2007年05月14日
・浅川ダム、案と前提では大違い

治山や河川の研究者ら11人を聴取対象に委嘱し、今月末までに書面で計画案への考え方を提出してもらい、その後再度会議を開いて直接意見交換するとしている。
しかし、委員の選定に関して、県の土木部の認識を、信濃毎日新聞と毎日新聞では違った報道をしています。
信濃毎日新聞:
「ダムに賛成、反対ではなく、浅川に詳しい県内の専門家を選んだ」
毎日新聞:
「ダムを造るという前提で、安全性の議論をするために地域の特性をよく知る専門家を選んだ」
毎日新聞による『ダムを造るという前提』は大変に重要な発言のはずなのに、信濃毎日新聞では配慮が働き無視されている。
また、村井知事は定例記者会見で、中日新聞の取材に対して、
「原案に対しまして学識経験者の意見を聴取した上で、公聴会の開催等による住民意見の反映がある。」
と、住民の意見が反映されるとの認識を示しておきながら、
4月に原案が示されて5月18日から公聴会が始まり、それから案をまとめて、(長野)市長と小布施町長に説明し、またそれを示す。
目標では7月か8月ぐらいに認可を目指すと、意見を反映させるだけの期間が十分ではない。
との指摘に知事は、
十二分にいろいろなご見解に耳を傾けて判断に至った。(今後は)きちんと法に基づく手続きをとる。として、すでに十二分に意見には耳を傾けてきたから、後は法律に基づく手続きをこなすだけ、との本音を漏らしました。
土木部長が行ったとおりダム建設が前提で、追認してくれる専門家を選び、住民に意見を言わせるだけの公聴会をやり、諸手を挙げて褒め称える長野市長に説明する。
確かに、法律に定められた手順は踏むが、法律の主旨を無視している。
・阿部長野県知事が政治資金報告書に虚偽記載
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・長野県議にサンタの創庫 江口みつお
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Posted by komachan at 08:35│Comments(0)
│長野県政
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