2011年12月05日

・寒風に晒される木の葉に想う

寒い信州の冬を暖かく暮らすには、暖房が不可欠です。
信州とはいえ南部だと雪は大して降らないのですが、寒さは北海道・東北と同じくらいになる。
違うのは日中の暖かさ。

朝晩が寒冷地並に冷え込んで、日中は関東並に気温が上がる。
寒暖の差が激しいのが南信の特徴です。
そこで、暖房の秘訣は日中の暖かさを取り込んで、夜半から翌朝までもたせること。
不足する熱量をストーブで補うという考え方です。

だから、薪ストーブで暖めるのは、そこに暮らす人間ではなくて「家」そのもの。
断熱材の内側にあるものを蓄熱材として暖め、翌朝まで徐々に熱を放出させる。
こういう暖房のやり方だと、家の中の温度変化が緩やかになって体に優しくなります。

断熱性が低く、ストーブの熱で室温を保っている家がまだまだ多い。
厳しい寒暖の差に晒される木の葉のような生活から離れることは、すなわち省エネになり、地球温暖化防止につながる。
本当に快適な生活とは、人にも地球にも懐具合にも心地よいはずなんですけどね。

なんてことを、枝先にしがみついている木の葉を眺めながら思ってます。

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Posted by komachan at 20:57│Comments(0)雑感
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