2015年07月04日

在庫リーフ一掃の裏ワザ

改良型リーフの情報が知れ渡れば現行リーフが売れなくなるのは当然です。
そこで日産に提案ですが、オプションプレゼントと抱き合わせてはいかがだろう。

予想される改良型は
1)エマージェンシーブレーキ
2)30kWhバッテリー
の二点が目玉となる(後者は期待)

前者は補機類の取り付けなどで難しいと思われるので、後者に狙いをつける。
題して、【改良型バッテリー載せ換えキャンペーン】

「今、リーフを買うと、年内にも発売が見込まれている増大バッテリーへ無料で交換できます!」
パソコンで使われている手法です。

旧型として売れ残ってしまうよりは、損して得取れ。
バッテリーは流用が利くのだから日産グループ全体としての損失にはならない。

※バッテリー流用先
AESC、リーフ 用バッテリーの用途拡大を目指す


これから現行リーフを買うユーザーは、改良型が出た時に「騙された」と日産に不信感をいだく。
ところが、載せ換えキャンペーンを実施すれば「リーフのバッテリーは乗せ換えできるなら安心だ」と世間の評判も良くなる。

一石二鳥だと思うのだが。  
Posted by komachan at 07:21Comments(0)リーフ

2015年07月03日

在庫リーフ一掃

公式な発表はないものの改良型リーフの発売に向けて日産にも動きが出ている。
そのひとつが「在庫一掃」。

TVCMの放映回数が増えているらしい。

日産リーフ 「進化は止まらない」篇






末端の販売店には改良型発売の情報は伏せられているから知らないC/Aが少なくない。
現行リーフを買ったユーザーは「騙された」と思うかもしれないが、店長クラスでも間近まで知らされないことだってある。

マスコミの報道も迷走しているところからして、日産の情報統制は機能しているのだろう。


在庫セールで現行型(MC中期となる?)を安く手に入れるのもいいのではないか。
だが、販売店との駆け引きには確かな情報を手に入れたい。


改良型リーフで明らかなことは
1)エマージェンシーブレーキ装備
2)走行距離拡大の最初のステップ(ただし、詳細不明)
の二点のみ。


米国で噂されている30kWhバッテリーの国内販売があると信じて、在庫一掃セールを冷静に見守りたい。  
Posted by komachan at 08:46Comments(0)リーフ

2015年07月02日

電気自動車の特典


淡路島からの贈り物が届きました。

電気自動車で淡路島を旅してスタンプを集めたら抽選で「食事券」が当たりました。
片道400km離れた現地へ行かなければ使えない食事券・・・。

発行元へ「商品券として使えますか?」と無理なお尋ねをしたらすんなりとOKが返って来ました。
即座に、詰め合わせセットを発注。
食事券を発送してから中一日で、届けられました。早!

今朝の食卓に並んだのは井戸文名産店の「いかなごのくぎ煮」
ことわざが変わりました。
『名物にも旨いものあり』  
Posted by komachan at 08:14Comments(0)リーフドライブ

2015年04月16日

気温と電池温度と電費

EV乗りに春の到来は嬉しい。
暖かくなって電費が伸びてきました。

電費が良くなる理由を「電池温度が上がったから」と勘違いしているユーザーが少なからずいるでしょう。
リーフに限って言えば、電池温度は電費に影響しません。

電池温度が影響するのは充電速度と回生量です。
回生量の多少は電費に影響しますが、それは低温で回生が制限される状況に限られます。
回生の◎の範囲内で乗るなら電池温度は電費に影響しないと言い換えた方が正確かもしれません。

電費が良くなった要因はタイヤです。
特にブリジストンを履いているリーフは温度による影響が大きい傾向にあります。

ブリジストンのタイヤは他社に比較して温度低下による電費悪化が大きいようです。
カタログデーターは良くても、そこから外れると性能の低下が著しい。
気温が一桁の場合は、ブリジストンの低燃費タイヤよりもダンロップのスタッドレスタイヤの方が電費が良くなります。

気温と路面温度が上昇するとタイヤの温度が上がり、転がり抵抗が減少します。
一例として平坦でなだらかな起伏の高速道路を時速90キロで走行した場合を比較します。
条件:タイヤEP150、二人乗車

気温 5℃ → 電費:8.3
気温25℃ → 電費:9.8
18%の向上です。

田舎の一般道を時速50キロで走行すると、さらに影響が大きく現れます。
気温 5℃ → 電費:9.4
気温25℃ → 電費:11.6
24%も向上します。

この傾向は燃費性能の低いタイヤほど大きくなりますから、基本性能が低いリーフ純正のEP150は気温の上昇を歓迎するタイヤです。

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ではなぜ電池温度が上がると電費が良くなったように感じるのか。
気温と路面温度が上がると電池が温められ、それと並行して電費も良くなるので関係があると錯覚してしまうようです。

電池温度はメーターで視認できるから電費向上と結びつけたくなりますが、タイヤの温度は知るには放射温度計が必要で、一般ユーザーは持ってませんから結びつけにくいですね。



※上記の比較はタイヤのみによる差ではありません。電費シミュレーターの空気抵抗計算では空気の比重を算入しているので、気温による比重の変化の影響が若干ですが含まれています。  
Posted by komachan at 08:32Comments(0)リーフ

2015年04月15日

有料充電器の見分け方

日産が発行するZESP(EVSP)スタンダードカードは、基本的に急速充電器が無料で利用できます。
しかし、一部の提携充電器だと課金されることもある。

有料と無料の見分け方があります。

日産による見分け方は、「チャージスルゾウ急速充電器ご利用ガイドがステッカーとして掲載されている急速充電器であれば、使い放題でご利用いただけます。」
EVカスタマーセンターに電話で問い合わせても同様に「水色の枠があるシールが貼ってあれば無料です。」

無料の充電器には水色枠の利用ガイドが貼られています。



しかし、三菱さんは紛らわしいことをしてくれます。
一部の三菱の充電器に張られているシール。


見比べれば違いは判別できますが、言葉で「水色の枠があるシール」と伝えられただけでは三菱の充電器も無料と思えてしまう。

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もう一つの見分け方が有料充電器に張ってあるシール。
オレンジ色が有料充電器です。

一月の談合坂SAには同じデザインでゾウさんが緑色だった。
ZESPスタンダードカードは無料だったはずなのに。


一方で、多くの無料充電器に張ってあるシール。
シールの枠が赤というか濃いピンク色ですが、紛らわしい。



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現時点では、カード課金される急速充電器は三菱の販売店に設置してあるものに限られています。
それ以外のカード認証式急速充電器は、すべて無料で利用できるのがZESP(EVSP)スタンダードカードです。

しかし、三菱以外にも課金する急速充電器が現れる可能性があります。
一目で無料と有料が判別できる印が欲しいですね。  
Posted by komachan at 07:55Comments(0)リーフ

2015年04月12日

劣化知らずのリーフ

巷の初期型リーフは11セグが当たり前、10セグもあちこち、9セグもチラホラという感じです。
うちのリーフもご多分に漏れずセグ欠けに向けて猛進しますが、再生ドライブと劣化防止コントロールで、購入当初よりもバッテリーの状態は良好です。

Leafspyの記録が残っている一番古いものは2013年12月で、
AHr=56.53
SOH=86%
Hx=72.73
です。

現在は、
AHr=58.47
SOH=89%
Hx=77.55
です。

※セグ欠け(12セグ→11セグ)の変化点は概ねSOH=83%です。

【2015年の変化】

2015年に入ってからの変化は↓のグラフ。


気温が低い時期は劣化が止まるが、温かい地域にロングドライブに出かけると電池温度が上昇して劣化してしまう。
関東と伊豆へ出かけたことでSOHが84%まで低下し、Hxは71を切るまで劣化してセグ欠け寸前になったところで、所要で静岡に出かけた帰りと翌日朝に再生ドライブを実施してSOHを88%まで回復しました。


【直近の変化】

そこから、先日は北陸路へ出かけたことでHxが73を切りましたが、ドライブの帰り道に再生させたことで年初の状態まで回復しています。
日常は、劣化防止コントロールの効果で平衡状態を保っています。



【バッテリー劣化と再生のメカニズム】

バッテリー劣化と再生のメカニズムは明らかではありませんが、対症療法で1年半、3万キロ、見かけ上は劣化していません。

何をしているのか度々尋ねられるので、簡単にまとめておくと、
再生ドライブは、急速充電後にアクセルべた踏みと回生3ドットを繰り返す。
劣化防止コントロールは、SOC<40%または電池温度<14℃を維持する。
の二点です。

グラフが右上がりになっているところが再生ドライブで、水平になっているところが劣化防止コントロールです。


再生ドライブは再現性が不安定で、必要な条件は判っているものの条件をどの環境で与えれば再生するのかは未解明です。

また、バッテリーに過度のストレスを与えることになるので化学的な劣化は促進すると思われます。
実際には化学的な劣化よりも、電池制御の未熟な技術水準による見かけ上の劣化が大幅に上回っているので、うちのリーフは性能が維持できているのだと思います。


【今後のリチウムイオンバッテリー再生】

バッテリー再生ドライブに取り組み始めた当初は再生だけのために時間を費やしていましたが、今では遠出の帰り道に必要にして十分に再生できているので無駄がありません。
このペースだと、日産が想定していると言われる1万キロで1%+1年で1.5%の劣化ベースに8月には到達できそうです。

これだけ工夫して初めて想定に乗るのでは、日産の想定が間違っていたと言わざるを得ません。


走り方で見かけ上の劣化が回復できるのだから、メーカーがソフトを改良してくれれば改善するはずです。
やらないのか、できないのか。
日産に聞いても教えてくれません。  
Posted by komachan at 07:00Comments(0)リーフ

2015年03月22日

暖かくなると劣化するバッテリー



本年一月からのリチウムイオンバッテリーの健全性をグラフにしました。
Hx(青線)が降下すると「劣化」を表しています。

Hxが上昇しているところは、「再生現象」の効果を発揮させた走りをした時です。
桃色の範囲において通常の走行では、劣化が進んでいることが判ります。

電池温度が14℃を超えたあたりから劣化しています。
Hxが平衡を保っている範囲は、地元信州の気温が低いから劣化が抑えられていました。

桃色の範囲のうち、一番目は関東一周千キロの旅、二番目は伊豆半島一周の旅です。
どちらも温暖な地域を走行したことにより、低温域の劣化抑止効果が無くなってしまったことで劣化しました。

一番右の桃色の範囲は、ここ数日の気温の上昇によるものです。
最高気温が10℃を上回ることがほとんどない信州の冬が去り、春が近づいたことによってリーフのバッテリーが劣化する時期を迎えました。

さて、これからのバッテリー性能維持には大きく分けて二つの方法があります。
一つは、成行きに任せて劣化を進ませ、定期的に再生現象により健全性を回復する方法。
もう一つは、常用するSOCの範囲を40%未満に抑えることにより、見かけ上の劣化を抑止する方法。

前者の方が日常の管理は楽だが、バッテリーの劣化を常に目の当たりにしているので精神的によくない。
後者は充電量の管理がわずらわしいのと、遠出の際には一気に劣化が進行してしまう。

昨年の同時期よりもバッテリーの状態が良いのは、劣化と再生の組み合わせがうまくいったからだと思われます。
いずれにしても劣化と再生を組み合わせて健全性を維持しなければ、世の中の多くのリーフと同じく「セグ欠け」になってしまう。
新型30kWh?バッテリーへの換装が早期に実現することを期待します。  
Posted by komachan at 07:54Comments(0)リーフ

2015年03月11日

自動ブレーキの次期リーフ、近日発売!?

日産のCMに「自動ブレーキなら日産、搭載車続々」というフレーズがある。

CMはこちら→統一フェア 「自動で止まるがいっぱい」篇


下段右から二台目のシルエットがリーフに似ているような気がする。




重ね合わせた画像がコレ↓


後部座席窓の後端が違うなどの一部を除いてピッタリ!


Coming Soon!=近日発売!
近日中にマイナーチェンジするってこと?

1月の日刊新聞の報道だと15年度内の見込みだから一年先かもしれません。
日産、EV「リーフ」や商用車に自動ブレーキ搭載

リチウムイオンバッテリーの増量と合わせたマイナーチェンジになる可能性もある。
楽しみです。  
Posted by komachan at 09:06Comments(0)リーフ

2015年01月28日

次期リーフに望む機能 回生ブレーキ

リーフが発売されて5年が経過し、マイナーチェンジ(MC)されてからも2年になることで、そろそろフルモデルチェンジの噂も聞かれるようになりました。

MC後も含めて初期モデルである現行リーフは多様なユーザーが乗って初めて改善点が明確になったところも多かったと思います。
また、他社から発売されたEVと比べて見劣りするところも出てきます。

バッテリーの性能向上で航続距離を伸ばすのはもちろん、安全性能や運転アシスト機能の充実は急速に進んでいるのでメーカーに任せても大丈夫でしょう。
見落とされがちな改善点を探してみました。

第一に回生ブレーキの改良です。
現状で大きな不満はありませんが、さらに使いやすくすることはできるはずです。

リーフの回生ブレーキの動作イメージを描くとこんな感じ。
制動初期は摩擦(機械)ブレーキが主体になっています。


摩擦ブレーキの領域を狭めて回生を強めるとこうなる。
BMWのEVはこのあたりを狙っているようです。


どちらが良いということではなく、好みの応じて使い分けられるようにして欲しい。
そんなに難しい注文ではないはずです。

現在の回生ブレーキだと頻繁に加速減速を繰り返す場所では電費が低下しやすい。
能登半島をドライブした時のこと、信号もなく快適に走っていたのに想定よりも電費が悪い。
道路の勾配などの基本情報に間違いがあったのかといろいろ精査しましたが、どうやら回生率の設定が実走行とかい離してしまったようです。

能登半島の外周は細やかな曲がりが連続するので、少し減速してから少し加速を延々と繰り返していました。
回生ブレーキのイメージ図から分かる通り、この「少し減速」の時に摩擦ブレーキが作動して、そのまま減速を続けるなら回生域が広がっていきますが、すぐに加速に移ってしまうと回生量が少ないままで終わってしまいます。

こうした場面の制動初期には、摩擦ブレーキ主体から回生主体に切り替えた方がエネルギー効率も良いし、走りやすくなる。

制動性能に関わるところだから後付のスロコンでの対応は難しと思われます。
事実、プリウス用に開発した回生コントロールの市販をPivotは断念しています。

日産に要望を申し入れました。  
Posted by komachan at 10:04Comments(0)リーフ

2015年01月26日

ELM327 OBD2 スキャンツールをいろいろ試す



Leafspyを使うために、いろんなELM327を試している。
Leafspy専用のスマホ(Xperia SO-03D)と相性が良い製品になかなか巡り合わないからです。

(1)左上の一番大きな製品を現在使用中。(Amazon)
特徴:大きくて足に当たって邪魔。
(2)左下の青色は以前に使っていた製品(Amazon)
特徴:時々通信が途絶えた。一年で壊れた。
(3)右上の黒色はスイッチ付で省電力に期待(海外通販とAmazon)
特徴:どちらも全く通信できない
(4)右下の白色はもっとも最近購入したもの(海外通販)
特徴:通信できる一歩手前まで行くが、そこまで。

これまで使っていた青色が関東一周千キロの旅の直前に壊れたために、急遽Amazonから取り寄せたのが(1)と(3)
運良く(1)とは通信できたので不安なくロングドライブを楽しめました。

小電力を狙ってスイッチ付を使いたいと思っているが、海外通販品とAmazon品のどちらも通信不可。
比較的新しい白色(4)に期待したが、一瞬、通信できるような素振りは見せるもののデーターを取りこむところまではいかない。

自分のリーフを高度に使いこなすにはLeafspyが不可欠なので、信頼できるELM327 OBD2 スキャンツールを見つけ出すことは非常に重要です。
しかし、Amazonの取扱業者だと相性による不具合は返品返金の対象にしない所もあるのであれこれと試せない。

スイッチ付の黒色をAmazonで買って試したときは、運良く?不具合のある製品だったから返品できました。
一方で海外通販は相性がダメだという画像を送ると返金に応じてくれる。日本国内の半額だということもあるのかもしれないが。

現在使用中の製品は大きくて足に当たって落としてしまうことがしばしばある。
壊れた時のバックアップには良いが、常用するには適していない。
小さな製品が欲しいが、白もスイッチ付黒もダメとなってしまい、耐久性に不安があるがもう一度青色に戻ろうかと、現在船で運ばれてくるのを待ってます。  
Posted by komachan at 22:22Comments(0)リーフ