2012年10月21日
・ハザ掛けしたら80メートル

落穂拾いも終わり、稲の刈り取り作業が完了しました。
今年の稲は短稈なので、二段に重ねることができずにハザが長~くなりました。
総延長は80メートル!
一反二畝(約360坪)の田んぼですが、無農薬有機栽培なので最高に採れても10俵くらい。
今年は出だしが悪かったから、それよりも少し減ると思います。
でも、多く採ればそれだけ味が落ちるから、一反あたり7~8俵くらいが一番美味しいと思います。
自家消費分よりも余ったお米は、知人に販売して喜んでいただいています。
ご希望の方は、先着順なのでお早めにお知らせください。
2012年10月20日
・稲刈り終了

稲刈り終了。
稲刈り機のリコイル・スタータ(手動でエンジンを始動させるもの)の紐が切れたり、結束機が故障したり、いつものように発生する多難を乗り越えて昼飯前に刈り終えました。
午後からはハザ掛けします。
初冠雪のアルプスを眺めながら、ゆったりと一年の苦労の作を仕上げます。
2012年10月07日
・【敷設155日目】 =布マルチ水田=

積算気温:3246度、日照:1004時間、日射量:3000MJ、葉色スケール:2
稲の刈り取りまで、カウントダウンが始まりました。
出穂後の積算気温は740度になりました。
コシヒカリは出穂後1000~1050度で収穫適期を迎えるので、シミュレーションすると10月17日あたりと見込まれます。
籾の黄化率では85~90%ですから、順調に行けば来週末あたりから稲刈りできそうです。
今年は倒伏することなくシャキッと立っているので、楽に刈り取れそうです。
撮影日 2012.10.07
2012年09月22日
・【敷設140日目】 =布マルチ水田=

積算気温:2960度、日照:902時間、日射量:2755MJ、葉色スケール:4
少しずつ黄金色に近づいてきました。
登熟の最中なので間断灌がいでしっかりと水を与えます。
早期落水は根の活力を低下させ、品質低下や倒伏を助長するので、出穂後 25 日間は飽水管理(間断かん水)を徹底することが一般的に営農指導されてます。
水から栄養をたくさん吸収するんですよね、米は。
撮影日 2012.09.22
2012年09月18日
・【敷設135日目】 =布マルチ水田=

積算気温:2850度、日照:875時間、日射量:2678MJ、葉色スケール:4.5
順調に登熟が進んでいます。
まわりの田んぼでは稲刈りが始まりましたが、うちの刈り取りは一ヶ月先です。
保温育苗の田んぼと直播では差が出て当然。
うちの生育環境の方が本来の姿に近いのではないかと思います。
昔の稲刈りの時期はもっと遅かったといわれていますので。
撮影日 2012.09.17
2012年09月07日
・【敷設125日目】 =布マルチ水田=

積算気温:2620度、日照:791時間、日射量:2477MJ、葉色スケール:5
穂が出揃うと安心します。
定点撮影している正面が最も発育が悪いので一部が青く見えますが、この角度以外からは全体に黄色く染まってます。
出穂が終わったので葉色が濃くなりました。
葉への養分を押さえてでも穂を出すために全力を出していたからでしょうね。
夏の猛暑で米の品質に影響することはなくなりましたが、一方で秋が早く到来するので登熟までに必要な温度(積算気温)が稼げるかどうかが課題です。
台風が来ないことを祈ります。
2012年09月02日
・【敷設115日目】 =布マルチ水田=

やっと出穂しました。
マツバイに成長を阻害された範囲はまだですが、それ以外の全体の40~50%で出穂したので。
今年は、マツバイの影響が大きく、出穂の遅れでその範囲がはっきりと判ります。
美味い米として収穫できるかは今後の気候次第です。
例年並に推移してくれれば10月中旬には刈り取りになるはず。
じっくりゆっくり育った分だけ美味しくなるんじゃないだろうか。
2012年08月28日
・【敷設115日目】 =布マルチ水田=

ちらほらと穂が出てきました。
しかし、出穂とするには少し早い
出穂とは全体の4~5割で穂が出た状態を言うので、明日か明後日くらいではないかと思います。
一方で土壌はかなり良い具合にトロトロになってきました。
水田の土の表層に数センチできる、文字どおりトロトロとした層のことです。
トロトロ層の土は粒子がとても細かくなっています。
さわると滑らかで、まるでクリームのような感じです。
有機物が豊富な土壌は土ごと発酵した状態になります。
ここで増えてくるのが微生物や小動物(イトミミズ)たち。
小さな生き物たちが元気に活動した結果としてトロトロ層が形成されるのです。
トロトロ層は、土の粒子が粉々に細かくなるだけではありません。
土壌中のミネラル成分や肥料成分が溶け出してきます。
美味しい米作りに重要な役割を果たしています。
撮影日 2012.08.28
2012年08月13日
・2012年布マルチ100日目

マツバイの被害で部分的には生育不良ですが、追肥の効果が現れて追いついてきました。
周囲の田んぼはすでに出穂していますが、遅れるのは例年のことなので心配していません。
穂揃いは今月下旬の見込みです。
布マルチによる除草剤いらずの完全無農薬有機質肥料栽培米の人気は高いのですが、今年はどれほどお裾分けを確保できるか。
昨年は台風の被害をもろに受けたので、今年は回避して欲しいなぁ。
それさえなければ、自家用米に加えてお裾分けできる米の量が増えます。
2012年08月08日
・【敷設95日目】 =布マルチ水田=

マツバイに生育を阻害されて貧弱だった範囲で、徐々に茂ってきた。
追肥の効果が現れるのはもう少し先になる見込み。
マツバイの繁茂が見込まれる範囲には、相当量の追肥が必要だということを来年に反映させようと思う。