2008年02月14日
・五輪特需のうまみが忘れられない

県庁所在地は、はるかかなたの長野市。
同じ長野県といっても全く親近感がありません。
今から10年前に、その長野市で開催されたのが長野冬季オリンピックです。
テレビは盛んに回顧番組を流し、新聞は特集記事を掲載しています。
そのほとんどが、オリンピックの華やかさを懐かしみ、選手の健闘を称える内容。
開催の歴史自体は、スポーツの歴史としてしっかり記憶に刻んでおいていただきたいのですが、五輪誘致がもたらした負の側面を忘れてはならない。
にもかかわらず、すっかり忘れたかのように、「またやりたい」と、とんでもないことを言っているのが長野市長。
長野市の鷲沢正一市長は12日の定例会見で、長野で五輪を再開催する可能性について「長野五輪に対する国際オリンピック委員会(IOC)委員の評価は非常に高かった。可能性は十分ある」と言及した。
鷲沢市長は、再開催を求める声が寄せられているとし、1972年の札幌五輪から98年の長野五輪まで26年経過したことなどを指摘。「(長野五輪から)20年過ぎたぐらいで話が生まれてくれば可能性は十分あると思う」と述べた。
また、長野五輪から10周年を迎えたことについて「(開催して)よかった。いろんな負担や難しい問題はあるが、後悔する理由は何もない」と語った。産経新聞
再開催を求めている声とは自分の会社の利益を代弁しているだけだということは、あらためて言うまでもない。
五輪帳簿を償却した犯罪者や、それによって罪を逃れられた関係者が多くいるにもかかわらず「後悔する理由は何もない」。
しかし、世の流れは長野五輪は過去の遺物として意識が薄らいでいます。
長野オリンピック記念館廃止がその象徴。
逆に言うと、関心が薄らいで来たのを幸いに、コンクリート多消費型事業の目玉として、もう一度五輪を利用しても咎められないと思ったのかもしれません。
長野市長さんの会社は10年前に相当儲かったんでしょうね。
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Posted by komachan at 09:54│Comments(0)
│長野県政
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