2011年03月25日
・水道水の放射能が下がっていない

長野県では、雪が降り、放射線による被ばくのリスクが増加しているので、注意が必要です。
また、福島原発の放射能汚染で水道水が安全指標を超えた地域では、モニタリングの数値に一喜一憂しているようです。
モニタリングの数値が高ければペットボトルの飲料水が売り切れます。
逆に下がれば安全宣言が出るという泥縄が展開されている。
『ただちに』健康に影響が出るレベルではないということだから過敏になることもないと思うが、水道の特性を知っておく必要があるります。
発表されているモニタリング値の多くは、浄水場で測定されたものです。
安全側でみれば、浄水場から蛇口に到達するには時間がかかるから、半減期の短いヨウ素131は実際に飲むときには濃度が若干下がる。
しかし、危険側で考えると、最も濃度が高かった22日に浄水場を出た水は、離れた場所では24日に蛇口から出たと思われる。
同程度に高い放射線レベルだった23日に金町浄水場を出た水は、今日、東京都民の口に入るものがある。
東京都が当初、二日程度様子を見るように摂取を控えるようにと呼びかけていたのはこのためです。
また、ペットボトル飲料水が買占めによって売り切れているために、やっと手に入れた「安全な水」を大事に使う人がいる。
テレビのインタビューで「ちびちびと一週間くらい持たせたいと思います」と言っていた若いお母さんがいた。
乳児に与えるミルクに使うのだという。
ちょっと待った!
開封されたペットボトルの水は、一週間も経過すると雑菌が発生する。
放射能汚染を恐れるあまりに、雑菌が繁殖した水を乳児に与えてしまっては本末転倒になります。
短絡的な安全を求めるのではなく、視野を広げて健康に生活するための考察が必要な状況になってきていると思います。 23.41 更新
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Posted by komachan at 23:40│Comments(0)
│安全
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