2011年03月19日
・節電、省エネで東北大震災の被災地支援

しかし、東日本大震災の被災地には節電することで間接的に貢献できます。
支援物資を提供したり、義援金を募金することだけが被災地への支援ではありません。
日本の発電は、3分の2が火力発電です。(右のグラフを参照 クリックで拡大)
日本中で節電すると、確実に石油の消費を抑えられます。
間接的ではありますが、被災地向けの石油の供給に余裕が生じます。
未曾有の大災害からの復興のためには、「電気をガンガン消費して経済を活性化させるのがいい」などという暴論も目にします。
一理あるとしても、想像力が欠乏していると思います。
今は、復興を考えるよりも、目の前にある危機を乗り越えるための一助に徹するべきではないでしょうか。
節電すれば電気代が安くなりますから、削減できた電気代を募金に回すことで「直接支援」になります。
西日本の火力発電所の燃料消費が減れば、原発停止の穴埋めに緊急稼動する東京電力の火力発電所への燃料の供給に余裕が生まれます。
ガソリン不足で身動きがままならず、被災者の救援に困難が生じている災害現場に、少しでも多くの石油を届けることにつながります。
日本全国で節電しましょう。
誰でもできる簡単な被災地支援です。
さらに、原発からの電力供給がなくなる社会を一刻も早く構築するためにも、電力需要の低減は日本国民に課せられた重要な責務になるのですから。
**関連記事
東日本大震災:ガソリンは買わず、被災地に回そう…全国の備蓄は十分
日本工業大学の学生の無知が原因で5歳の子供が焼死
駒ヶ根市内で水道事故が発生
西日本の寒波への備え
理科の実験で「アルコールランプ」が使われなくなった理由
・防災力 情報通信・移動手段
・防災力 水・食糧
駒ヶ根市内で水道事故が発生
西日本の寒波への備え
理科の実験で「アルコールランプ」が使われなくなった理由
・防災力 情報通信・移動手段
・防災力 水・食糧
Posted by komachan at 10:01│Comments(0)
│安全
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。