2011年07月22日
・猛暑、月末にかけて再び 熱中症など注意呼びかけ
つかの間の涼しさでしたが、また暑さが戻ってくるようです。
節電熱中症には十分に注意しましょう。
◇ ◇
猛暑、月末にかけて再び 熱中症など注意呼びかけ
台風6号の影響で日本列島の厳しい暑さは一段落したが、東日本と西日本は月末にかけて気温の高い状態が続き、35度以上の猛暑日になる所があるとして、気象庁は22日、「高温に関する気象情報」を発表、熱中症などへの注意を呼びかけた。
猛暑に警戒が必要な時期は、関東甲信で24~28日ごろ、東海は24~29日ごろ、近畿は25~27日ごろ、九州北部(山口県含む)が24~26日ごろ。
同庁によると向こう1週間、東・西日本は太平洋高気圧に覆われて気温が平年よりかなり高い所が多くなる見込み。農作物の管理にも注意が必要としている。
22日、国内で気温が最も高かったのは、宮崎県えびの市の加久藤34.0度。日本列島で猛暑日が1カ所も記録されなかったのは、15日ぶりという。 =共同通信 2011/7/22=
節電熱中症には十分に注意しましょう。
◇ ◇
猛暑、月末にかけて再び 熱中症など注意呼びかけ
台風6号の影響で日本列島の厳しい暑さは一段落したが、東日本と西日本は月末にかけて気温の高い状態が続き、35度以上の猛暑日になる所があるとして、気象庁は22日、「高温に関する気象情報」を発表、熱中症などへの注意を呼びかけた。
猛暑に警戒が必要な時期は、関東甲信で24~28日ごろ、東海は24~29日ごろ、近畿は25~27日ごろ、九州北部(山口県含む)が24~26日ごろ。
同庁によると向こう1週間、東・西日本は太平洋高気圧に覆われて気温が平年よりかなり高い所が多くなる見込み。農作物の管理にも注意が必要としている。
22日、国内で気温が最も高かったのは、宮崎県えびの市の加久藤34.0度。日本列島で猛暑日が1カ所も記録されなかったのは、15日ぶりという。 =共同通信 2011/7/22=
2011年07月21日
・放射線の基準が場当たり的
放射線の受忍上限は一年間に1ミリシーベルトだったはずなのに、基準が百花繚乱でどんどん緩和されているような気がする
◇ ◇
上限は生涯100ミリシーベルト=食品の放射性基準-安全委案
食品に含まれる放射性物質が健康に及ぼす影響をめぐり、内閣府の食品安全委員会専門部会は21日、食品から受ける放射線量を生涯で1人当たり100ミリシーベルト以内にとどめるべきであるとの案をまとめ、大筋合意した。子どもについては成人より放射線の影響を受けるリスクが高い可能性に留意する必要があるとしている。来週に最終案をまとめ、厚生労働省は規制値の見直しに着手する。
現在は生涯の累積線量ベースでなく、年間でセシウムが5ミリシーベルト、ヨウ素は2ミリシーベルトが上限。厚労省はこの数値を基に食品から摂取する放射性物質の暫定規制値を設定しているが、今回の案を受けて規制値が厳しくなるとの見方もある。
案は、内部、外部被ばくも含め生涯100ミリシーベルトとした根拠について、広島・長崎原爆の被爆者が被ばく線量125ミリシーベルトでがんによる死亡率が通常より高くなった一方、100ミリシーベルトでは死亡率の上昇が見られなかったことを挙げた。 =時事通信 2011/07/21=
◇ ◇
上限は生涯100ミリシーベルト=食品の放射性基準-安全委案
食品に含まれる放射性物質が健康に及ぼす影響をめぐり、内閣府の食品安全委員会専門部会は21日、食品から受ける放射線量を生涯で1人当たり100ミリシーベルト以内にとどめるべきであるとの案をまとめ、大筋合意した。子どもについては成人より放射線の影響を受けるリスクが高い可能性に留意する必要があるとしている。来週に最終案をまとめ、厚生労働省は規制値の見直しに着手する。
現在は生涯の累積線量ベースでなく、年間でセシウムが5ミリシーベルト、ヨウ素は2ミリシーベルトが上限。厚労省はこの数値を基に食品から摂取する放射性物質の暫定規制値を設定しているが、今回の案を受けて規制値が厳しくなるとの見方もある。
案は、内部、外部被ばくも含め生涯100ミリシーベルトとした根拠について、広島・長崎原爆の被爆者が被ばく線量125ミリシーベルトでがんによる死亡率が通常より高くなった一方、100ミリシーベルトでは死亡率の上昇が見られなかったことを挙げた。 =時事通信 2011/07/21=
2011年07月20日
・汚染水処理の稼働率53%に 福島第1、冷温停止厳しく
政府と東電は、福島第一原発の事故収束が第一ステップを終えたとしているが、とんでもない。
欠陥システムが、青息吐息で動いている状態でしかない。
都合よく解釈する姿勢が変わらない限り、原発の存在は日本国民から排除の力が強まっていくでしょうね。
◇ ◇
汚染水処理の稼働率53%に 福島第1、冷温停止厳しく
東京電力は20日、福島第1原子力発電所の汚染水処理システムについて、13~19日の稼働率が53%で、前の週(6~12日)よりも20ポイント低下した、と発表した。同システムは19日に第2段階(ステップ2)に移行した工程表を達成する要だが、目標を下回る稼働率が続いている。低迷が長引くと、原子炉への注水量を増やせず、冷温停止の実現がいっそう困難になる。
汚染水処理システムは1週間で8400トンを浄化できるが、13~19日の処理量は約4500トンだった。設計上毎時50トンの流量が同37トンにとどまっている。原因はわかっていない。仏アレバの除染装置での液漏れによる停止も稼働率を押し下げた。
12万トンをピークに7月から減っていた高濃度汚染水の総量は、19日時点で11万7560トンと1週間前よりも60トン増えた。
東電は汚染水処理システムの配管に泥状の物質が付着し、流量を下げる原因となっている可能性があるとみており、今後、洗浄方法を検討する。
また、8月から東芝製の除染装置の運転を始める。現在の装置が停止中にバックアップ用として動かし、稼働率の向上を狙っている。
19日に公表した工程表のステップ2では汚染水を浄化して注水に使う循環注水冷却を、原子炉を冷温停止に持ち込む唯一の手段として位置付けた。8月以降の稼働率目標を90%としており、この数字を達成できないと、年内までに高濃度汚染水の全量を処理する目標も遅れる。 =2011/7/20 20:12日本経済新聞 電子版=
欠陥システムが、青息吐息で動いている状態でしかない。
都合よく解釈する姿勢が変わらない限り、原発の存在は日本国民から排除の力が強まっていくでしょうね。
◇ ◇
汚染水処理の稼働率53%に 福島第1、冷温停止厳しく
東京電力は20日、福島第1原子力発電所の汚染水処理システムについて、13~19日の稼働率が53%で、前の週(6~12日)よりも20ポイント低下した、と発表した。同システムは19日に第2段階(ステップ2)に移行した工程表を達成する要だが、目標を下回る稼働率が続いている。低迷が長引くと、原子炉への注水量を増やせず、冷温停止の実現がいっそう困難になる。
汚染水処理システムは1週間で8400トンを浄化できるが、13~19日の処理量は約4500トンだった。設計上毎時50トンの流量が同37トンにとどまっている。原因はわかっていない。仏アレバの除染装置での液漏れによる停止も稼働率を押し下げた。
12万トンをピークに7月から減っていた高濃度汚染水の総量は、19日時点で11万7560トンと1週間前よりも60トン増えた。
東電は汚染水処理システムの配管に泥状の物質が付着し、流量を下げる原因となっている可能性があるとみており、今後、洗浄方法を検討する。
また、8月から東芝製の除染装置の運転を始める。現在の装置が停止中にバックアップ用として動かし、稼働率の向上を狙っている。
19日に公表した工程表のステップ2では汚染水を浄化して注水に使う循環注水冷却を、原子炉を冷温停止に持ち込む唯一の手段として位置付けた。8月以降の稼働率目標を90%としており、この数字を達成できないと、年内までに高濃度汚染水の全量を処理する目標も遅れる。 =2011/7/20 20:12日本経済新聞 電子版=
2011年07月19日
・ダイハツが新低燃費技術「イース」の概要を発表
ハイブリッドなどに象徴されるエコカーは高いというイメージがあったが、今後は払拭されそうだ。
◇ ◇
1リットルで30キロ ダイハツが新低燃費技術「イース」の概要を発表
ダイハツ工業は19日、今年9月に発売予定の新型軽自動車に導入する低燃費技術「e:S(イース)」の概要を発表した。燃焼効率を高めた新エンジンの採用などで、従来の「10・15モード」よりも厳しい新燃費基準「JC08モード」で、ガソリン1リットル当たり30キロの走行距離を達成する見通しだ。
同技術を搭載した新型車の価格は、最も安いモデルで80万円を切る設定にする予定。低燃費と低価格の両立により、エコカーとして台頭するハイブリッド車(HV)などに対抗し、経済性を重視する消費者の取り込みを図る。
同技術搭載の新型車は10・15モードでも1リットル当たりの走行距離が32キロに達する見込みで、HVを除くガソリン車では最高レベルの燃費性能を持つことになる。
同技術は圧縮比率向上と燃料噴射装置改良で燃焼効率を高めた新エンジンと、ブレーキをかけて車速が時速7キロ以下になると自動的にエンジンを停止する「停車前アイドリングストップ」機能とを組み合わせた。これに車両重量の軽量化、空気抵抗の低減などを通じ、燃費性能を大幅に向上させた。
新技術を核にダイハツは「低燃費車としての軽自動車の魅力復活」(福塚政上級執行役員)を狙う。もともと軽自動車は、登録車と比べて低燃費で、価格の安さを優位性として市場を伸ばしてきた。しかし燃費38キロ(10・15モード)のトヨタのHV「プリウス」はじめ、同じく30キロのホンダの「フィットハイブリッド(HV)」など、軽をしのぐ燃費性能を持つHVが相次いで投入され、軽の燃費の優位性は低下している。
価格面でも、HVや低燃費登録車の突き上げを受けている。例えば燃費27キロ(同)で、ダイハツの代表的な低燃費車である「ムーヴ」の最低価格は122万円。これに対してHVで最も安いフィットHVは159万円、マツダが新開発した「スカイアクティブエンジン」搭載の小型車「デミオ」は、燃費30キロ(同)ながら最低モデルは140万円で、価格差は接近している。
このためダイハツは、イース技術搭載の新型車を最も安いモデルで80万円を切る思い切った価格設定にし、エコカー競争で主導権を握りたい考えだ。 =産経新聞 7月19日(火)15時3分配信=
◇ ◇
1リットルで30キロ ダイハツが新低燃費技術「イース」の概要を発表
ダイハツ工業は19日、今年9月に発売予定の新型軽自動車に導入する低燃費技術「e:S(イース)」の概要を発表した。燃焼効率を高めた新エンジンの採用などで、従来の「10・15モード」よりも厳しい新燃費基準「JC08モード」で、ガソリン1リットル当たり30キロの走行距離を達成する見通しだ。
同技術を搭載した新型車の価格は、最も安いモデルで80万円を切る設定にする予定。低燃費と低価格の両立により、エコカーとして台頭するハイブリッド車(HV)などに対抗し、経済性を重視する消費者の取り込みを図る。
同技術搭載の新型車は10・15モードでも1リットル当たりの走行距離が32キロに達する見込みで、HVを除くガソリン車では最高レベルの燃費性能を持つことになる。
同技術は圧縮比率向上と燃料噴射装置改良で燃焼効率を高めた新エンジンと、ブレーキをかけて車速が時速7キロ以下になると自動的にエンジンを停止する「停車前アイドリングストップ」機能とを組み合わせた。これに車両重量の軽量化、空気抵抗の低減などを通じ、燃費性能を大幅に向上させた。
新技術を核にダイハツは「低燃費車としての軽自動車の魅力復活」(福塚政上級執行役員)を狙う。もともと軽自動車は、登録車と比べて低燃費で、価格の安さを優位性として市場を伸ばしてきた。しかし燃費38キロ(10・15モード)のトヨタのHV「プリウス」はじめ、同じく30キロのホンダの「フィットハイブリッド(HV)」など、軽をしのぐ燃費性能を持つHVが相次いで投入され、軽の燃費の優位性は低下している。
価格面でも、HVや低燃費登録車の突き上げを受けている。例えば燃費27キロ(同)で、ダイハツの代表的な低燃費車である「ムーヴ」の最低価格は122万円。これに対してHVで最も安いフィットHVは159万円、マツダが新開発した「スカイアクティブエンジン」搭載の小型車「デミオ」は、燃費30キロ(同)ながら最低モデルは140万円で、価格差は接近している。
このためダイハツは、イース技術搭載の新型車を最も安いモデルで80万円を切る思い切った価格設定にし、エコカー競争で主導権を握りたい考えだ。 =産経新聞 7月19日(火)15時3分配信=
2011年07月18日
2011年07月17日
・9月の国連総会まで延命を目論む菅違い
内閣が機能停止状態になっていることは広く国民に知れ渡っている。
脱原発をちらつかせて国民に迎合しようとする菅総理に閣僚が愛想をつかせているからだ。
辞めると言った総理が将来構想を語ることのむなしさを、菅直人以外の日本人の多くが噛みしめている。
脱原発には異論はないが、菅総理が実現できるはずがない。
言い放しで辞めていくだけの総理だからだ。
去り際の往生際が悪いだけに、総理としての職責にも勘違いが蔓延しているように感じる。
こちらの記事が、そこのところを厳しく指摘していた。
◇ ◇
首相、9月国連総会意欲 演説草案作成指示 8月退陣封じ
菅直人首相が9月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会への出席に強い意欲を示していることが16日、分かった。複数の政府筋が明らかにした。一般討論演説で自らが打ち出した「脱原発依存社会」を含め日本のエネルギー戦略をアピールする考え。外交日程を早めに固めることで8月退陣論を封じる狙いもある。退陣表明しながら続投に固執する首相に与野党は不信感を募らせており、8月の壮絶な「菅降ろし」攻防は避けられそうにない。
【写真で見る】居座りを決め込む首相、解散でも「のらりくらり回答」
複数の政府筋によると、首相は9月21日から始まる国連総会一般討論演説に出席し、自ら演説する意向を示し、外務省に演説の草案作りを指示した。ある政府筋は首相の国連総会出席を「今の(政府内の)自然な流れだ」と説明した。
演説では、東日本大震災への各国の支援に謝意を表明した上で、政府の復旧・復興構想を紹介。東京電力福島第1原発事故についても収束に向けた政府の取り組みを説明し、太陽光など再生可能エネルギーを拡大させ、脱原発依存を目指す中長期のエネルギー戦略を訴える考えだ。
首相は昨年の国連総会にも出席しており、2年連続となれば平成16、17両年の小泉純一郎首相(当時)以来。ある政府関係者は「首相は小泉元首相を強く意識している。連続出席で長期政権の基盤を固めるつもりではないか」と語った。
首相は5月下旬の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)の際、オバマ米大統領に9月前半の公式訪問を招請され、訪米に並々ならぬ意欲を示す。
さらに首相は、中国が辛亥革命100年の記念行事を予定する10月10日前後の訪中に向け、中国との調整を指示した。11月には主要20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が続く。首相が「外交の連続性」を口実にさらなる延命を図る公算が大きい。
ただ、首相の場当たり的な発言癖は国際舞台でも変わらず、仏ドービル・サミットでは「太陽光パネル1千万戸設置」構想を唐突に打ち出した。国連でも「サプライズ発言が出る可能性は捨てきれない」(政府関係者)との警戒感が広がっており、実現性の薄い国際公約を打ち出せば日本の信用はさらに失墜する。
しかも首相が6月2日に退陣表明したことは国際社会でも周知の事実であり、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題など外交・安全保障上の懸案は膠着(こうちゃく)状態が続くことになる。 =産経新聞 7月17日(日)7時56分配信=
脱原発をちらつかせて国民に迎合しようとする菅総理に閣僚が愛想をつかせているからだ。
辞めると言った総理が将来構想を語ることのむなしさを、菅直人以外の日本人の多くが噛みしめている。
脱原発には異論はないが、菅総理が実現できるはずがない。
言い放しで辞めていくだけの総理だからだ。
去り際の往生際が悪いだけに、総理としての職責にも勘違いが蔓延しているように感じる。
こちらの記事が、そこのところを厳しく指摘していた。
◇ ◇
首相、9月国連総会意欲 演説草案作成指示 8月退陣封じ
菅直人首相が9月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会への出席に強い意欲を示していることが16日、分かった。複数の政府筋が明らかにした。一般討論演説で自らが打ち出した「脱原発依存社会」を含め日本のエネルギー戦略をアピールする考え。外交日程を早めに固めることで8月退陣論を封じる狙いもある。退陣表明しながら続投に固執する首相に与野党は不信感を募らせており、8月の壮絶な「菅降ろし」攻防は避けられそうにない。
【写真で見る】居座りを決め込む首相、解散でも「のらりくらり回答」
複数の政府筋によると、首相は9月21日から始まる国連総会一般討論演説に出席し、自ら演説する意向を示し、外務省に演説の草案作りを指示した。ある政府筋は首相の国連総会出席を「今の(政府内の)自然な流れだ」と説明した。
演説では、東日本大震災への各国の支援に謝意を表明した上で、政府の復旧・復興構想を紹介。東京電力福島第1原発事故についても収束に向けた政府の取り組みを説明し、太陽光など再生可能エネルギーを拡大させ、脱原発依存を目指す中長期のエネルギー戦略を訴える考えだ。
首相は昨年の国連総会にも出席しており、2年連続となれば平成16、17両年の小泉純一郎首相(当時)以来。ある政府関係者は「首相は小泉元首相を強く意識している。連続出席で長期政権の基盤を固めるつもりではないか」と語った。
首相は5月下旬の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)の際、オバマ米大統領に9月前半の公式訪問を招請され、訪米に並々ならぬ意欲を示す。
さらに首相は、中国が辛亥革命100年の記念行事を予定する10月10日前後の訪中に向け、中国との調整を指示した。11月には主要20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が続く。首相が「外交の連続性」を口実にさらなる延命を図る公算が大きい。
ただ、首相の場当たり的な発言癖は国際舞台でも変わらず、仏ドービル・サミットでは「太陽光パネル1千万戸設置」構想を唐突に打ち出した。国連でも「サプライズ発言が出る可能性は捨てきれない」(政府関係者)との警戒感が広がっており、実現性の薄い国際公約を打ち出せば日本の信用はさらに失墜する。
しかも首相が6月2日に退陣表明したことは国際社会でも周知の事実であり、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題など外交・安全保障上の懸案は膠着(こうちゃく)状態が続くことになる。 =産経新聞 7月17日(日)7時56分配信=
2011年07月16日
・伊南子ども劇場 低学年キャンプ

伊南こども劇場の低学年キャンプに技術指導に行ってきました。
水鉄砲を作ったり、バーベキューの竹串を削ったり、数十本の真竹を素材に、遊び道具や調理道具を作り出します。
総勢80人とかなりの人数なので、流しそうめんも大掛かり。
あまりに長いので、スイッチバック型になりました。
これは、手伝いに駆けつけてくれた中高生の作品です。
ノコギリで切り、鉈で割り、金槌で節を取り、ノミで仕上げる。
ベテランの域に達している彼らには安心して任せられました。
煮炊きはもちろんすべて薪。
カレーを煮込むに適した火力、パンを焼くための熱、バーベキューや鱒に火を通す遠火の強火。
薪のくべ方を知らない大人が多いですから、指導することだらけです。
2011年07月15日
・菅総理のあざとい延命
週間ダイヤモンドでは定期的に菅総理の延命への愚作について切り込んでいる。
今回は、これ。
◇ ◇
“ストレステスト実施”でも内閣支持率は16%、菅首相よ、それでも不毛な延命に努めるのか
●“安全宣言”を打ち消すためにストレステストを持ち出す菅首相のあざとさ
菅直人政権は、7月6日、すべての原発を対象にストレステスト(耐性試験)を実施すると発表した。
既に、定期検査中の原発に対して“安全宣言”を発していたから、これは重大な方針転換である。
首相は、海江田万里経産相が6月18日に、停止中の原発の再稼動を要請したことに対して、翌19日のネット対談で「私もまったく同じ考えだ」と明言していた。
首相と経産相の間でどんな協議が行われたか明らかではないが、再稼動要請は間違いなく首相の意向だろう。
だが、首相は“脱原発”を掲げて延命を企てようとしているので、“安全宣言”や“再稼動宣言”では、海江田氏や経産省を前面に立てて自分は逃げようとする。
ネット対話についても「再稼動を明確に支持してしまい、本人は翌日へこんでいた」と首相周辺が証言している(6月25日朝日新聞)。
首相がこれを打ち消すために飛びついたのが、ストレステストの実施であろう。
ストレステストの実施に反対する人は少ない。それを見込んで唐突に持ち出すところがあざといのである。
もっと早く、事故調査・検証委員会を立ち上げ、その活動報告を得ながら新しい安全基準を策定、そしてそれに沿ってストレステストを実施すればよかったのではないか。首相はなぜ「浜岡は特別」としたのか。なぜ“安全宣言”や“再稼動要請”をしたのか。はしごをはずされた海江田大臣の心境は察して余りある。
そして政府は11日、ストレステストに対する統一見解を発表したが、なぜ最初からそうしなかったのか。
●鳩山内閣支持率21%さえ下回る状況に信頼なきまま延命する首相は存在してよいのか
このところ経産省は、安全・保安院への不信感、インサイダー取引事件、九電のやらせメール事件などで窮地に立っている。
首相にとって、これは絶好の“抵抗勢力”と言える。世論と一緒に徹底的に経産省と対決するつもりか。岡田克也幹事長は経産省出身。最近首相と距離を置いている幹事長の立場も当然計算に入れているだろう。
“脱原発”は既に抗しがたい流れになっている。菅首相ではなくても当然その方向に進む。むしろ、不純な動機と疑われる菅首相では進捗が遅くなり、不必要に世論を分裂させる恐れがある。
菅首相は1日も早く退陣し、一兵卒として“脱原発”が実現するように援護すればよいではないか。世論にも周辺にも信頼されなくなって延命した指導者なぞ歴史上に存在しないのだ。
案の定、11日になって複数の世論調査結果が発表された。NHK、日テレ、フジ、いずれも内閣支持率は16%そこそこだ。前回に比べてNHKも9ポイント急落している。また、12日発表の朝日新聞の調査では15%で、脱原発賛成派(77%)においても支持率は15%だった。
もう世論は不満や不信の域を越えて、怒りの段階に達している。首相がどんなに正しく立派なことを言っても耳を貸さないのである。
NHK調査では、鳩山由紀夫内閣の支持率は21%が最低であった。それをはるかに下回っている。
菅首相よ、それでも不毛な延命に努めるのか。
今回は、これ。
◇ ◇
“ストレステスト実施”でも内閣支持率は16%、菅首相よ、それでも不毛な延命に努めるのか
●“安全宣言”を打ち消すためにストレステストを持ち出す菅首相のあざとさ
菅直人政権は、7月6日、すべての原発を対象にストレステスト(耐性試験)を実施すると発表した。
既に、定期検査中の原発に対して“安全宣言”を発していたから、これは重大な方針転換である。
首相は、海江田万里経産相が6月18日に、停止中の原発の再稼動を要請したことに対して、翌19日のネット対談で「私もまったく同じ考えだ」と明言していた。
首相と経産相の間でどんな協議が行われたか明らかではないが、再稼動要請は間違いなく首相の意向だろう。
だが、首相は“脱原発”を掲げて延命を企てようとしているので、“安全宣言”や“再稼動宣言”では、海江田氏や経産省を前面に立てて自分は逃げようとする。
ネット対話についても「再稼動を明確に支持してしまい、本人は翌日へこんでいた」と首相周辺が証言している(6月25日朝日新聞)。
首相がこれを打ち消すために飛びついたのが、ストレステストの実施であろう。
ストレステストの実施に反対する人は少ない。それを見込んで唐突に持ち出すところがあざといのである。
もっと早く、事故調査・検証委員会を立ち上げ、その活動報告を得ながら新しい安全基準を策定、そしてそれに沿ってストレステストを実施すればよかったのではないか。首相はなぜ「浜岡は特別」としたのか。なぜ“安全宣言”や“再稼動要請”をしたのか。はしごをはずされた海江田大臣の心境は察して余りある。
そして政府は11日、ストレステストに対する統一見解を発表したが、なぜ最初からそうしなかったのか。
●鳩山内閣支持率21%さえ下回る状況に信頼なきまま延命する首相は存在してよいのか
このところ経産省は、安全・保安院への不信感、インサイダー取引事件、九電のやらせメール事件などで窮地に立っている。
首相にとって、これは絶好の“抵抗勢力”と言える。世論と一緒に徹底的に経産省と対決するつもりか。岡田克也幹事長は経産省出身。最近首相と距離を置いている幹事長の立場も当然計算に入れているだろう。
“脱原発”は既に抗しがたい流れになっている。菅首相ではなくても当然その方向に進む。むしろ、不純な動機と疑われる菅首相では進捗が遅くなり、不必要に世論を分裂させる恐れがある。
菅首相は1日も早く退陣し、一兵卒として“脱原発”が実現するように援護すればよいではないか。世論にも周辺にも信頼されなくなって延命した指導者なぞ歴史上に存在しないのだ。
案の定、11日になって複数の世論調査結果が発表された。NHK、日テレ、フジ、いずれも内閣支持率は16%そこそこだ。前回に比べてNHKも9ポイント急落している。また、12日発表の朝日新聞の調査では15%で、脱原発賛成派(77%)においても支持率は15%だった。
もう世論は不満や不信の域を越えて、怒りの段階に達している。首相がどんなに正しく立派なことを言っても耳を貸さないのである。
NHK調査では、鳩山由紀夫内閣の支持率は21%が最低であった。それをはるかに下回っている。
菅首相よ、それでも不毛な延命に努めるのか。
2011年07月14日
・菅総理の脱原発は独り言?
もう撤回? 枝野氏「脱原発依存と言っていない」 菅首相発言を弁明
枝野幸男官房長官は14日の記者会見で、菅直人首相が13日の記者会見で「脱原発依存」の社会実現を目指す考えを示したことについて「首相は脱原発依存とは言っていない。原発への依存を段階的に減らす先の目標を示した」と述べ、原発全廃の考えを示したとの見方を否定した。
枝野氏は「原発への依存度を段階的に減らすことは従来方向性を示している」と強調。「原発に依存しない社会を目指す」と明言した首相の真意については「遠い将来の希望については、まさに首相の思いだ。国民的議論のスタートとして方向性を示した」と説明した。
その上で、エネルギー政策をめぐる10日のNHKの討論番組の議論を例示した上で「当面、安全性を確保しながら原発の依存度を下げることについては、与野党を超えて一致している」と語った。
退陣表明している首相が長期的目標を掲げたことへの批判については「いろいろな意見、批判があるのは当然だが、原発事故を体験した意識からすると、国民的議論を喚起するのが一つの責任だとするのは、その限りでは同感だ」と述べ、首相を擁護した。 =2011.7.14 13:31 産経新聞=
◇ ◇
脱原発は諸手を上げて歓迎ですが、菅総理が言っても信頼性がゼロ。
官房長官が総理の発言を否定して補足するのだから、一国の総理としてあまりにもだらしがない。
居座っても将来への確実なステップを踏んでくれればいいのだが、どう見ても一人で足踏みしているようにしか見えない。
どうなってしまうんでしょうね。日本。。。
枝野幸男官房長官は14日の記者会見で、菅直人首相が13日の記者会見で「脱原発依存」の社会実現を目指す考えを示したことについて「首相は脱原発依存とは言っていない。原発への依存を段階的に減らす先の目標を示した」と述べ、原発全廃の考えを示したとの見方を否定した。
枝野氏は「原発への依存度を段階的に減らすことは従来方向性を示している」と強調。「原発に依存しない社会を目指す」と明言した首相の真意については「遠い将来の希望については、まさに首相の思いだ。国民的議論のスタートとして方向性を示した」と説明した。
その上で、エネルギー政策をめぐる10日のNHKの討論番組の議論を例示した上で「当面、安全性を確保しながら原発の依存度を下げることについては、与野党を超えて一致している」と語った。
退陣表明している首相が長期的目標を掲げたことへの批判については「いろいろな意見、批判があるのは当然だが、原発事故を体験した意識からすると、国民的議論を喚起するのが一つの責任だとするのは、その限りでは同感だ」と述べ、首相を擁護した。 =2011.7.14 13:31 産経新聞=
◇ ◇
脱原発は諸手を上げて歓迎ですが、菅総理が言っても信頼性がゼロ。
官房長官が総理の発言を否定して補足するのだから、一国の総理としてあまりにもだらしがない。
居座っても将来への確実なステップを踏んでくれればいいのだが、どう見ても一人で足踏みしているようにしか見えない。
どうなってしまうんでしょうね。日本。。。
2011年07月13日
・デジカメ壊れて福となす
デジカメが壊れました。。。
突然モニターに画像が映らなくなってしまった。
カメラの設定などの情報は表示されるのに。
キャノンの相談窓口では「電池とメモリーを抜いて10分待ってください」とのアドバイスを頂戴した。
早速実施してみたが徒労に終わった。
修理に出すことになる。
幸いなことに5年間の長期保証に加入していたので、修理代金の大半は保証で賄われそうだ。
市内のキタムラに出向いて、修理を依頼した。
ところが「修理完了まで3週間です」
ガーン!
今年は、家の周りの生き物写真を一年を通して撮影しているので、手元にデジカメが無いのは非常に困る。
奥さんのコンデジはあるものの、あまりにも力不足。
フェイスブックで嘆いてみた。
すると、救いの手が差し伸べられた。
「使ってないデジカメ上げるよ」、「防水デジカメいかがですか」
デジカメを提供してくれるというありがたい申し出が複数寄せられた。
なんと、明日には代替機が手元に届く。
ありがたい。
さらに、撮影のグレードを上げる好機にした方がいいというアドバイスもあって、低予算で一眼レフの機種選定までお世話になった。
プロ写真家まで相談に乗ってくれたので、最新のカメラへの予備知識が不足していてもスムースにコストパフォーマンスに優れたカメラとレンズの組み合わせが絞り込まれる。
災い転じて福となすとはこういうことを言うのだと、実感した一日でした。
突然モニターに画像が映らなくなってしまった。
カメラの設定などの情報は表示されるのに。
キャノンの相談窓口では「電池とメモリーを抜いて10分待ってください」とのアドバイスを頂戴した。
早速実施してみたが徒労に終わった。
修理に出すことになる。
幸いなことに5年間の長期保証に加入していたので、修理代金の大半は保証で賄われそうだ。
市内のキタムラに出向いて、修理を依頼した。
ところが「修理完了まで3週間です」
ガーン!
今年は、家の周りの生き物写真を一年を通して撮影しているので、手元にデジカメが無いのは非常に困る。
奥さんのコンデジはあるものの、あまりにも力不足。
フェイスブックで嘆いてみた。
すると、救いの手が差し伸べられた。
「使ってないデジカメ上げるよ」、「防水デジカメいかがですか」
デジカメを提供してくれるというありがたい申し出が複数寄せられた。
なんと、明日には代替機が手元に届く。
ありがたい。
さらに、撮影のグレードを上げる好機にした方がいいというアドバイスもあって、低予算で一眼レフの機種選定までお世話になった。
プロ写真家まで相談に乗ってくれたので、最新のカメラへの予備知識が不足していてもスムースにコストパフォーマンスに優れたカメラとレンズの組み合わせが絞り込まれる。
災い転じて福となすとはこういうことを言うのだと、実感した一日でした。