2007年10月14日
・ボクシングの亀田ブランドが凋落間近

実力があやふやなままにランキングを上げるための安易な試合を10戦ばかり行っただけの二男が、力不足を白日の下にさらした揚げ句、数々の反則行為を繰り返した醜態は世界戦のリングを冒涜した。
一家のボクシング会からの追放を含む厳罰は当然だろうと思う。
また、一家の横暴を許してきた日本ボクシングコミッション(JBC)、ボクシングショーを一緒につくり上げてきた一部メディア(TBS)の責任は重い。
試合前日、内藤陣営から亀田大のセコンドに肉親が入ることは世界ボクシング評議会(WBC)のルールに抵触するとの指摘があったにもかかわらず、JBCは独断で容認し、亀田側の意向を優先し特別扱いした。
父親は昨年も観客に殴り掛かろうとして厳重注意処分を受け、再発した場合は厳罰が下されることを通告されています。
反省のかけらもない亀田ブランドを人気向上の切り札として頼り、甘やかしてきたことがボクシング人気の衰退に拍車をかけるという皮肉な結果を招こうとしている。
皮肉といえば、亀田ショーを利用してきたTBSが、大毅に対して兄が「ヒジでエエから目に入れろ」と指示を与えるシーンまで映し出したのが、処分の証拠として採用されとはTBSも思いもよらなかったでしょう。