2010年09月20日

・高温障害でコメが不作

今年のコメは凶作。

一般的には夏の高温で作柄は良い方向にあるようですが、うちの田んぼは大不作。

高温障害で早期異常出穂したためです。


早期に出穂すると、草丈が伸びていないのに穂が出てしまう。

稲刈りする前の田んぼは、一見すると麦畑のように稲穂だけが一面に広がっている。

異様な光景です。


草丈が短いので稲刈りも大変。

少しでも長く刈り取りたいから、旧型の一条刈バインダーだけを使います。

メイン機の二条刈りだと、数センチ短く刈り取ってしまうからです。


刈り取った稲は、40~50センチしかない。

ハザ掛けしても、ひっくり返ってしまいそうなほど短い。

脱穀できるのだろうかと、不安になります。


収量も平年の半分程度ではないかと見込まれます。

農業共済で金銭的には少しばかり補てんしてもらえるようですが、手取りのコメの量が少なくなることには変わりがない。

約一年分の備蓄があるからすぐには影響はありませんが、来年は絶対に失敗できません。

同じカテゴリー(百姓)の記事画像
・折れたカメムシ叩き
・水見半作
・大麦を脱穀
・布マルチの落水着土
・第10回身近な水環境の全国一斉調査
・干割れした田んぼ
同じカテゴリー(百姓)の記事
 ・田んぼが真っ白 (2014-05-19 18:53)
 ・折れたカメムシ叩き (2013-09-06 22:16)
 ・水見半作 (2013-08-09 20:57)
 ・大麦を脱穀 (2013-06-27 20:22)
 ・布マルチの落水着土 (2013-06-07 20:02)
 ・第10回身近な水環境の全国一斉調査 (2013-06-05 20:47)
Posted by komachan at 20:04│Comments(0)百姓
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。