2008年01月08日

・林高文候補の記者会見

信毎Webより林高文候補の立候補記者会見を記者に混じって取材してきました。

他の二候補の記者会見には行かなかったのですが、今回は「後ほどゆっくり情報収集」といった余裕がないので、直接乗り込んで現場を体験してみました。


行ってみて驚いたのは、取材陣の多さ。

新聞記者、TVカメラなどで、ざっと15人ほど。(もっといたかも)

NHKのカメラまで来ていたのには、他の新聞記者も驚いていました。

北沢、杉本両氏の時には来ていなかったそうです。

記者会見も密度が濃く、一通り終わってからも延々と記者と候補のやり取りが続き、すべて終了したのは2時間後くらいだったと思います。


内容ですが、政策は準備期間不足で煮詰め切れていないことは否めません。

ですが、キラリと光るものがあったのも事実。

このブログでも再三取り上げてきた「中学校適正配置」について、他の候補とは一線を画す認識を示して見せてくれました。


まず、移転新築を答申した適正配置検討委員会のあり方について、「多数決で決めたことには無理があった。納得いくまで議論を尽くすべきだった」。

市が指名した委員による多数決ですから、市のやりたいように結論を出させることは容易。

教育委員会の横暴についてしっかりとした見識で見抜いた辺りは、さすがに28年の市議経験を髣髴させる。

さらに、現在の中学校の位置を前提として市民に再度検討をお願いするとして、単なる見直しに言及しただけの他の二候補との違いを際立たせました。


また、「市職員の適正配置」にも意欲を見せ、部長職の原則廃止は諸手を挙げて賛成です。

天下り禁止もしかり。

このブログが市政改革の必須項目として提言してきたテーマを取り上げていただいたのですから、高評価を差し上げましょう。


ただし、公約として発表されたものの多くが、期限や財源に不明確さが残り、今後の詰めが求められます。

マニフェスト(こちらはちゃんとした法定マニフェストだそうです)には、根拠のしっかりした確保できる財源と、実現可能なスケジュールを示したもらいたいと思います。

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Posted by komachan at 08:01│Comments(0)市政
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