2011年05月21日

・2011年度 伊南子ども劇場 あそび塾

今日は、伊南子ども劇場 あそび塾がスタートしました。

第一回 あそび塾 画像紹介

駒ヶ根市の某所にある秘密基地で行われるのが「伊南子ども劇場 あそび塾」です。
保育園児から大人まで40人以上が参加して山の自然を遊びます。

鋸(のこぎり)と鉈(なた)を基本的な手道具として使い、欲しいものは、そこにある素材を工夫して作り出す。
薪も雨でびしょびしょの場合を除けば、山にある乾燥した枝葉を集めて煮炊きする。
これが子どもでも自然にできてしまうのが遊び塾のいいところです。

施設が整ったキャンプ場がカタカナのアウトドアとするなら、こちらはまさしく野外体験ですね。
秘密基地の中には、子どもたちだけが知る「子どもの秘密基地」もあって、隠れて自分たちなりの居場所を作ることもあります。
小さな子どもが鋸や鉈を使いこなして自分の必要とするものを作り出す体験は非常に重要です。

刃物は危険ですが、生活力を高める上では欠かせない道具でもあります。
鉈などは子どもにとって非日常だと思われますが、竹と鋸と鉈があれば、食事に使うお皿、コップ、スプーン、箸など一通りそろえられる。
「五平餅を焼くぞ」となれば、一斉に竹を割り始める子どもたちはまことにたくましい存在です。

参加は随時可能だと思いますので、興味を持った方は事務局にお問い合わせください。
伊南子ども劇場 〒399-4114 長野県駒ヶ根市上穂南4−12 - 0265-83-4130
メール inankodomo@cek.ne.jp  
Posted by komachan at 19:12Comments(0)教育

2011年05月20日

・国会の全力を傾注して震災対応しているか

日本列島は19日、高気圧に覆われて各地で平年より気温が高くなり、東日本大震災被災地の岩手、宮城、福島3県では、最高気温が平年より4~9度程度高くなる地点が相次いだ。
福島市では午後2時57分に30・3度に達し、今年初の真夏日に。
福島市は海から離れた盆地にあり気温が高くなることで知られ、この日の最高気温は平年より7・7度高く、7月下旬並みとなった。

福島第一原発の事故処理現場では熱中症による作業環境の悪化が問題となる。
すでに、心臓疾患で作業員が亡くなるなど劣悪な作業環境による健康障害が懸念されている。
そこに熱中症の危険性が加わるのだから作業工程に大きな影響を与えることは避けられない。

東電の工程表が作業員の健康管理を無視して作られたものだということは明白だが、これを容認した政府にも重大な責任がある。
原発事故への対応は本来なら国を挙げて総力体制で臨まなければならないのに、初動を含めて現在でも一企業に任せきりだ。
東電関連業界のマンパワー不足が事故処理の遅延に直結するというのに、プラント産業の総力を結集をさせない菅政権の無策には絶望感を感じてしまう。

一方、東京電力福島第1原発事故の発生直後の3月12日未明、放射性物質が原発の海側に向かうことを示す「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI)の予測図が首相官邸に届けられていたことが19日、分かった。
政府関係者らによると、予測図は3月12日午前1時12分、経済産業省原子力安全・保安院からファクスで送信された。
第1原発1号機で格納容器の蒸気を外部に放出する「ベント」を行った場合、同3時から同6時までの間、放射性物質が全て海に向かうことを示す内容だった。

3月12日朝に首相は第1原発を視察。
SPEEDIの予測図は住民には長く公表されなかったものの、首相の視察前に放射性物質の流れを知るため利用されたのではないかとの疑念の声もある。
首相はSPEEDIを自分のために使い、住民のためには使わなかったのではないか。

疑念であるかもしれないし、真実なのかもしれない。
こうした菅総理の対応を観察していると、視野が狭いし、人脈が限られているように感じる。
情報が少ないうえに、情報の活用方法に多様性がないのではないか。

総理大臣はスーパーマンである必要はない。
最悪の決断を迫られる責任は課せられているものの、采配を一人で振るわなければならない立場ではない。
人を使うことができる人が求められている。

菅総理は退陣に拒否を貫くつもりのようだが、すなわち自分も含めて政治家を適材適所で使う才覚がないからだ。
災害現場では状況が刻々と変化する。
現地に精通する指令本部を置いて、基本的な状況判断は現地に任せるという度量を見せるリーダーが求められている。

西岡参院議長が菅総理に退陣を求めたのも、直に菅直人を知る者だからこそだろう。  
Posted by komachan at 07:47Comments(0)東日本大震災

2011年05月19日

・布マルチの下には生物多様

布マルチの米つくりは、絶対に無農薬というのが大原則なので、生物が多様に生息しています。
また、布マルチの下は鳥などの外敵から守られているので、生息場所としてはとても都合がいい。

しかし、観察する側からすると布マルチの下にいられていは目にすることができない。
たまたま、外に顔を出した瞬間を朝昼夕と足しげく田んぼに通って画像に収めています。

布マルチの上で日向ぼっこをしていたのか、慌てて水の中に逃げ込むところ。
卵を背負っていないコオイムシ。メスかな
水があればそこにはアメンボ
田んぼといえばカエルです。まだ小さいアマガエル
血を吸わないウマビル  
Posted by komachan at 08:29Comments(0)百姓

2011年05月18日

・時間を棒に振るのは原発事故だけではない

福島第一原発の事故収束に向けた工程表が東京電力と政府から、それぞれ発表されました。
メルトダウンの発覚に伴って冷却方式を見直したとありますが、専門家の批判は避けられません。
専門家でなくてもプラント屋なら誰でも、事故の初期から漏洩水を循環させる冷却ループをなぜ早急に構築しないんだと疑問に感じていたと思います。

小出・京都大学助教の言葉を借りれば「格納容器に損傷があるのは分かっていたのに、ばかげた作業にこだわり、約一ヶ月を棒に振ってしまった」と手厳しい。
日本のトップ企業が、このような稚拙な対応をとるのはどうしてなのか。
組織が官僚化している事が原因だと思われます。

原発事故にはマスコミの注目が高く皆さんの視線も注がれていますが、指摘されていない重大な課題が身近にあります。
長野県の辰野町から中川村までの「上伊那郡部」では、ごみ焼却場の計画が着々と進められています。
駒ヶ根市のゴミも、もちろん含まれています。

私は焼却場の計画策定の段階で委員会に参画していましたが、途中で断念しました。
事務局の出してくる提案を追認するのが委員会の役目であって、問題点を指摘して改善を要求することが受け入れられなかったからです。
委員会の名称はその名も「ごみ処理基本計画推進委員会」でしたから、推進に抗うような意見は事務局には要らないようでした。

私の意見が事務局に受け入れられないのは、意見に無理があったからだととの指摘もありましたが、実は無理ではなかったことが新たに発足したごみ処理全般について審議する廃棄物政策審議会の初会合で明らかになりました。
事務局からの提案で医療系廃棄物と下水道汚泥を処理対象から外すことになりました。
さらに、連合長でもある白鳥・伊那市長からは生ゴミゼロを目指すので施設をなるべく小さくしたいとの言葉が発せられました。

かつて私が委員だった頃、焼却ゴミの40%を占める生ゴミは堆肥化や資材化を優先して焼却対象から除くように提案しました。
しかし、当時の事務局は拒否しました。
下水道汚泥の焼却もばかげているから止めるべきだと提案しても同様でした。

あれから二年、伊那市長と事務局が何を思ったかは知りませんが、結果として私が提案した内容に沿う形で計画が変更されることになりました。
原発事故の工程表と同じです。
できないとの思い込みが先走って、貴重な時間を棒に振ってしまっている。

駒ヶ根市でも、官僚化した組織ができることをできないと決め付け、後になって私の提案どおりに計画を変更したことがありました。
駒ヶ根市の東中学校を廃校にして、合併特例債の資金を使った新たな中学校を建設する無謀な計画がそれです。
生徒数のアンバランスを理由に挙げていた教育委員会に対して、私は通学区の段階的な変更で対処可能だと指摘しました。
しかし、当時の教育長や教育次長は「通学区は絶対に変えない」の一点張りで、なんとしてでも学校移転で箱物建設のうまみを得ようと必死でした。

ところが、合併そのものが頓挫したために『絶対やらない』とされてきた通学区の段階的な変更がすんなりと取り入れられてしまったのです。
できるけれどもやらない。
その裏には、何らかの利権が必ず潜んでいます。
また、できないと思わせたいのにできると指摘する意見は封じ込められます。

原発事故の収束は日本の国力を上げて取り組まなければならないのに、駒ヶ根や上伊那といった田舎のドタバタと同レベルのところが危惧されます。
国がこんなだから地方が腐敗するのか、地方の寄せ集めが国の組織を形成しているので中央集権で膿が集約するのか。
ばかげた時間の浪費が日本全体に蔓延しているなんてことを皆さんはご存知でしたか?  
Posted by komachan at 07:39Comments(0)社会問題

2011年05月17日

・タナベの磨きやすい歯ブラシ

歯ブラシが磨り減ったので新しいものと交換しました。
通常、歯ブラシの交換時期は毛先が広がって歯ブラシのヘッドよりはみ出した頃ともいわれていますが、物持ちのよい私は、広げずに使うので毛先が磨り減ってしまいます。
今回は、毛の長さが半分になるまで磨り減っていました。

歯磨き粉を使わずにブラッシングだけで10~20分程度の時間を掛けて磨きます。
子どもの頃から虫歯が多く、治療していない歯は一本しかありません。
そのため、歯医者通いは頻繁でした。
東京でサラリーマンをしていた頃の通いつけ歯医者では主治医がいて、たまに主治医が手を離せないときに別の方に見てもらうときには、主治医がわざわざ「その患者さん、半端じゃないからね」とひと言注意を促してくれていました。

歯医者通いが長いと、自然とブラッシングのテクニックも向上します。
最近は、歯医者に通う間隔も数年空くようになってきました。
同時に、歯ブラシの毛先が開かなくなってきて、磨り減るまで使えるようになってきました。
どの長さまで使えるのかよく分かりませんが、半分の長さになるとやはり磨きにくいのでもう少し早めに交換した方がよいような気がします。

これまでは歯ブラシの選択は奥さんに任せていましたが、たまたま買い置きがなくなっていたので何がいいか調べてみました。
高級品がよいのは当然なので、安価で比較的質のよいものを狙います。
歯科衛生士さんのブログで100円ショップのダイソーにお勧めの歯ブラシがあるというのを見つけました。

しかし、近所にダイソーがないので、近所にある100円ショップのseriaにないかなと思って調べてみます。
すると、ありました。
タナベの「磨きやすいハブラシ」です。
高級品ではありませんが粗悪品でもない。

ヘッドはコンパクトで奥歯も磨きやすい。
刃先の堅さもちょうどいい。
グリップはちょっと小さめだが、弾力も違和感がない。
毛先は普通のタイプでしたが、毛先が細くてもすぐに磨り減って同じになるので気にしてません。

100円ショップは安かろう悪かろうだと思っていましたが、定番商品の中には優れものがあるんですね。  
Posted by komachan at 08:05Comments(0)日常

2011年05月16日

・節電で快適に夏を過ごす方法

日本全国で節電の意識が高まり、省エネで夏を乗り切るための工夫が求められています。
これまでに紹介したものも含めて、涼しく夏をすごすためのさまざまな知恵を紹介します。

**エアコン=クーラーと扇風機

クーラーをやめて扇風機に換えると50%の節電と言われますが、これは誤解を生みやすい。
クーラーは室内の熱を屋外に排出する「熱移動」が役割ですが、扇風機は風で体表面の蒸散作用と冷涼感を得るもので室内の熱量は増えるだけ。
クーラーは室内の温度を下げますが、扇風機は上げると言い換えてもいいので、外気温が高いときには役に立たない。

室内の温度を上げているのは、窓・天井からの進入熱がそれぞれ23%、壁が18%についで多いのが内部発熱の13%です。
室内の消費電力を下げることが室内の温度を下げるための大きな要素です。

節電は室温を下げることに大きく影響する=エアコンの負荷を小さくする。
細かな待機電力などを節減することで室内の温度上昇を和らげ、エアコンの消費電力が少なくなります。

違う観点からアドバイスするなら、エアコンを効率よく効かせたい部屋にはできる限り家電製品を置かないか、通電しない状態にする。
狭いお宅でリビングに通じる空間に冷蔵庫がある場合は、消費電力の少ないものに買い換える。(年間消費電力の目安300kwh以下)
蛍光灯は定格電力よりも大きな熱を発生するのでエアコン使用時は照明を消す。

換気と隙間風による進入熱は全体の13%です。
換気扇は室外の熱気を室内に取り込むので、できる限り使わない。
だから、エアコンの面からするとガスよりもIHの方が節電になるケースがある。

家庭内に限っても省エネには複雑な相関関係があって、思い込みで逆効果になっていることもよくある話です。  
Posted by komachan at 07:53Comments(0)節約

2011年05月15日

・1号機、津波前に重要設備損傷か

原子炉建屋で高線量蒸気

 東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋内で東日本大震災発生当日の3月11日夜、毎時300ミリシーベルト相当の高い放射線量が検出されていたことが14日、東電関係者への取材で分かった。高い線量は原子炉の燃料の放射性物質が大量に漏れていたためとみられる。

 1号機では、津波による電源喪失によって冷却ができなくなり、原子炉圧力容器から高濃度の放射性物質を含む蒸気が漏れたとされていたが、原子炉内の圧力が高まって配管などが破損したと仮定するには、あまりに短時間で建屋内に充満したことになる。東電関係者は「地震の揺れで圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めた。

 地震による重要設備への被害がなかったことを前提に、第1原発の事故後、各地の原発では予備電源確保や防波堤設置など津波対策を強化する動きが広がっているが、原発の耐震指針についても再検討を迫られそうだ。

 関係者によると、3月11日夜、1号機の状態を確認するため作業員が原子炉建屋に入ったところ、線量計のアラームが数秒で鳴った。建屋内には高線量の蒸気が充満していたとみられ、作業員は退避。線量計の数値から放射線量は毎時300ミリシーベルト程度だったと推定される。

 この時点ではまだ、格納容器の弁を開けて内部圧力を下げる「ベント」措置は取られていなかった。1号機の炉内では11日夜から水位が低下、東電は大量注水を続けたが水位は回復せず、燃料が露出してメルトダウン(全炉心溶融)につながったとみられる。

 さらに炉心溶融により、燃料を覆う被覆管のジルコニウムという金属が水蒸気と化学反応して水素が発生、3月12日午後3時36分の原子炉建屋爆発の原因となった。 =2011/05/15 共同通信=

           ◇                    ◇

原発の圧力容器や建屋は十分な耐震強度が確保されているといわれていたが、根底から覆されることになりそうだ。
そもそも、箱物が耐震であってもプラント全体としての機能が保全されるという保証がない。
このあたりが建築屋とプラント屋の違いであって、一般の人でも分かりやすくするなら震災の避難所は建物がしっかりしていても電気や水道は止まるでしょ、ということ。

原発のプラントは水配管が縦横無尽に張り巡らされているので、地震の揺れに耐えられない。
原子炉に損傷がなくても接続されている配管が断裂すれば、結局は原子炉に穴が開いたのと同じことになる。
国や電力会社は建前で話をするので、壊れにくいところばかりをさして「安全だ」というけれど、壊れやすいところの存在はできる限り隠す。

国民には隠せても地震では揺れてしまうから、壊れることから逃れることができない。
福島第一原発では、想定外の津波の被害が犯人扱いされているが、現実には地震で壊れたのだ。
これまでの東電なら隠蔽に成功したかもしれないが、弱体化した組織を守りきれないと判断した内通者の存在がそれを許さないだろう。

プラントとしての脆弱性は全世界の原発に共通する。
地震が発生して壊れて欲しくない配管に損傷が起きれば、福島と同じかさらに悪条件に陥る可能性はどこの原発にも当てはまる。
耐震強度をいかに高めても必ずどこかが壊れる。
重大事故になるかならないかを運にまかせられるほど原発のリスクは小さくない。

福島第一原発の検証が進むにしたがって、原発の安全性は低下していくに違いない。
原発が存続できる安全性の確保は徐々に困難であると認知されていくだろうから、脱原発の用意はすぐにでも始めなければならない。
日本のエネルギー構造を白紙から見直すことから始めるのが政府に課せられた緊急の課題だ。
国会を休会にして一休みしている余裕はない。  
Posted by komachan at 07:33Comments(0)脱原発

2011年05月14日

・無分別な菅総理ならできる脱原発

仏ドービルで26、27日に開かれる主要8か国(G8)首脳会議(サミット)で菅首相は、原子力発電について、安全性を高めた上での利用継続方針を打ち出すという。
今後、各国による資源獲得競争の激化が予想されるため、G8の中で原発推進の立場の米、仏両国と連携し、過度な“脱原発”の流れとは一線を画す立場を鮮明に打ち出す考えのようだ。

これでは何のために浜岡原発を止めたのか分からなくなってしまう。
地震の発生確率がきわめて高いというのは建前で、菅直人が総理大臣でいられる期間を永らえるための手段の一つだったとの見方が有力です。
歴史に名を残したいと考えているなら、「浜岡原発を止めただけの総理」としてではなく、「脱原発を英断した総理」として日本国民の記憶に残る偉業を達成してもらいたい。

政治家らしい分別のある人では、原発の呪縛から逃れるのは困難だと思うので、これができるのは無分別な菅さんが適任だと思います。
原発を止めて再生可能エネルギーに日本の未来を託すことが日本全体の利益になることを盲目的に取り組めるのは菅総理ただ一人でしょう。
それなのに、分別を示そうとガラにもない原発も安全を高めて維持するといってしまっては菅直人の唯一の取り柄までなくしてしまいます。

アメリカやフランスに依存して原子力に固執しているようでは、日本はこれからもこれまでと同じようにアメリカの従属国であり続ける。
アメリカの支配から脱却できる千歳一隅のチャンスを見す見す逃してしまう。
世界からみとめられる自立した国となるためには、永久に自立できない原子力依存と決別する覚悟が必要です。

日本が持つ技術力をフルに発揮して、他国の追随を許さない先進の再生可能エネルギー国を目指すべきです。
日本が目指さなければ世界的に開発の進捗状況が鈍ってしまう。
日本ならできる。日本でなければできない。

菅総理が優れた政治家だとは思いませんが、従前の政治家では利権に縛られて日本の可能性を解き放つことができないから、他には取り柄のない菅総理の唯一の取り柄である思い込みに期待したい。
当たり前の政治家らしいことを目指すなら、換算の総理としての価値はなくなることをブレーンの方たちは進言してもらいたい。  
Posted by komachan at 20:13Comments(0)脱原発

2011年05月13日

・床下1m浸水?

先日までの大雨の影響で床下浸水です。
床下1mなので地面より下ですが、畑では湧水となって水浸しです。
放っておくと作物が根腐りしてしまう。

畑の見回りをしていたら沼状態になったところでは足が20cm以上埋まってしまうほどです。
地下浸透で排水が期待できる量ではないので、排水溝すなわち水を流す小川を作りました。
総延長は50mほどにもなります。

上の段の畑では脇に鍬で溝を掘って排水を試みましたが、流れ出した先が一段下の畑で、こちらに溜まってしまう。
しばらくはモグラの穴を掘り当てて、そこに注水して勢いよく排水できていましたが、しばらくすると満水になったようで水の行き場がなくなりました。(モグラさんごめんなさい)
結構な量の水が湧き出しているようなので、思い切って畑を縦貫する排水路を掘削することにしました。

手作業でできるレベルではないのでミニバックホーの出番です。
深さ20cmくらいを目安に畑の勾配に沿って掘り進みます。
排水溝ができるとすぐに水がとうとうと流れ始めました。

当面の沼化への対応はできましたが、このままにしておくわけにはいかず、水の出方をしばらく様子見してから考えます。
湧水が続くようならパイプを埋設して排水を常設化しなければならない。
実は、地下に排水パイプが埋め込まれていて、かなりの量の地下水を排出しているんですが、今回の雨で我が家の上部にある田んぼや畑に大量の雨水が浸透して排水能力を超えてしまいました。

私がこの家と土地を入手するずっと以前に、土地改良で田んぼや畑の造成をした際に、水道(みずみち)を切ってしまったから湧水が発生するようになったようです。
雨が降れば地下水が地上にあふれ、田んぼに水が張られなくなると井戸が涸れてしまうのは、先人の作り上げた農地を都合よくいじくることが、必ずしも理にかなっていないということです。  
Posted by komachan at 20:43Comments(0)日常

2011年05月12日

・日本タンポポ化計画2011

2008年から手がけている日本タンポポ化計画も4年目を迎えました。

大それたタイトルですが、なんのことはない、西洋タンポポを駆除して家の周りを日本タンポポの生息地にしようとする試みです。

やり方は単純、ひたすら西洋タンポポを草掻きで取り除くだけ。


これまでの実績として、庭はほぼ日本タンポポで埋め尽くされました。

西洋タンポポと日本タンポポの違いはご存知の方もいると思いますが、花(頭花)の下にある総苞片の形が異なります。

しかし、花が開いていると裏側から見なければならないので大変です。


今日は、小雨で薄暗く、昨日の大雨の影響で土が緩んでいる。

日本タンポポ化計画の実施にはまことに都合が良い陽気です。

土が緩んで西洋タンポポの根を掘り起こしやすく、薄暗いので花が閉じて総苞片の形が上から見てもはっきり分かりやすい。


これまでの3年間の成果で庭には目を凝らして探さなければ西洋タンポポが見つからないようになりましたが、一方でこれまで手付かずの家の周囲は圧倒的に西洋タンポポが隆盛を誇っている。

割合にしたら99%以上が西洋タンポポで占められています。

道路端はほぼ100%が西洋タンポポです。


数百株から千株を超えるほどはあると思われる西洋タンポポを、一株ずつ草掻きを振り下ろして根を切っていきます。

草掻きが石に当たって火花が散ったり、振り下ろしてから日本タンポポだと気が付いて慌てて草掻きを静止させたり、いろんなことがあってかなりの重労働です。

駐車場や太陽光発電設備の周りも含めて300坪ほどの家の敷地の周囲を一回りすると2時間くらいかかりました。


一度では終わらないんですよね。

こつこつと続けることが大事です。

周りは西洋タンポポの勢いが勝って日本タンポポが姿を消していくかもしれませんが、我が家の敷地内だけでも日本タンポポ化させたいと思います。  
Posted by komachan at 19:05Comments(0)雑感