2011年12月09日
・明晩は皆既月食が見られそう

満月なのにすっぽりと地球の陰に隠れて真っ暗になる。
晴天に恵まれて全国各地で観察会が開かれるようです。
今夜は氷点下の夜。
日中の最高気温も4度でした。
明朝は、アルプスが冴え渡っているかもしれません。
今夜の画像は、羽化できなかったクスサンの蛹。
このまま風化していくのかな。
明日の朝は氷点下10度に迫る寒さとなる見込みなので、凍ってしまうかもしれません。
2011年12月08日
・【玄関ホール仕切り】 カーテン

玄関ホールと廊下をカーテンで仕切りました。
もちろん夜間の就寝時間帯だけですが。
断熱が不十分な開口部の一つが玄関引き戸。
一般的な断熱玄関程度まではレベルアップしていますが、まだまだ熱の漏洩はかなりあります。
カーテンを設置することで削減できる熱エネルギーは200w以上。
省エネに効果がある内窓の設置で200wを節減しようとするなら、10万円程度の出費が必要になることもあるといえば、カーテンの威力がお分かりいただけますかな。
簡単なシミュレーションの結果では、カーテンで仕切られた玄関ホールの気温は9度弱と見込まれる。(外気温-10度、室温20度)
玄関を入った途端にメガネが曇るのも防いでくれるのではないかと期待しています。
2011年12月07日
・【洋服タンス → TVボード】 リフォーム
【アフター】

工房楽木の家具リフォーム
【洋服タンス → TVボード】 仕上がり
タンスがTVボードに変身しました。
解体した木材だけで構成し、あらたには何も足していません。
扉や引き出しのつまみも再利用しています。
前開きの扉は、タンスの扉を半分に加工したもの。
引き出しは前板がタンスの側板。
下段はタンスの扉の鏡板で構成されています。
台座も、元のタンスのイメージを保ったまま寸法を変えて取り付けています。
扉を開けた棚板はタンスの天板を一回り小さく加工しました。
外形寸法 幅1250mm×奥行400mm×高さ450mm
【ビフォー】

2011年12月06日
・原子力を安く見せかける
原子力を安価なエネルギーに見せかけるために、国が悪知恵を働かせている。
半永久的に放射性廃棄物を管理する費用が無視されている。
この費用は天文学的に積み上がるはずだ。
原発の稼動期間の40年で、今後数百年分の管理費用を割ったらいくらになるのだろう。
専門家なら、こうしたところに頭を使え!
原子力はもっとも高価なエネルギーとなるはずだ。
◇ ◇
原発コスト5割増、なおLNG並み 新エネ計画へ政府試算 =日本経済新聞 2011/12/6=
太陽光は20年で半減
政府のエネルギー・環境会議が電源別の発電コストを試算する「コスト検証報告」の原案が5日、明らかになった。原子力は事故費用などを加味し、1キロワット時あたり最低でも8.9円と2004年の試算に比べ約5割高くなったが、なお液化天然ガス(LNG)並み。太陽光は30年までにほぼ半減するものの、割高は変わらない。新試算を踏まえ、政府は最適な電源の組み合わせを示す「ベストミックス」を柱とする新たなエネルギー基本計画を来夏までにまとめる。
電源別の発電コストの試算は、政府がエネルギー政策を見直すうえでの土台となる。これまで再生エネも含めた統一基準による試算はなく、コスト比較が難しかった。
試算は主力の発電方式である火力、原子力ともに大幅なコスト上昇を見込む結果となった。将来の電気料金の引き上げは不可避との見方もある。
東京電力福島第1原子力発電所の事故を踏まえた原発のコストは、東電に関する経営・財務調査委員会報告に基づき、損害賠償など事故費用を約5兆8000億円と仮定。11月に原子力委員会が示したコストより除染費用などで約1兆円上積みした。最低コストの8.9円は依然、火力や再生可能エネルギーに比べて割安となっている。
ただ、試算は除染費用の一部や放射性物質の中間貯蔵施設の建設費などは含んでいない。事故に伴う廃炉費用も未確定。このため8.9円は「あくまでも下限」で、費用が1兆円増えるごとに1キロワット時あたり0.09円コスト増になるとした。事故費用を20兆円とした場合の原発の発電コストは10.2円となる。
火力の発電コストの試算は30年に石炭が10.8円、LNGは11.0円。電力需要の拡大時に使う石油は30年に38.9円で04年試算からほぼ倍増。国際機関による燃料費の高騰予想を加味したためだ。環境税など地球温暖化対策経費も含めた。
原子力の代替エネルギーと期待される風力、太陽光などの再生エネのコストは20年で最大5割減少する。大量生産や技術改良によるコスト低減を見込んだ。
30年までにコスト減を見込む再生エネも10年の足元の試算では依然、高コスト。普及には時間がかかりそうだ。
エネ・環会議のコスト等検証委員会は年末までに最終試算をまとめ、公表する。今後は経済産業省の総合資源エネルギー調査会が中心となり、ベストミックスの見直し論議を本格化する。
半永久的に放射性廃棄物を管理する費用が無視されている。
この費用は天文学的に積み上がるはずだ。
原発の稼動期間の40年で、今後数百年分の管理費用を割ったらいくらになるのだろう。
専門家なら、こうしたところに頭を使え!
原子力はもっとも高価なエネルギーとなるはずだ。
◇ ◇
原発コスト5割増、なおLNG並み 新エネ計画へ政府試算 =日本経済新聞 2011/12/6=
太陽光は20年で半減
政府のエネルギー・環境会議が電源別の発電コストを試算する「コスト検証報告」の原案が5日、明らかになった。原子力は事故費用などを加味し、1キロワット時あたり最低でも8.9円と2004年の試算に比べ約5割高くなったが、なお液化天然ガス(LNG)並み。太陽光は30年までにほぼ半減するものの、割高は変わらない。新試算を踏まえ、政府は最適な電源の組み合わせを示す「ベストミックス」を柱とする新たなエネルギー基本計画を来夏までにまとめる。
電源別の発電コストの試算は、政府がエネルギー政策を見直すうえでの土台となる。これまで再生エネも含めた統一基準による試算はなく、コスト比較が難しかった。
試算は主力の発電方式である火力、原子力ともに大幅なコスト上昇を見込む結果となった。将来の電気料金の引き上げは不可避との見方もある。
東京電力福島第1原子力発電所の事故を踏まえた原発のコストは、東電に関する経営・財務調査委員会報告に基づき、損害賠償など事故費用を約5兆8000億円と仮定。11月に原子力委員会が示したコストより除染費用などで約1兆円上積みした。最低コストの8.9円は依然、火力や再生可能エネルギーに比べて割安となっている。
ただ、試算は除染費用の一部や放射性物質の中間貯蔵施設の建設費などは含んでいない。事故に伴う廃炉費用も未確定。このため8.9円は「あくまでも下限」で、費用が1兆円増えるごとに1キロワット時あたり0.09円コスト増になるとした。事故費用を20兆円とした場合の原発の発電コストは10.2円となる。
火力の発電コストの試算は30年に石炭が10.8円、LNGは11.0円。電力需要の拡大時に使う石油は30年に38.9円で04年試算からほぼ倍増。国際機関による燃料費の高騰予想を加味したためだ。環境税など地球温暖化対策経費も含めた。
原子力の代替エネルギーと期待される風力、太陽光などの再生エネのコストは20年で最大5割減少する。大量生産や技術改良によるコスト低減を見込んだ。
30年までにコスト減を見込む再生エネも10年の足元の試算では依然、高コスト。普及には時間がかかりそうだ。
エネ・環会議のコスト等検証委員会は年末までに最終試算をまとめ、公表する。今後は経済産業省の総合資源エネルギー調査会が中心となり、ベストミックスの見直し論議を本格化する。
2011年12月05日
・寒風に晒される木の葉に想う

信州とはいえ南部だと雪は大して降らないのですが、寒さは北海道・東北と同じくらいになる。
違うのは日中の暖かさ。
朝晩が寒冷地並に冷え込んで、日中は関東並に気温が上がる。
寒暖の差が激しいのが南信の特徴です。
そこで、暖房の秘訣は日中の暖かさを取り込んで、夜半から翌朝までもたせること。
不足する熱量をストーブで補うという考え方です。
だから、薪ストーブで暖めるのは、そこに暮らす人間ではなくて「家」そのもの。
断熱材の内側にあるものを蓄熱材として暖め、翌朝まで徐々に熱を放出させる。
こういう暖房のやり方だと、家の中の温度変化が緩やかになって体に優しくなります。
断熱性が低く、ストーブの熱で室温を保っている家がまだまだ多い。
厳しい寒暖の差に晒される木の葉のような生活から離れることは、すなわち省エネになり、地球温暖化防止につながる。
本当に快適な生活とは、人にも地球にも懐具合にも心地よいはずなんですけどね。
なんてことを、枝先にしがみついている木の葉を眺めながら思ってます。
2011年12月04日
・スタッドレスタイヤに交換

冬の到来とともに自動車のタイヤを雪仕様に交換する。
雪タイヤで半年、夏タイヤで半年のサイクル。
三台の自動車のタイヤを交換するのは、かなり手間がかかる。
工具の助けを借りて、短時間で済ませます。
油圧ジャッキとインパクトレンチを使えば1時間くらい。
タイヤの減りが4本まばらだとどこに取り付けようか迷うので、一番溝の深いものを運転席の下、その次を助手席の下、右後輪、左後輪の順に取り付けることにしている。
FFだから前重心なのと、路面のカント(勾配)が右側が高くなっているので減りが早いからです。
2011年12月03日
・今年の大豆は15kg

コロコロ選粒機として活躍したLED照明のダンボール箱は、続いて選り分け台としても登場します。
シーリングライトの写真が真っ白で、クズ大豆を際立ててくれるのです。
形はいいけど色が悪いものや、虫食いや変色したものを摘んで取り去ります。
きれいな豆は左のトレイに、質の悪い豆は右のトレイに落とします。
コロコロ選粒機を使った二次選別に比べれば、ごく短時間の作業です。
大豆の収穫は次のような段階を経ます。
・引き抜いて収穫
・島立てにして乾燥
・足踏み脱穀機で殻から実を取り出し
・荒い篩いで大きなゴミ取り
・唐箕で軽いゴミや豆を吹き飛ばす(一次選別)
・細かい篩いで土や砂を除去
・コロコロ選粒機でクズ豆を除外(二次選別)
・目視で質の低い豆を取り除く(仕上げ選別)
今年は、こうして15キログラムの大豆を得られました。
二年分の味噌に仕込む予定です。
2011年12月02日
2011年12月01日
・大豆の選別機を作ってみた

選粒機ともいう。
大豆を選り分けるための装置です。
仕組みは単純。
緩やかな勾配を転がり落ちる大豆は形が良いから「良い大豆」。
坂の途中で止まるのは、虫食いや割れ欠けが生じている大豆。
丈夫なダンボールで作るところもツボです。
何百回と持ち上げるので、軽いに越したことがない。
大豆の選別には高価な専用機械を揃えるか、コツコツと目と指先で選り分けるかのどちらかの方法が取られるのですが、このような仕組みを見かけることがない。
オリジナルなのかな。