2009年11月16日

・かん水を手作りした手打ちラーメン

明日は二女の誕生日で、手打ちラーメンを作る約束の日だ。

この日のために何度か無かん水のたまご麺を打ってみたが、評判はいいものの何となく物足りない。

オートバイで日本全国を旅して、毎日のように昼食にラーメンを食べていたので口が肥えてしまっているのが原因の一つだ。


かん水を身近で売っているところはないようなので無かん水で売っていたが、かん水を手作りできることを知ったので明日の「作品」はかん水+たまご麺に決定。

かん水の代用品として使うのは重曹。

重曹はとても弱いアルカリ性なのでそのままではかん水としての効果は期待できない。

しかし重曹(炭酸水素ナトリウム)の水溶液は65℃以上になると二酸化炭素の泡を出して、かん水の主成分である強アルカリ性の炭酸ナトリウムに化学変化する。

市販されているかん水は炭酸ナトリウムと炭酸カリウムを混合しているものが多いらしい。


今日のレシピは、
・小麦粉(ハルユタカ)470g
・水 150cc
・たまご 1個(50g)
・塩 大さじ一杯
・重曹 小さじ一杯
これで通常なら6人前の麺になる。

我が家の娘たちは大食漢なので、これで5人分では少ないが、明日はラーメン鍋の予定なので具材のボリュームでちょうど良くなるはず。


水150ccを沸騰させ、塩と重曹を入れたカップに注ぎ良く混ぜると、泡が出て重曹がかん水に化学変化する。

作った塩入りかん水を室温になるまでさます。(良くさましておかないと小麦粉が固まってしまう。)

塩入りかん水とたまごを混ぜる。

ボウルに小麦粉と塩入りかん水+たまごを入れ、箸で軽く混ぜる。

あとは通常の麺打ちの要領で、捏ねて、寝かせて、捏ねて、寝かせて、パスタマシンで伸して、麺切り。

ampia150(パスタマシン)のダイヤル5まで伸して、1.5mmのカッターで細麺に仕上げる。

冷蔵庫で一晩乾燥させると良いらしいが、他の食材のにおいを吸うのと、明日は気温が上がらず最高気温が10度を下回るので室温で乾燥させる。


明日の出来上がりが楽しみだ。


(当日:ラーメンの麺としてはなかなか良い出来だと思いましたよ)

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Posted by komachan at 21:25│Comments(0)一休み
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