2014年05月19日
・田んぼが真っ白
2013年09月06日
・折れたカメムシ叩き

短くなってしまったからバランスを取り直すためにヘッドを小さく、手元も細く加工する。
これまでよりも振り下ろすスピードが速くなったような気がします。
大豆の鞘が太ってくると、どこからともなく増えてくるのがカメムシ。
カエルやカマキリと連携しながら繁殖を抑えられるかどうかで収穫の可否が決まる。
今年は勝てそうな気がするんだが。
2013年08月09日
・水見半作

『間断灌がい』という田んぼへの水の供給方法です。
田んぼの稲は水に浸かっているのが当たり前と思われがちで、農家でもそう信じている人もいる。
しかし、最近の研究で、稲は水に浸かったままよりも、浸かっていない環境の方が根が張ることがわかっている。
だから、水を張ったり、止めたりを繰り返して、水を供給しつつ根の張りを促進する。
また、水を張ったままの田んぼは土が柔らかくて稲が倒れやすいので、干して土を固める役割も担っている。
一方で、この時期の稲は水をたくさん要求する。
どの程度水を張り、どこで止めるか、百姓の腕の見せ所です。
2013年06月27日
・大麦を脱穀


麦茶の種にしようと栽培した大麦が乾燥を終えたので脱穀しました。
昨年、車庫の脇に一粒の種が飛来して、芽が出て、穂をつけて、それを種にした今年の収穫は1400グラム。
無肥料で栽培したのに30倍以上になりました。
一年に消費する麦茶の量は3キログラム程度なので、種は100グラムもあれば十分だということがわかりました。
残りはこの夏の麦茶にしたいなと思います。
自家製麦茶・・・、楽しみだなぁ(^_^)
2013年06月07日
・布マルチの落水着土

6月7日。
布マルチ敷設から20日経過。
全面で第三葉を確認。
田の水を抜いて、浮かせていた布マルチシートを土壌に密着させる段階に入る。
水耕栽培で育ててきた苗を土に植えることになるので、一般的な田植えに相当します。
しかし、根を土に挿し込む田植えと異なり、綿に挟まれた状態で土の上に載るだけなので、そのままでは根が張っても浮いた状態になって倒伏しやすい。
根を土に密着させる技が、布マルチ農法を実践する各農家の腕の見せ所です。
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各積算値
・気温 389℃(477℃)
・有効温量 193℃(187℃)
・日照時間 145時間(217時間)
・日射量 450MJ(649MJ)
※()内は昨年の実績。
撮影日 2013.06.07

布マルチを地面に密着させ、根を土壌に押し付ける道具。
本来の用途は種蒔き機ですが、後輪の転圧ローラーだけを利用します。
(前輪の棒を撮影のための支え)
これを押しながら布マルチシートの上を何度も往復します。
総歩行距離は5キロメートル!
何とも地道な作業です。
さらに。転圧するタイミングが難しい。
地面は締まるが、布マルチシートは湿った状態でなければうまくいきません。
田んぼから水を抜いて、その日の天気、気温、風の状態をみてベストのタイミングで作業します。
全面を一斉にできるわけではなく、ぬかるんでいるところや、布マルチシートが水浸しのところはもう少し乾くまで待つ。
米の収穫量に大きく影響する「第二の難関」です。
2013年06月05日
・第10回身近な水環境の全国一斉調査

今朝は「身近な水環境の全国一斉調査」に参加しました。
といっても、検査キットが送られてきているので、一人で田んぼの脇の水路や近くの川で水質を計るだけですが。
測定項目はCODのみなので誰にでも簡単にできます。
CODは河川水中の有機物量のめやすになります。
結果は川が3mg/L、水路が4mg/Lでした。
川の値は鮭や鮎が生息できる限度で高度の処理で水道水に使える水質です。
水路は鯉やフナが生育でき水田に使える水質です。
自分の田んぼに引き入れている水の水質を知ることができるのも、この一斉調査に参加するメリットがあります。
米つくりをしているが水質が不明という方は、来年には参加してみてはいかがでしょう。
身近な水環境の全国一斉調査
http://www.japan-mizumap.org/
2013年05月09日
・干割れした田んぼ

水不足で干上がった田んぼ・・・、ではありません。
布マルチ水稲栽培に特有の、代掻きして干している田んぼです。
トロトロに代掻きした田んぼをカチカチに固めるのは、この上を歩いて作業するためです。
ロール状に巻かれた布マルチシートを敷き詰める作業は、ぬかるんだ田んぼでは不可能だからです。
今年は天気が良すぎて、想定よりも早めに干上がってしまった。
布マルチシートの敷設予定日まで9日もあるから、さらに干上がるだろうな。
窒素分が抜けてしまわないか心配です。
2013年04月30日
・代掻き

今日は天気が良かったので代掻きしました。
自然と離れて暮らしている人たちにとって天気がいいとは晴天のことを意味すると思いますが、百姓にとって天気がいいというのは暦や生活に都合がいいことを意味します。
雨降りだから田んぼに水を張って代を掻くには好都合でした。
うちの米つくりは「水稲布マルチ」という特別栽培なので、田んぼの表面を可能な限り水平にする必要があります。
凹凸の誤差を3センチ以内にするのが目標です。
今年はうまくいきました。
深くしっかりと代掻きしたので漏水も少なそうだし。
例年よりも二週間遅らせて田植え(布マルチシートの敷設)を予定しています。
種もみに早稲を採用したからです。
それまでに田んぼを干して、表面をカチカチにしておきます。
2013年04月15日
・2013年の米つくり開始

田んぼの百姓仕事を開始。
本日は元肥を入れました。
軽トラック一台に満載した鶏糞を全面に散布しました。
近所の養鶏場から軽トラ一車あたり1500円という破格値で分けていただいています。
ホームセンターで売られている袋詰めの鶏糞の五分の一程度と、かなりお得です、
窒素含有量は2.2%ということなので、約15kgの窒素が含まれていることになります。
さらに若干の追肥を加えることで600kgほどの米ができます。
2012年07月23日
・トウモロコシ泥棒はハクビシン?

昨年は下部にトタン板、上部に防獣網の構成でしたが設置に手間が掛かるので、今年は防獣網単独にしました。
ただし、狸は土を掘って潜り込むので、周囲に深さ20センチの空掘りをめぐらして、網の下端を挿し込み、埋め戻してあります。
これだと狸には有効ですが、ハクビシンが乗り越える可能性があります。
ハクビシン対策には、もう一重高さを変えて網を張り巡らします。
たまたまですが、網の長さが二周分ありました。
これで防げるかな・・・。