2009年12月21日

・暫定税率は小沢の声で国民の声ではない

小沢幹事長殿。

嘘はいけません、嘘は。

暫定税率の維持が「国民からの陳情」だと言い張っても、すでに陳情にはなかったことが明らかになっている。


民主党の小沢一郎幹事長は21日昼、テレビ東京の番組収録で、ガソリン税などの暫定税率に関し「石油価格が安定しているので(暫定税率廃止の公約履行は)今回は勘弁してください、となった」と述べた。

暫定税率について「安易な廃止はやめてくれという陳情が多かった」と説明したという。


一方で、暫定税率の廃止は陳情にはなかったと、複数の民主党関係者が明らかにしている。

税率や所得制限、実際は陳情なし 「国民からの要望」に疑義 2009/12/18 02:02 【共同通信】

小沢さんがウソを言っているのか、共同通信社が記事をねつ造しているのか、どちらかということになる。

スクープでもないこの程度の記事を共同通信社が捏造するとはとても思えないので、小沢さんがウソをついているのだろう。


選挙をすべて取り仕切る小沢幹事長が嘘つきだと有権者に認知されたらどのような影響が出るのか、小沢さんが分からないはずはない。

それでも嘘をつくのは、国のための嘘なら国民は受け入れてくれるという思い込みがあるのではないか。

小沢さんの過去の言動からして、状況判断の間違いは珍しくない。

今回も読み違えていると思う。


嘘で塗り固められた政治は自民党の代名詞だったから、国民は辟易している。

嘘がいやだから自民党にサヨナラした有権者も多いのではないかと思う。

民主党が同じ轍を踏んでしまったら、国民の政治不信は一層深まってしまう。


現在の民主党に「嘘も方便」は通用しないと思った方がいい。

そういう政治を民主党に期待していないのだよ、国民は。


民主党の国会議員の多く、それも実力者たちが元をたどれば自民党籍だった。

自民党政治を脱却しようと試みているとはいえ、根っこのところでは自民党の本質を共有している。

今の民主党が国民から信頼されないのは、民主党内にはびこる自民党の遺伝子が影響していると思う。

田中角栄の秘蔵っ子といわれる小沢さんならなおさらだ。


気が付かないうちに自民党じみた政治感覚に陥っていることを早く気が付いてもらいたい。

老練な嘘は許せないが、清新な間違いなら受け入れる度量を持っているのが今の日本国民だと思う。

選挙期間中から感じていたことだが、民主党の新人議員にこの傾向が強く表れていた。

場当たり的なコメントを遊説先の状況に応じて使い分けることで、その場はしのげてもいずれは信頼を失っていく。

ローカルなマスコミは選挙に利用しやすいが、広域で記事を配信するマスコミには矛盾を指摘されるから嫌っていた。

こんな程度の低い人物が小沢チルドレンの中にいる。


親分である小沢幹事長が嘘も方便を使いこなすと、配下のボンクラ議員はそれ見たことかと図に乗ってしまう。

嘘は嘘、誠実な謝罪で信頼を回復してほしい。

その意味で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見について「憲法で規定している国事行為そのものではない」と述べ、外国要人との会見も国事行為との認識を示した前言を修正したのはよかった。

陳情も国民の声ではなく自分の思いを反映させたと、正直に言った方が傷が浅くて済むと思う。  
Posted by komachan at 19:04Comments(0)政治一般

2009年12月20日

・壁の内側に氷

昨日に引き続いて水回りの壁断熱に一家総出で取り掛かる。

父は壁の剥がしと再貼り付け。

長女と三女はグラスウールの充填。

妻と二女は発泡スチロールの充填。


新たに発泡スチロールの充填が登場したのにはわけがある。

浴室の東面には窓があるが、この下部の壁を剥がしたところ「氷」を大量に発見!

壁の中に氷はあってはならないものですよね。


浴室の窓が結露し、サッシ枠の隙間から染み込んだようです。

これでは、いかに防湿したとしてもグラスウールは使えない。

急きょ、妻にカインズホームに急行してもらい発泡スチロール板を買ってきました。

グラスウール100mと同程度の断熱性を確保するには、30mm厚の発泡スチロールを空気層を挟んで二重にする必要がある。


在来軸組み構造の我が家は、壁の中心に貫が通っているので、これを挟んで発泡スチロール板を入れることで計算通りの断熱構造にすることができた。

サッシからの水漏れも止めなければならないので、下部と側のサッシの接合部をきれいに清掃し(三女の仕事)、エアガンで水気をなくし、シリコンシールで厳重に密閉しました。


日が暮れ始めた頃、作業も最終段階に迫り風呂場が暖かくなるなと思いつつ、外してあった窓をサッシ枠に入れようと持ち上げたところ、「ピシッ!!!」。

ガラスが割れてしまいました。

何も当たっていないし、無理な持ち方をしたわけではないんですが、斜めに真っ二つ。

こんなこともあるんですね。


「今夜の風呂場は吹きさらしだ・・・。」と、子供たちの嘆きが聞こえてきましたが、幸いなことにポリカーボネートの二重窓にしてあるので、吹きさらしにはならないし、この状態でもガラス単板の窓よりも暖かい。

割れた窓ガラスは、単板ガラスに戻すのでは芸がないので、オリジナルのポリカーボネート4層構造に改造してみようと思う。

中空のポリカーボネートを1mmの空気層を挟んで二枚重ねに貼り合わせてつくる。


これを網戸レールに中空ポリカーボネートを足した「二重窓」に入れると、熱貫流率は2.5(W/m2・K)になるから、不活性ガスを充てんした高断熱複層ガラスに匹敵する。

㎡単価は3666円で、3mmのガラスと同程度の価格だ。

浴室のように元々すりガラスが入っていた場所なら、ポリカプラダンの高性能窓はデメリットなしで使える。  
Posted by komachan at 21:55Comments(0)リフォーム

2009年12月19日

・断熱リフォームで60%オフ達成

全く断熱材が入っていない外壁家で一番寒いのは北面。

次世代省エネルギー基準に向けて壁断熱に本格的に取り掛かるなら、この面から。

外壁に通信の受信機器が取り付けてあって剥がせない子供部屋は内壁を壊してグラスウールを充填して貼り直した。

仕上げ材も断熱性に優れた杉板15mm厚貼り。


残りの北面の壁は水場ばかり。

トイレ、洗面所、浴室。

一気に外壁のサイディングを剥がして作業開始と取り掛かったものの、今日は体の芯まで冷えるほどの寒さ。

身体の断熱を万全にして、もこもこの着膨れです。


壁を剥がして安心したことが一つある。

筋交いが入っているのが確認できた。


この面は障害物が少ないとはいうものの、水回りだから水道の配管があり、電線の引き込み線ありとそれなりに厄介だ。

これらがサイディングを貫通してしるものは取り除くわけにはいかないので、ずらしながらの作業になる。

また、水回りの壁だから透湿で結露することにも配慮が求められる。

サイディングを剥がしているときにも内面がぬれていた。

床下からの湿気で結露していたようだ。


グラスウールには防湿層があるが、これだけでは不安なので下地にビニールを貼り付ける。

防湿シートを買おうかとも思ったが、ポリカーボネートの保護に使われていたビニールシートが大量に廃棄物になりそうだったが、これが防湿に利用できる。

一石二鳥だ。


リフォーム断熱のもう一つの障害が釘だ。

貫と下地の間に無理して挿入するので、あちらこちらから突き出している釘で防湿層が破れてしまう。

付き出ている釘の頭を曲げて金槌で打ち込む、地道な作業をやっておく。


8割がた入れ終えたところで日没。

今夜は天気がよさそうなので、そのまま明日につづく。

明日は東面にも廻り込んで行くが、その先には出窓があってサイディングは外から剥がせない。

とりあえず浴室の東面の壁までやって、壁はひとまず終わりにして、再び窓の断熱に取り掛かる予定。


この水回りの断熱で、これまでのリフォームの成果は建設当時の60%オフ。

次世代省エネルギー基準の達成には、75%オフが必要なので、残り15ポイントだ。  
Posted by komachan at 23:55Comments(0)リフォーム

2009年12月18日

・7割が鳩山内閣を動かすのは小沢一郎

時事世論調査

「小沢支配」と7割認識=過半数が「政治主導」否定

 時事通信社の12月の世論調査(11~14日に実施)によると、「鳩山内閣を実質的に動かしている人」として、民主党の小沢一郎幹事長を挙げた人が71.1%に上った。2位の鳩山由紀夫首相は10.6%にとどまり、国民の多数が3党連立の鳩山内閣を、事実上の「小沢政権」と見ている実態が浮き彫りになった。
 首相に続くのは、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相で2.4%。緊急経済対策の規模をめぐり、亀井氏と対立した菅直人副総理兼国家戦略担当相は2.0%だった。
 また、「脱官僚」「政治主導」の政策決定が実践できているかどうかを聞いたところ、50.6%が「そう思わない」と回答し、「そう思う」は26.3%。前回11月の調査より「そう思わない」が3.7ポイント増えた。既存の事業を十分に削減できず、主要政策の財源確保に手間取っていることなどが影響したとみられる。 

     ◇                    ◇

この調査を受けて平野博文官房長官は、

「そういう数字が出たことは真摯(しんし)に受け止めなければいけない。(7割超が「鳩山内閣を実質的に動かしているのは小沢一郎民主党幹事長」と答えたことについて)曲解しているのではないか。」


国民の率直な意見を「曲解している」と誤解している官房長官の存在は、鳩山政権の今後に暗い影を落としますね。

国民の声に耳を貸さず、党の一部の言い分を「国民の声」の陳情と偽って政権に押し付ける。

このような鳩山政権の歪んだ構造を国民がしっかりと捉えていることを世論調査の結果は示している。


有権者は民主党のマニュフェストに共感して政権交代を選択するべく投票した。

マニュフェストは有権者と政党の約束だ。

約束を守ろうとする精一杯の努力を期待する国民に対して、約束を反故にするための言い訳に一生懸命な姿は残念だ。


小沢戦略の勘違いが悪影響を出し始めたことに民主党は気が付くべきだ。  
Posted by komachan at 20:51Comments(0)政治一般

2009年12月17日

・日本の最高権力者は総理大臣だよね

民主党がおかしいと感じる国民が多いのではないか。

鳩山政権のはずが小沢政権の様相を呈している。

小沢幹事長の政治手腕が正しい方向性を示して来たのならば、鳩山首相の補佐役として期待が持てるのだが、近いところでは大連立構想の大失態を考えると任せて安心とは思えない。


民主党による政権交代を期待して選挙では協力した。

選挙後も、長野五区のボンクラ議員の実態を表ざたにしたかったが、今後の長野県内の選挙への影響もあってブレーキをかけている。

でも、今の民主党の動きはおかしいと思うので、少し封印を解く。


民主党のメールマガジンには、次のように鳩山=小沢の関係が示されていた。

「政府、民主党間の各種陳情・要望に関する意見交換会の冒頭、小沢幹事長が党側を代表して挨拶。全国各地から議員、都道府県連を通じて2800件の要望が寄せられたと報告し、「党というより全国民からの要望」だと強調、できる限り予算に反映していただきたいと要請しました。

鳩山総理は、「その通りだ」と応じ、「国民の思いここにあり。日本をつくるため行動を進めていきたい」と語りました。


全国民というからには私の要望も入っていることになるが、民主党県連に期待することなど何もない。

長野市長選挙のお粗末さからして、彼らに政治センスがないのは明白だからだ。

まして、地元の衆議院議員が地元の課題に関心があると思ったら大違いだ。

まあ、此の辺でまた封印しておこう。


小沢幹事長に対する鳩山首相の「その通りだ。国民の思いここにあり。日本をつくるため行動を進めていきたい」は信じられませんね。

暫定税率の廃止は民主党の重要公約であり、首相の口からも暫定だからなくすべきだという言葉が国民に伝えられて来ていた。

それを幹事長の要望となれば公約を破棄しでても受け入れる。

有権者はコケにされたと言っても過言ではないですね。


党内の力関係が影響してこういう国民不在の状況になるのだろうと思うが、選挙で約束したことをこうも簡単に反故にするようでは、来夏の参院選挙では痛いしっぺ返しを食らうことになると思う。

一連の動きは選挙対策として練られた陳情システムが機能してのことだろうが、『策士、策に溺れる』に陥っている。

有権者は民主党の議員が考えているほどにバカではないし、民主党の多くの箸にも棒にもかからない人数合わせの代議士よりも賢い。


財政が厳しいのは国民は理解している。

やりくりが大変なのも知っている。

しかし、嘘をつかれることには寛容ではない。

選挙対策に小沢幹事長の手腕が不可欠なことに異論はないが、小沢イズムの流れに任せているとどのような結果を生むのかは、これまでの歴史が示唆している。


政府は、党の声を国民の声と聞き違えないように、今一度立ち止まってみるべきだ。

鳩山首相は12月17日、「党からの要望は国民のみなさんの声だと思っていますが、マニフェストを守るというのも国民に対する誓いですから、大変重要なことだと思います」と間違った見解を述べている。

党からの要望は、目前の選挙に有利に働くと党の選対が考えただけのことであって、国民の負託に沿っているわけではない。

自民党が政権与党でいられなくなった要因をもう一度考慮に入れてもらいたい。

日本の総理大臣は鳩山さんなのだから。  
Posted by komachan at 21:12Comments(0)政治一般

2009年12月16日

・次世代省エネ基準に到達できそうだ

断熱リフォームの基本設計が一段落した。

建設当時から次世代省エネルギー基準への対応まで、段階的にリフォームして到達できるめどがたった。


断熱性能を表すQ値で変化をみると、建設当時が9.8と完全無欠の無断熱住宅だった。

現状はQ値=4.1まで削減しているが、削減した熱負荷は小型のファンヒーター5台分に相当する。

長野の次世代省エネ基準はQ値=2.4(駒ヶ根は1.9の分類だが、うちの当たりは飯島と同等とみなして)。


現状では、窓に中空のポリカーボネート板(ポリカのプラダン)を重ね、トステムの内窓(インプラス)を2か所に導入し、天井には10kの100mmを敷き詰めた。

床下は断熱材を入れられる状態ではないので、自動通気口を取り付けて12℃で閉じ初め、4℃で完全に閉じるようにした。

壁は北西の角部屋(子供部屋)のみ内壁をはがしてグラスウール10kの100mmを装填したが、貫と外壁サイディングに挟まれる部分は50mmに圧縮されるので断熱性能は若干低下する。

リフォーム費用は、現段階で18万円くらいで、坪単価は約4,700円。


次のステップに進む前に、優先順位を決めてとりかかることにした。

これまでは居室(日常的に生活する部屋)を中心に進めてきたが、これ以上の断熱を求めると部屋単位ではなくて家全体で考えなければならないからだ。

そこで、寒いと嫌な部屋はどこかというと、裸になる脱衣所(洗面所)と浴室だ。

便所もお尻がむき出しだから優先順位は先に来る。

これらの水回りの部屋も天井、床下、窓は断熱リフォームを終えているが、北面にあるのでまだまだ寒い。


厳冬期に外気温が氷点下10℃になったとすると、室温が15℃の時には壁表面の温度は約5℃だから、激しく結露する。

冷輻射で体温が奪われるから身体が温まらない。

壁をグラスウールで断熱すると、壁の表面温度は13.5℃まで上昇して冷輻射の影響はなくなり、暖かい浴室になる(はず)。


でも、リフォームにはサイディングを剥がさなければならないし、出窓があったりするとサイディングが取り除けないところもあり、これまで二の足を踏んできた。

しかし、水回りの外壁はそういった障害物が比較的少ないので、何とかなるのではないかと思う。

最大の難関は電力メーターだが、取り付け板ごと浮かしてしまえば何とかなるかなと・・・。

今週末に取り掛かる予定だが、天気予報では雪が降って、真冬日になるようだ。

最低気温も氷点下6度というから、外壁をはがすには条件が悪すぎる。


いつになるのか予定は付いていないが、外壁にグラスウールをすべて入れることができれば家全体の断熱性能は格段に向上する。

加えて、単純開口率56%と、窓が大きすぎる現状を改善すれば次世代省エネ基準のQ値=2.4が達成できる(見込み)。

窓をつぶすのは大掛かりな工事が必要になるので、4枚引き戸の両脇のどちらかの窓にスタイロフォームを貼り付けて塞いでしまおうかと思っている。

上窓がついて高さ2.2mもある掃き出し窓も、上窓はふさいでしまおうと思う。

これらをふさいでも単純開口率は40%を確保できるから、採光には全く支障はない。  
Posted by komachan at 22:22Comments(0)リフォーム

2009年12月15日

・インフルエンザワクチンの死亡リスクが高い

全国民が新型インフルエンザのワクチンを接種できるようになるみたいですね。

当初、ワクチンは2回接種を原則としてきたが、妊婦や基礎疾患(持病)のある人などが1回接種となったため、ワクチン量に余裕が生じたようだ。

接種開始時期は未定だが、来年以降、輸入される海外製ワクチンが用いられるという。


気になるのがワクチンの安全性だ。

海外製のワクチンだということが不安をさらに増している。

リスクの点では、ワクチンを接種することの優位性があまり感じられない。


新型インフルエンザによる死亡者は6日までに100人と報告されている。

これに対してワクチン接種による死者は70人。

新型インフルエンザの罹患者は約1千万人、ワクチンは約930万回分の出荷に対しての人数だ。

ワクチンによる死者は1千万あたり75人ということで、ワクチンを打たない方が1.33倍リスクが大きいということになる。


基本疾患がなければリスクは大幅に低減するのだろうが、国はこのあたりの因果関係を分かりやすく国民に説明してもらいたいと思う。

リスクに違いがなければワクチン接種に血眼になる必要がないし、膨大な医療費の無駄も省ける。

半年程度で全国民分のワクチンを生産できる体制を構築するために950億円が必要だし、低所得者に対するワクチン接種費用の助成に207億円が投じられる。

国民負担も1億人が3600円づつ支払ったとして、3600億円だ。



イタリアでは、新型インフルエンザのワクチン接種対象となっている妊婦や医療関係者の接種率が極めて低いためワクチンが大量に余り、今後一般の人への接種が始まっても使われずに廃棄される可能性が高いことが分かった。

ワクチンの副作用への不安や、季節性インフルよりも死亡率がはるかに低いなど「世界保健機関(WHO)は騒ぎすぎ」との認識が広まったことから接種希望者が少ないためで、同様の問題はオランダ、オーストラリア、ドイツなどでも発生している。

一部の国ではワクチンを他国に売却する計画も進んでいる。


イタリアでは8日時点での接種者はわずか約68万9千人に過ぎず、医療関係者で全体の約14%、妊婦では約10%しか接種を受けていない。

諸外国の対応と日本の対応に大きな違いが生じている現実を国民にしめし、その理由を明らかにしてほしい。


もし、リスクに差がないのなら、インフルエンザのリスクが極めて高い発展途上国にワクチンを優先的に渡すべきだと思う。

貴重なワクチンを廃棄するような事態を迎えることなく、発展途上国で有効に利用されるように考えることも必要ではないか。  
Posted by komachan at 21:03Comments(0)社会問題

2009年12月14日

・スタッドレスタイヤに交換

天気予報では、明日から冬型が厳しくなる。

yahooの駒ヶ根の天気予報では、今後一週間は気温が最高でも5度、寒い日は最高気温が0度以下の真冬日になりそうだ。

予想最低気温も氷点下7度!

断熱リフォームした成果が発揮されそうだ。


冬になれば雪が降る。

信州では当たり前のことですが、それ相応の準備が必要です。

今日はスタッドレスタイヤに交換しました。


信州人になって16度目の冬だから、タイヤ交換も手慣れてきます。

奥さんと力を合わせて、乗用車と軽トラックの二台、計8本を履き替えます。

油圧ジャッキとインパクトレンチを使うので作業はあっという間。

二台で10分もあれば終わります。

道具のありがたみを痛感する時でもあります。


タイヤ交換で気になるのが、4本のタイヤのどれをどこに付けるかではないでしょうか。

前輪と後輪ではタイヤにかかる荷重が違うので、いろんな考え方があると思いますが、今年は単純にタイヤ溝の残りが多いものを前輪に、少ないものを後輪にもっていきました。

軽トラも乗用車も前輪荷重が大きいから、タイヤの減りも比例するということです。

片減りしていればローテーションにも気を使いますが、均等に減っているタイヤばかりなのでその必要もなさそうです。

  
Posted by komachan at 20:07Comments(0)日常

2009年12月13日

・みぞれが降ってきた

週末を利用して、窓に断熱パネル(中空ポリカボーネート)貼りまくった。

窓からの景色が歪むという欠点はあるものの、ほとんどの部屋の結露は止まった。

窓からの中央アルプスの景色などは捨てがたいものがあるが、見たい時には窓を開ければいいわけで、そもそも窓越しに景色を眺めることは稀だから実害はない。


結露が止まっていないのは、元々湿度が高い風呂とキッチン。

これ以上は湿気を換気で排出する方向性が正しいと思う。

これまで、思いのほか結露が激しいと感じていたトイレだが、常時換気だから居室の暖気を吸い込んでいるからだとわかった。


昨晩、二つあるトイレの片方の窓に断熱した状態で温度計を置いた。

今朝確認したところ、どちらも7度だった。

断熱した窓の方は結露がなくなっていたが、断熱していない窓は結露している。

断熱の効果は出ているのに温度が変わらないのはなぜか。

便器の換気塔から排出する空気がトイレの扉の隙間から供給されて、その暖気によってトイレ内部が暖められているからだと思う。

暖かい空気を吸い込めば、そこには水分が多く含まれているので結露しやすくなるのだろう。


さて、一部の窓と玄関を除いて、予定していた断熱リフォームが一区切りつく見込みとなった。

そこで、これまでは居室単位で熱負荷を計算していたものを家全体に拡張してみた。

建設当時の家全体のQ値は9.8!

恐ろしく寒い家だったことが計算からも裏付けられた。

一通りの断熱リフォームをした現状は、Q値が4.2まで大幅に低下した。


しかし、低下したといってもまだ温暖地の新省エネルギー基準(平成4基準)のレベルに到達しただけだ。

ここ駒ヶ根は準寒冷地だから目指す次世代省エネルギー基準(平成11基準)ではQ値が2.4。

試算したところでは壁の断熱が不可欠になる。

外壁のサイディングをはがしてGWを貼り付ける工事が必要になる。

大がかりな工事になるから、冬本番目前の今の時点では手掛けられないし、年末でそんな暇もない。


今、外が急に騒がしくなってきた。

窓を開けて見たらみぞれが降ってきた。

週明けには雪が降るような予報だから、明日はスタッドレスタイヤに履き替えた方がよさそうだ。  
Posted by komachan at 23:09Comments(0)リフォーム

2009年12月12日

・氷点下10度までは結露しない窓

空気線図暖かい一日だった今日は、サッシを外して断熱パネルを取り付けた。

「ポリカ プラダン」という商品名だが、中空のポリカーボネート板のことだ。

掃き出し窓の3か所が今日の作業範囲。


幅3.6mで高さが2.2mの大きな窓が3か所だから、ここだけで冬季の熱損失は5700wに達する。

家全体の熱損失の約2割を占めていた。

冬は結露が激しかった。


中空のポリカーボネート板は全体の厚さが4mmだが、空気層が3.5mmある。

熱貫流率は約4W/(m2・K)で、単体の熱伝導抵抗は0.034(m2・K/W)で試算している。

アルミサッシに張り付けるだけで、複層ガラスよりも優れた断熱性能を発揮する。

当然、結露を防ぐ効果も飛躍的に向上する。


話は変わって、結露を防ぐには高性能の窓に換える派と換気が重要だという理論派がいる。

換気派は飽和水蒸気圧の話を持ち出して、室温が下がれば飽和点を超えた水蒸気は水になるから絶対に結露するという。

しかし、これはまやかしで室内の壁や畳などが湿気を吸い込んである程度は調整してしまうから、計算通りには結露しない。


窓が結露するのは、窓の室内側表面温度と室内の水蒸気飽和温度との関係に尽きる。

簡単に言ってしまうと、窓の表面温度を下げなければ結露しないのだ。

だから窓の断熱で結露が防げる。


部屋の断熱性を上げると結露が悪化することもある。

良くある例では、窓に厚手のカーテンをつけると、外部へ逃げる熱を遮ってくれる。

ところが、カーテンの外側にある窓への熱を遮るから、窓の表面が低温になって結露しやすくなってしまう。

結露を防ぐには、結露している外側で断熱しなければならないことが分かると思う。


さて、大きな窓の断熱が終わって結露もある程度防げる目途が付いた。

しかし、結露がなくなるわけではない。

就寝中を想定して、室温が10度で湿度が60%の場合、外気温が氷点下10度までは結露しないといった条件が付く。

真空ガラスだと氷点下30度くらいまで結露しないようだ。


駒ヶ根が氷点下10度の最低気温になるのは年に一回あるかどうかだから、これくらいの断熱性能があれば十分に結露がなくなる。

ホームセンターで結露防止グッズがいろいろと売られているが、ほとんどが費用倒れに終わる。

結露を止めるには、一通りの自然科学の知識があったほうがいい。

冒頭の空気線図が使えれば、言うことなしだ。  
Posted by komachan at 22:50Comments(0)リフォーム