2009年04月30日
・新型インフルエンザと自民党ウィルス

冷静にかつ迅速な判断と対応が求められてくると思います。
こうなると、解散総選挙はないですね。
このまま豚由来の新型インフルエンザの猛威が広がれば、衆院の任期満了の9月には世界的な大流行に拡大している危機も考えられる。
選挙どころではない、という状態がすぐそこまで来ている。
しかし、自民党の選挙対策は、空前のバラ蒔きに手を休める様子が見えません。
休日の高速道路値下げで国民を喜ばせる奇術は今のところ成功しているようです。
ETCを装着しない大半の車が不公平になっても、地球温暖化防止に悪影響を及ぼしても、国民の意識に「自民党は好いことをしてくれる」と植えつけるためなら善悪はいとわない。
先日は、高速道路の新規着工も発表されました。
国の借金が大変なことになっているから作れないはずだったのに、どこからか金のなる木を見つけてきたというのだろうか。
国民の借金が増えても自民党の借金ではないので、これが金のなる木として麻生総理の目には写っているようです。
自民党の戦術は、国民を喜ばせて政権を維持することに成功すれば、後は得意のごまかし術で乗り切るというものです。
おめでたい日本国民は、喜んで自民党の催眠術にかかってしまう。
かつて、長野県で鳴り止まぬ目覚まし時計を強引に止めた有力者がいる。
田中康夫と八十二頭取の関係は、県民の多くが知るところだ。
しかし、こういう自己都合で動く有力者たちは、本当に必要な目覚まし時計は動かないように必死に抑えたままだ。
自民党の催眠術から日本国民を覚醒させるために、彼らは動こうとしない。
鳴っていた目覚まし時計を止めるが、止まった目覚ましはそのままの方が自分たち「有力者」は都合が良いからだろう。
新型インフルエンザの猛威の影に隠れているが、自民党というウィルスも選挙間近で着実に感染が広がっている。
2009年04月29日
・最高裁が体罰を教育的指導と認定

特に、子供の体に触れる行為は、すぐさま「体罰だ!」とされて、モンスターペアレントによって犯罪者に仕立て上げられてしまうことがある。
そんな現状に待ったを掛けたのが、28日の最高裁判所の判断。
小学校2年の時の「体罰」をめぐって熊本県天草市の男子生徒(14)が同市に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷は28日、「体罰」があったと認定して市に賠償を命じた一、二審判決を破棄し、生徒の請求を棄却した。
第三小法廷は、臨時講師が注意を聞かない生徒の胸をつかんで体を壁に押し当てて怒ったことを「許される教育的指導の範囲を逸脱せず、体罰にはあたらない」と判断した。
判決によると、生徒は小2だった02年、休み時間中に廊下で友達と一緒に通りかかった女児をけり、さらに、注意した講師の尻をけった。
講師は追いかけて捕まえ、洋服をつかんで壁に押しつけ、「もう、すんなよ」としかった。
悪いのは生徒の方ですね。
ところが、生徒は講師から怒られた後に食欲が低下するなどして通学できず、03年2月に病院で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
その後、回復して元気に学校に通うようになったが、生徒の母親は学校側の説明に納得せず、学校や市教育委員会に極めて激しく抗議を続け、05年に提訴に踏み切った。
典型的なモンスターペアレントだ。
一審と二審は講師の行為が体罰に当たるとし、市が「教育的指導の範囲内だ」として上告していた。
悪ガキにげんこつの一つもできない教育現場の閉塞感は、子供たちを歪めていると思います。
過度な暴力は戒められるべきだが、「身にしみる指導」のすべてを体罰として処罰していたこれまでの流れは見直すべきだ。
子供はほめて育てるものだから、身体へ及ぶ行為そのものが不要とする考え方がある。
それができる人はそうすればいいが、できない人にも押し付けるのは行き過ぎだ。
嫌いだが好例なのが、アントニオ猪木のビンタだろう。
猪木にひっぱたかれても刑事告訴した人は一人もいない。
体罰をされる側が受け入れれば行為としては傷害であっても暴力ではなくなる。(※末尾の事件のようなものは論外)
体罰を敵視する親は、我が家の教育方針を先生に伝えておくべきだろう。
その上で、先生の指導を素直に受け入れられる子育てをしておくべきだ。
教師の指導に従わない子供を学校に送り込んでおきながら、きつい指導に体罰だと抗議するのは本末転倒だからだ。
のびのびとした子育てと放任を履き違えている。
小学校の家庭訪問が一段落したところですが、訪問される先生にかならず告げる一言がある。
「うちの子には、遠慮なく『ゲンコツ』してくれていいですよ」
先生の顔が、ニコッと微笑む。
◇ ◇
くれぐれも、こういう悪質な体罰と混同して論議されないことを願います。
【西淀川女児遺棄】 聖香さんはなぜ死ななくてはならかったのか
2009年04月28日
・山菜に囲まれて

食欲の秋といいますが、個人的には春の山菜の方が楽しみです。
わざわざ山まで出かけなくても家の周りを見渡しただけで、かなりの種類が採れる。
春の山菜の王者といえば「たらの芽」
敷地の一角に勝手に芽を出したものを、少しずつ定植していたら背丈よりも伸びて、かなりの量が収穫できるまでに立派に育ちました。
次に、山ウドの芽。
たらの芽に負けず劣らず癖がなくてうまい。
変り種は、柿(かき)の葉、榎(えのき)の葉。
何がうまいのかと、手当たり次第に庭の木の新芽を天ぷらにして食べてみたところ、この二種は抜きん出てうまい!
後で知ったが、カテ飯の具材として昔から食されていたようです。
※かて飯, かて(糅)とは米の節約のため、量を増やすものとして混ぜてたく具のことで、あわのほか、麦やひえなどの雑穀や野草、いも、だいこんなどを混ぜて炊いたもの。
天ぷらにしてうまいのは他にも、蕗(ふき)の葉、桑(くわ)の葉、槿(むくげ)の葉。胡桃(くるみ)の新芽は甘くて渋い。
ニセアカシアの花も天ぷらにすると美味だそうだが、特定外来種として駆除する対象なのでなんとなく手が出せないでいる。
ノビルは、松前漬けやキムチに。
ヨモギは団子。
今日は日本タンポポと西洋タンポポを食べ比べてみようと思う。
2009年04月27日
・信毎のゴミ処理記事はグッドジョブ

自民党の要職を担う現在では、自民党政権の支援に寄与しようと保守的な姿勢が目立つ。
田中前知事を必死になって引き摺り下ろし、村井知事を誕生させた後には県民の無関心を引き出す。
総論では小坂一族の思いのままに動いている。
しかし、個々の記者が書く記事には、キラリと光るものもある。
紙面全体の流れは小坂社主の偏見に基づくが、記者のすべてが染まっているわけではないようだ。
本日27日朝刊の「進まぬごみ処理広域化」はグッドジョブだ。
ごみ焼却場を集約して大型化する国の方針通りに、地域が対応できていない現状をしっかりとルポしている。
焼却場から発生するダイオキシンを極限まで低減させるために、過剰なまでの大型化が目指された。
有害物質が減るのはいいことだが、必要とされるレベルをかなり超越した過度で性急な対策は、はっきり言って拙速だった。
さらに、経済成長は右肩上がりで続き、ゴミは増え続けるとされた計画の根幹が間違いだったことは明らかだ。
国の計画の背後に、高温焼却炉に事業転換を見据えた鉄鋼大手の姿が見え隠れしている。
純粋な環境施策としてごみ焼却場の集約化、大型化が進められたのではないことは知る人ぞ知る。
ゴミ処理を本当に重要な環境課題として取り組むならば、集約して大型化するのは見直すべきだ。
地球温暖化対策の自然エネルギーを例にとって見れば分かりやすいが、太陽光発電のようにエネルギー需要のある場所で需要に応じて発電する分散型が求められている。
集約化することで搬送のエネルギーロスが問題となるからだ。
ゴミ処理の対象地域を広域化すると、ゴミを積載したトラックが長距離移動を強いられる。
二酸化炭素の排出の多くを占める運輸部門の削減が阻害されてしまう。
焼却施設の性質上、ある程度の集約は必要だとしても、集約化のメリットと広域化することで生じるデメリットのバランスを考慮して対象地域を見直すことが求められる。
不幸中の幸いで、駒ヶ根を含む上伊那広域連合のごみ焼却施設は、用地選定で足踏み状態が続いている。
非科学的な用地選定の手順に候補地の住民が納得しないからだ。
用地選定に向けられた努力は認めるが、求められたのは努力ではなく説得力だったことに行政の担当者は気がついていなかった。
施設規模も当初の計画と現状および将来予測は大きな食い違いを発生させてしまっている。
用地決定に足踏み状態が続いている今、並行して最新の知見を加味した見直しの検討を事務局レベルで進めるべきだと思う。
こういう基礎的な研究は、性急に住民に公開すると無用な混乱を生じるが、既存計画の方向修正を機敏に判断できる基礎資料としてとても重要だ。
2009年04月26日
・ずたぼろの長野県に無関心な県民

村井知事は、自分を選んだ長野県民のレベルの低さを十分に認識していて、派手にやらなければ何をやっても県民には分からないと見極めしているようです。
ここ数日に報道された重大な問題に、多くの長野県民が無関心なのが村井知事の認識を裏付けてしまっています。
特にひどいのが、長野県庁からの天下り。
県の発表によると、2008年度に退職した課長級以上の職員で再就職した83人のうち、再就職先が県の外郭団体だったのは35人(42・2%)で、再就職先の公表を始めた01年度以降で最多となった。
県の事業に入札資格がある建設関係企業への再就職も前年度の1社から5社に増加している。
県人事課によると、再就職者数は前年度より14人増加で、このうち県の紹介による再就職者は58人で、全体の7割を占める。
外郭団体への再就職は前年度より16人の大幅増。35人のうち、県建築住宅センターに再就職した2人を除く33人が県の紹介だったという。
長野県は官製の天下り天国と化してしまった。
県の職員組合が知事選で村井仁を応援した見返りが、あからさまにご褒美として与えられている。
悪質といえば極め付けが浅川ダムだ。
長野県知事選挙に村井仁が出馬するに当たって、選挙資金として西松建設がダム建設の受注を前提に一億円の裏金を提供している。
そのダムは、専門家からも不要といわれながら着々と建設に向けて多額の予算が組まれている。
国政を揺るがす裏金疑惑で西松建設が危なくなった今、同社存続にとって穴あきダムは救世主だ。
村井知事は、西松建設との体制を維持し続けなければ、自分の犯してきた罪が漏れ出してしまうことに危機感をいただいているはず。
浅川ダムの治水の役割は建前に過ぎず、本音は西松建設を維持することで裏金疑惑に端を発する自らの過去が暴かれるのを防ぐことにある。
村井仁という悪徳政治家の保身のために、長野県民は数百億の無駄な事業を黙認している。
なんともおめでたい県民である。
これを実にうまくコントロールしているのが信濃毎日新聞であり、その背後で小坂一族が操っている。
諸悪の根源を断つには、政界から小坂の影を排除するのが最も効果的だ。
2009年04月25日
・駒ヶ根文化センターの横領は無罪

しかし、容疑者は刑事告訴されません。
理由は、「全額弁済したから」。
泥棒しても返せば無罪放免されるのが駒ヶ根市の考え方だということになると、万引きで困っている小売店はどうすればいいんでしょうか。
事件は、駒ケ根総合文化センターを管理運営する財団法人駒ケ根市文化財団で起こりました。
財団の経理担当の女性職員(32)がチケットの売上代金など公金約40万8000円を着服していた。
同財団では、「本人が深く反省し、全額を返済している」として刑事告訴はせず、懲戒解雇とする方針をしめした。
さらに直属の上司で、市から出向していた当時の事務局長と事務局次長のみを減給10分の1、1カ月の処分とした。
日本は法治国家で、行政には司法判断の権限はない。
地方自治法第一条において、自治体は”1_司法に関する事務、2_刑罰及び国の懲戒に関する事務”を処理することができないとなっている。
さらに、公金着服は[刑法]第253条-【業務上横領】(十年以下の懲役)に当たる"犯罪"ですから、刑事訴訟法の第239条【告発】(※1)に則って告発し、刑罰(※2)を司法に委ねなければなりません。
(※1):官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。
(※2):国家が何らかの犯罪をした者に科する制裁である
今回の財団法人駒ケ根市文化財団の判断は、刑事訴訟法に抵触する行為です。
告発の意義は、検察によって裁判所へは起訴されずに起訴猶予扱いとして処理したとしても、法的に前歴として犯歴管理をしっかりできることにあります。
同財団の副理事長を市の教育長、常務理事を教育次長が務めていることからして、公的責任を負う組織としての責務があります。
犯罪に対して、日本の法律を無視した越権行為を同財団は犯したことになる。
直属の上司を懲戒処分するものの、理事長以下の幹部役員にはお咎めなしで、身勝手な判断も見苦しい。
今後、文化センターで窃盗事件が発生しても、ばれたら返すということで逮捕や起訴には及ばないということでいいのかな。
スーパーや書店では、万引き(すなわち窃盗)に対して、初犯であっても即座に警察に引き渡すなどの厳しい措置が取られている。
駒ヶ根市が実質的な理事者である公益団体が、今回のように行政権を超越した違法判断を示したことで、市民の治安に対する考え方にすくなからず影響を与える可能性がある。
スーパーで万引き犯が捕まったとしよう、その時「中原教育長に連絡してくれ。駒ヶ根は返せば許してくれるはずだ」と訴えられて何と応える?
刑事訴訟法第214条には万引きの容疑者を逮捕したら、
検察官、検察事務官及び司法警察職員以外の者は、現行犯人を逮捕したときは、直ちにこれを地方検察庁若しくは区検察庁の検察官または司法警察職員に引き渡さなければならない。と規定されている。
深酒で裸になって騒いだ草彅剛は、送検された。
40万円の横領が、公園で騒ぐ酔っ払いよりも扱いが軽いなんておかしいと思いませんか。
2009年04月24日
・草彅剛の公然わいせつは過剰報道

裸になって騒いだことは確かによくない行いではあるが、NHKがトップニュースで扱うほどのものでもないだろうと思う。
今回の事件は、犯した罪は軽いが、その社会的な影響が甚大という意味で、捉え方が難しい。
酒に酔って暴れて警察のご厄介になる。
経験はないが、日本全国で探せば毎夜のごとくあちこちで見られる光景ではないだろうか。
手に余る酔っ払いを「犯罪者」として検挙していては、忙しい警察も大変だろう。
法に触れる行為であっても、一般人なら新聞の片隅にさえ取り上げられないはずだ。
芸能人の愚行がたまにあっても、週刊誌で取り上げられ、ワイドショーであーだこーだと言われるのがせいぜいで、一般紙が取り上げたとしても社会面の小さな記事だろう。
ところが、草彅剛容疑者は全マスコミがこぞって報道し、ほとんどがトップニュース扱い。
大企業のCMキャラクターだったり、映画やテレビ番組の主演など活動範囲が多岐にわたり、その存在も大きかったことが事件の大きさとは無縁に影響が拡大している。
これに便乗して、総務省の鳩山大臣(地デジ命)がこのときとばかりにパフォーマンスを演じて、そうとうひんしゅくを買っているようです。
目立ちたがりのバカ丸出し大臣だ。
あほう総理とおバカ大臣の組み合わせは、いかにも今の自民党らしい。
草彅剛はバカなことをやってマスコミに徹底的に叩かれるが、こちら(自民)のバカはますます偉そうに振舞う。
どちらのバカが性質(たち)が悪いかといえば、自分の好き勝手に権力を振り回す鳩の方だと思う。
麻薬を疑って家宅捜索した警視庁の勇み足が批判されないのが不思議でならない。
草彅は、もう十分に報道されたと思うから、「公園で暴れるまでの足取りなど、今後の捜査に注目」なんてのはいらないんじゃないかな。" >
SMAPの草彅剛が公然わいせつで逮捕された事件が大事に発展しているようです。
裸になって騒いだことは確かによくない行いではあるが、NHKがトップニュースで扱うほどのものでもないだろうと思う。
今回の事件は、犯した罪は軽いが、その社会的な影響が甚大という意味で、捉え方が難しい。
酒に酔って暴れて警察のご厄介になる。
経験はないが、日本全国で探せば毎夜のごとくあちこちで見られる光景ではないだろうか。
手に余る酔っ払いを「犯罪者」として検挙していては、忙しい警察も大変だろう。
法に触れる行為であっても、一般人なら新聞の片隅にさえ取り上げられないはずだ。
芸能人の愚行がたまにあっても、週刊誌で取り上げられ、ワイドショーであーだこーだと言われるのがせいぜいで、一般紙が取り上げたとしても社会面の小さな記事だろう。
ところが、草彅剛容疑者は全マスコミがこぞって報道し、ほとんどがトップニュース扱い。
大企業のCMキャラクターだったり、映画やテレビ番組の主演など活動範囲が多岐にわたり、その存在も大きかったことが事件の大きさとは無縁に影響が拡大している。
これに便乗して、総務省の鳩山大臣(地デジ命)がこのときとばかりにパフォーマンスを演じて、そうとうひんしゅくを買っているようです。
目立ちたがりのバカ丸出し大臣だ。
あほう総理とおバカ大臣の組み合わせは、いかにも今の自民党らしい。
草彅剛はバカなことをやってマスコミに徹底的に叩かれるが、こちら(自民)のバカはますます偉そうに振舞う。
どちらのバカが性質(たち)が悪いかといえば、自分の好き勝手に権力を振り回す鳩の方だと思う。
麻薬を疑って家宅捜索した警視庁の勇み足が批判されないのが不思議でならない。
草彅は、もう十分に報道されたと思うから、「公園で暴れるまでの足取りなど、今後の捜査に注目」なんてのはいらないんじゃないかな。
2009年04月23日
・筍、竹の子、たけのこ、タケノコ!

昨日、近所の竹林で採らせてもらいました。
日当りの良い通路に、にょきっと顔を出したお邪魔な筍を採っていってくれと頼まれました。
もちろん二つ返事で「はいっ!」です。
真竹です。
もうしばらくすると孟宗竹の筍にも、お目にかかれるようです。
近所でも、竹林が竹やぶになってしまい、始末に困っているところが少なくない。
立派な竹に成長してしまうと伐るのも大変だし、処分はさらに困る。
それなら筍のうちに採ってしまえば簡単だし、処分は腹に収めるだけだから困るどころか大助かり。
我が家の竹は、昨年移植したばかりなので筍を食用にまわす余力はないと思われる。
自前の竹ならびに筍が使い物になるまでは、せっせと近所の竹やぶの解消に力添えしたいと思います。
2009年04月22日
・犬の糞は埋めずに持ち帰る

まさか、そのままって人はいませんよね。
かと言って、「移植こてを持ち歩いてちゃんと埋めてます!」と胸を張ってもらっても困る。
伊那市では、飼い主のマナーとして、犬のふんの持ち帰りを徹底してもらおうと18日に啓発活動が行われました。
狂犬病予防注射の会場で、市の環境保全協力員が「犬のふんは飼い主の責任で持ち帰りましょう」と書かれたチラシを配ったという。
道路に面した田んぼのあぜに、毎日のように犬の糞を埋めていく人がいました。
個人的に注意してもいいんですが、「それはあなたの考え方でしょ。私は違う!」と逆切れされても困るので、市の職員に相談して「糞は埋めずに持ち帰るのが市民のマナー」という見解を駒ヶ根では示してもらうことにしてもらいました。
こうしておけば「個人の見解」ではなくて、「地域の常識」になるから逆切れされることもない。
問題は、マナーを知らない飼い主にどうやって伝えるかだ。
「糞は土に埋めれば肥料になるから良いことをしている」と思い込んでいる人が多いだろう。
確かに言われるとおりですが、ちょっと考えて欲しいのは飼い主や犬が気持ちよく散歩できるのは、道路際の草をせっせと刈り払っている近所の農家がいるからだということ。
刈り払い機(草刈り機)で道路端の草を刈っていると、時にとってもいやな目に遭う。
刃先が土に触れたとき、運悪く糞が埋められていると、巻き上げてこちらに襲い掛かってくる。
古びたものならまだしも、新鮮なものだと・・・。
うちの田んぼの道路端に、いつも糞を埋めているご夫人には、思い切って声を掛けました。
草を刈り払うときに起こる悲劇も。
翌日から、ビニール袋を手に散歩する姿に変わりました。
知っていれば当たり前のマナーでも、知らなければやろうとしない。
伊那市のマナー啓発の動きは、周辺自治体もまねしてもらいたい。
もし、すでにやっているなら、もっと効果を向上させて欲しい。
ペットを散歩させる飼い主も、草刈をして散歩しやすい道にしている農家の方も、どちらも気持ちいい関係をつくるには、ちょっとした知恵が必要です。
住民に知恵を授けるのも、行政の役割の一つだと思います。
2009年04月21日
・連合長野が村井知事への対応調査

佐久市長選挙では、田中前知事と対峙した柳田候補が考えを改めたということで田中支援者たちの支援を受けて当選した。
中川村では、自民党の県議連中が全力を投じて自民党の傀儡村長の実現を目指したが頓挫した。
飯田市では、民主党推薦、連合が支援した候補が当選こそしたものの下位に甘んじた。
上記の二つのケースは良い方向性を示しているといえるが、三番面は問題を残した。
民主党と連合の関係は、長野五区ではギクシャクしている。
そもそもの発端は、小沢民主党代表が推した田中康夫と自民党の村井仁が戦った知事選挙で、連合が村井を推薦したことにある。
内部の人たちの頭の構造からすれば、こういった主義主張を捨て去った利益になびく対応がとれるのだろうが、一般常識からすればありえない。
連合は民主党の支持母体であり、県職員をはじめとした労働者の権利を主張するための組織だから、支配階級にあるバリバリの自民党知事を連合が推薦することなど、想像すらできないはずだ。
しかし、長野県ではありえないことが、すんなりと行われている。
これをおかしいと批判されて逆切れした連合長野のほうに非があるのは明白だ。
ここ「駒ヶ根に想う」と連合の関係はかなり悪い。
駒ヶ根市長選挙で、市職員労組と中原後継候補が裏で待遇などの利益供与で手を結んだ事実をすっぱ抜いてしまったからだ。
実際に公職選挙法違反の容疑で警察が内偵に動いたのだから、市職労は言い逃れができない。
しかし、このことを根に持って市職労を傘下とする連合からは「駒ヶ根に想う」が逆恨みされている。
さて、その連合長野が組合員3000人を対象にした労働組合や県政に関する意識調査を実施している。
連合の活動への評価や、力を入れるべき取り組みなどをまとめ、今後の活動に反映する狙いという。
来夏の知事選への対応を視野に入れ、村井知事を支持するかどうかを聞く設問もある。
5月13日には、民主党の小沢代表が飯田市に入る。
その最中に連合長野で行われる意識調査だから、結果は重大な意味を持つ。
前回と同様に自民党知事と手を携えて職員の利権を得るのか、心を入れ替えて長野県全体の労働者の権利のために正義を貫くのか、県民からは鋭い眼差しが注がれている。