2013年06月08日
・絶滅危惧種のミヤマシジミ

今年もやってきましたミヤマシジミ(深山小灰蝶)。
環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類。
長野県内でも各地で保護活動が盛んですが、うちでは自然発生してます。
でも、ミヤマシジミの幼虫の食草になるコマツナギが見当たらない。
なぜ生息しているのか不思議です。
2013年06月07日
・布マルチの落水着土

6月7日。
布マルチ敷設から20日経過。
全面で第三葉を確認。
田の水を抜いて、浮かせていた布マルチシートを土壌に密着させる段階に入る。
水耕栽培で育ててきた苗を土に植えることになるので、一般的な田植えに相当します。
しかし、根を土に挿し込む田植えと異なり、綿に挟まれた状態で土の上に載るだけなので、そのままでは根が張っても浮いた状態になって倒伏しやすい。
根を土に密着させる技が、布マルチ農法を実践する各農家の腕の見せ所です。
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各積算値
・気温 389℃(477℃)
・有効温量 193℃(187℃)
・日照時間 145時間(217時間)
・日射量 450MJ(649MJ)
※()内は昨年の実績。
撮影日 2013.06.07

布マルチを地面に密着させ、根を土壌に押し付ける道具。
本来の用途は種蒔き機ですが、後輪の転圧ローラーだけを利用します。
(前輪の棒を撮影のための支え)
これを押しながら布マルチシートの上を何度も往復します。
総歩行距離は5キロメートル!
何とも地道な作業です。
さらに。転圧するタイミングが難しい。
地面は締まるが、布マルチシートは湿った状態でなければうまくいきません。
田んぼから水を抜いて、その日の天気、気温、風の状態をみてベストのタイミングで作業します。
全面を一斉にできるわけではなく、ぬかるんでいるところや、布マルチシートが水浸しのところはもう少し乾くまで待つ。
米の収穫量に大きく影響する「第二の難関」です。
2013年06月06日
・メンテナンスでバッテリ寿命を10年に

娘の自動車バッテリーの点検。
左側のオレンジ色がCCAテスターで、右側のガラス管が比重計。
CCAテスターはバッテリーの力強さを計り、比重計は体力を検査します。
車のバッテリーの本来の仕事はエンジン始動なので、力強さはもっとも重要です。
しかし、力強くても、すぐに息切れしてしまうようでは安心できないので体力(充電の状態)も知っておく必要がある。
バッテリーの電圧が上がれば、比例して比重が上がる仕組みです。
高電圧をかけ続けても比重が上がらなければバッテリーが劣化していることをしまします。
そこで交換となるのですが、バッテリーの状態を正確に把握していれば、再生器の利用で延命することも可能です。
うちではバッテリーの廃棄寿命は10年を目安にしています。
通常の三倍くらいの延命ですから、一台分のバッテリーで測定器具の購入経費が浮かせられます。
2013年06月05日
・第10回身近な水環境の全国一斉調査

今朝は「身近な水環境の全国一斉調査」に参加しました。
といっても、検査キットが送られてきているので、一人で田んぼの脇の水路や近くの川で水質を計るだけですが。
測定項目はCODのみなので誰にでも簡単にできます。
CODは河川水中の有機物量のめやすになります。
結果は川が3mg/L、水路が4mg/Lでした。
川の値は鮭や鮎が生息できる限度で高度の処理で水道水に使える水質です。
水路は鯉やフナが生育でき水田に使える水質です。
自分の田んぼに引き入れている水の水質を知ることができるのも、この一斉調査に参加するメリットがあります。
米つくりをしているが水質が不明という方は、来年には参加してみてはいかがでしょう。
身近な水環境の全国一斉調査
http://www.japan-mizumap.org/
2013年06月04日
・田んぼの布マルチにゴマダラチョウ

田んぼに浮く布マルチシートに横たわっているのはゴマダラチョウ。
近寄って息絶えているのかと確かめたら翅をパタパタさせる。
助け出して葉の上に置くと翅を乾かし始めた。
しかし、数時間後には再び湿った布マルチシートに張り付いていた。
なぜだろう?
2013年06月03日
・オオマキバガガンボ

新訂原色昆虫大図鑑によると「腹部第1節が灰黒色。第2節以下は赤褐色であるが、背板は広く黒色を呈する。」
特徴が合っているかどうかはっきりしませんが、オオマキバガガンボと紹介されている画像の翅脈と符合する。
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分類 ハエ目>カ亜目>ガガンボ科>♀
体長 18~22ミリ
撮影日 2013.05.09
カメラ SONY SLT-A55VL(α55)
レンズ シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG
2013年06月02日
・スジコガシラハムシダマシはスジコガシラゴミムシダマシ

一見するとゴミムシということでデーターベースで照合するとカラカネゴモクムシに似ている。
次に、ゴミムシダマシで探してみるとコスナゴミムシダマシによく似ている。
しかし、決め手に欠くような気がして近縁種をたどっていくとスジコガシラハムシダマシに行きついた。
この姿でハムシダマシとは・・・。
一説によるとハムシダマシ科は最新の分類ではゴミムシダマシ科になるらしい。
だから名前もスジコガシラゴミムシダマシとなる。
ネットでは両方の名で通用しているようだ。
この手の虫は難しい。
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スジコガシラハムシダマシ(スジコガシラゴミムシダマシ)
分類 コウチュウ目>ゴミムシダマシ科>ナガキマワリ亜科
撮影日 2013.06.02
カメラ SONY SLT-A55VL(α55)
レンズ シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG
2013年06月01日
・今一つなホソミオツネントンボ

本格的な虫の出現シーズンを前に撮影技術のリハビリ中。
冬の間、のんきにカメラを使っていたから腕が落ちてる。
尻尾の先までくっきり写せなきゃいかんのに・・・。
曇り空で明るくなかったからだと、自分に言い訳。
ホソミオツネントンボ
撮影日 2013.06.01