2007年09月01日
・ごめんで済むから法律はいらない

連日のように政治活動費の不正が報道されても、法的に処罰される事例が出てこない。
・坂本由紀子外務政務官(参院議員)が、自身が代表を務める自民党静岡県参議院選挙区第2支部と同氏の後援会が、同一の会議費を政治活動費として多重計上。
・玉沢徳一郎元農相(衆院比例代表東北ブロック)が支部長を務める自民党岩手県第4選挙区支部の政治資金収支報告書に五重計上した上に、交付金の領収書も使い回していた。
どちらも、改ざんした領収書を悪用しているので、明らかに犯罪だと思うのですが、処罰される様子がない。
政治資金規正法では、収支報告書の虚偽記載をした場合、5年以下の禁固または100万円以下の罰金となる。
政治資金規正法は、その名が示す通りに規正であって規制はしない。
ザル法どころか、機能しない無能な法律だよ。
政治家には法律は用意されていても、「ごめんなさい」で適用されない特権があるようだ。