2008年10月07日
・ワイドショーを操る自民党戦略

これに拍車をかけるのがテレビのワイドショー。
特に、自民党の大本営発表を担っている読売と産経の系列局では、「衆院選どころではない」と御用キャスターたちがわめきます。
今朝の放送だと、とくダネの小倉キャスターが「世界情勢からしたら選挙はやめて経済対策が最優先だ」と持論をアピール。
コメンテーターたちもこれに同調します。
フジサンケイグループの報道は、自民党の劣勢を挽回するために全面的にバックアップするようです。
これに対して「民意を問え」と社説でも盛んに批判する朝日と毎日は、テレビでも自民党の姑息な選挙戦術を視聴者に暴露します。
TBSのスーパーモーニングでは、予算委員会の麻生総理をこき下ろし、とても選挙に突入できる自民党ではないと論じていた。
コメンテーターの三反園記者は、公明党幹部の話として「年越しは300%ない。そんなことをしたら連立離脱だ」と、自公政権内部の反目を暴露。
インターネットニュースのコメント欄でも、自民党工作員による大量の書き込みが目立つようになり、選挙戦に向けた国民洗脳作戦が見えないところでひたひたと迫っているようです。
選挙に勝つためならなんでもする自民党。
日本国は自民党のためにあると思っている節があります。
日本の政治の行方を左右するのは国会ではなくて、ワイドショーに釣られる国民です。
自民党選対も目を皿のようにしてワイドショーをはしごして見ているんだろうな。