2007年09月22日
・高須国連大使が謝意決議でウソ会見

大使は「ロシアは内容自体というより手続き的にもう少し時間をかけてほしいという気持ちがあったが、(急いで)昨日採択され棄権したということだろう」と強調。
国際治安支援部隊(ISAF)に部隊を派遣し、連邦議会で部隊派遣延長を議論するドイツの政治日程に合わせた性急な採決が棄権を導いたとの考えを示した。
しかし、この会見内容が虚偽であることは、これまでの報道されている内容から明らかです。
時事通信
ロシアのチュルキン大使は採決に当たり、海上阻止行動に言及する理由が不明確だなどと指摘。「不朽の自由」作戦に基づく活動は「国連の枠外で遂行されている」と主張するとともに、決議が日本政府の意向を踏まえて作成されたことを批判した。
TVで流された同大使のインタビューでも
「今回の決議案は日本というある特定の国の国内事情のためである。」
とテロップに流れていました。
また、イラク戦争直前の2003年2月、インド洋で活動する海上自衛隊が米空母キティホークに間接給油した問題で、防衛省は21日、約20万ガロンとしていた米補給艦への給油量を訂正し、実際は約4倍の約80万ガロンだったと発表しました。
この数字は給油がテロ対策特別措置法の目的の範囲内であったと説明するために国会審議などで引用されており、防衛省は捏造したデーターを答弁していたことになります。
公然と嘘を流布する一連の政府のやり方は、戦時中の「大本営発表」を彷彿(ほうふつ)させます。