2012年07月11日
・ホシミスジ

前翅長 23~34ミリ
時期 5~10月
分布 本州、四国、九州
食性
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。
近縁種のコミスジに似るが、1本目の帯が白色紋列になっていることで区別できる。
翅を開いてとまることが多い。
2012年07月02日
・ゴマダラベニコケガ

開帳 25~30ミリ
時期 5~9月
分布 北海道、本州、四国、九州
食性
オレンジ色で、はねに朱色と黒色の斑紋模様がある美しいコケガの仲間。
スジベニコケガに似るが翅の斑紋の並びに若干の違いがある。
本種は中横線がゴマダラではほぼ一直線だが、スジベニでは中室付近で曲がる。
2012年06月30日
・Facebookの虫図鑑が区切りの500種

500番目に登場するのは【カシワマイマイ】の幼虫です。
実におどろおどろしい姿ですが、毒は持ちません。
大量発生することもあるが2〜3年で天敵のウイルスがまん延して減少するようです。
自然の生態はうまくバランスが取れています。
体長 40~50ミリ
時期 7~8月
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
食性 カシワ、コナラ、クヌギ、クリ、サクラ、リンゴ、ナシ、イロハモミジなど
2012年06月25日
・シラホシハナムグリかな?

長野県の絶滅危惧Ⅰ類
時期 4~9月
食性 果実や樹液
シロテンハナムグリとそっくりですが、こちらは頭が四角。
同定に間違いがなければ、希少種です。
2012年06月23日
・長野県にヒメタイコウチがいた!?

体長 7ミリくらい
時期
分布 香川県を西限、浜松市を東限とする近畿から東海地方で局所的
食性 昆虫、節足動物
肉食性で口針から消化液を送り込み溶けた肉質を吸入する体外消化を行う。
水中生活には適応しておらず、陸上で活動することが多い。
翅を持つが飛翔はしない。
愛知県の天然記念物に指定されているようです。
長野県は分布範囲にないので、発見は珍しいことなのかもしれません。
専門家に報告してみます。
2012年06月15日
・奇怪な姿をしたエノキハムシの幼虫

撮影植生 ウメ
こんな姿をしていますが虫です。
本来はエノキにいるはずです。
エノキから落ちてウメに張り付いたのだと思います。
2012年06月14日
・オオカバフスジドロバチの巣作り

本来は竹の筒の中に泥を使って部屋を作ります。
ハチは体を震動させて、土をこねます。
部屋が出来ると、獲物を入れ、卵を一つ産みます。
つづいて仕切りをつくり、獲物を入れ、また卵を産みます。
そして泥でしきりを作り、いくつもの部屋を作ります。
全部の部屋が出来あがると、完全にふたをします。
サッシの空洞が都合が良いようで、毎年ここに巣作りしています。
2012年06月09日
・マイマイガの毛虫

撮影植生 オニグルミ
糸を吐いて木からぶら下がっている様子から、別名ブランコケムシと呼ばれており、風に吹かれるなどしてこの状態でかなり広域を移動できる。
ドクガ科に分類されるが、アレルギーでもない限り、人が害を被ることはほとんどない。
しかし1齢幼虫にはわずかだが毒針毛があり、触れるとかぶれる。
卵、2齢以降の幼虫、繭、成虫には毒針毛はない。
2012年05月31日
・蟻にそっくりな蜘蛛=アリグモ

アリといわれればそう見えるし、眼のつくりはクモだし。
奇妙なムシです。
姿はアリにそっくり。
クロヤマアリに擬態していると言われています。
でも、眼がクモです。
それにしても、すごい大顎だ。
2012年05月30日
・ツバメシジミ

♂かな。
尾状の突起がツバメの語源となっているとのこと。
幼虫の草食はシロツメクサやカラスノエンドウなどのマメ科の植物だから、たくさんいます。