2007年08月05日
・観光ガイドタクシーは勉強不足

タクシー乗務員のガイドで県内観光地をめぐる「さわやか信州観光ガイドタクシー」が創設され、県庁で二日、出発式がありました。
全県単位でのサービス導入で、村井仁知事は「旅行は団体から個人へとシフトしており(観光振興の)大きな柱となることを期待している」とあいさつしたという。
県タクシー協会によると、県外では京都や岐阜の飛騨高山などでタクシー乗務員がガイドを務めるサービスが実施されているが、全県単位での導入は全国初という。
それもそのはずで、民間事業であるタクシー業を自治体が支援する仕組みそのものの発想がおかしい。
観光ガイドタクシーは、全国のいたるところで営業されていて、タクシー事業者単位や旅行代理店が決め細やかなサービスを提供しています。
そこへ、税金をつぎ込んで村井知事が参入しようとする意図はどこにあるのでしょうか。
全県で観光ガイドタクシーが運転されるのは長野県が初めてだというのが売りのようですが、全県である必要性が感じられません。
観光スポットに重点をおいて、広く浅くよりも、ガイドに深みのある観光情報を持たせたほうが利用者の評判がよくなると思うからです。
同日夜のニュースで、観光ガイドタクシーの乗車体験リポートが放映されていましたが、ガイドに案内されて入った観光名所で基本的な質問にガイドである運転手が「知りません」と答えていました。
始まったばかりなので、ガイドの質が低いのは仕方がないとしても、案内する施設の基本的な知識を身につけておくのは当然だと思います。
観光ガイドタクシーは京都では修学旅行にも重宝されて、利用価値が高いといわれています。
うちの子供たちも、観光ガイドタクシーで名所旧跡めぐりを手伝ってもらい、思い出に残る写真をたくさん撮ってもらったことがあります。
県が主体となって一部業界に便宜を図るような今のやり方は、村井知事の利益団体優遇の一環ですが、本来なら各地の事業者の取り組みを充実させてから取りまとめる程度でよいと思います。
・阿部長野県知事が政治資金報告書に虚偽記載
・上田市から突きつけられた農薬空中散布中止
・無風の県議選は現職の圧勝
・長野県議にサンタの創庫 江口みつお
・連合長野は選挙で公務員を肥やす
・無意味な信州型事業仕分け
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Posted by komachan at 07:22│Comments(0)
│長野県政
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