2007年10月23日

・昭和伊南総合病院の危機が深刻に

昭和伊南総合病院透析センターオープン 伊那毎日新聞長野県の上伊那地方の中核病院であった昭和伊南総合病院(駒ヶ根市)が存続の危機に立たされています。

来年度からの産科医師の不在によって、里帰り出産は禁止され、伊那中央病院に集約しても百人規模の出産難民が出ると予想されています。


さらに、昭和伊南では整形外科の医師がここ3ヶ月で4人も立て続けに退職し、不在となることが確定しています。

救急指定病院とは名前だけで、医療体制は崩壊してしまっています。

各科の医師一覧を見ても、複数の医師名が並んでいるかは稀有で、ほとんどが一名であるか非常勤医師で急場をしのいでいる。

昭和伊南総合病院 科別診療担当医師一覧表


昭和伊南総合病院を運営しているのは、中原・駒ヶ根市長が組合長を務める伊南行政組合です。

中原市長は、来年1月の市長選挙では6選を断念し、引退を表明していますが、その理由は同院の運営失敗が大きく影響していると考えられます。


出産できないということは、市民生活の根源を揺るがす危機的な事態です。

さらに、小児科の存続も危ぶまれており、駒ヶ根市を核とした地域では、子育て環境が崩壊してしまいました。

これでは、次の選挙が戦えないと悟った中原市長が引退を決めたのも当然です。

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Posted by komachan at 08:35│Comments(0)市政
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