓着には驚かされます。
新たに入れる断熱材は、ウレタンを現場充填する予定でしたが、急遽中止になりました。
グラスウールの品薄で、ウレタン充填の需要が高まり、工事の手が足りないんだそうです。
来月の中旬以降まで待たないとやってもらえないといわれました。
耐震補強の補助金との絡みで、そこまで先送りすることができません。
仕方がないのでカネライトフォームで代用することにしました。
しかし、間柱や貫の隙間に合わせて断熱材を切り刻む手間がかかってしまいます。
さらに、既設の構造体の内部に挿入するので、十分な厚さが確保できません。
凹凸に対応するために、30mm厚を二層で施工することになりました。
グラスウール100mmで断熱したときよりも1割程度は断熱性能が低下します。
次世代省エネルギー基準をクリアするレベルに到達できるかどうか、ちょっと危険信号です。
*本日の発電量 39.8kwh
-第一発電所 18.8kwh
-第二発電所 21.1kwh