2014年08月19日
9/6と9/7の長野県にEVで観光は避けましょう
9月6日と7日に白馬で電気自動車やPHVが集結するイベントが計画されています。
白馬 EV・PHV ワンダーランド2014
主催者の目論見だとEVだけでも500台以上を集めたいようです。
集まるだけなら広い会場を用意すればいいのですが、問題は行き帰りの電力をどうやって供給するかです。
この件について主催者は無責任です。
「急速充電スポットなどでは、想像もしていなかった課題が見つかるかも知れません。はたして何が起こるのか。」日本EVクラブの世界記録
白馬周辺は田舎にしては充電施設が整備されていますが、数百台がスムーズに充電できる環境ではありません。
500台のうち半数は中央高速を使うと仮定すると250台。
さらにのその半数がイベントの開始時刻前を目指したとして125台。
リーフの電力消費を基準にして白馬を往復できる範囲にある24時間稼働の急速充電器は7基。
うまく分散したとしても充電器一基当たり18台ですから30分充電すると9時間・・・。
周辺地域の急速充電器で24時間稼働は少ないので、かなりの広範囲に影響が拡散すると思われます。
拡散することで充電渋滞が抑えられるかと言えばそうでもないでしょう。
周辺は全国屈指の観光地ですから、普段の日でも充電待ちは頻繁に発生しています。
猛烈な充電渋滞が生じて、日産のEVカスタマーセンターに問い合わせが殺到すると思われます。
すでに松本日産と長野日産には対応を検討する必要があると助言してあります。
対応するとしても限界があると思いますが、イベント参加者は覚悟してやって来るはずなので多少我慢してもらい、一般利用者を優先するくらいしか策が無いですね。
白馬周辺に唯一ある梓川SAの充電渋滞は想像を絶することになるかもしれません。
万が一、過酷な連続充電が原因で充電器が故障したら・・・。
NEXCO中日本には危機意識を持ってもらうように進言しました。
イベントの趣旨には賛同しますが、周囲への迷惑に配慮が欠けているところは残念ですね。
白馬を目指す方は別にして、6、7日に信州の北中部(中央高速よりも北側)へEVで出かけるのは避けた方が良いです。
長野県民としては、信州を訪れていただくEVユーザーが悲惨な状況に陥らないように願うだけです。
白馬 EV・PHV ワンダーランド2014
主催者の目論見だとEVだけでも500台以上を集めたいようです。
集まるだけなら広い会場を用意すればいいのですが、問題は行き帰りの電力をどうやって供給するかです。
この件について主催者は無責任です。
「急速充電スポットなどでは、想像もしていなかった課題が見つかるかも知れません。はたして何が起こるのか。」日本EVクラブの世界記録
白馬周辺は田舎にしては充電施設が整備されていますが、数百台がスムーズに充電できる環境ではありません。
500台のうち半数は中央高速を使うと仮定すると250台。
さらにのその半数がイベントの開始時刻前を目指したとして125台。
リーフの電力消費を基準にして白馬を往復できる範囲にある24時間稼働の急速充電器は7基。
うまく分散したとしても充電器一基当たり18台ですから30分充電すると9時間・・・。
周辺地域の急速充電器で24時間稼働は少ないので、かなりの広範囲に影響が拡散すると思われます。
拡散することで充電渋滞が抑えられるかと言えばそうでもないでしょう。
周辺は全国屈指の観光地ですから、普段の日でも充電待ちは頻繁に発生しています。
猛烈な充電渋滞が生じて、日産のEVカスタマーセンターに問い合わせが殺到すると思われます。
すでに松本日産と長野日産には対応を検討する必要があると助言してあります。
対応するとしても限界があると思いますが、イベント参加者は覚悟してやって来るはずなので多少我慢してもらい、一般利用者を優先するくらいしか策が無いですね。
白馬周辺に唯一ある梓川SAの充電渋滞は想像を絶することになるかもしれません。
万が一、過酷な連続充電が原因で充電器が故障したら・・・。
NEXCO中日本には危機意識を持ってもらうように進言しました。
イベントの趣旨には賛同しますが、周囲への迷惑に配慮が欠けているところは残念ですね。
白馬を目指す方は別にして、6、7日に信州の北中部(中央高速よりも北側)へEVで出かけるのは避けた方が良いです。
長野県民としては、信州を訪れていただくEVユーザーが悲惨な状況に陥らないように願うだけです。
2014年08月07日
電池保証が日本は5年10万キロ、米は8年16万キロの理由
日産がリーフのバッテリー修理を保証している期限は日本が5年と10万キロでアメリカが8年と16万キロ(10万マイル)です。
なぜ、アメリカの方が長期間なのか。
アリゾナなど高温地域があり、電池の保管寿命に厳しいアメリカなら本来は日本よりも短期間の保証になっていてもおかしくありません。
営業的な理由から販売促進のためにアメリカを優遇しているという考え方もあり得ますが、リスクが大きすぎると思います。
私の考えでは、ユーザーの使用形態の違いにあります。
アメリカの方が一回の利用に乗る距離が圧倒的に長いからです。
狭い日本では短距離の使い方が多くなります。
うちのリーフによる1万キロのバッテリ状態を観察して気が付きました。
片道5キロの通勤に利用する日常では、バッテリーの劣化が急速に進行します。
ところが片道15キロ以上走る時は劣化が止まります。
さらに、200キロ以上走るとバッテリー状態が再生することがあります。
走行用リチウムイオンバッテリーの健全性(Hx)の変化グラフからも読み取れます。

右下がりは劣化を表しています。
急激な劣化は、すべて日常の短距離(片道5キロ)通勤です。
ただし、赤丸の区間だけは片道15キロの距離を走りました。
そこだけ劣化が止まっています。
右上がりは急速充電と長距離走行でモーターへの適度な負荷がかかった時の再生状態です。
停滞している状態は、長距離走行でも再生現象に達していない場合です。
リーフのバッテリーが急速に劣化する短距離走行が日常的にあり得る日本と、ほとんどないアメリカで保証範囲の違いが生じていると考えられる理由です。
なぜ、アメリカの方が長期間なのか。
アリゾナなど高温地域があり、電池の保管寿命に厳しいアメリカなら本来は日本よりも短期間の保証になっていてもおかしくありません。
営業的な理由から販売促進のためにアメリカを優遇しているという考え方もあり得ますが、リスクが大きすぎると思います。
私の考えでは、ユーザーの使用形態の違いにあります。
アメリカの方が一回の利用に乗る距離が圧倒的に長いからです。
狭い日本では短距離の使い方が多くなります。
うちのリーフによる1万キロのバッテリ状態を観察して気が付きました。
片道5キロの通勤に利用する日常では、バッテリーの劣化が急速に進行します。
ところが片道15キロ以上走る時は劣化が止まります。
さらに、200キロ以上走るとバッテリー状態が再生することがあります。
走行用リチウムイオンバッテリーの健全性(Hx)の変化グラフからも読み取れます。

右下がりは劣化を表しています。
急激な劣化は、すべて日常の短距離(片道5キロ)通勤です。
ただし、赤丸の区間だけは片道15キロの距離を走りました。
そこだけ劣化が止まっています。
右上がりは急速充電と長距離走行でモーターへの適度な負荷がかかった時の再生状態です。
停滞している状態は、長距離走行でも再生現象に達していない場合です。
リーフのバッテリーが急速に劣化する短距離走行が日常的にあり得る日本と、ほとんどないアメリカで保証範囲の違いが生じていると考えられる理由です。
2014年07月22日
EVで山岳ドライブ 南アルプス一周報告
電気自動車で楽しむ山岳ルートを紹介しています。
今回は、南アルプスを一周してきました。
充電待ちは、無し。
EVで遠出するデメリットをほとんど感じさせない旅ができました。

浜松のスズキ歴史館で、予定に追加して普通充電100%。
-----------------------
一日目 自宅(駒ヶ根)→御前崎 南アルプス西回り
走行距離 234km
消費電力 19.2kWh
平均電費 12.2km/kWh
二日目 御前崎→自宅(駒ヶ根) 南アルプス東回り
走行距離 306km
消費電力 33.1kWh
平均電費 9.2km/kWh
総合
走行距離 540km
消費電力 52.3kWh
平均電費 10.3km/kWh
※充電記録は最下段を参照
-----------------------
7月19日
6:00 100%充電して自宅を出発
R151~R257を南下して浜松へ。
9:30 航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)を見学
集団的自衛権を行使するための兵器ですね。
喜々として操縦席に乗り込む大勢の見学者。
これが戦争で使われることを忘れてますね。

12:00 浜松日産森田店に急速充電を依頼して、徒歩で『餃子の天海』へ。
充電時間を有効に利用するにはこの方法が良い。
13:00 スズキ歴史館で車とバイク三昧。
200V充電が併設されているので満充電にさせてもらいました。
見学中に雷雨になって、館内にいるのに雨音と雷鳴がすさまじい。
浜松周辺は記録的な降雨だったようですが、退出時には止んでました。


16:00 浜岡原原子力館を見学。
地震と津波対策、核廃棄物の処分などに「安全」を誇張してました。
自然エネルギー館も併設されているが冷房は節電で蒸し暑い。
原発施設は快適だったので、原発推進の真骨頂を見た気がします。

17:30 陽が落ちる前に御前崎の宿に到着。
灯台へも行ってみましたが、雨で景色も良くないので早々に退散。
100Vコンセントをお借りして、チェックアウトまでに100%充電しました。

-----------------------
7月20日
6:30 朝食でお腹を満たし、リーフも満充電で出発。
職人さんも利用する宿なので、朝食の時間を早くしてもらえました。
予定を変更して日本平~久能山東照宮~三保の松原の順で回ります。
8:10 日本平に到着。
バイク自慢のライダーが大勢いました。
手軽に楽しめるワインディングロードとして人気なんですね。

9:00 久能山東照宮への参道を登り始める。
1159段もあるので焦らずゆっくり。(疲れが溜まらないのでお勧め)

11:00 参拝を終えて下山すると2時間の100V充電で2kWh足せました。
エアコンで快適にドライブしても富士宮まで楽々到達できます。

11:15 三保の松原は大賑わいでした。
羽衣の松は、世代交代するんですね。ちょっと興ざめ・・・。

13:00 清水港で昼食にしようと思ったら大混雑。
駐車場に入るまで長蛇の列、中に入ってもマグロを食うには長い列。
予定が大幅に狂いましたが、時間よりも刺身の魅力が勝ります。

14:30 お土産を買おうと富士川サービスエリアへ立ち寄りました。
ここはスマートICにもなっていて、外部の駐車場からも利用できる。
NEXCO中日本の金券を使って、お土産はこうして買うようにしています。

15:30 静岡日産 富士宮店で急速充電。
充電のために時間を使うのは、ここが最初です。
帰り道は疲れが溜まって来ているので、休息が大事ですからね。

17:20 日産プリンス山梨美術館通り本店で急速充電。
フリードリンクに暑い日はアイスクリームのサービスもあって嬉しい。
急速充電器は工場の奥にあるので車を預けます。

20:20 茅野で晩ご飯のお買い物をして帰宅
帰路は諏訪大社付近を通過したのですが、その一時間後には猛烈な雨が降って道路が冠水したようです。
今回の旅では大雨とはニアミスしましたが直接の被害に遭わなかったので運が良かった。
-----------------------
【充電記録】
自宅(200V:100%) 12/12
↓
浜松日産森田店(急速:30分) 1/12⇒9/12
↓
スズキ歴史館(200V:100%) 9/12⇒12/12
↓
御前崎(鴨岡屋)(100V:100%) 7/12⇒12/12
↓
久能山東照宮(100V:二時間) 6/12⇒7/12
↓
静岡日産富士宮店(急速:20分) 3/12⇒8/12
↓
日産プリンス山梨美術館通り本店(急速:90%) 4/12⇒9/12
↓
自宅(駒ヶ根) 1/12
今回は、南アルプスを一周してきました。
充電待ちは、無し。
EVで遠出するデメリットをほとんど感じさせない旅ができました。

浜松のスズキ歴史館で、予定に追加して普通充電100%。
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一日目 自宅(駒ヶ根)→御前崎 南アルプス西回り
走行距離 234km
消費電力 19.2kWh
平均電費 12.2km/kWh
二日目 御前崎→自宅(駒ヶ根) 南アルプス東回り
走行距離 306km
消費電力 33.1kWh
平均電費 9.2km/kWh
総合
走行距離 540km
消費電力 52.3kWh
平均電費 10.3km/kWh
※充電記録は最下段を参照
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7月19日
6:00 100%充電して自宅を出発
R151~R257を南下して浜松へ。
9:30 航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)を見学
集団的自衛権を行使するための兵器ですね。
喜々として操縦席に乗り込む大勢の見学者。
これが戦争で使われることを忘れてますね。

12:00 浜松日産森田店に急速充電を依頼して、徒歩で『餃子の天海』へ。
充電時間を有効に利用するにはこの方法が良い。
13:00 スズキ歴史館で車とバイク三昧。
200V充電が併設されているので満充電にさせてもらいました。
見学中に雷雨になって、館内にいるのに雨音と雷鳴がすさまじい。
浜松周辺は記録的な降雨だったようですが、退出時には止んでました。


16:00 浜岡原原子力館を見学。
地震と津波対策、核廃棄物の処分などに「安全」を誇張してました。
自然エネルギー館も併設されているが冷房は節電で蒸し暑い。
原発施設は快適だったので、原発推進の真骨頂を見た気がします。

17:30 陽が落ちる前に御前崎の宿に到着。
灯台へも行ってみましたが、雨で景色も良くないので早々に退散。
100Vコンセントをお借りして、チェックアウトまでに100%充電しました。

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7月20日
6:30 朝食でお腹を満たし、リーフも満充電で出発。
職人さんも利用する宿なので、朝食の時間を早くしてもらえました。
予定を変更して日本平~久能山東照宮~三保の松原の順で回ります。
8:10 日本平に到着。
バイク自慢のライダーが大勢いました。
手軽に楽しめるワインディングロードとして人気なんですね。

9:00 久能山東照宮への参道を登り始める。
1159段もあるので焦らずゆっくり。(疲れが溜まらないのでお勧め)

11:00 参拝を終えて下山すると2時間の100V充電で2kWh足せました。
エアコンで快適にドライブしても富士宮まで楽々到達できます。

11:15 三保の松原は大賑わいでした。
羽衣の松は、世代交代するんですね。ちょっと興ざめ・・・。

13:00 清水港で昼食にしようと思ったら大混雑。
駐車場に入るまで長蛇の列、中に入ってもマグロを食うには長い列。
予定が大幅に狂いましたが、時間よりも刺身の魅力が勝ります。

14:30 お土産を買おうと富士川サービスエリアへ立ち寄りました。
ここはスマートICにもなっていて、外部の駐車場からも利用できる。
NEXCO中日本の金券を使って、お土産はこうして買うようにしています。

15:30 静岡日産 富士宮店で急速充電。
充電のために時間を使うのは、ここが最初です。
帰り道は疲れが溜まって来ているので、休息が大事ですからね。

17:20 日産プリンス山梨美術館通り本店で急速充電。
フリードリンクに暑い日はアイスクリームのサービスもあって嬉しい。
急速充電器は工場の奥にあるので車を預けます。

20:20 茅野で晩ご飯のお買い物をして帰宅
帰路は諏訪大社付近を通過したのですが、その一時間後には猛烈な雨が降って道路が冠水したようです。
今回の旅では大雨とはニアミスしましたが直接の被害に遭わなかったので運が良かった。
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【充電記録】
自宅(200V:100%) 12/12
↓
浜松日産森田店(急速:30分) 1/12⇒9/12
↓
スズキ歴史館(200V:100%) 9/12⇒12/12
↓
御前崎(鴨岡屋)(100V:100%) 7/12⇒12/12
↓
久能山東照宮(100V:二時間) 6/12⇒7/12
↓
静岡日産富士宮店(急速:20分) 3/12⇒8/12
↓
日産プリンス山梨美術館通り本店(急速:90%) 4/12⇒9/12
↓
自宅(駒ヶ根) 1/12
2014年07月14日
リーフの短命と長寿の分かれ目

上のグラフはすでにお馴染みだと思いますが、赤線が距離、青線がバッテリーの健全性を表します。
青線が立ち上がっているところが再生現象です。
再生現象による健全性の回復が無かったら、グラフの青線は右肩下がりを続けて、バッテリー容量は70%台に落ち込んでいるでしょうね。
走行用リチウムイオンバッテリーを再生するルートが複数確保できたことで、うちのリーフはある程度長寿となる見込みが出てきました。
初期型では3年3万キロあたりでセグ欠けするリーフが多いようですが、その仲間入りを先延ばしできる可能性が大。
日産の特別整備メニューには、バッテリー制御プログラムを補正して容量を復活させる作業もあるようですが、一般ユーザーには告知されていません。
ユーザーレベルでできることは、日常の走行でバッテリーが長寿となる使い方を見出すしかありません。
普通充電と短距離の組み合わせでは短命に陥りますが、そこに効率的な遠出による再生現象を組み入れると長寿に切り替わる。
賢く使えば長持ちする車だと判ってきました。
使い捨てのつもりだったり、短距離しか乗らないリーフだったら短命でもいいかもしれませんが、乗っている間はできる限り性能を高いレベルで維持したいと考えています。
2014年07月13日
走行用リチウムイオンバッテリーを再生するルート

身近で、景色が良く、半日程度で出かけられ、効率よくリチウムイオンバッテリーを再生するルートを開拓しました。
御岳ロープウェイが中間点になりますから、景色は申し分なし。
ほぼ50kmごとに急速充電し、その中間区間で走行モーターに20kWほどの負荷を断続的に与えると、約150kmの走行でHxが1%再生します。
※Hx:走行用リチウムイオンバッテリーの健全性を表す指標。
Hxの1%はバッテリー容量に換算すると0.5%に相当します。
日産では一年に1.5%経年劣化すると想定しているので、三回で一年分を取り戻すとみなせます。
250kmほど走行すれば1.5~2%再生できるルートも開拓してありますが、一日中走り続けるのは疲れてしまうので、半日のルートを探していました。
再生のメカニズムは未解明ですが、再生に至る条件はいくつか発見しています。
リチウムイオンバッテリーそのものが再生するのではなく、バッテリーを制御するシステムを整合させる効果が発揮されるのではないかと考えています。
理屈は追々説明できるようになると思いますが、大事なことは日常の延長線上にあるドライブで劣化したバッテリーを復活させることができるところにある。
特殊なショックなどでバッテリーに刺激を与えるのではなく、行楽に出かけたら結果としてバッテリーが再生しているので安心です。
運よく、日常のドライブルートが再生効果を発揮しているリーフは状態が良いでしょうね。
逆に、再生現象にほとんど遭遇しないリーフは・・・。
時折見かけるひどい状態のリーフに怒るユーザーさんのケースは、これなのかもしれませんね。
2014年07月05日
EVで山岳ドライブ 軽井沢・日光・那須編 (往路)
電気自動車で楽しむ山岳ルートを紹介しています。
今回は、【日光・那須】です。
ドライブルートの往路は下記の通り。
・午前中の仕事を終えてから伊那谷を起点に杖突峠を越えて茅野で充電待ちの時間を利用して近くのスーパーで食材を購入。
・蓼科高原、白樺湖を経て軽井沢の宿に着き、100Vコンセントをお借りしてチェックアウトまで充電。
・川原湯温泉から沼田を抜けて片品村役場で急速充電。
・金精峠を越え中禅寺湖、日光で観光する時間に駐車場にて200V充電し、那須高原に宿泊

-----------------------
奥さんが半日で仕事を切り上げて帰宅したので、準備が整った午後2時ごろに自宅を出発。
杖突峠を越えて茅野の日産で急速充電する時間を利用して今晩と明朝の食材を近くのスーパーマーケットで購入しました。
杖突峠にはメガソーラー施設が稼働していました。
出力は1.4MWらしいので、我が家の35倍もある。

宿は軽井沢倶楽部を利用しました。
娘の勤務先が契約している施設なので、朝夕食持ち込みの素泊まりだと二人で四千円と破格値です。
貸し切り状態だったので、入浴から何から何まで目いっぱいくつろげました。
玄関脇にリーフを止めて100Vコンセントから充電させてもらいました。

軽井沢から先はほとんどが山岳ルートと田舎道になりますが、八ッ場ダムで有名になった辺りの道路は別世界。
旧道をのんびり行こうと思ったら倒木でR145が通行止めでした、残念。
沼田市街も渋滞はなく、片品村役場までスムーズにドライブできました。
充電時間に10時のお茶の時間にします。
急速充電器は自由に利用できますが、30分だと30%→70%でちょっと力不足です。
金精峠を超えるには十分に充電できているのでおかわり充電することなく出発。

金精峠を越えたところで電費は3.5。
電池残量は見込み通りに十分な余裕があるので、日光で普通充電で補充すれば那須まで行けると確信。

戦場ヶ原でしばし散策。

華厳の滝に到着した時は靄がかかっていたが、辛抱強く待っていると姿を現してくれました。
駐車場は310円ですが、土産物店街の裏道がかなり広いので、路駐の車が少なければタダで止められます。

腹ごしらえは「湯葉蕎麦」。
駐車を兼ねて充電(1時間200円)をお願いした日光千姫物語から東照宮へ向かう道すがらのこじんまりとした蕎麦屋さんでいただきました。
大したことはないだろうという思い込みに反して、出汁のおいしさが手打ちそばと湯葉に絡んで美味でした。

東照宮の陽明門は修復中で見られなかったのは残念。
たっぷり時間を取って、彫刻を中心に拝観しました。

甚五郎作の眠り猫は、左側面から見ると獲物を狙う姿に変わる。

那須に着いたら急速充電施設は17時でおしまいで利用できませんでした。
ペンションの裏手に止めて100Vのコンセントをお借りしてチェックアウトまでに100%充電させてもらいました。

-----------------------
【走行の記録】
リーフの電費計算に欠陥があり、今回のルートでは明らかな誤表示が発生しました。
以下、メーター表示に併記して、Leafspyデーターとシミュレーターから精算した電費を記します。
-----------------------
6月26日(木)の走行記録
距離:124km
消費電力:14.4kWh
平均電費:8.6km/kWh(メーター表示)、9.3km/kWh(補正値)
【第一区間】
行程:駒ヶ根の自宅(70%:8/12セグ)→日産茅野店(43%:5/12セグ)
距離:44km
消費電力:5.8kWh、電費:7.7km/kWh(メーター表示)
消費電力:4.7kWh、電費:9.5km/kWh(補正値)
平均気温:23℃
【第二区間】
行程:日産茅野店(急速85%:9/12セグ)→軽井沢(27%:3/12セグ)
距離:80km
消費電力:8.7kWh、電費:9.2km/kWh(メーター表示)=(補正なし)
平均気温:21℃
-----------------------
6月27日(金)の走行記録
距離:262km
消費電力:23.6kWh
平均電費:9.7km/kWh(メーター表示)、11.1km/kWh(補正値)
【第一区間】
行程:軽井沢(100V+急速98%:11/12セグ)→片品村役場(24%:2/12セグ)
距離:120km
消費電力:11.6kWh、電費:10.4km/kWh(メーター表示10.0km/kWh)
消費電力:11.3kWh、電費:10.6km/kWh(補正値)
平均気温:16℃
【第二区間】
行程:片品村役場(急速80%:8/12セグ)→日光(44%:4/12セグ)
距離:61km
消費電力:7.4kWh、電費:9.4km/kWh(メーター表示)
消費電力:4.8kWh、電費:12.7km/kWh(補正値)
平均気温:15℃
【第三区間】
行程:日光(200V80%:9/12セグ)→那須高原(27%:3/12セグ)
距離:81km
消費電力:7.5kWh、電費:10.8km/kWh(メーター表示10.0km/kWh)=(補正なし)
平均気温:21℃
今回は、【日光・那須】です。
ドライブルートの往路は下記の通り。
・午前中の仕事を終えてから伊那谷を起点に杖突峠を越えて茅野で充電待ちの時間を利用して近くのスーパーで食材を購入。
・蓼科高原、白樺湖を経て軽井沢の宿に着き、100Vコンセントをお借りしてチェックアウトまで充電。
・川原湯温泉から沼田を抜けて片品村役場で急速充電。
・金精峠を越え中禅寺湖、日光で観光する時間に駐車場にて200V充電し、那須高原に宿泊

-----------------------
奥さんが半日で仕事を切り上げて帰宅したので、準備が整った午後2時ごろに自宅を出発。
杖突峠を越えて茅野の日産で急速充電する時間を利用して今晩と明朝の食材を近くのスーパーマーケットで購入しました。
杖突峠にはメガソーラー施設が稼働していました。
出力は1.4MWらしいので、我が家の35倍もある。

宿は軽井沢倶楽部を利用しました。
娘の勤務先が契約している施設なので、朝夕食持ち込みの素泊まりだと二人で四千円と破格値です。
貸し切り状態だったので、入浴から何から何まで目いっぱいくつろげました。
玄関脇にリーフを止めて100Vコンセントから充電させてもらいました。

軽井沢から先はほとんどが山岳ルートと田舎道になりますが、八ッ場ダムで有名になった辺りの道路は別世界。
旧道をのんびり行こうと思ったら倒木でR145が通行止めでした、残念。
沼田市街も渋滞はなく、片品村役場までスムーズにドライブできました。
充電時間に10時のお茶の時間にします。
急速充電器は自由に利用できますが、30分だと30%→70%でちょっと力不足です。
金精峠を超えるには十分に充電できているのでおかわり充電することなく出発。

金精峠を越えたところで電費は3.5。
電池残量は見込み通りに十分な余裕があるので、日光で普通充電で補充すれば那須まで行けると確信。

戦場ヶ原でしばし散策。

華厳の滝に到着した時は靄がかかっていたが、辛抱強く待っていると姿を現してくれました。
駐車場は310円ですが、土産物店街の裏道がかなり広いので、路駐の車が少なければタダで止められます。

腹ごしらえは「湯葉蕎麦」。
駐車を兼ねて充電(1時間200円)をお願いした日光千姫物語から東照宮へ向かう道すがらのこじんまりとした蕎麦屋さんでいただきました。
大したことはないだろうという思い込みに反して、出汁のおいしさが手打ちそばと湯葉に絡んで美味でした。

東照宮の陽明門は修復中で見られなかったのは残念。
たっぷり時間を取って、彫刻を中心に拝観しました。

甚五郎作の眠り猫は、左側面から見ると獲物を狙う姿に変わる。

那須に着いたら急速充電施設は17時でおしまいで利用できませんでした。
ペンションの裏手に止めて100Vのコンセントをお借りしてチェックアウトまでに100%充電させてもらいました。

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【走行の記録】
リーフの電費計算に欠陥があり、今回のルートでは明らかな誤表示が発生しました。
以下、メーター表示に併記して、Leafspyデーターとシミュレーターから精算した電費を記します。
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6月26日(木)の走行記録
距離:124km
消費電力:14.4kWh
平均電費:8.6km/kWh(メーター表示)、9.3km/kWh(補正値)
【第一区間】
行程:駒ヶ根の自宅(70%:8/12セグ)→日産茅野店(43%:5/12セグ)
距離:44km
消費電力:5.8kWh、電費:7.7km/kWh(メーター表示)
消費電力:4.7kWh、電費:9.5km/kWh(補正値)
平均気温:23℃
【第二区間】
行程:日産茅野店(急速85%:9/12セグ)→軽井沢(27%:3/12セグ)
距離:80km
消費電力:8.7kWh、電費:9.2km/kWh(メーター表示)=(補正なし)
平均気温:21℃
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6月27日(金)の走行記録
距離:262km
消費電力:23.6kWh
平均電費:9.7km/kWh(メーター表示)、11.1km/kWh(補正値)
【第一区間】
行程:軽井沢(100V+急速98%:11/12セグ)→片品村役場(24%:2/12セグ)
距離:120km
消費電力:11.6kWh、電費:10.4km/kWh(メーター表示10.0km/kWh)
消費電力:11.3kWh、電費:10.6km/kWh(補正値)
平均気温:16℃
【第二区間】
行程:片品村役場(急速80%:8/12セグ)→日光(44%:4/12セグ)
距離:61km
消費電力:7.4kWh、電費:9.4km/kWh(メーター表示)
消費電力:4.8kWh、電費:12.7km/kWh(補正値)
平均気温:15℃
【第三区間】
行程:日光(200V80%:9/12セグ)→那須高原(27%:3/12セグ)
距離:81km
消費電力:7.5kWh、電費:10.8km/kWh(メーター表示10.0km/kWh)=(補正なし)
平均気温:21℃
2014年06月26日
ドライブの楽しみ 写真
リーフに乗り換えてから、日帰り~2泊3日で出かけることが多くなりました。
月に二度はどこかに旅してます。
運転そのものが好きなタイプではないので、出かけた先での楽しみは出会いと撮影。
景色、建物、人や生き物、感動的な出会いをカメラに収められたら、その旅は大成功です。
車を降りて歩くこともあるので器材は絞り込みます。
今日の夕方から軽井沢、日光、那須と巡るので、一番は風景、次に建造物が被写体になると思われます。
カメラのボディは二台、レンズは三種にしました。
広角側から、8-16ミリ、16-50ミリ、70-300ミリ。
常用の16-50、広大な景色を狙う8-16、日光東照宮で必要になる70-300の組み合わせです。
16-50をつけたα77は肩に掛けて、8-16はα55に付けて、70-300と一緒にカメラバッグに。
奥さんとのツーショットも撮りたいので三脚も装着するから、軽くはないですね。
曇り空で暗くなりそうだから、F2.8の16-50を主に使うことになりそうな気がします。

月に二度はどこかに旅してます。
運転そのものが好きなタイプではないので、出かけた先での楽しみは出会いと撮影。
景色、建物、人や生き物、感動的な出会いをカメラに収められたら、その旅は大成功です。
車を降りて歩くこともあるので器材は絞り込みます。
今日の夕方から軽井沢、日光、那須と巡るので、一番は風景、次に建造物が被写体になると思われます。
カメラのボディは二台、レンズは三種にしました。
広角側から、8-16ミリ、16-50ミリ、70-300ミリ。
常用の16-50、広大な景色を狙う8-16、日光東照宮で必要になる70-300の組み合わせです。
16-50をつけたα77は肩に掛けて、8-16はα55に付けて、70-300と一緒にカメラバッグに。
奥さんとのツーショットも撮りたいので三脚も装着するから、軽くはないですね。
曇り空で暗くなりそうだから、F2.8の16-50を主に使うことになりそうな気がします。

2014年06月23日
EVで山岳ドライブ 軽井沢・日光・那須編 (計画)

梅雨の晴れ間を狙って週末は那須まで足を延ばす計画です。
【往路ルートの概要】
・仕事終わりに家を出て、杖突峠を越えて茅野日産で急速充電。
・蓼科を経て軽井沢に宿泊(宿にて100Vで100%充電)
・川原湯温泉から沼田を抜けて片品村役場で急速充電。
・中禅寺湖、日光で観光する時間に駐車場にて200V充電。
・那須高原に宿泊
【バッテリー消費シミュレーション】

・走行距離 360km
・積算標高 6200m(上り)
・消費電力 41.3kWh
・平均電費 8.7km/kWh
今回のルートの特徴は、
1)法定速度+αで車の流れに乗り、エアコンをつけて快適ドライブ。
2)バッテリーは15%から20%を残し、買い出しや観光地、宿などで充電することで充電の時間ロスを減らす。
EVで出かけるとノロノロ運転で電費を稼いだり、充電で時間を浪費するドライブになりがちですが、適地で充電することでEVらしからぬ快適で効率の良いドライブを楽しみます。
二千メートル級を含む高標高の峠をいくつも越えるので、リーフのナビは「目的地に到達できない」と脅すと思われますが、シミュレーションの正確さは実証済みなので安心していられます。
峠は越えることが目的ではなく単なる通過点ですからね。
-----------------------
帰りは、那須高原の宿で100Vの100%充電で出発して、一気に高崎まで高速道路を経路充電なしで170km走り抜け、再び軽井沢を経て家路につきます。
【往復のドライブ情報】
・走行距離 700km
・積算標高 9800m
・消費電力 77kWh
・平均電費 9.1km/kWh
2014年06月17日
EVで信州ドライブ 乗鞍高原編
電気自動車で楽しむ山岳ルートを紹介します。
シリーズ化したいと思うので、内容への注文や目的地に加えてほしい名所など、遠慮なくコメントしてください。
-----------------------
今回は、【乗鞍高原】です。
ドライブルートの概要は下記の通り。
・伊那谷を起点に塩尻を経由して乗鞍高原に入り、自家用車が制限される手前の三本滝でプチハイキング。
・乗鞍観光センターで急速充電して、一の瀬園地で見ごろを迎えたレンゲツツジを鑑賞。
・野麦峠や長峰峠などを越えて木曽へ出て、権兵衛トンネルを抜けて伊那谷に戻ります。

乗鞍スカイラインは一般車両通行止めで、ゲートの前には番人が見張ってます。

でも、乗鞍の魅力はスカイラインだけではなく高原全体に広がっていました。
そのひとつ、三本滝を訪ねました。
往復一時間弱で登山道が整備されていますが、悪路もあるので足ごしらえは必要です。

長野県の名勝に指定され、日本の滝百選にも選ばれている三本滝。
左の滝は水量不足で落水がほとんど無かったけれど、正面の滝と右側の滝は見事でした。

標高差にして300メートルほど下ると、乗鞍観光センターの道を挟んだ向かい側に、立派な電気自動車専用の充電施設が設置されています。
急速充電器の他にも普通充電器が2基あるので、ここに預けて乗鞍探勝にたっぷりと時間をかけることもできそうです。

充電施設の脇を通る道を下ると、広大な一の瀬園地。
ちょうどレンゲツツジが見ごろを迎えていました。

朝8時だというのに多くのカメラマンが朝日に浮かぶ乗鞍とレンゲツツジのコラボレーションを狙っていました。
昨日は雨が降る曇り空でしたが、今日は雲一つない青空。

一の瀬園地に通じる道は、元はスーパー林道として高額な通行料金が徴収されていたようです。
すれ違いが難しいほど狭いところもあり、路上に落石が珍しくないので運転は慎重に。

野麦峠は標柱の文字が消えかかっていましたが、広い展望デッキからの眺めは爽快です。
映画「あゝ野麦峠」も有名ですが、ここには全国唯一の峠の資料館「野麦峠の館」があります。

長峰峠から木曽へ出て、権兵衛トンネルを抜けると伊那谷に戻ります。
長野県側から乗鞍スカイラインが開通するのは7月なので、6月のこの時期は通行量も少なく気持ちの良いドライブが楽しめました。
さらに、リーフのリチウムイオンバッテリーが大幅に再生できたので、二日連続で訪ねてしまいました。
見どころがたくさんあるので、何度でも足を運びたくなる場所です。
秋の紅葉のシーズンには鮮やかに衣替えするので、楽しみが満載です。
-----------------------
6月14日(土) の走行記録
距離:251km、消費電力:24kWh、平均電費:10.4kWh/km
【往路】
行程:駒ヶ根の自宅(100%:12/12セグ)→乗鞍観光センター(17%:1/12セグ)
距離:110km
消費電力:13.8kWh、電費:7.9
平均気温:13℃
最高到達点にて電池残量:1.9kWh(0/12セグ)、航続可能距離:3km
【復路】
行程:乗鞍観光センター(90%:10/12セグ)→駒ヶ根(19%:1/12セグ)
距離:142km
消費電力:10.2kWh、電費:13.9
平均気温:15℃
-----------------------
6月15日(日) の走行記録

距離:225km、消費電力:22kWh、平均電費:10.2kWh/km
【往路】
行程:松本日産 駒ヶ根店(86%:9/12セグ)→乗鞍観光センター(15%:1/12セグ)
距離:86km
消費電力:12.3kWh、電費:7.0
平均気温:8℃
【復路】
行程:乗鞍観光センター(85%:8/12セグ)→駒ヶ根(19%:1/12セグ)
距離:139km
消費電力:9.7kWh、電費:14.4
平均気温:18℃
-----------------------
二日連続で乗鞍に行って感じたことは、気温の変化が激しく電費にかなり影響が出たということです。
朝の気温が6度に下がった影響で、乗鞍への往路は電費が一割以上低下しました。
山岳ドライブはしっかりとした準備と十分な余裕が必要です。
シリーズ化したいと思うので、内容への注文や目的地に加えてほしい名所など、遠慮なくコメントしてください。
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今回は、【乗鞍高原】です。
ドライブルートの概要は下記の通り。
・伊那谷を起点に塩尻を経由して乗鞍高原に入り、自家用車が制限される手前の三本滝でプチハイキング。
・乗鞍観光センターで急速充電して、一の瀬園地で見ごろを迎えたレンゲツツジを鑑賞。
・野麦峠や長峰峠などを越えて木曽へ出て、権兵衛トンネルを抜けて伊那谷に戻ります。

乗鞍スカイラインは一般車両通行止めで、ゲートの前には番人が見張ってます。

でも、乗鞍の魅力はスカイラインだけではなく高原全体に広がっていました。
そのひとつ、三本滝を訪ねました。
往復一時間弱で登山道が整備されていますが、悪路もあるので足ごしらえは必要です。

長野県の名勝に指定され、日本の滝百選にも選ばれている三本滝。
左の滝は水量不足で落水がほとんど無かったけれど、正面の滝と右側の滝は見事でした。

標高差にして300メートルほど下ると、乗鞍観光センターの道を挟んだ向かい側に、立派な電気自動車専用の充電施設が設置されています。
急速充電器の他にも普通充電器が2基あるので、ここに預けて乗鞍探勝にたっぷりと時間をかけることもできそうです。

充電施設の脇を通る道を下ると、広大な一の瀬園地。
ちょうどレンゲツツジが見ごろを迎えていました。

朝8時だというのに多くのカメラマンが朝日に浮かぶ乗鞍とレンゲツツジのコラボレーションを狙っていました。
昨日は雨が降る曇り空でしたが、今日は雲一つない青空。

一の瀬園地に通じる道は、元はスーパー林道として高額な通行料金が徴収されていたようです。
すれ違いが難しいほど狭いところもあり、路上に落石が珍しくないので運転は慎重に。

野麦峠は標柱の文字が消えかかっていましたが、広い展望デッキからの眺めは爽快です。
映画「あゝ野麦峠」も有名ですが、ここには全国唯一の峠の資料館「野麦峠の館」があります。

長峰峠から木曽へ出て、権兵衛トンネルを抜けると伊那谷に戻ります。
長野県側から乗鞍スカイラインが開通するのは7月なので、6月のこの時期は通行量も少なく気持ちの良いドライブが楽しめました。
さらに、リーフのリチウムイオンバッテリーが大幅に再生できたので、二日連続で訪ねてしまいました。
見どころがたくさんあるので、何度でも足を運びたくなる場所です。
秋の紅葉のシーズンには鮮やかに衣替えするので、楽しみが満載です。
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6月14日(土) の走行記録
距離:251km、消費電力:24kWh、平均電費:10.4kWh/km
【往路】
行程:駒ヶ根の自宅(100%:12/12セグ)→乗鞍観光センター(17%:1/12セグ)
距離:110km
消費電力:13.8kWh、電費:7.9
平均気温:13℃
最高到達点にて電池残量:1.9kWh(0/12セグ)、航続可能距離:3km
【復路】
行程:乗鞍観光センター(90%:10/12セグ)→駒ヶ根(19%:1/12セグ)
距離:142km
消費電力:10.2kWh、電費:13.9
平均気温:15℃
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6月15日(日) の走行記録

距離:225km、消費電力:22kWh、平均電費:10.2kWh/km
【往路】
行程:松本日産 駒ヶ根店(86%:9/12セグ)→乗鞍観光センター(15%:1/12セグ)
距離:86km
消費電力:12.3kWh、電費:7.0
平均気温:8℃
【復路】
行程:乗鞍観光センター(85%:8/12セグ)→駒ヶ根(19%:1/12セグ)
距離:139km
消費電力:9.7kWh、電費:14.4
平均気温:18℃
-----------------------
二日連続で乗鞍に行って感じたことは、気温の変化が激しく電費にかなり影響が出たということです。
朝の気温が6度に下がった影響で、乗鞍への往路は電費が一割以上低下しました。
山岳ドライブはしっかりとした準備と十分な余裕が必要です。
2014年06月05日
・「さらば、亀」の旅 その2
「さらば、亀」の旅、二日目は、三河湾リゾートリンクスを満充電で出発し知多半島を一周します。
宿(三河湾リゾートリンクス)で満充電にしていただいたので、回生発電しない。
ブレーキの効きが普段と違うことに気を付けて出発。
知多半島を時計回りに一周する海岸線ドライブです。
潮風が美味しい♪
師崎港フェリーターミナルは日間賀島に渡る若者たちが大勢で賑やかでした。
売店のお土産は、試食が豪華!
安くて、たくさん入った、えびせんべいの徳用袋がお得!!

船の次は飛行機。
セントレアで異国のとの接点を感じた後に、熱田神宮に向かいます。

神宮の無料駐車場が混雑していたので、駅前駐車場で充電を兼ねて駐車。
しかし、GoGoEVの口コミがガセネタで、用意した変換ケーブルが使えずに100V充電に切り替えました。

熱田神宮の昼食は、境内で宮きしめん。
昼時を外しても、注文待ちの列が途絶えません。

猛暑の名古屋市内はエアコンで涼しく快走します。
名古屋城も暑かった(^_^;)
階段の上り下りで疲れました・・・。

充電に寄った愛知日産 上更通店では、花束、リンゴジュースを頂戴し、たまたまキャンペーン中だったのでエクレアまでご馳走になりました。
おまけに店内のアイスクリーム無料のサービスもあり、猛暑の名古屋にあるオアシスです。

名古屋高速に乗ったら事故渋滞。
しばらくノロノロ運転が続きましたが、抜けてからは法定速度+10~15キロで流れに乗ります。
中央高速でも90~100キロのスピードで、エアコンを効かせがら快適ドライブ。
最後の充電ポイント恵那峡SAでも充電待ちは無く、結果として充電待ちは全くありませんでした。
(浜松日産入野店で店員が親切に他店を紹介してくれたおかげです)

愛知日産上更店と恵那峡SAに要した充電時間は合わせて51分。
おやつと土産物選びで、充電のために待たされた時間ありませんでした。
【本日の走行記録】
距離:288.3km、平均電費:8.7kWh/km
R1:三河湾リゾートリンクス(100%:一晩)→熱田神宮
距離:124.3km
消費電力:10.8kWh、電費:11.5
電池残量:5.4kWh(3セグ)
R2:熱田神宮(100V:1時間)→愛知日産 上更東店 温度計は35度!!
距離:9.7km
消費電力:1.5kWh、電費:6.7 (エアコンON)
電池残量:5.1kWh(3セグ)
R3:愛知日産 上更東店(90%:29分)→恵那峡SA 温度計は36度!!!
距離:74.0km
消費電力:10.1kWh、電費:7.3 (エアコンON)
電池残量:4.6kWh(2セグ)
R4:恵那峡SA(90%:22分)→駒ヶ根(自宅) 温度計は32度!
距離:80.3km
消費電力:10.8kWh、電費:7.4 (エアコンON)
電池残量:3.9kWh(2セグ)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「さらば、亀」の旅は奥さんとの二人旅で620kmを走り、平均電費は9.8km/kWhでした。
名古屋市内や高速をキビキビ走って、エアコンで涼んで、この電費で走れるリーフは偉い!
二日間の急速充電には四か所で1時間25分だから一か所あたり21分。
効率的な充電計画で時間を有効に使うことができました。
(地元の日産での早朝充電は含んでいません。100%充電で出発すれば充電不要でしたが、バッテリのテストのために急速充電したので。)
参考までに、法定速度でノロノロと省エネ運転に徹すれば電費は11km/kWhに跳ね上がります。
電気自動車の旅は、計画をしっかりと立てればハラハラドキドキすることもないし、電欠の心配もありません
食事や観光をうまく組み合わせれば、充電に無駄な時間を浪費することもありません。
これからEVユーザーになろうとお考えの皆さんは、EVでも安心して出かけられるのだと知ってください。
・車:日産リーフ(初期型)
・タイヤ:エコピアPZ-X(転がり抵抗AAA)
・積載重量:200kkg(人員二名、ポータブル発電機含)
宿(三河湾リゾートリンクス)で満充電にしていただいたので、回生発電しない。
ブレーキの効きが普段と違うことに気を付けて出発。
知多半島を時計回りに一周する海岸線ドライブです。
潮風が美味しい♪
師崎港フェリーターミナルは日間賀島に渡る若者たちが大勢で賑やかでした。
売店のお土産は、試食が豪華!
安くて、たくさん入った、えびせんべいの徳用袋がお得!!

船の次は飛行機。
セントレアで異国のとの接点を感じた後に、熱田神宮に向かいます。

神宮の無料駐車場が混雑していたので、駅前駐車場で充電を兼ねて駐車。
しかし、GoGoEVの口コミがガセネタで、用意した変換ケーブルが使えずに100V充電に切り替えました。

熱田神宮の昼食は、境内で宮きしめん。
昼時を外しても、注文待ちの列が途絶えません。

猛暑の名古屋市内はエアコンで涼しく快走します。
名古屋城も暑かった(^_^;)
階段の上り下りで疲れました・・・。

充電に寄った愛知日産 上更通店では、花束、リンゴジュースを頂戴し、たまたまキャンペーン中だったのでエクレアまでご馳走になりました。
おまけに店内のアイスクリーム無料のサービスもあり、猛暑の名古屋にあるオアシスです。

名古屋高速に乗ったら事故渋滞。
しばらくノロノロ運転が続きましたが、抜けてからは法定速度+10~15キロで流れに乗ります。
中央高速でも90~100キロのスピードで、エアコンを効かせがら快適ドライブ。
最後の充電ポイント恵那峡SAでも充電待ちは無く、結果として充電待ちは全くありませんでした。
(浜松日産入野店で店員が親切に他店を紹介してくれたおかげです)

愛知日産上更店と恵那峡SAに要した充電時間は合わせて51分。
おやつと土産物選びで、充電のために待たされた時間ありませんでした。
【本日の走行記録】
距離:288.3km、平均電費:8.7kWh/km
R1:三河湾リゾートリンクス(100%:一晩)→熱田神宮
距離:124.3km
消費電力:10.8kWh、電費:11.5
電池残量:5.4kWh(3セグ)
R2:熱田神宮(100V:1時間)→愛知日産 上更東店 温度計は35度!!
距離:9.7km
消費電力:1.5kWh、電費:6.7 (エアコンON)
電池残量:5.1kWh(3セグ)
R3:愛知日産 上更東店(90%:29分)→恵那峡SA 温度計は36度!!!
距離:74.0km
消費電力:10.1kWh、電費:7.3 (エアコンON)
電池残量:4.6kWh(2セグ)
R4:恵那峡SA(90%:22分)→駒ヶ根(自宅) 温度計は32度!
距離:80.3km
消費電力:10.8kWh、電費:7.4 (エアコンON)
電池残量:3.9kWh(2セグ)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「さらば、亀」の旅は奥さんとの二人旅で620kmを走り、平均電費は9.8km/kWhでした。
名古屋市内や高速をキビキビ走って、エアコンで涼んで、この電費で走れるリーフは偉い!
二日間の急速充電には四か所で1時間25分だから一か所あたり21分。
効率的な充電計画で時間を有効に使うことができました。
(地元の日産での早朝充電は含んでいません。100%充電で出発すれば充電不要でしたが、バッテリのテストのために急速充電したので。)
参考までに、法定速度でノロノロと省エネ運転に徹すれば電費は11km/kWhに跳ね上がります。
電気自動車の旅は、計画をしっかりと立てればハラハラドキドキすることもないし、電欠の心配もありません
食事や観光をうまく組み合わせれば、充電に無駄な時間を浪費することもありません。
これからEVユーザーになろうとお考えの皆さんは、EVでも安心して出かけられるのだと知ってください。
・車:日産リーフ(初期型)
・タイヤ:エコピアPZ-X(転がり抵抗AAA)
・積載重量:200kkg(人員二名、ポータブル発電機含)