2015年10月01日
N-Link OWNERSがボロボロ
日産EVの通信機能(EV-IT等)の大規模なシステムメンテナンス、およびリニューアルが終わりましたが、予想通り大混乱になっています。
どこが下請けしているのか存じませんが、大したシステムでもないのにまともに稼働させられないとは情けない。
一部の作動している機能を確認したら、改悪されているところを発見。
日産の早期修復を後押しするためにも積極的にあら探しをしてやろうと思います。
-----------------------
一つ目は電気料金シミュレーションで表示される走行済みルート。
以前はカクカクしながらも道路に沿っていましたが、リニューアルで完全に道路を無視しました。

スタートとゴールは判りますが、途中の経路は全くの不明。

ヘリコプター並に中央アルプスと南アルプスを飛び越えてます。
-----------------------
二つ目は単位。
N-Link OWNERSは様々なデーターをユーザーに提供してくれるありがたいサービスですが、リニューアルで単位が滅茶苦茶になったので利用する際に変換が必要です。

電力消費量は単位をWhにして正しく表記してほしい。
でも、時間の単位は千倍にできないから小数点の位置を3桁上げるのが正解でしょうね。
電力の単位はサイト全体で3桁間違っている。
-----------------------
三つ目はリニューアル前から機能が向上していないルート探索。
ユーザーに誤解を与える外気温の設定です。
詳細設定で外気温が選べるが、エアコンの消費電力を計算するためだけの設定であり、外気温による空気抵抗や転がり抵抗の変化は全く反映していません。
今回のリニューアルで改善されることを期待しましたが裏切られました。

中央高速の駒ヶ岳SAで満充電したリーフが上高地の沢渡駐車場へ向かった場合に、外気温を30℃にしても、0℃にしてもバッテリー残量が同じと表示されます。
実際の消費電力には3.7kWhもの差が生じるにもかかわらず。
このルート探索結果は新車が基準なのでセグ欠けしていれば信頼に値しませんし、平地と高地の気温差が大きくなるこれからの時期にも精度が著しく下がります。
日産はナビの機能を根本的に変えるであろうFMCまで、現在の低機能ルート探索を使い続けるつもりのようです。
※上記のルート探索条件で5人乗車で気温が0度の場合は、エアコンを止めてもSOC90%以下のリーフは駒ヶ岳SAから沢渡上高地駐車場へは電欠して行けません。
ルート探索のバッテリー残量表示は限られた条件下においてのみ該当するのであって信頼すると裏切られることがあるので注意が必要です。
どこが下請けしているのか存じませんが、大したシステムでもないのにまともに稼働させられないとは情けない。
一部の作動している機能を確認したら、改悪されているところを発見。
日産の早期修復を後押しするためにも積極的にあら探しをしてやろうと思います。
-----------------------
一つ目は電気料金シミュレーションで表示される走行済みルート。
以前はカクカクしながらも道路に沿っていましたが、リニューアルで完全に道路を無視しました。

スタートとゴールは判りますが、途中の経路は全くの不明。

ヘリコプター並に中央アルプスと南アルプスを飛び越えてます。
-----------------------
二つ目は単位。
N-Link OWNERSは様々なデーターをユーザーに提供してくれるありがたいサービスですが、リニューアルで単位が滅茶苦茶になったので利用する際に変換が必要です。

電力消費量は単位をWhにして正しく表記してほしい。
でも、時間の単位は千倍にできないから小数点の位置を3桁上げるのが正解でしょうね。
電力の単位はサイト全体で3桁間違っている。
-----------------------
三つ目はリニューアル前から機能が向上していないルート探索。
ユーザーに誤解を与える外気温の設定です。
詳細設定で外気温が選べるが、エアコンの消費電力を計算するためだけの設定であり、外気温による空気抵抗や転がり抵抗の変化は全く反映していません。
今回のリニューアルで改善されることを期待しましたが裏切られました。

中央高速の駒ヶ岳SAで満充電したリーフが上高地の沢渡駐車場へ向かった場合に、外気温を30℃にしても、0℃にしてもバッテリー残量が同じと表示されます。
実際の消費電力には3.7kWhもの差が生じるにもかかわらず。
このルート探索結果は新車が基準なのでセグ欠けしていれば信頼に値しませんし、平地と高地の気温差が大きくなるこれからの時期にも精度が著しく下がります。
日産はナビの機能を根本的に変えるであろうFMCまで、現在の低機能ルート探索を使い続けるつもりのようです。
※上記のルート探索条件で5人乗車で気温が0度の場合は、エアコンを止めてもSOC90%以下のリーフは駒ヶ岳SAから沢渡上高地駐車場へは電欠して行けません。
ルート探索のバッテリー残量表示は限られた条件下においてのみ該当するのであって信頼すると裏切られることがあるので注意が必要です。
2015年09月30日
車載冷凍庫でバッテリー液面低下?
敦賀の朝市で鮮魚を仕入れ、車載冷凍庫で冷凍保存したまま持ち帰ったところ、12vバッテリーの液面が一気に下がっていました。
出かける前の液面を確認していないのではっきりしたことは判りませんが、12vバッテリーの液補充はほとんど必要ない状態が続いていたので、状況に変化が生じたことは確かです。

エンゲルMHD14F-Dの公称消費電力は12V2.8Aで約34W。
それほど大きいとは言えません。
10時間連続運転したことが影響したのかもしれません。
これから冬に向かうと、機能は冷凍から加温に切り替わります。
いろんな温かい飲み物をいつでも飲めるのは楽しみですが、12vバッテリーへの負担が気にかかります。
要経過観察です。

バッテリー液には精製水を300ml補充しました。
確実に注入するために注射器を使っています。
250mlまで計量できる大型です。

余談ですが、独立電源は3週間に一度の目安でバッテリー液を補充しています。
EB100が三個あるので、一回の補充で2500mL前後になります。

大量に精製水を消費するから20L単位で仕入れています。
現在の在庫は50L。
この先一年は仕入れなくても大丈夫。
出かける前の液面を確認していないのではっきりしたことは判りませんが、12vバッテリーの液補充はほとんど必要ない状態が続いていたので、状況に変化が生じたことは確かです。

エンゲルMHD14F-Dの公称消費電力は12V2.8Aで約34W。
それほど大きいとは言えません。
10時間連続運転したことが影響したのかもしれません。
これから冬に向かうと、機能は冷凍から加温に切り替わります。
いろんな温かい飲み物をいつでも飲めるのは楽しみですが、12vバッテリーへの負担が気にかかります。
要経過観察です。

バッテリー液には精製水を300ml補充しました。
確実に注入するために注射器を使っています。
250mlまで計量できる大型です。

余談ですが、独立電源は3週間に一度の目安でバッテリー液を補充しています。
EB100が三個あるので、一回の補充で2500mL前後になります。

大量に精製水を消費するから20L単位で仕入れています。
現在の在庫は50L。
この先一年は仕入れなくても大丈夫。

2015年09月25日
ついに来た!バッテリー交換プログラム
リーフユーザー待望のバッテリー交換サービス情報です。
次期リーフはバッテリー性能をシフトし、実航続距離が300kmに!?
タイトルに?が付いている記事なので信ぴょう性は低いと思いますが、火のないところに煙は立たない。
「現行のバッテリー電力量、24kWhからわずかながらアップ」
30kWhバッテリーへ新た導入された技術が盛り込まれていると思われます。
現在65万円で交換できる旧型バッテリーから進化して、温度耐性や劣化防止が向上しているだろうと期待が膨らむ内容です。
あと一年くらいは今のバッテリーを延命させて、新サービスを待ちたいと思います。
次期リーフはバッテリー性能をシフトし、実航続距離が300kmに!?
タイトルに?が付いている記事なので信ぴょう性は低いと思いますが、火のないところに煙は立たない。
「現行のバッテリー電力量、24kWhからわずかながらアップ」
30kWhバッテリーへ新た導入された技術が盛り込まれていると思われます。
現在65万円で交換できる旧型バッテリーから進化して、温度耐性や劣化防止が向上しているだろうと期待が膨らむ内容です。
あと一年くらいは今のバッテリーを延命させて、新サービスを待ちたいと思います。
2015年09月18日
充電量の相談
電費シミュレーターの存在を知った見知らぬユーザーから充電について質問されることがある。
つい先ごろ、ネット掲示板に「富士山を廻るのに何%の充電ですか?」との質問があるとの連絡があり試算してみました。
・お題:富士宮のDで急速充電で何%にすればR139から東富士五湖道を通って御殿場のDかアウトレットまで行けるでしょうか?
・走行距離(km):95.7
・上り勾配:3.4%
・下り勾配:3.5%
・上り標高(m):1429
・下り標高(m):1169
・道路環境:地方道、専用道路
・速度(km/h):70
・室温(℃):20.
・外気温(℃):20
・電費(km/kWh):7.1
・電力量(kWh):13.4
※諸条件:ノーマルタイヤ、二人乗り、晴れ
新車状態なら70%以下、10~11セグだと90%以下で電欠します。
LeafSpyを使っていない人はバッテリーの状態が判らないので、富士宮を80%で出て途中の、「道の駅 なるさわ」か「ファミリーマート 河口湖フォレストモール前店」で10分充電するのが安全で安心です。
自分用に精算するなら、市街地、郊外、専用道路で細かく区分し当日の天気予報も反映させますが、他人の車だと運転の仕方やタイヤの空気圧管理などが違うので意味が無い。
この程度に大雑把に計算しても日産が提供しているルート探索の電費シミュレートよりは精度が高いはずです。
30kWhリーフのナビが追いついてくれていると嬉しいのですがどうなんでしょうね。
つい先ごろ、ネット掲示板に「富士山を廻るのに何%の充電ですか?」との質問があるとの連絡があり試算してみました。
・お題:富士宮のDで急速充電で何%にすればR139から東富士五湖道を通って御殿場のDかアウトレットまで行けるでしょうか?
・走行距離(km):95.7
・上り勾配:3.4%
・下り勾配:3.5%
・上り標高(m):1429
・下り標高(m):1169
・道路環境:地方道、専用道路
・速度(km/h):70
・室温(℃):20.
・外気温(℃):20
・電費(km/kWh):7.1
・電力量(kWh):13.4
※諸条件:ノーマルタイヤ、二人乗り、晴れ
新車状態なら70%以下、10~11セグだと90%以下で電欠します。
LeafSpyを使っていない人はバッテリーの状態が判らないので、富士宮を80%で出て途中の、「道の駅 なるさわ」か「ファミリーマート 河口湖フォレストモール前店」で10分充電するのが安全で安心です。
自分用に精算するなら、市街地、郊外、専用道路で細かく区分し当日の天気予報も反映させますが、他人の車だと運転の仕方やタイヤの空気圧管理などが違うので意味が無い。
この程度に大雑把に計算しても日産が提供しているルート探索の電費シミュレートよりは精度が高いはずです。
30kWhリーフのナビが追いついてくれていると嬉しいのですがどうなんでしょうね。
2015年09月11日
海外モデル2016リーフの全貌が明らかに
2015年09月07日
ENGEL ( 澤藤電機 ) MHD14F-D
【総評】
・電気自動車には本来標準装備して欲しい製品
・性能に定評があり安心して使える
※黄色い棒は冷却性能を試験した温度計のケース。
【満足している点】
・走行中は音が全く気にならない
・いつでも冷たい飲み物は冷たいまま、温かい食べ物は温かいまま
・小窓が付いているので蓋を開けずに取り出せる
・遠出の観光地で冷凍の海産物などを安心して買いこめる
・2.8Aで省電力
・500mlのペットボトルを立てて収納できる
【不満な点】
・安くない。
・駐車中は止まってしまう
・100VのACアダプターが高い(これには自作で対応)
【感想】
運転席の後ろに置けば助手席から飲み物が取り出せる使い勝手の良さが気に入っています。
最低でマイナス15℃になるからアイスクリームでも溶けない利用範囲の広さに感動。
これまでは冷たい(温かい)飲み物が欲しい時にはコンビニでしたが、これを導入してからはスーパーを見かけたら安く買って冷温庫へ!
-----------------------
定価 ¥75,816
購入価格 ¥37,800
新品/中古 新品
入手ルート ネットショッピング
・電気自動車には本来標準装備して欲しい製品
・性能に定評があり安心して使える
※黄色い棒は冷却性能を試験した温度計のケース。
【満足している点】
・走行中は音が全く気にならない
・いつでも冷たい飲み物は冷たいまま、温かい食べ物は温かいまま
・小窓が付いているので蓋を開けずに取り出せる
・遠出の観光地で冷凍の海産物などを安心して買いこめる
・2.8Aで省電力
・500mlのペットボトルを立てて収納できる
【不満な点】
・安くない。
・駐車中は止まってしまう
・100VのACアダプターが高い(これには自作で対応)
【感想】
運転席の後ろに置けば助手席から飲み物が取り出せる使い勝手の良さが気に入っています。
最低でマイナス15℃になるからアイスクリームでも溶けない利用範囲の広さに感動。
これまでは冷たい(温かい)飲み物が欲しい時にはコンビニでしたが、これを導入してからはスーパーを見かけたら安く買って冷温庫へ!
-----------------------
定価 ¥75,816
購入価格 ¥37,800
新品/中古 新品
入手ルート ネットショッピング
2015年07月28日
10分充電
今さらですが、充電に30分使ってませんか?
日産を始め、ありとあらゆるところに「30分で80%」と書いてあるので、リーフに乗る初心者ユーザーは30分充電しなければいけないと思い込んでいる。
かなりのベテランユーザーでも、漫然と30分充電しながら走り続けていることが多い。
30分充電すれば80%になるのだが、それは一つの現象であって実用に適しているわけではない。
充電器の設置者やEVメーカーは、充電効率についてユーザーにほとんど伝えていない。
今の時期なら大雑把に言って効率が良いのは、日産や高速に設置してある大型なら10分、コンビニの小型なら15~20分までだ。
チャデモの充電器は10~15分充電を想定していることを知らないユーザーがほとんどだろう。
CHAdeMO方式の特長 最大出力の決め方
大型の44kWだと10分で7kWh超の充電になる。
電費8km/kWhで60km走れる。
一般道だと一時間半はかかるだろうから、休憩のタイミングとしてはちょうどいい。
高速道路では各駅停車になってしまうかもしれないが、スタートを満充電で出て食事やティータイムを活用して30分充電すれば、それ以外は10分充電でSAの一つ飛ばしも可能になって走り続けられる。
先日、山陽道を炎天下で700km走ったが、大半を時速100kmで巡航できました。
SA・PAでは10分充電して、一つおきに利用する目安でした。
ぐるっと山陽山陰1800キロ 充電レポート (前半)
-----------------------
30分充電する理由の一つは、「不安だからできるだけ充電しておこう」という安全側の思惑です。
必要以上に充電することで充電時間が長くなり、他のユーザーも充電待ちが長くなる。
無駄の連鎖だ。
高速道路事業者に提案したいのは、次の充電施設までの目安表示です。
無駄な充電時間を削減して、充電待ちのリスクを大幅に低減できる。
例えば、次の充電施設まで法定速度で走行した場合の消費電力をkWh単位で表示する。
充電器にも充電量をkWh単位で表示すれば、これを越えて20分も充電するユーザーは少なくなるだろう。
あくまでも目安だが、搭乗人員や天候、気温を反映して判りやすく一覧表にまとめれば、安心感は大幅に向上すると思われます。
個人ユーザーが提言しても聞き入れてくれるほどNEXCO各社は頭が柔らかくないので、県や国を巻き込んだ事業に組み込んでみようと思っています。
ここから先は、これからのお楽しみにしておきます。
日産を始め、ありとあらゆるところに「30分で80%」と書いてあるので、リーフに乗る初心者ユーザーは30分充電しなければいけないと思い込んでいる。
かなりのベテランユーザーでも、漫然と30分充電しながら走り続けていることが多い。
30分充電すれば80%になるのだが、それは一つの現象であって実用に適しているわけではない。
充電器の設置者やEVメーカーは、充電効率についてユーザーにほとんど伝えていない。
今の時期なら大雑把に言って効率が良いのは、日産や高速に設置してある大型なら10分、コンビニの小型なら15~20分までだ。
チャデモの充電器は10~15分充電を想定していることを知らないユーザーがほとんどだろう。
CHAdeMO方式の特長 最大出力の決め方
大型の44kWだと10分で7kWh超の充電になる。
電費8km/kWhで60km走れる。
一般道だと一時間半はかかるだろうから、休憩のタイミングとしてはちょうどいい。
高速道路では各駅停車になってしまうかもしれないが、スタートを満充電で出て食事やティータイムを活用して30分充電すれば、それ以外は10分充電でSAの一つ飛ばしも可能になって走り続けられる。
先日、山陽道を炎天下で700km走ったが、大半を時速100kmで巡航できました。
SA・PAでは10分充電して、一つおきに利用する目安でした。
ぐるっと山陽山陰1800キロ 充電レポート (前半)
-----------------------
30分充電する理由の一つは、「不安だからできるだけ充電しておこう」という安全側の思惑です。
必要以上に充電することで充電時間が長くなり、他のユーザーも充電待ちが長くなる。
無駄の連鎖だ。
高速道路事業者に提案したいのは、次の充電施設までの目安表示です。
無駄な充電時間を削減して、充電待ちのリスクを大幅に低減できる。
例えば、次の充電施設まで法定速度で走行した場合の消費電力をkWh単位で表示する。
充電器にも充電量をkWh単位で表示すれば、これを越えて20分も充電するユーザーは少なくなるだろう。
あくまでも目安だが、搭乗人員や天候、気温を反映して判りやすく一覧表にまとめれば、安心感は大幅に向上すると思われます。
個人ユーザーが提言しても聞き入れてくれるほどNEXCO各社は頭が柔らかくないので、県や国を巻き込んだ事業に組み込んでみようと思っています。
ここから先は、これからのお楽しみにしておきます。
2015年07月24日
賢そうで実はアホなリーフのエアコン
猛暑の山陽自動車道を西へ向かって疾走していた時のことだ。
LeafSpyの画面にピンク色のバーグラフが現れた。

ヒーターが加熱を始めたことを意味している。
外は30℃を超える気温だから冷房したいのに、なぜヒーターで加熱するのか?
理由は、除湿モードに入ったからだ。
その時のエアコン設定温度は26℃だった。
車内が26℃を下回った、または近づいたと判断したので冷却モードから除湿モードに切り替わり、室温の低下を防止しようとしている。
まだ、この程度は許せる。
しかし、設定温度を24℃にしても、さらに下げて22℃にしてもヒーターを起動させるので困った。
LeafSpyの画面でヒーター出力を確認できるからヒーターの稼働を察知できるが、この画面を利用していないユーザーには知る術がない。
ヒーターを作動させないためには、さらに設定温度を下げなければならない。
しかし、設定温度を下げれば冷房負荷が増大して、エアコンで消費される電力が増えてしまう。
エネルギーの無駄だ。
本当に賢いEV用エアコンなら、設定温度に近づいたところで出力をギリギリまで絞り込むか、間欠運転に切り替わる。
自分勝手に除湿モードに移行したりしない。
こんなことをするのはガソリンやディーゼルエンジンを搭載した自動車のエアコンくらいのものだ。
排熱が余りあるこれらのエンジン車のエアコン制御をそのままEVに流用するとは日産のエンジニア達は技術レベルが低すぎる。
上の画面を見ればエネルギーの無駄が判る。
エアコンが350Wと省エネ運転状態で冷房しているのに、ヒーターは500Wを消費して暖房している。
有り余るバッテリー容量があるならば話は別だが、リーフの限られたバッテリーを駆使してより遠くへより速く移動するための努力が水の泡だ。
リーフのエアコンは、外気導入と内気循環も効果的な判断基準とは別に勝手に切り替えてしまう。
オフィスビル空調でこんな低レベルな制御をやったら、テナントから苦情が殺到していまう。
省エネと快適性を併せ持つ制御が当節の常識だからだ。
リーフのエアコンは、何も知らずに使っていると賢いと勘違いしてしまうが、実際の挙動を知ってしまうと、あきれるほどに低能だと判る。
近く、MCがあるようだが、現行リーフのエアコン制御のバージョンアップも期待したい。
LeafSpyの画面にピンク色のバーグラフが現れた。

ヒーターが加熱を始めたことを意味している。
外は30℃を超える気温だから冷房したいのに、なぜヒーターで加熱するのか?
理由は、除湿モードに入ったからだ。
その時のエアコン設定温度は26℃だった。
車内が26℃を下回った、または近づいたと判断したので冷却モードから除湿モードに切り替わり、室温の低下を防止しようとしている。
まだ、この程度は許せる。
しかし、設定温度を24℃にしても、さらに下げて22℃にしてもヒーターを起動させるので困った。
LeafSpyの画面でヒーター出力を確認できるからヒーターの稼働を察知できるが、この画面を利用していないユーザーには知る術がない。
ヒーターを作動させないためには、さらに設定温度を下げなければならない。
しかし、設定温度を下げれば冷房負荷が増大して、エアコンで消費される電力が増えてしまう。
エネルギーの無駄だ。
本当に賢いEV用エアコンなら、設定温度に近づいたところで出力をギリギリまで絞り込むか、間欠運転に切り替わる。
自分勝手に除湿モードに移行したりしない。
こんなことをするのはガソリンやディーゼルエンジンを搭載した自動車のエアコンくらいのものだ。
排熱が余りあるこれらのエンジン車のエアコン制御をそのままEVに流用するとは日産のエンジニア達は技術レベルが低すぎる。
上の画面を見ればエネルギーの無駄が判る。
エアコンが350Wと省エネ運転状態で冷房しているのに、ヒーターは500Wを消費して暖房している。
有り余るバッテリー容量があるならば話は別だが、リーフの限られたバッテリーを駆使してより遠くへより速く移動するための努力が水の泡だ。
リーフのエアコンは、外気導入と内気循環も効果的な判断基準とは別に勝手に切り替えてしまう。
オフィスビル空調でこんな低レベルな制御をやったら、テナントから苦情が殺到していまう。
省エネと快適性を併せ持つ制御が当節の常識だからだ。
リーフのエアコンは、何も知らずに使っていると賢いと勘違いしてしまうが、実際の挙動を知ってしまうと、あきれるほどに低能だと判る。
近く、MCがあるようだが、現行リーフのエアコン制御のバージョンアップも期待したい。
2015年07月22日
セグ欠けの怪
山陽山陰の旅でセグ欠けを予告しましたが、実際にセグ欠けしました。
データーは嘘をつかないと言いたいところですが、見込みとちょっと違います。
当初の見込みでは、高速の高負荷走行でバッテリー状態が改善し、その後の一般道で劣化したところでセグ欠けだろう、でした。
ところが実際は、バッテリー状態が改善しつつある高速走行中にセグ欠けしてしまいました。
不可解です。
グラフで確認しても理解できません。
セグ欠けした7/10のバッテリー状態です。

バッテリーの健全性を表すHx、バッテリー容量を示すAHrの両値が上昇傾向にあった中でセグ欠けしています。
惜しむらくはセグ欠けした瞬間を捉えていないので、バッテリー状態とセグ欠けの関係性を正確に解析できません。
今回の現象で解ることは、セグ欠けはリーフのコンピューターが総合的に判断した結果だということ。
バッテリーの実用領域が増えている状態でも、コンピューターが「そろそろセグ欠けだ」と判断すればバッテリー容量計の目盛を減らしてしまう。
ならばこそ、バッテリー状態を改善する再生ドライブを実行して実用領域をさらに増やしても欠けたセグメントは復活しません。
コンピューターが独自に判断しているバッテリー容量は実用領域とは直接関係していないからです。
では、これまで実行したリチウムイオンバッテリーの再生は無意味だったかというとそうでもない。
我が家のリーフは試乗車を中古で購入しましたが、購入時点でSOHは86%でしたから、かなり劣化が進んだ状態でした。
走行距離は15,000kmでした。
現在の走行距離は55,000kmでSOHは83%だから4万kmで3%の劣化です。
期間として1年10か月。
かなり劣化を食い止めていました。
新車時のSOHが100%だったと仮定すると、試乗車として使われていた期間は1年10ヶ月で14%の劣化。
その後、劣化をできる限り抑えこんだ1年10か月は3%の劣化。
バッテリーの特性が初期と中期で同じとは限りませんが、14%と3%の違いは有意だと考えられます。
リーフ(特にMC前)は、バッテリーの管理方法で劣化速度に大きな違いが出る。
しかし、ブラックボックスだらけで自在にコントロールすることはできない。
まだまだ奥が深い。
《考察》
・LeafSpyから読み取れる健全性(Hx)やバッテリー容量(AHr)は、リーフのメーターに表示されるバッテリー容量計とは直接連動していない。
・一方でHxやAHrの値を下げない(上げる)ことで、バッテリー容量計の減りを遅らせることができる。
データーは嘘をつかないと言いたいところですが、見込みとちょっと違います。
当初の見込みでは、高速の高負荷走行でバッテリー状態が改善し、その後の一般道で劣化したところでセグ欠けだろう、でした。
ところが実際は、バッテリー状態が改善しつつある高速走行中にセグ欠けしてしまいました。
不可解です。
グラフで確認しても理解できません。
セグ欠けした7/10のバッテリー状態です。

バッテリーの健全性を表すHx、バッテリー容量を示すAHrの両値が上昇傾向にあった中でセグ欠けしています。
惜しむらくはセグ欠けした瞬間を捉えていないので、バッテリー状態とセグ欠けの関係性を正確に解析できません。
今回の現象で解ることは、セグ欠けはリーフのコンピューターが総合的に判断した結果だということ。
バッテリーの実用領域が増えている状態でも、コンピューターが「そろそろセグ欠けだ」と判断すればバッテリー容量計の目盛を減らしてしまう。
ならばこそ、バッテリー状態を改善する再生ドライブを実行して実用領域をさらに増やしても欠けたセグメントは復活しません。
コンピューターが独自に判断しているバッテリー容量は実用領域とは直接関係していないからです。
では、これまで実行したリチウムイオンバッテリーの再生は無意味だったかというとそうでもない。
我が家のリーフは試乗車を中古で購入しましたが、購入時点でSOHは86%でしたから、かなり劣化が進んだ状態でした。
走行距離は15,000kmでした。
現在の走行距離は55,000kmでSOHは83%だから4万kmで3%の劣化です。
期間として1年10か月。
かなり劣化を食い止めていました。
新車時のSOHが100%だったと仮定すると、試乗車として使われていた期間は1年10ヶ月で14%の劣化。
その後、劣化をできる限り抑えこんだ1年10か月は3%の劣化。
バッテリーの特性が初期と中期で同じとは限りませんが、14%と3%の違いは有意だと考えられます。
リーフ(特にMC前)は、バッテリーの管理方法で劣化速度に大きな違いが出る。
しかし、ブラックボックスだらけで自在にコントロールすることはできない。
まだまだ奥が深い。
《考察》
・LeafSpyから読み取れる健全性(Hx)やバッテリー容量(AHr)は、リーフのメーターに表示されるバッテリー容量計とは直接連動していない。
・一方でHxやAHrの値を下げない(上げる)ことで、バッテリー容量計の減りを遅らせることができる。
2015年07月09日
新リーフの米国発売は8月
改良型リーフの登場は秋だと見込まれていましたが、早ければ来月かもしれません。
航続距離が190kmにアップした日産「リーフ」、8月に登場か
予想通り、バッテリー容量は30kWhに増量。
日本も同時発売でしょうか。
航続距離が190kmにアップした日産「リーフ」、8月に登場か
予想通り、バッテリー容量は30kWhに増量。
日本も同時発売でしょうか。