2011年06月15日

・通学する子どもに殺虫剤を散布する駒ヶ根市

今朝は、ヘリコプターがバリバリと音を立てて飛び回っています。(画像はイメージ)
裏山の松林に殺虫剤を振り撒いている。
長野県内でも問題視されているマツクイムシの防除です。

ヘリコプターによる殺虫剤散布は、健康への被害があり危険だとして、県内でも医療機関が中心となって見直す機運が高まっています。
しかし、駒ヶ根市では、市民の健康は横において、「他でもやってるんだから、やめる理由はない」という、超無責任な見解で空中散布が続けられています。
アカマツの保護も大事だけれど、市民の健康を削ってまでやる必要があるのか、行政として真剣に検討するべき課題だと思います。

検討した結果、命よりも大事だとなれば選択せざるを得ない。
健康にまったく害はないと分れば安心して殺虫剤の中を散歩しよう。
ヘリコプターが飛び交う下を通学する子どもたちにも安心して深呼吸していいよと言えるようになる。

でも、製薬会社の言いなりになり、実験では安全性が確認されているという説明だけを鵜呑みにして続けている駒ヶ根市の行いは許されるものではない。
自分から考えることをせず、難しい課題は人任せにして、「みなさんがそう言うから、こうします」が口癖の杉本・駒ヶ根市長の怠慢はあまりにもひどい。
有人ヘリコプターから殺虫剤が降り注ぐ側を、児童生徒が通学している光景など、日本のほかの地域にあるのだろうか。

百歩譲って散布が不可欠だとするなら、飛行が可能なまでに空が明るくなったところで開始し、子どもたちが学校へ向かう時間までに余裕を持って完了させるべきだ。
少なくとも、風下が通学路になる気象条件では中止を選択する指導が伴ってしかるべき。
何事にもおざなりな駒ヶ根市では、こうした絶対条件ですら意識の外にある。

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Posted by komachan at 09:20│Comments(0)市政
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