2011年11月10日
・【アカハライモリ】 イモリ科

その名の通り赤腹です。
背は真っ黒なんですが。
捕まえたときには、ひっくり返すとクネクネと体をゆすって逃げようとしますが、しばらくすると動かなくなりました。
強い刺激を受けると赤い腹を見せる習性があるのだとか。
皮膚からは毒を分布するので、触れた手で目をこするのはやめたほうが良いらしい。
石鹸で手を洗いましょうね。
2011年11月09日
・洋包丁の柄を挿げ替え

「直して」と気軽に頼むところがうちの家人らしい。
しかし、洋包丁の合わせ柄は交換できない構造になっている。
無理難題を気軽に押し付けるんです。
気が向かないといい仕事ができないので、数ヶ月放置してあったが、昨日、急に手がけてみたくなった。
材は米ヒバ。
常時水に濡れた状態にさらされる包丁には最適だろう。
厚さ1センチの板を二枚用意する。
耐震化で外壁に使った、出隅の仕上げ材の切れ端を、薪にする木っ端入れから拾い出してきたものです。
柄は余計な出っ張りをグラインダーで削り落とし、柄の形を鉛筆でなぞって板に写す。
この線に沿ってトリマーで彫る。
柄の厚さよりもコンマ一ミリくらい浅くするのは、金属の柄と木材の柄の密着を高めるため。
接着は水に強いエポキシ樹脂を使う。
張り合わせて万力で一昼夜締め付けておく。
接着剤が固まったらサンドペーパーで形を整え、オイルフィニッシュで仕上げる。
料理人が使う包丁のようで、良いでしょ。
2011年11月08日
・ナメコ、再び

弱ったホダ木からは小さいものしか採れませんが、これは新しいホダ木からなので、来年以降に期待が膨らみます。
もう少し大きく育ったものは焼きナメコにしますが、まだ小ぶりなのでホイール蒸し焼きにしました。
2011年11月07日
・お世話になった方の葬儀にて

参列するほどの立場ではないので、焼香のみでご辞退しましたが、親しくしている息子さんと久しぶりにお話ができました。
息子さんは跡取りなのですが出家されて仏門に入っています。
実父の葬儀なのでもちろんお経を上げるのかと思ったら、「菩提寺と宗派が違うから一人の身内としての参列なんですよ」と。
僧侶なのに親の葬儀ができないなんて・・・。
◇ ◇
この度のご葬儀とはまったく関係なく、最近は葬儀がセレモニーと呼ばれることが多くなりましたね。
宗教的な儀式としての色合いが薄まって、業者が仕切る式典になっている。
式場が示す段取りをこなすことが目的化しているような感じさえ受けます。
最近体験した例では、親戚でもない近所の方が、自分がこうあるべきと考える葬儀の形を押し付けたことがありました。
慣例にすべて従うべきとは思いませんが、慣例を打ち破るために他人の葬儀に圧力をかけるのはやりすぎだと思いました。
好き勝手にやるのは自分の身内の葬儀だけにしてもらいたいですよね。
さて、自分が死んだらどうするか。
親が作ったお墓はありますが、実家からも遠く離れた霊園なので、私が入ったら子どもたちが大変です。
今のところは、生まれ育った海への散骨を希望していますが、宗教観は今後変わることもあるかもしれない。
仕事柄、自分用の居間に置ける小型の仏壇くらいは作って残そうかなと思いますが。
2011年11月06日
・稲藁カッター

もちろんお古です。
新品の十分の一くらいの出費。
使いっ放しの状態で譲り受けましたので、とりあえず動かせる程度の機械。
カッターは汚れている以外に不具合はなく、運搬車も整備されていないことを除けば問題なし。
このままでも動きますが壊れるのを促進するようなものなので、しっかりと整備しました。
番線(針金)で縛り付けて固定しているなど、気に入らないところが多々あったので、搭載方法から作り直しました。
運搬車を単独でも使えるように、カッターを工具を使わずに取り外せる仕組みに改良。
日没でエンジンの整備までは終わらず、明日に持越しです。
稲や麦のわら、トウモロコシやヒマワリの茎も細かく裁断してくれるので、田んぼや畑に還元しやすくなります。
私の代では、更新しなくてもいいかな。
2011年11月05日
・ナメコが不作

今年はダメかと思っていたほど不作です。
別のホダ木で数本収穫して食べましたが、例年の百分の一ほどの大幅な減収です。
ホダ木の更新時期に重なったこともありますが、あまりの不作にビックリ。
しばらく暖かい陽気が続けば若干の収穫は望めるかもしれませんが、寒波が来ればそこで成長がストップ。
異常気象の影響が顕著に現れる山の恵みです。
もちろんこの大きさでは食べません。
大きく傘を広げた肉厚のナメコに育つまでジッと待ちます。
向こう一週間くらいは暖かな予報なので、この群落は大きく育つと思います。
今日、明日の雨もちょうどよいお湿りになって、成長を後押しします。
他のホダ木からも出てこないかな・・・。
2011年11月04日
・超ローコスト高断熱窓を自作しよう 初心者入門編
窓からの寒気や結露で悩むお宅は少なくないでしょう。
ガラスを交換したり、高価な内窓を取り付ければ少しは改善しますが、費用の割にはがっかりな結果に終わることもあります。
そこで、手軽で安価、効果も抜群の手づくり窓をご紹介します。
うちの実例を元に断熱性を数値評価していきますので、参考にしてください。
初級編、中級編、上級編とグレードアップしていく予定。
◇ ◇

まずは、現在市販されている一般的な窓では最高ランクの断熱性を有するとされるLow-E複層ガラス+樹脂複合サッシ。
単独の熱貫流率(※1)は2.33(W/m2・K)
次世代省エネ基準でⅡ地域に指定された寒さの厳しい信州でも標準的に使われている断熱窓ですが、はっきり言って力不足です。
寒いし、結露します。
最も簡単な断熱性アップはカーテンの設置です。
厚手のカーテンを部屋の内側に取り付けると断熱性が16%向上します。 (※2)
難点は、断熱性が向上してもカーテンの生地が湿気を透過させるので、結露が止まるどころか悪化してしまう。
多くの家庭で陥っているジレンマの一つがこれでしょう。
※1 熱貫流率:熱を通す割合。数字が小さいほど良い。詳しくは検索して勉強してください。
※2 サッシの熱貫流率2.33(W/m2・K)の逆数が熱抵抗値0.43(m2・K/W)。これにカーテンの熱抵抗値0.08(m2・K/W)を加えた0.51(m2・K/W)の逆数1.96(W/m2・K)がLow-Eサッシ&カーテンの熱貫流率。
◇ ◇

では、どう対処するか。
この窓は縁側にあるので、室内側には障子が取り付けられています。
寒いときには障子を閉めることを前提にすると結露が緩和されます。
もちろん断熱性も38%向上します。 (※3)
幸いなことに雪見障子となっているので、障子の下半分がガラスによって防湿性能が上がっているから結露が防げる。
ファンヒーターなどの燃料を燃やした排気ガスを室内に出すタイプの暖房器具だと、空気に含まれる水分が多いから問題があるかもしれない。
※3 サッシ&カーテンの熱貫流率1.96(W/m2・K)の逆数が熱抵抗値0.51(m2・K/W)。これに障子の熱抵抗値0.18(m2・K/W)を加えた0.69(m2・K/W)の逆数1.45(W/m2・K)がLow-Eサッシ&カーテン&障子の熱貫流率。
◇ ◇

障子の断熱で重要なのが隙間です。
正面から障子を見ていると気が付かないが、断面で見ることが大切です。
前後の障子の重なりには大きな隙間が生じて、ここから空気が漏れています。
防ぐには『網戸用すき間モヘアシール』がお勧めというか、これ以外にない。
障子の動きを制約せずに気密性を保つ優れものです。
さらに、障子と柱、障子の突合せに隙間が生じているはず。
建具の下面を削って調整して隙間を無くすと共に、障子の枠に太い毛糸を両面テープで貼り付けます。
間違っても市販の厚い『すきまテープ』を貼ってはダメです。
反発力が強すぎて動きの良い障子だとしっかりと閉まらなくなってしまうし、見た目も悪い。
◇ ◇
以上で、三層ガラス窓に匹敵する、極寒の地、北海道でも通用する高断熱開口部の出来上がり。
あるものをうまく利用すると断熱性は飛躍的に向上します。
でも、これは、うちでは序の口です。
物足りないと感じたり、「我が家の窓には障子がない」とか、「ペアガラスじゃないから参考にならない」と嘆く方は、初級編へどうぞ。
(準備中)
ガラスを交換したり、高価な内窓を取り付ければ少しは改善しますが、費用の割にはがっかりな結果に終わることもあります。
そこで、手軽で安価、効果も抜群の手づくり窓をご紹介します。
うちの実例を元に断熱性を数値評価していきますので、参考にしてください。
初級編、中級編、上級編とグレードアップしていく予定。
◇ ◇

まずは、現在市販されている一般的な窓では最高ランクの断熱性を有するとされるLow-E複層ガラス+樹脂複合サッシ。
単独の熱貫流率(※1)は2.33(W/m2・K)
次世代省エネ基準でⅡ地域に指定された寒さの厳しい信州でも標準的に使われている断熱窓ですが、はっきり言って力不足です。
寒いし、結露します。
最も簡単な断熱性アップはカーテンの設置です。
厚手のカーテンを部屋の内側に取り付けると断熱性が16%向上します。 (※2)
難点は、断熱性が向上してもカーテンの生地が湿気を透過させるので、結露が止まるどころか悪化してしまう。
多くの家庭で陥っているジレンマの一つがこれでしょう。
※1 熱貫流率:熱を通す割合。数字が小さいほど良い。詳しくは検索して勉強してください。
※2 サッシの熱貫流率2.33(W/m2・K)の逆数が熱抵抗値0.43(m2・K/W)。これにカーテンの熱抵抗値0.08(m2・K/W)を加えた0.51(m2・K/W)の逆数1.96(W/m2・K)がLow-Eサッシ&カーテンの熱貫流率。
◇ ◇

では、どう対処するか。
この窓は縁側にあるので、室内側には障子が取り付けられています。
寒いときには障子を閉めることを前提にすると結露が緩和されます。
もちろん断熱性も38%向上します。 (※3)
幸いなことに雪見障子となっているので、障子の下半分がガラスによって防湿性能が上がっているから結露が防げる。
ファンヒーターなどの燃料を燃やした排気ガスを室内に出すタイプの暖房器具だと、空気に含まれる水分が多いから問題があるかもしれない。
※3 サッシ&カーテンの熱貫流率1.96(W/m2・K)の逆数が熱抵抗値0.51(m2・K/W)。これに障子の熱抵抗値0.18(m2・K/W)を加えた0.69(m2・K/W)の逆数1.45(W/m2・K)がLow-Eサッシ&カーテン&障子の熱貫流率。
◇ ◇

障子の断熱で重要なのが隙間です。
正面から障子を見ていると気が付かないが、断面で見ることが大切です。
前後の障子の重なりには大きな隙間が生じて、ここから空気が漏れています。
防ぐには『網戸用すき間モヘアシール』がお勧めというか、これ以外にない。
障子の動きを制約せずに気密性を保つ優れものです。
さらに、障子と柱、障子の突合せに隙間が生じているはず。
建具の下面を削って調整して隙間を無くすと共に、障子の枠に太い毛糸を両面テープで貼り付けます。
間違っても市販の厚い『すきまテープ』を貼ってはダメです。
反発力が強すぎて動きの良い障子だとしっかりと閉まらなくなってしまうし、見た目も悪い。
◇ ◇
以上で、三層ガラス窓に匹敵する、極寒の地、北海道でも通用する高断熱開口部の出来上がり。
あるものをうまく利用すると断熱性は飛躍的に向上します。
でも、これは、うちでは序の口です。
物足りないと感じたり、「我が家の窓には障子がない」とか、「ペアガラスじゃないから参考にならない」と嘆く方は、初級編へどうぞ。
(準備中)
2011年11月03日
2011年11月02日
・パソコン強制終了の原因は埃

おかしいなとFBに投稿したところ「CPUのファンを掃除したら直った」と教えてもらった。
早速、覗いてみたら、・・・スゴイ!!!
冷却フィンがホコリで目詰まりしている。
これではCPUの温度が上がってしまうからシャットダウンは当然。
エアガンで綺麗サッパリ吹き飛ばしました。
使い始めて一年半です。
一年くらいで定期点検したほうがいいんですね。
冷却空気の取り入れ口(ファンの吸い込み口)に換気扇のフィルターをつけると埃が入らないようです。
でも、うちのパソコンは空気の入り口が五つもあるので大変だなぁ・・・。
定期点検することにします。
2011年11月01日
・欄間窓の高断熱化2

一見すると遮熱材のように見えるが、カネライトに日差しが当たって劣化するのを防止するためです。
遮熱材としての効果があるかもしれませんが、遮熱効果って定量的に把握できないんですよね。
強い熱線(遠赤外線など)を反射する効果(遮熱)は認められますが、熱伝達を遮断する(断熱)にはほとんど無力。
時折、遮熱材に断熱性があるかのような宣伝文句を見かけますが、ほとんどがまやかし。
グラスウールやスタイロフォームと併用して初めて効果が発揮されるものです。
話を戻して、アルミホイルの上には中空のポリカーボネートを置きます。
網戸のレールに、はめ込むだけだけだから簡単施工。
気密性を高めるために隙間をシリコンシールで目張りします。
これで外れなくなるから防犯性もガラスより高まりました。
内側は、とりあえず下地にその辺に転がっていた合板を張って、いつの日か暇になったら仕上げ材を張ろうと思います。
以上で、欄間窓の高断熱化は完了。
外側 : 中空ポリカーボネート + アルミ箔
中心 : カネライト30ミリ×2層 + 発泡スチロール30ミリ
内側 : 合板
熱貫流率は0.4(W/m2・K)