2011年04月02日
・新しい地方選挙スタイル
志と、議員の資質があれば誰でも市議会議員に立候補できる環境を整えるためには、高いハードルがあります。
一般的な議員選挙で常套手段とされる選挙戦術は、どれも大金が必要なものばかりです。
事前活動
・街頭にポスターを散りばめる
・広報ビラをばら撒く
・多勢を動員した集会を開催する
・広い駐車場を完備した選挙事務所を賃借する
選挙期間
・街宣車と伴走車を連ねてウグイス嬢を使って候補者名を連呼する
・全域に電話を掛けまくる
・大量のハガキを送付する
・出陣式、総決起集会を大規模に派手に演出する
・広告代理店に依頼して新聞広告を出す
すべて公職選挙法で認められた選挙(政治)活動なので多額の選挙資金を用意できる候補者にとっては変える必要を感じていないでしょう。
また、政党の全面的支援を受ける候補者も税金から資金が流れ込むし、政党の看板で献金が集まるので、金にものを言わせる選挙で相手を圧倒することが有効な選挙戦術になります。
地道な市民活動やミニ集会、ネットを使った情報発信などでは、実際の選挙を勝ち抜くのは厳しいのが現状です。
一般庶民が立候補しようと思っても、これらの代替策は持ち得ないことがほとんどだと思います。
現状では、3バン(地盤、看板、カバン)を持っていなければ絶対的に不利な状況にあります。
今のままでは旧態依然とした地方議会を変えることは難しいので、選挙のあり方を抜本的に変えることを提案していかなくてはなりません。
地方議会を劇的に変えるための地方選挙のあり方について提案していきます。
まず第一に、公的広報の充実です。
現状は、選挙期間中に配布される『選挙公報』が唯一、公的に認められています。
これに加えて、あらゆる機会に市民(有権者)が候補者からのメッセージを受け取ることができる環境を整備したいですね。
一例として、役所や公民館に専用のパソコンとモニターを設置し、候補者の動画を映します。垂れ流しではなく選択できる画面が用意されていると効率がいい。
フリーがよいか、インタビュー形式で決められた設問に答えるのがいいか、スタイルはいろいろと考えられます。
必要なことは、誰でも、いつでも、どこでも、知りたいときに手軽に候補者を知ることができるような環境整備です。
駒ヶ根市には半ば公設のケーブルテレビ放送があるので、ほぼ常時、候補者の映像を流し続けることができます。
選挙公報と同時に候補者メッセージの放送番組表を各家庭に配布して、関心を持った候補者の顔と声をテレビを通じて確認することができます。
有線放送を使って告知すれば、さらに利用者が増えます。
知事や国政選挙になると『政見放送』がありますが、非常に堅苦しく、候補者もいつもの姿を見せられないし、有権者の視聴率も高くありません。
地方議員にも政見放送があってもいいんじゃないでしょうか。
少なくともローカルのケーブルテレビが存在する自治体は、すぐにでも取り入れられるはずです。
**本日の発電量 39.8kwh
-第一発電所 17.3kwh
-第二発電所 22.4kwh
一般的な議員選挙で常套手段とされる選挙戦術は、どれも大金が必要なものばかりです。
事前活動
・街頭にポスターを散りばめる
・広報ビラをばら撒く
・多勢を動員した集会を開催する
・広い駐車場を完備した選挙事務所を賃借する
選挙期間
・街宣車と伴走車を連ねてウグイス嬢を使って候補者名を連呼する
・全域に電話を掛けまくる
・大量のハガキを送付する
・出陣式、総決起集会を大規模に派手に演出する
・広告代理店に依頼して新聞広告を出す
すべて公職選挙法で認められた選挙(政治)活動なので多額の選挙資金を用意できる候補者にとっては変える必要を感じていないでしょう。
また、政党の全面的支援を受ける候補者も税金から資金が流れ込むし、政党の看板で献金が集まるので、金にものを言わせる選挙で相手を圧倒することが有効な選挙戦術になります。
地道な市民活動やミニ集会、ネットを使った情報発信などでは、実際の選挙を勝ち抜くのは厳しいのが現状です。
一般庶民が立候補しようと思っても、これらの代替策は持ち得ないことがほとんどだと思います。
現状では、3バン(地盤、看板、カバン)を持っていなければ絶対的に不利な状況にあります。
今のままでは旧態依然とした地方議会を変えることは難しいので、選挙のあり方を抜本的に変えることを提案していかなくてはなりません。
地方議会を劇的に変えるための地方選挙のあり方について提案していきます。
まず第一に、公的広報の充実です。
現状は、選挙期間中に配布される『選挙公報』が唯一、公的に認められています。
これに加えて、あらゆる機会に市民(有権者)が候補者からのメッセージを受け取ることができる環境を整備したいですね。
一例として、役所や公民館に専用のパソコンとモニターを設置し、候補者の動画を映します。垂れ流しではなく選択できる画面が用意されていると効率がいい。
フリーがよいか、インタビュー形式で決められた設問に答えるのがいいか、スタイルはいろいろと考えられます。
必要なことは、誰でも、いつでも、どこでも、知りたいときに手軽に候補者を知ることができるような環境整備です。
駒ヶ根市には半ば公設のケーブルテレビ放送があるので、ほぼ常時、候補者の映像を流し続けることができます。
選挙公報と同時に候補者メッセージの放送番組表を各家庭に配布して、関心を持った候補者の顔と声をテレビを通じて確認することができます。
有線放送を使って告知すれば、さらに利用者が増えます。
知事や国政選挙になると『政見放送』がありますが、非常に堅苦しく、候補者もいつもの姿を見せられないし、有権者の視聴率も高くありません。
地方議員にも政見放送があってもいいんじゃないでしょうか。
少なくともローカルのケーブルテレビが存在する自治体は、すぐにでも取り入れられるはずです。
**本日の発電量 39.8kwh
-第一発電所 17.3kwh
-第二発電所 22.4kwh
2011年04月02日
・市議会議員選挙の手続き 立候補受付前
駒ヶ根市議選の期間中は、ブログの更新ができません。
これまでに市民の皆さんにお示ししてきた資料をまとめましたので、ご参照ください。
●決意
市議会に市民目線への改革を求めたい。
課題は、地盤(組織)、看板(後ろ盾)、カバン(資金)の、いわゆる三バンを引き継ぐ者が議員になるところにある。
変えよう。
優れた政治センスや高い志を持つ普通のサラリーマンや主婦が議員になれる仕組みが求められている。
夜間や休日に議会を開催すれば仕事を続けながら議員活動ができる。
所得に応じた議員報酬に改め、高所得者はボランティアで議員を務めることを目標に改革を実行する。
●立候補者一覧(順不同、敬称略)
市会議員の選挙に立候補するには、いろいろと手続きが必要です。
選挙管理委員会に出向いて、立候補説明を受けてから必要な書類一式を渡されます。
一通りの説明を受けますが、初めてのことですからすべて飲み込むにはかなりの時間が必要です。
既成の選挙活動はまったくやらない予定ですが、公設掲示板にはポスターを貼らなければなりません。
義務ではないんですが、与えられた枠に何も貼っていないと誰が立候補したのか分からないので、有権者への最低限の告知のためにはポスター掲示は欠かせません。
写真やポスターの構成はデジカメと画像処理ソフトがあればそれなりに作成できますが、印刷は本業に頼みます。
公費で負担していただけるのですが、そのための書類もかなりの量です。
幸い、一昨年の衆院選でお世話になった印刷会社が、ポスターの印刷から書類の作成まで快く引き受けてくれたので助かりました。
人のつながりというのは、本当にありがたいと思いました。
市議会以上の選挙になると「供託金」を納めなければなりません。
市議会議員の場合は30万円ですが、選挙で一定の得票(駒ヶ根しだと100票くらい)を得るか、無投票だと返金されます。
法務局というところに行って書類を作ってもらい、八十二銀行伊那支店にある日本銀行の窓口で支払います。
以下は、私はやりませんが既成の選挙では必須です。
候補者名の連呼をしたい人は【遊説カー】を作って警察署でお墨付きをもらいます。
いわゆる電話作戦で有権者に電話をかけまくる場合は、電話機と電話要員に加えて電話番号リストを用意します。
個人情報の保護が重視されるようになってからは、新たなリストを手に入れるのが大変なようですが、多選を経ている候補者は膨大な個人情報をストックしているようです。
有権者のリストが必要なものに選挙はがきもありますが、ほとんどが紙ごみになるのでもったいないです。しかし、ハガキが来ないことに腹を立てる選挙通がいるので、無駄でも送ることが止められない候補者がほとんどです。
ハガキの印刷代は候補者の実費負担ですが、郵送料は公費負担です。
選挙ビラは市議会議員選挙では公布が認められていませんが、後援会通信や部内資料という名目で大量に印刷されてポスティング(個別配布)されることが一般的です。
出陣式や総決起集会で大勢の支援者を動員して気勢を上げるためには、会場を賃借したり飾ったりするための用意がいります。
趣旨によって選挙管理委員会に届け出ておくことも必要です。
選挙運動員を雇うのは合法ですが、人数や報酬に限りがあります。ボランティアと称して関係企業の社員を動員することは寄付行為に抵触するんですが、当たり前のようにやられています。
これらの選挙ツールは、選挙費用が多額になる主因なので、私の選挙ではすべてやりません。
立候補書類の事前審査というのが告示日の二週間前くらいに実施されます。
申請書類の一式を前もって点検してもらう機会です。
立候補当日に書類の不備が見つかると対応が大変なので、分かる範囲で書き込んでいって、後は教えてもらいます。
これまでに市民の皆さんにお示ししてきた資料をまとめましたので、ご参照ください。
●決意
市議会に市民目線への改革を求めたい。
課題は、地盤(組織)、看板(後ろ盾)、カバン(資金)の、いわゆる三バンを引き継ぐ者が議員になるところにある。
変えよう。
優れた政治センスや高い志を持つ普通のサラリーマンや主婦が議員になれる仕組みが求められている。
夜間や休日に議会を開催すれば仕事を続けながら議員活動ができる。
所得に応じた議員報酬に改め、高所得者はボランティアで議員を務めることを目標に改革を実行する。
◇ ◇ ◇ ◇
◇ ◇ ◇ ◇
駒ヶ根市をより良い町、暮らしやすい町にしたいと思って行動してきた足跡です。
市民の目線で情報を集め、将来を担う子どもたちに、より良い駒ヶ根を残したいと思ってきました。
一部ですが参考にしていただきまして、私の駒ヶ根市議会議員として目指す方向性を確認してください。
●立候補者一覧(順不同、敬称略)
候補者名 | よみ | 政党 | 地区 |
牧野 郁生 | まきのいくお | 無所属 | 東伊那 |
阿竹 麗 | あたけうらら | 無所属 | 福岡 |
伊東 正人 | いとうまさと | 無所属 | 東伊那 |
岩崎 康男 | いわさきやすお | 無所属 | 町二区 |
塩沢 京子 | しおざわきょうこ | 無所属 | 上穂町 |
竹村 誉 | たけむらほまれ | 共産党 | 中沢 |
三原 一高 | みはらかずたか | 無所属 | 福岡 |
長谷部 清人 | はせべきよと | 無所属 | 上穂町 |
下平 順一 | しもだいらじゅんいち | 無所属 | 北割二 |
坂本 裕彦 | さかもとやすひこ | 共産党 | 福岡 |
宮沢 勝人 | みやざわかつと | 無所属 | 上赤須 |
坂井 昌平 | さかいしょうへい | 無所属 | 中沢 |
小林 敏夫 | こばやしとしお | 無所属 | 南割 |
菅沼 孝夫 | すがぬまたかお | 無所属 | 北割一 |
加治木 今 | かじきいま | 無所属 | 町四区 |
竹内 正寛 | たけうちまさひろ | 公明党 | 町三区 |
中坪 宏明 | なかつぼひろあき | 無所属 | 下平 |
市会議員の選挙に立候補するには、いろいろと手続きが必要です。
選挙管理委員会に出向いて、立候補説明を受けてから必要な書類一式を渡されます。
一通りの説明を受けますが、初めてのことですからすべて飲み込むにはかなりの時間が必要です。
既成の選挙活動はまったくやらない予定ですが、公設掲示板にはポスターを貼らなければなりません。
義務ではないんですが、与えられた枠に何も貼っていないと誰が立候補したのか分からないので、有権者への最低限の告知のためにはポスター掲示は欠かせません。
写真やポスターの構成はデジカメと画像処理ソフトがあればそれなりに作成できますが、印刷は本業に頼みます。
公費で負担していただけるのですが、そのための書類もかなりの量です。
幸い、一昨年の衆院選でお世話になった印刷会社が、ポスターの印刷から書類の作成まで快く引き受けてくれたので助かりました。
人のつながりというのは、本当にありがたいと思いました。
市議会以上の選挙になると「供託金」を納めなければなりません。
市議会議員の場合は30万円ですが、選挙で一定の得票(駒ヶ根しだと100票くらい)を得るか、無投票だと返金されます。
法務局というところに行って書類を作ってもらい、八十二銀行伊那支店にある日本銀行の窓口で支払います。
以下は、私はやりませんが既成の選挙では必須です。
候補者名の連呼をしたい人は【遊説カー】を作って警察署でお墨付きをもらいます。
いわゆる電話作戦で有権者に電話をかけまくる場合は、電話機と電話要員に加えて電話番号リストを用意します。
個人情報の保護が重視されるようになってからは、新たなリストを手に入れるのが大変なようですが、多選を経ている候補者は膨大な個人情報をストックしているようです。
有権者のリストが必要なものに選挙はがきもありますが、ほとんどが紙ごみになるのでもったいないです。しかし、ハガキが来ないことに腹を立てる選挙通がいるので、無駄でも送ることが止められない候補者がほとんどです。
ハガキの印刷代は候補者の実費負担ですが、郵送料は公費負担です。
選挙ビラは市議会議員選挙では公布が認められていませんが、後援会通信や部内資料という名目で大量に印刷されてポスティング(個別配布)されることが一般的です。
出陣式や総決起集会で大勢の支援者を動員して気勢を上げるためには、会場を賃借したり飾ったりするための用意がいります。
趣旨によって選挙管理委員会に届け出ておくことも必要です。
選挙運動員を雇うのは合法ですが、人数や報酬に限りがあります。ボランティアと称して関係企業の社員を動員することは寄付行為に抵触するんですが、当たり前のようにやられています。
これらの選挙ツールは、選挙費用が多額になる主因なので、私の選挙ではすべてやりません。
立候補書類の事前審査というのが告示日の二週間前くらいに実施されます。
申請書類の一式を前もって点検してもらう機会です。
立候補当日に書類の不備が見つかると対応が大変なので、分かる範囲で書き込んでいって、後は教えてもらいます。