2012年10月18日
・「毛むくじゃら 幼虫」からチビケカツオブシムシへ

土蔵の前にあった米袋を持ち上げたら、こんなのがいました。
見たこともない生き物です。
コレの正体を探し出すプロセスを紹介します。
訳のわからない生き物を見つけたときに、参考にしてください。
まずはインターネットに接続して検索サイト(私はgoogle)を開きます。
見たまんまの印象を画像検索ワードとして入力します。
今回は「毛むくじゃら 幼虫」
図鑑と称するページでは、こんなキーワードではヒットしませんが、虫好きのブログには、直感的な表現がされていることが良くあります。
検索された画像を眺めて、なんとなく似通ったページを全部開いていきます。
開いたページに書き込まれている生き物の名前や分類を検索ワードとして、さらに検索範囲を広げます。
その結果、カツオブシムシの一種ではないかと検討をつけます。
カツオブシムシの同属を調べてさらに近いものがいないかどうか確認します。
似ているものをピックアップして見比べて一番似ているものを候補とし、大きさ、発生時期、生息環境、発見地域などの諸条件に合致するかの検証を加えます。
一番似ているものが諸条件に合わない場合は、その他の候補の中で諸条件に合うものを探し、その種名でさらに画像を検索して検証します。
また、自分の画像のホワイトバランスを変化させて、検索画像の撮影条件に近づけることで異なる印象になることもあります。
色々試して、もうそろそろ時間切れだなと思うところで、その時点でもっとも可能性の高いものでけりをつけます。
今回は、【チビケカツオブシムシ】と同定しました。
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【チビケカツオブシムシ】 コウチュウ目 カツオブシムシ科 ケカツオブシムシ亜科
状態 幼虫
体長 2ミリ
時期 成虫4~5月、幼虫越冬
分布 本州、四国
食性 動物性たんぱく質を餌とし、標本や動物性繊維を食す
撮影日 2012.10.18
カメラ SONY SLT-A55VL(α55)
レンズ シグマ MACRO 70mm F2.8 EX DG
2012年10月16日
・太陽光発電の基礎に根っこが邪魔

太陽光発電設備の基礎を打設する場所に大きな根っこが・・・。
構造材に床柱の廃材を利用するので、基礎の位置に自由度がありません。
ノコギリが入るところまで掘り下げて、太い根はチェーンソーで切断するものの、土や小石を咬んでいるので刃がボロボロになります。
25箇所のうち、切り株が邪魔になるのは3箇所。
最悪は、切り株の真上になってしまうものもある。
しかたが無いので周りをチェーンソーで作業できるところまで限り掘り下げて、直径50センチもの切り株を切断しました。
風速40メートルでも飛ばされないように基礎を配置するのですが、ボチボチやってもかなり疲れます。
2012年10月15日
・10月なのに冬のような冷え込み

今朝の最低気温は6度!(昨日は5度!!)
冬のような冷え込みです。
その影響で逆結露してました。
急激に冷え込んだために一番外側の窓が冷やされて結露したんです。
断熱性の乏しい窓だと、室温で暖められるからこうした逆結露は生じませんが、Low-Eペアガラスの二重窓(すなわちガラスが四層)の超高断熱窓なので、室内の熱が外側の窓に伝わらないのです。
今朝の冷え込みも、窓を開けて初めて気が付きました。
もうじき冬が来るなと思っていたら、いきなり冬並みの冷え込みですからね。
今年の冬は厳しそうだな。
2012年10月13日
・電動バイクがミレット500に変わった

電動バイクが新車になりました。
今度の車種は、ペダル付です。
電動アシスト自転車ならぬ、人力アシスト電動バイクです。
坂道でバイクのパワーが足りなくなったときにだけ、人力でペダルを踏んで助力します。
急な坂道でパワー不足に業を煮やしていたこれまでの電動バイクの弱点を補ってます。
これまで使っていた電動バイクがブレーキが外れたり、バッテリーが落下するなどの致命的な故障に見舞われたので、製造元に相談したら新車の提供を打診されました。
全面的に修理するよりも新車の方が費用が掛からないからですね。
でも、どうせ新車にしてくれるなら新型にして欲しいと要望して、差額を支払ってコレにしました。
バッテリーも鉛蓄電池から最新のリチウムイオンにグレードアップ。
デザインも斬新でなかなかいい。
アルミホイールにチューブレスタイヤで高級感も出ています。
ただし、安全性に疑問が無いわけではなく、納車に来た担当者に数箇所のリスクを指摘しておきました。
2012年10月11日
・ササクレシロオニタケかな?

家の通路に生えてきたキノコ。
ササクレシロオニタケもしくはオニテングタケの幼菌ではないかと察していますが、どうせ食べられないので成長する過程を観察してみようと思います。
赤松の樹下だからササクレシロオニタケの可能性大。
2012年10月09日
・桃色のゲンノショウコ

やっと赤いゲンノショウコを見つけました。
これまでは白ばかりでしたが、これで紅白が揃いました。
赤い花は西日本に多いと言われているので、この花は赤というにはちょっと不足気味で桃色ですね。
2012年10月07日
・【敷設155日目】 =布マルチ水田=

積算気温:3246度、日照:1004時間、日射量:3000MJ、葉色スケール:2
稲の刈り取りまで、カウントダウンが始まりました。
出穂後の積算気温は740度になりました。
コシヒカリは出穂後1000~1050度で収穫適期を迎えるので、シミュレーションすると10月17日あたりと見込まれます。
籾の黄化率では85~90%ですから、順調に行けば来週末あたりから稲刈りできそうです。
今年は倒伏することなくシャキッと立っているので、楽に刈り取れそうです。
撮影日 2012.10.07
2012年10月04日
・訂正:ありもしない太陽電池駆動式の自立型OMソーラー

下記の記事を書いたところ、OMソーラーから「太陽光発電は設置してある」との指摘がありました。
記事は、現地の事務所に裏付けを取って書いたものですが、事務所の認識不足があったようなので、記事の内容は適正を欠いています。
屋根建材一体型のアモルファスシリコンタイプを使用しているとのことなので、外観からはモジュールの存在が認識できないことが原因になったとも考えられます。
上高地に出かけられる方は、是非とも現地を訪れて実物を見学してみてください。
なおこの記事は、訂正内容が認知されたと思われる一定の期間が経過したところで削除します。
**元記事
上高地ビジターセンターで見つけたウソのパネル。
パッシブソーラーの建築物に偽装はありませんが、そのエネルギー源に太陽光発電を利用しているというのは、真っ赤なうそ。
館内でパネルを発見したときには、「すばらしいシステムだな」と感心したので、外に出て、どこの太陽光発電を使っているのか確認しようとしました。
しかし、屋根に太陽光発電のモジュールが無い。
カウンターで「いつ太陽光発電を設置するんですか?」と確認すると、責任者らしき方が奥から出てきて「太陽光発電はやってないし、予定もありません」
えっ? パネルの『システムの運転は太陽光発電により得られた電力により行い』は、誇大表現なの・・・。
おそらくですが、当初の計画では太陽光発電を取り入れるはずだったのに、途中で取りやめになったのではないでしょうか。
パネルの制作サイドには計画変更の内容が伝わらず、掲示した担当者も素人だったんでしょうね。
しかし、OMソーラーのHPでは、今現在でも『上高地ビジターセンターは太陽電池駆動式OMソーラーが導入されています。』と明記されているのです。
ありもしない設備を誇大宣伝する施設と施工会社の品位が疑われますね。
竣工後11年経っても、だれからも指摘が無かったということに驚きます。
**いまだに「太陽電池駆動式の自立型OMソーラーが採用されています」と明記する厚顔無恥
長野県・上高地ビジターセンター/インフォメーションセンター 2002/10 OM施設建築
2012年10月03日
・画像のGPSデータと航空写真の合体

インターネットとカメラのGPS機能を合体させると、こんなことも出来ました。
撮影した場所が航空写真にプロットできるんです。
後になってどこで撮ったのか忘れてしまっても大丈夫!
右の赤い屋根が上高地の帝国ホテルです。
2012年10月02日
・奇跡的に閑静な台風一過の上高地

月曜、火曜の一泊二日で、上高地にフルムーンに出かけてきました。
数日前まで台風が直撃する見込みだったので、現地はキャンセルが相次いで、この時期としてはありえないほどの少ない人出でした。
おかげで、閑静な上高地を堪能してきました。
紅葉には少し早く、山の色付きはまだまだで、青空もほとんど望めなかったので、風景写真としてはイマイチでしたが、記念写真としてほぼ全域を撮影して来ました。
撮影場所 上高地>明神池(二之池)