2007年07月13日
・女子中学生に連続強制わいせつ

7月11日午後6時40分ごろ駒ヶ根市福岡で、市内の中学校に通う女子生徒が1人で帰宅途中、後ろからつけて来た男に突然抱きつかれ、生徒が驚いて振りほどいたところ、男は来た方向に徒歩で逃げたという。
生徒にけがなどはなかった。
生徒の証言によると男は18歳ぐらいで、身長163センチ程度のやせ型。髪は黒で、耳が出るくらいの長さ。
緑色のTシャツの上に青色のチェック柄の半袖シャツを着て、黒色のズボンにバスケット・シューズのようなスニーカーを履いていたらしい。
事件を受けて中学校は12日、全家庭に事件発生を知らせる文書を配布して注意を呼び掛けた。
駒ケ根署は現場周辺のパトロールを強化するとともに付近の聞き込みに当たるなどして犯人の男を探している。
さらに、7月12日(木)午後6時50分頃、市内市場割の市道を帰宅途中の女子中学生が、後方から走って近づいてきた男に触られそうになり、大声を出したところ、男は徒歩で逃走しました。
犯人は20歳位の男性で、身長は170~175cm位でやせ型。服装は黒色Tシャツにランニング用スパッツで、髪型は茶髪。サングラス着用。
どちらも、日が暮れる頃を狙った犯罪です。
女子学生の一人歩きは大変に危険な状況にあります。
警察は犯人検挙に全力を挙げると共に、地域と協力して下校時刻における地域社会の監視の目を光らせることにも取り組む必要があります。
2007年07月13日
・バイパスには大型店が進出する

駒ケ根市と飯島町の関係者らでつくる国道153号線伊南バイパス建設促進期成同盟会(会長・中原正純駒ケ根市長)は11日、07年度総会を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開き、引き続き国・県に対してバイパスの建設促進を要望していくことなどを柱とした07年度事業計画案と予算案を承認しました。
中原会長はあいさつで「工事は予想以上に早いテンポで進ちょくしているが、全線開通に向けてさらに要望を強めていかねばならない。互いに力を合わせて努力しよう」と呼びかけました=写真(伊那毎日新聞)。
バイパス沿線では大型店の出店が相次ぎ、駒ヶ根市の大型店占有率は昨年3月末現在で68.8%と県内でトップクラス。
さらに、駒ケ根市福岡で現在工事中の伊南バイパス沿線に食品や衣料などを扱うスーパー「ベイシア」とホームセンター「カインズホーム」が合計店舗面積1万平方メートルに及ぶ新店舗を出店する計画があります。
ところが中原正純市長は「進出に断固反対する」とする旨の市長声明を出しています。
中心市街地活性化が主な理由ですが、すでに県内でも有数の大型店進出地域を形成してきた実績と矛盾しています。
バイパスや高速道路へのアクセス道路を整備拡張すれば、利便性を生かして大型店が出店するのは当然です。
中原市政の実態は、大型店の出店と歩調を合わせてきました。
しかし、市民向けのパフォーマンスで中心市街地の活性化をスローガンとして掲げなければなりません。
やる気はないが、やる気のあるポーズは示しておかなければならないからです。
郊外に道路を整備すれば大型店が進出し、中心市街地が衰退するのは全国的な傾向であります。
中心市街地を活性化させたいと本心で願っているなら、前県政が伊南バイパスの延長に慎重になったことを踏まえ、大型店進出と既存零細事業者のすみわけの整合性を考慮するべきでした。
しかし、中原市長は新たな道路造成にまい進し、弊害となって現われる中心市街地の衰退を無視しました。
無視したのですが、無視したと思われたくないので、大型店の進出に反対する声明だけは出しておこうとしたのです。
声明が単なるポーズであることは、建設途上の伊南バイパスにすでに進出した大型店を見れば判ります。
ホームセンター、食料品スーパー、電気店、パチンコ、・・・・。