2013年04月30日
・代掻き

今日は天気が良かったので代掻きしました。
自然と離れて暮らしている人たちにとって天気がいいとは晴天のことを意味すると思いますが、百姓にとって天気がいいというのは暦や生活に都合がいいことを意味します。
雨降りだから田んぼに水を張って代を掻くには好都合でした。
うちの米つくりは「水稲布マルチ」という特別栽培なので、田んぼの表面を可能な限り水平にする必要があります。
凹凸の誤差を3センチ以内にするのが目標です。
今年はうまくいきました。
深くしっかりと代掻きしたので漏水も少なそうだし。
例年よりも二週間遅らせて田植え(布マルチシートの敷設)を予定しています。
種もみに早稲を採用したからです。
それまでに田んぼを干して、表面をカチカチにしておきます。
2013年04月27日
2013年04月26日
・ツルハシの柄を交換

つるはし(鶴嘴)の柄を挿げ替えました。
石を掘り出していたらポキッと折れてしまったからです。
新しい柄は買えば1500円程度で手に入るようですが、市販の柄にはナラ材が使われているようなので長持ちしないかもしれません。
折れた柄はカシ(樫)で30年ほど使い続けてこられたものです。
手持ちに良質の樫がなかったので、「堅く、折れにくく、腐りにくい」という条件を満たすにはケヤキが最適と判断しました。
ただし、加工が大変。
鉈で荒削りして、ベルトサンダーで仕上げて一時間かかりました。
2013年04月25日
・2013年のユーザー車検

ユーザー車検のために松本自動車検査登録事務所へ出かけてきました。
検査場への順路は検査を受けようとする車が長蛇の列です。
当たり前ですが、そのほとんどが自動車屋です。
ユーザー車検のメリットは金銭面で安くなることはもちろんのこと、自動車の安全運行にユーザー本人が責任を持つところが大きい。
業者任せの車検だと、自家用車の状態を認識することなく漫然と乗り続けることになりますからね。
車検費用は下記の通り。
24か月点検 14000円(ブレーキオイル交換、光軸調整など含む)
自賠責保険料 27840円
重量税 24600円
検査料 1700円
用紙代 30円
往復の交通費 約1800円
補充した若干量のエンジンオイル代を加えても7万円ほどの出費に抑えられました。
点検はトヨタのディーラー整備工場に依頼したので、ユーザーとして作業したのはエンジンオイルの補充と検査場へ出向いただけ。
このユーザー車検のパターンは、誰でもできて、点検に落ちがなく、そこそこに費用が安く上がるのでお勧めです。
2013年04月23日
・源平枝垂れ桃

ゲンペイシダレモモ(源平枝垂れ桃)
庭に植えたもう一種類の花桃は、枝垂れの源平。
江戸時代からあるモモの品種で、一本の木に白花と紅花、紅白の絞りの3色を咲かせるはずです。
源平の合戦のごとく、競うように3色咲くことから、この名になったとか。
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分類 バラ科
形態 落葉小高木
花期 3~4月
定植日 2013.04.21
2013年04月22日
・花海棠

ハナカイドウ(花海棠)
庭木に彩りが加わりました。
ハナモモの一種です。
春の代表花の一つとされ、江戸時代初期に中国から日本に渡来したとのこと。
花言葉は「艶麗(えんれい)」
丈夫に根付いてくれよ。
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分類 バラ科
形態 落葉低木~小高木
花期 4月
定植日 2013.04.21
2013年04月21日
・お任せ車検は無駄な出費

そろそろ車検の時期。
基本としてはユーザー車検ですが、購入してから4回目の車検なので素人ではわからない不具合を見つけてもらうためにも「24ヶ月点検」だけはディーラーに依頼します。
点検だけだと1万円ちょっと、大した金額ではありません。
車検が高額になるのは整備や交換の費用が原因。
任せてしまうとあれもこれもと、ぞろぞろと整備項目が羅列されてしまう。
そこへいくと点検だけ依頼すると、工場で整備したほうがいいと判断された項目を示される。
自分でできるものは省いて、専門家に依頼しなければならないものに限定できる。
さらに、本当に整備が必要なのかどうかも精査できる。
今回の点検でストップランプの一部が点灯しないと判明。電球じゃなくてLED照明装置なのでアッシーで交換が必要だという。
LED電球が数年で切れるなんておかしいと思ったが、整備士がいうんだから間違いはないだろう。
自分で交換するから部品を注文することにした。
支払いも終わって帰る際に整備士が「ブレーキを踏んでみますから点かないことを確認してください」と再確認させてくれた。
ところが点灯するではないか。
点検の際にジョイントを抜き差ししたことで接触不良が改善されてしまったようだ。
不具合を見つけたらすぐに交換じゃなくて、まずは整備してみることが大事ですね。
お任せ車検だったら、この8,295円が無駄な出費になっているところでした。
2013年04月20日
・オオクママダラカゲロウ(大隈斑蜉蝣)

オオクママダラカゲロウ(大隈斑蜉蝣)
多種多様な生き物(主に昆虫)を観察することができる我が家の生態環境は、日々多様になって来ていると思いつつも、不思議なのがカゲロウの存在です。
たまに発見するなら偶然風に乗ってきたとも考えられますが、頻繁に見かけるのが理解できない。
このオオクママダラカゲロウは主に上流域の、流れの緩やかな場所に生息するとされる。
敷地の周りを農業用水が流れているが、この流れを穏やかと見ていいのか。
クロマダラカゲロウと似ているが、成虫の出現時期は5月下旬から6月ということなので区別しました。
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分類 カゲロウ目>マダラカゲロウ科>トウヨウマダラカゲロウ属
体長
時期 3月中旬~4月下旬
分布
撮影日 2013.04.20
カメラ SONY SLT-A55VL(α55)
レンズ シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG
2013年04月19日
・島田娘が現れました

中央アルプスの雪形「島田娘」が形を現し始めました。
雪解けがまだ不十分なのと、朝もやが掛かっていたので、まだ見頃ではありませんが春の訪れを実感させてくれます。
農事の目安として親しまれてきましたが、温暖化の影響もあって実際の農事との関連は薄くなっているように思えます。
島田娘は五月の下旬ごろまで形をとどめ、その頃には、左に「種まき爺」、右には「駒形」も現れます。
雪が解けて現れた山肌を情緒豊かに表現した昔の人は感性が高かったのですね。
2013年04月18日
・木の芽が美味しい

一般的には知られていないが、実はとても美味な山菜が木の芽です。
山菜の王様であるところのタラの芽も木の芽です。
天ぷらにしてコクがあるのが写真のクルミ。
まさにクルミの実の風味が備わってます。
私の一押しは柿の葉の天ぷら。
渋柿の葉は試したことがありませんが、甘柿の葉は絶品ですよ。